★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

この社会が犯罪者を作っている

2018å¹´06月28æ—¥ | â˜…道をひらく
最近、まんが王国で、
「拝啓、アスペルガー先生」


というマンガが広告についているのを見て
著者の奥田健次さんに興味を持ちました。

そして、ずっと前に買った本

「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」

の著者:shizuさんのブログ
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉:ABAで自閉っ子と楽しく生活

この記事で、奥田健次さんという人を知りました。
さらにググってみると、


絶対あきらめないで!「暴力・暴言・物壊し」は必ずゼロにできる
臨床心理士/行動分析学者の奥田健次
ダイヤモンド・オンライン 2014.12.22

「ただ、現実はまったなしの状況です。
このままでは、次の佐世保事件が次々と起きる世の中なんですよ、ということを親自身が強く認識する必要があるのです。」


4年も前に、奥田さんは警笛を鳴らしていました。

そう。

そしてまた、起きてしまいました。



6月9日に起こった東海道新幹線殺傷事件。3人の乗客が刃物で襲われ、男性1人が死亡。殺人未遂容疑として逮捕されたのは小島一朗容疑者(22)だった。
小島容疑者は犯行を認め、「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と供述しているという。

東海道新幹線殺傷事件は「親への究極の復讐」である 精神科医の片田珠美氏の分析
デイリー新潮:2018年6月20日掲載



炎上しても言う「新幹線死傷、虐待殺人の容疑者らの生い立ちが知りたい」カンニング竹山
AERA dot. (アエラドット)2018.6.20

「親が両方いようが、片親だろうが、親がいなかろうが関係なくて、道徳心とか、人との付き合い方とか、人への優しさとかちゃんと教えられていたのか。
そういう肝心なことが検証されていないと思うんですよね。」

「こういう人間が起こす事件を何回繰り返せばいいんだろう。加害者が精神の病気や心身の障害を抱えていることもあるけど、その状況にある人みなが事件を起こすわけじゃない。そこに至るまでに何があったのか、家庭環境とか幼いころの周りの大人の関わり方とかをちゃんと報道するべきだし、それが視聴者への注意喚起にもなると思うんですよ。幼いころにそういう兆候が見えたときに身内を含め、周りの大人はどう対処していくのかとか、そこがちゃんと知りたいところですよね。」


カンニング竹山さんが言っているように私も生い立ちが気になっています。
絶対にそうさせる原因があるはずだと私は思っています。


そして、さらにまた…



富山市で26日、警察官ら2人が刃物や拳銃で殺害された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された富山県立山町末三賀、アルバイト店員島津慧大(けいた)容疑者(21)。近所の住民からは「あいさつをしてくれるいい子だった」という声が聞かれたが、最近は夜中に度々どなり声を聞いた人もいた。
「いい子だった」元自衛官、最近は度々どなり声:
社会:読売新聞(YOMIURI ONLINE)
2018年06月27日 12時53分


奥田健次さんが言っていたように、次々と起きています。
本当に待ったなし。

教育研究家の方々は、生い立ちや生育環境をどうして徹底的に研究しないのだろうといつも疑問に思っている。
こういう容疑者たちの生い立ちが、犯罪者を生み出す仕組みになってしまっているのなら
それを改善する方法が見つかるはずだと私は考えている。

奥田健次さんの著書は参考になるのではないだろうか。



「世界に1つだけの子育ての教科書
――子育ての失敗を100%取り戻す方法」

奥田健次(2014/12/19)


「この子、嫌だな」と思ったこと

2018å¹´06月27æ—¥ | â˜…道をひらく
サークルでしか会わない子だけど、
最近、このSさん親子がちょっとなって思うところがあります。
いつだったか

「ぼく、テストで百点取ったんだ!」

と自慢してきました。
その時、私はなんだか嫌な印象を持ちました。
バーベキューをやっているときに、です。

なんでここで今、テストの点数の話??

うちの息子たちは、人のお母さんに
わざわざテストの点数の話なんかしないけどな〜って思いました。

この子は、点数がいいことをいつも褒められているのかなと思いました。テストの点数を大切だと思っていること自体が嫌だなって私は感じました。そういう意識を植え付けてしまうと、友達のことも成績で差別するようになるんじゃないのかなって感じて。


さらに、その子はサークルで会っても
最近素っ気ない態度でなんだか嫌な雰囲気です。

彼の中で、ケンとコウは付き合うのに価値のない子と
排除されているのかもしれないなと感じました。

ケンとコウは今時珍しい、昭和のわんぱく坊主のような素直な子どもたちだから。
それにゲームも、ネットもやらない(やらせない)し。

そして、その子のママ。
最近、公立の中等教育学校の入学を考えているそうです。

そして、そのサークル代表の息子さんも
どうやら中等教育学校に入学させてようと考えていて
塾に通い、中学受験に備えているそうです。

それはそれで、その人の考えなのでいいのだけれど、
なんだか私の中で違和感を覚え始めました。

たぶん私が目指している子育ての目標と
彼女たちの目指しているものがだんだん違ってきているのが感じられてきたからかもしれません。

私の子育ての目標は

「どんなに時代が変わっても
 どうしたらいいかを自ら考えて行動できる、
 転んでも立ち上がれる力強い大人になって
 自分の持てる力を社会のために役立てて、
 信頼できる人たちと幸せに暮らして欲しい。」

というものです。
目標の中に、学校の成績とか、学歴とか、入っていません。
確かに成績はいいに超したことはないけれど、
そんなもの大人になったときは、大して重要ではありません。

その子が自信を持って、やる気にさえなれば
勉強なんてできるようになると私は思っているから。

彼女たちは感性を育てるサークル活動をしているけど
なんだかんだ言って、成績や学歴を気にしているようだなって思いました。

私も彼女たちの中等教育学校の話を聞いて正直、悲しく、うらやましくも思いました。なぜなら、ケンは発達性ディスレクシアだから、中等教育学校にはそもそも行けないから。

そう。

悲しいと感じるのは、私もどこか、昭和の遺物の
「学歴社会」の思考があるんだなと感じています。


Sさんの息子は5年生になって、クラス替えで仲の良かった友達と離れてしまい最近、泣いているんだそうです。確かに、かわいそうだとは思うけど、隣の教室にいるんだから、休み時間とか隣のクラスに入って仲の良い友達のところに行けばいいのにどうして行かないのだろう?って思いました。別に隣のクラスに入ってはいけないという校則はないだろうに。

暗黙の了解で「隣のクラスに入ってはいけない」
というルールがあるから入れないのだろうね、
とSさんは言っていました。

別にそんなの気にしなくてもよくない?
また、日本独特の同調圧力のせい?かな。
そんなもん、ぶち壊しちゃえば良いのに。
その勇気はないんだね。

ケンも、コウも、いじられて、嫌な思いをしたときにその相手に勇気を出して言い返すことをして、乗り越えた経験があります。

そのおかげか、人に嫌なことをされたり、言われても、しっかり言い返せるせいか、嫌な思いがたまらないので特に気にしていないみたい。ちゃんと言い返せるおかげで、大きないじめにも発展していないみたいです。パピーいしがみさんのテキストのおかげです。ありがたや。

私は、テストで百点取ることや中等教育学校に合格することよりもそういう人としての良い振る舞いや処世術、くじけない精神力を身につけて欲しいと思っています。
「なにくそ!」と思える力強さを持って、どうにかしてやってやるぜ!と考えて行動していって欲しい。

中等教育学校で同じような人が集まる温室のようなところで育ったら、嫌なことや人を乗り越える経験もしていないのに
多様性あふれるこの社会で、いや、世界で生きていけるのだろうか。

だから、私はケンもコウも地元の公立中学校に行かせようと思います。

「中学受験しないで良かった? 大人になってわかる公立中学に通うメリット」

色々な人たちと、色々な経験を積んで、嫌なことも自分の力で乗り越えて
どんな未来でも、自分で道を切り開いて行ける人になって欲しい。

そこが彼女たちと考え方が違うのかもしれません。
だから違和感があるのかな。

まぁ、人のことよりも自分の子どもたちの成長が一番大切だよね。

「友達」だと思うから、なんだか嫉妬しちゃうんだよね。

仕方がないね。
きっともう彼女たちとは
一緒にはいられなくなってしまったんだね。
本当に悲しくて、残念だけれど。


もうすぐ、お別れの時だね。

くそ~~~!私のこと軽く見やがって!
いつか、私のことを軽く見たことを
後悔されるだけの人になってやる!
ああ、あの時、もっと大切に付き合えば
よかったって思わせてやる!

なぁんて、負けず嫌いの私が顔をのぞかせました。

嫉妬もするよ、にんげんだもの。

子どもの居場所をつくる

2018å¹´06月11æ—¥ | â˜…道をひらく
2018.02.10 現代ビジネス | 講談社
虐待・貧困・発達障害…全てを抱えた子が
「みんなの学校」で得たもの
「アルマーニ」とは真逆の公立学校で

木村 泰子:大空小学校初代校長


私が住む街で、6月4日(月)から
学習支援教室「寺子屋」が始まった。
社会福祉協議会が主催で、市からの委託事業で行っている。

貧困家庭の子どもの救済のための場のようだ。

その打合せで、塾の講師をしている男性に関して私は嫌な印象を持った。そもそもが、人の話を聞かない人だなと感じたのだけどね。塾の講師は、とにかく学力とか、勉強のどこができているとかできないとかそんな話ばかりだった。

貧困などで居場所のない子、勉強ができない子は確かに学力が低い子が多い。

私は、学力とか勉強ができないとかはそう問題ではないと思っている。本人にやればできるんだ!という自信さえつけば、絶対にできるようになると確信しているからだ。
パピーいしがみさんが教えてくれた「スモールステップの原理」を使って、できることを少しずつ増やし、自信をつけさせれば、本人があるところから、爆発的に自分で力をつけていくと思うからだ。

自信をなくさせているのは、周りのサポートがないから。
特に、親のサポートがないからだ。
一番、頼りにしている親が子どもに関われない状況では、子どもが勉強などをがんばりりたくても、がんばることができない。

木村先生の記事は、親が頼りにならなくとも、学校の先生やクラスメート、地域の人が寄り添ってくれて、安心した居場所持つことで育てられたレイが素晴らしい人に育ったことがそのことを物語っていると思った。

私はこう考えている。

犯罪者は社会(周りの人たち)が作っている。
この社会が「困ったときはお互い様」だったら、きっと犯罪者は少なくなる。

と。

なぜそう言えるか。
私が小学6年時、犯罪者になるか、ならないかのギリギリの精神状態だったからだ。

「私を苦しめる、あいつらを殺してやろうか。」

いつもそう思っていた。
周りの人間すべてが敵に思えた。

困っているのに、誰も助けてくれない。
寄り添ってくれない。
私を誰もわかってくれない。
私には居場所がない。

そんな世界に子どもを置いたら、どうなるか。


「私をどうせ大切にしてくれないのなら、
 こんな世界ぶっ壊してやる。」


ってなるよね?

レイの置かれた環境はその反対だった。

大空小学校の先生たち、クラスメート、地域の人が寄り添い、支えてくれた。心の支えになる自分が自分でいられる、受け止めてもらえる「居場所」がある。

だから、

親がいつも側にいなくても、勉強ができなくても、貧しくても、発達障害というレッテルを貼られても、一人の子が安心して学べる居場所がある、ただこれだけで、この子は安心して自分が育つという事実を作ったのです。ですから中学で体罰を受けても、「担任の先生が苦しくなるから行くのを止めよう」と考えられるのです。


レイは信じられる人がいるからこそ、強さと優しさを持つ青年に育つことができたんだと思う。

「あなたはこれまで生きてきた中で信じられる人がいましたか」
レイは「います。」と答える。
「それは誰ですか?」
という問いにレイは、
「大空の人たち」
と書いた。
「人たち」というのは、レイの周りにいつもいた「大空をつくっている大人たち」のこと。

すべての子どもたちが地域の学校に居場所を作り、
自分から自分らしく「未来の自分」を誇らしく感じられるような学びができること。
教育の原点は、ここを外して未来はない。


と木村先生は言っています。

私も自分の体験から、本当にそう思います。

私はだから、この地域に良い意味で復讐をしてやろうと考えています。
それは、私がされたことと、逆のことをするのです。

地域で、地域の子を育てられるように、親を、先生を、地域の人の考え方を一人でも多く変えていくこと。

子ども会育成会会長として、色々しているけど、正直挫折してしまうかもしれないなって思うこともある。
でも、私の想いを分かってくれる人が、同じ保護者や先生がいる。
少しずつ、少しずつ、大空小学校のような地域に変えて行けたらいいなって思う。

お母さん、叱ってください

2018å¹´06月07æ—¥ | â˜…道をひらく
室井佑月「お母さん、叱ってください」
2018.5.11 07:00 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

 討論番組に出て、政権批判、権力者の批判などをすると、「文句あるなら対案を出せ!」などといわれる。あたしゃ、政治家じゃないし、そういうことをいわれる筋合いもないと思うが、じつはいわないだけで対案なんかとっくに出してる。
 小狡く、可愛げのない男に息子を育てていないのが、あたしの対案だったりする。


そうそう。
室井さん、私も同じ事を考えて、息子たちを育ててる。
息子たちを、今の卑怯な権力者のような振る舞いをしない
ステキな男性に育てることが、
この国を変えることだと私は考えた。

今、この国をダメにしているのは、散々甘やかして
ダメな男を育ててしまった
母親たちの責任が大きいと感じている。


彼らの母親は、なにを考え、こんな男を作ったの?


同じく、私もそう思う。
付き合ったダメ彼氏のことをそう思ったことがある。
だから、私は、子どもを産むときに男の子だったら、
女の子以上にしっかり育てないといけないと思い、
今、ちょっと頑張り過ぎちゃっています( ̄。 ̄;)

この国を仕切っている人々は、自分さえ良ければ、自分の立場だけ守れれば、自分だけ儲かれば、
自分さえ仲間内で良い顔できれば、バレなきゃどんなエゲツないことしても……
そんなやつらばっかりで。
 頭がそうだと裾野まで、そういう輩が多くなる。


ホント、そだねー。
男だけじゃなく、そういう女もいるよね。

みんなのお金、税金を預かっているのに
あの振る舞いはいかがなものかと私も思う。

小学生の息子たちに、説明するときも
政治家たち、財務省の官僚たち、
日大のアメフト部の管理者たちの
話しをするときは「悪い例」として話している。

「ああいうカッコ悪い大人になりたい?
 お母さんは、あなたたちに
 カッコいい大人になって欲しいな。」


ってね。

だから、私は息子たちを変に甘やかさずに

「ダメなものはダメ!」

で育てています。

お兄ちゃんがいな~い♪

2018å¹´06月05æ—¥ | â˜…育児
小学5年のケンが宿泊学習に今日から1泊2日で行きました。

NEWクレラップ「お姉ちゃんがいない」編



小学3年のコウがこれから
まさにこの状態になりそうです( ̄∇ ̄)


入院ではなく、ケンがいない夜を過ごすのは
ケンの幼稚園のお泊まり保育依頼初めて。
もっと言うと小学生になってからは初めてのことです。

いつもちょっとの事で
兄弟ゲンカが勃発する二人。

「かしてって言わなかった!」

「勝手に取った!」

「かしてくれない!」

「コウはずるいんだよ!」

「ケンはバカなんだよ!」


ケンカの原因はだいたいがモノの取り合い。
お互いにうまく貸し借りができません。
言い合っているうちにののしり合って
殴り合いになります。


お気に入りを独り占めしたいけど
お互いがいるので、いつもはそれもできません。

でも。。。

今日はできます。


でも、ケンカする相手がいるっていことが
どんなにステキなことか。

一人っ子の私からすれば、うらやましい限りです。


明日、ケンが帰ってきたとき
きっと思うでしょうね。

「やっぱり一緒がいい~~♪♪」