なんと、今月3度目の銀座出動の日。
なぜこんなに銀座づいてるんだか。
今日はNHKの番組で生中継。
銀座のいなりをアナウンサーが訪問するってことで、
3ヶ所回る予定のうち、朝日稲荷神社をわたしが担当。
アナウンサーと一緒にエレベーターにのって屋上へ行き、
社務所の方に屋上のパイプの中の土を見せていただく。
そしてNHK菓子。
朝、銀座五十音で待ち合わせ。
銀座八丁神社めぐり。
チンドンのジュンマキ堂の皆様と一緒に銀座のいなりを回り、
神社について解説を入れるというミッション。
銀座稲荷神社→宝珠稲荷→朝日稲荷神社→松屋銀座屋上龍光不動尊→宝童稲荷→銀座SIX屋上の靍護稲荷
という順。
参加自由のイベントなので、場所によって話を聞きに来てくれる人にばらつきあり。
一番多かったのは銀座SIXかな。次は宝童稲荷。
銀座SIXは話を終えたのち、ぐるっと屋上を回って銀座眺望解説をしたのだった。
で、一緒に回ったので、ジュンマキ堂のチンドン演奏もめちゃ楽しんだのだけど、
なんかすっごくリズムも音も気持ちよく馴染むなと思ったら、
あれだ、アイリッシュトラッド、The PoguesやThe Chieftainsと同じ空気だ。
で、素直にその感想を言ったら、同意してくれました。
庶民の民族音楽として同じものが流れているというか。
チンドンは鉦と太鼓の音を表す擬音が語源らしい。
わたしがチンドンっていいなと思ったのは、
阪神淡路大震災をきっかけに産まれた、
ソウル・フラワー・ユニオンのチンドン・ユニット
「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」
電気のない被災地での演奏を可能にするため、フルアコースティックのチンドンユニットにし、
戦前の歌謡曲や民謡などをアレンジして演奏していたというもの。
「アジール・チンドン」と「レヴェラーズ・チンドン」を持ってるけど、
どっちもすごく良いのだ。もう「ハイカラ・ソング」や「インターナショナル」や「美しき天然」あたりはソウル・フラワー・モノノケ・サミットアレンジがメインになってる。
ジュンマキ堂のは……「村まつり」が良かったー。
銀座オフィシャルで連載してる「銀座いなり探訪」の取材のため、
銀座七丁目出雲橋跡たもとで宇井野さんと待ち合わせ。
江戸時代、銀座は一丁目から四丁目までで、
五、六丁目は尾張町、七丁目は竹川町、八丁目は出雲町だったのだ。
そこで熊谷稲荷の取材。なかなか入れない場所で話を聞く。ちょっと書けないな、という昭和の頃の話もまたよし。
普段は行かないような場所から。 |
お馴染みの四丁目交差点。 |
面白いおそばやさんがあるんですよということで連れて行ってもらったお店が面白かった。お昼だけ蕎麦を出す小さな飲み屋さん。おいしいおそばでありました。
午後は二丁目まで歩いて銀座稲荷の取材。
これはめちゃレアなとこを見せていただいたのでうれしい。
その後、SIGMA fp Lで銀座から日比谷の街を撮りながら日比谷駅へ向かい、
帰宅し、
夕方からはXperia 1 IIIのメディア向けの小規模なオンライン説明会があり、
あれこれ質問もしたりしてテレワーク取材を行う。
そうそう、今までの銀座いなり記事はこちらに。