★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケン:チャレンジタッチ2年生

2015å¹´06月25æ—¥ | â˜…育児
チャレンジタッチが届いて
本日25日が教材データの配信日だったので
楽しみにしていたケンは、午前5時45分という早起きをして
チャレンジタッチで勉強を始めました。



ものすごく楽しみにしていたんだろうな~と
思いました。

すごくやる気のあるケン。
私も嬉しくなり、ニコニコで見守りました

しかし、そこへ相棒の残念な言葉が…。

「そんなの、何も朝からやらなくてもいいんだよ」

仕事に出発する時間に追われているのもあるけど
あれだけやる気を失っていたケンが
ものすごいやる気をだして
チャレンジタッチで勉強に取り組んでいるというのに
ものすごい勇気くじきの言葉に私はがっかり。

「せっかくやる気になってやっているのに
 どうしてそういうこと言うの!?」

と思わず、相棒を怒ってしまいました。

夫も褒めて、認めて、包んで
お父さんに育てないと…
3人も育てないといけないなんて。
って、自分もか
じゃあ、4人だ


夕方、私が仕事を終えて帰宅すると
相変わらず宿題をやっていないケン。

ケンは私と同じで夢中になると
なかなか切り替えができません。

チャレンジタッチでやる気になったのはいいけど
チャレンジタッチに夢中になって、
肝心の宿題をやらない始末…
なかなか思い通りには行きませんね。

でも、チャレンジタッチに取り組むだけでも
勉強していことになるから、
まあ、いいのかな。

でも、宿題をやるといいながら
結局やらないケンにイライラ。

怒鳴り散らしてやらせても仕方がないから

「私がやるよって言ったときにやらないなら
 やらなくていいよ。
 宿題をやるか、やらないかを決めるのは
 ケンの問題だからね。」

と言いました。
で、結局プールを授業でやったせいか
眠くなってしまい、宿題をやらずに寝てしまいました。

勉強よりも今は睡眠が大切だから
これもこれでいいのかな。

ケンもコウもお風呂も入らずに
疲れて8時と8時半に寝てしまいました。
天才脳になると言われている
いい時刻に寝たね

カタンの開拓者たち

2015å¹´06月23æ—¥ | â˜…道をひらく
「カタンの開拓者たちスタンダード版」をAmazonで購入しました!



ケンとコウの早起きスタンプポイントゲットで
それぞれ10ポイントたまったので購入しました。

宅急便で届いた日の夜。
早速、箱をあけてゲームをしました。

3人~4人でやるゲームです。
子どもたちが

「お父さんもいっしょにやろうよ~」

とお父さんを誘いました。
しかし、相棒。

「お父さんはいいよ。」

せっかくの子どもと関われるチャンスを
また無にしようとしている。

私「ケンとコウがせっかく誘っているんだから
  来てあげたら。必要とされている時に来ないと
  『どうせお父さんなんて』って思われるし、
  そのうち相手にしてもらえなくなるよ。」

と言うとしぶしぶゲームに参加。

ゲームをやっているうちに
相棒の方が子どもたちよりも夢中になりました。
そのくらいこのゲームは大人でも楽しめます。

欲しいアイテムを他の人と交渉することによって
得られるので、会話もはずみます。

「交渉する」という
コミュニケーション能力を伸ばせるところが
このゲームの利点です。

ケンは自閉症スペクトラムで
コミュニケーション能力がちょっと弱いので
そこをこのゲームで楽しみながら
強化できたらいいな~。

コウ:ことりの日

2015å¹´06月20æ—¥ | â˜…育児
ケンは「勇気づけ国語塾」に
コウは相棒と一緒に「めぶきの会」のことりの日に出席ました。

相棒から話を聞くと
コウは、ちゃんといいお返事をして
受けていたようです

コウが作った作品です。







コウを担当する講師は行動派の
8年前に知り合ったママ友です。

結構、楽しくやっているみたいでよかったです。
コウの中の感性が磨かれていくといいな~

その後、コウと相棒は
茨城県結城市から埼玉県富士見市まで車で大移動。
道が渋滞していてなかなかたどり着きませんでした

ケンと私はかなり待ちくたびれてしまいました。
まあ、仕方がありません。
やってみないとわからないからね。

家に帰ってくると二人は大騒ぎ。
ずっとじっとしていたり
自分の好きなように動けなかったので
発散するかのように家の中で走り回っていました。

いつもなら「うるさいな~」って感じる二人の騒ぎ。

今日はなぜか
「病気してグッタリしてるよりも
 こうしてうるさくても元気な方がいいよね。」
と感じられました。

私の中で何かが少しずつ感じ方が変わってきています

ケン:勇気づけ国語塾

2015å¹´06月20æ—¥ | â˜…育児
原田ご夫妻が開いているふじみ野駅にある
勇気づけ国語塾の体験授業に
ケンを連れて行ってきました。

ケンは朝5時40分に目が覚めて
自分から起きてきました!
今日は2ポイントゲット!!

私も楽しみにしていたので
遅く寝た割には早く起きてしまいました。
ケンも私もいつもこうならいいのにな~って思いました。

でも、人間は楽しみなことじゃないと
なかなか早く起きられないですよね

駅の上を西口から東口へ渡る歩道橋で
ハトを追いかけるケン↓


ケンは運動会も、
こういう何かの用事の時も
まったく雨が降ったことがないです。

「晴れ男だね~」って言いながら
下妻駅から7時50分発の気動車で出発しました。

ドキドキしながら、念願のふじみ野駅にある
「勇気づけ国語塾」に到着しました!


教室に入るとブログやHPで毎回みている
原田ご夫妻の姿が

10時15分から
原田武敬(はらだたけひろ)先生のとても面白い授業が
始まりました。

ケンはすぐに原田先生のその楽しい授業に惹きつけられました。
のめりこんで先生の話に聞き入るケン。

その後、読み聞かせをしながら
その都度、質問するという授業になり
ケンは自分でちゃんと考えて、
先生に聞こえる大きな声で発言をしていました。

時々、余計なことも言っていたけど
原田先生はうまくかわしてくれて
不適切な行動に注目しないので
ケンは、ちゃんと空気を読んで
それ以上は無駄には話しませんでした。

でも授業に関わる発言はちゃんと
聞き逃さずに応じてくれていました。

なるほど~。
これが不適切な行動に注目しないで
当たり前を勇気づけるっていうことなんだ。
生で勇気づけを拝見できて私も大満足でした。

さらに原田綾子さんに
著書にサインをもらえて本当に嬉しかったです
綾子さん、ありがとうございます。

綾子さんは、「字」に関する授業をしてくれました。
丁寧に書くとどう相手に思われるかを
分かりやすく教えてくれました。

「今までで最高の字で書いてみてね」

と言われてケンも丁寧に書いているのが見えました。
回収されたプリントのその字を見たかったな~。

私は、綾子さんを前にして
かなり舞い上がってしまったので
「初めまして」も、名前を申し上げるのも
すっかり飛んでしまい
自分がメールしたことをズラズラ話し出してしまい、
熱狂的過ぎて怪しまれたかもしれないな~
なんて思いました
綾子さん、ごめんなさい。

ケンが勇気づけ雑貨が欲しいと言うので
勇気づけハンコ(小)とシール2枚を買って帰りました。

ケンに塾の授業のことを聞いてみると

「とっても面白かった」

と好感触でした。
ただ…

「ことりの日もあるし、どうする?」

と聞くと
ケンはことりの日もやりたいから
まずそちら優先することを選びました。

私も通わせたいと思ったのですが
自宅からかなり遠いこともあり
ケンの小学2年の体力ではちょっと
片道2時間の通学は難しいと思いました。

4月から始めた「めぶきの会」のことりの日と
どうしてもかぶってしまうので
今回はとっても残念だけど
入塾をあきらめることにしました。

だけど、先生の質問に対して
物怖じせずに答えているケンの姿を見て
私が今まで頑張ってきた色々なことが
けして無駄ではなかったことや
ケンは小学校ではやっと
授業についていっている状態だけど
きっと高学年になるにつれ、
その実力を発揮できるようになると
感じることができました。

「きっとケンは大丈夫。」

そう実感することができて
とても嬉しくなりました。

相田みつをの

「育てたように 子は育つ」

だなって思いました。

ケンのその姿を見て、とても誇らしく思えた1日でした。
ケンもとても嬉しそうにご機嫌で1日を終えられました。
親子でこんな気分になったのは初めてのことです。

八ヶ岳親子塾2015に
ぜひ参加したいと強く思いました。

 八ヶ岳親子塾2015に
 参加することができました。
 ケンの成長がとても感じられ
 親子で感動することができました。
 感謝します。


アドラー心理学の考え方を学ぶたび
パピーさんのテキストと全部かぶっているので
本当にパピーさんて、すごいな~って思います。
だから、そろそろもう一度改めてパピーさんのテキストを
学びなおすといいのかなと思いました。

謎が解けた

2015å¹´06月19æ—¥ | â˜…道をひらく
昔、勤務していた職場で
少し理解し難い方がいました。

一言で言ってしまえば
空気が読めない人でした。
同じ職場の人とでも
うまく会話が成り立ちませんでした。

私もその頃は20代と若かったし
発達障害なんて言葉もまったく知らなかったので
理解しがたい行動が怖くもありました。

でも、ケンが発達障害だとわかり、
色々と学んでいくうちに
その方も発達障害ではないかということに
ふと気づきました。
知能の高い方なので
アスペルガー症候群かなと思いました。

その方を知る職場の知り合いの方に息子のことを話し、
その方のことを話すと
その方のお母さんのことが書かれているという記事を
教えてもらいました。

その教えてくれた記事をネットで探しあてました。
記事を読んでみたら
ちょっと理解しがたいその方の言動は
どうしてしてそういうふうに振る舞うのか、
霧が晴れるようにわかりました。

まさか自分の息子の発達障害を調べているうちに
過去に出会っていた職場の人のことを
理解できるようになるなんて驚きました。
そして、不思議な巡り合わせを感じました。

Tさんの子育ては
それはもう大変だったと思います。
私は今それを実感中です…。

Tさんのすごいところは、あきらめずに
できる限りのことを探し、
選んで行動したことにあります。

Tさんの
「実から学んだ私の半生」という本を
ぜひ読んでみたいと思いました。

きっとその本に、ケンの育て方のヒントが
隠されているように思いました。

ケン・コウ:失敗は成功の元

2015å¹´06月17æ—¥ | â˜…育児
ここ最近、気温が低いですが、蒸し暑いですね。
そのせいか、大人でもなんかだるいです。
しかも、ねむい。
子どもならなおさら、疲れるし、眠いですよね。

ケンとコウは、昨日、
お父さんが何度起こしても起きませんでした。

ここ最近は朝起きる練習として
6:00~6:10
 起きられたらポイント2点
6:10~6:30
 お父さんに起こされて起きたらポイント1点
6:30~
 ポイント0点
というポイントカードにハンコをおして
10点たまったら欲しいものと交換する
というのをやっています。

前回10点は300円分の何かを買っていい
ということで約束しました。

次は、二人とも10点たまったら
「カタンの開拓者たち」を買って
あげるということになっています。

しかし、昨日はだるかったのか
6:30になっても起きてきませんでした。

起こされてやっと起きたのが「7:00」!!
7:20には自宅を出発しないといけません。

ケンはその前の晩
プールで疲れて宿題をやろうと思ってもできず
ひっ算の引き算を
20問中3問だけやって、やる気喪失。

やらなければならないのはわかっているけど、
やりたくないもんだから、またパニック!!
結局、お風呂も入らないで寝てしまいました。

遅く起きてもう時間がないというのに

ケン「昨日やってないから自学をやらなきゃ!」

私 「もうそんな時間はないよ!
   どうしてもやるなら、全部10分で終わらせないと!」

ケン「わかった!」

速攻、着替えて、新聞を取りに行って
朝ごはんを食べて、歯磨きをしました。

でも、時間はあと5分。
選んだ問題は手間取るものですぐ解けませんでした。

「遅刻してでも自学をやるか、
 自学をやめて家をでるかのどっちかだよ!」

と半ギレ状態で言いました。
泣きべそをかきながら、ケンは自学をやめて
おばあちゃんと家を出て行きました。

コウはというと、7:20になっても
まだご飯が口の中に入っていてモグモグしている。

「コウはお母さんと一緒に幼稚園まで歩いて行こうね。」

と言って、その5分後に家を出ました。
一番最初に一緒に行く登校班には間に合いませんでしたが
最後に一緒に行く登校班には間に合いました。
コウもホッとしたようです。

このドタバタの失敗に少しは学んでくれたのか
今朝は、ちゃんと自分で起きてくれました。

でも、もたもたしているのを見ていると
どうしても
「早くしなさい!!」
とガミガミ言ってしまう…。

「親」と言う字は
「木のうえに立って、じっと見まもる」
と書く。

「褒める、認める、包む」

がなかなか板につかない私です。

でも、昨日はよく失敗させてもいいと
覚悟を決めて頑張ったよね、私。
ガミガミしちゃうけど、
心配だからつい言っちゃうんだよね。
それは「お母さん」だからなんだよね。

児童相談所

2015å¹´06月12æ—¥ | â˜…道をひらく
初めて行きました。

相談の予約をしてあったのですが
私の長い脱線しがちな話しを
丁寧に聞いてくれました。

児童相談所って
そんなに怖いところではありませんでした。

9月から始まる
ペアレントトレーニングに
申し込みました。

できることを、できる範囲で

2015å¹´06月12æ—¥ | â˜…夢はでっかく根はふかく
幸せなお母さんになるための子育て支援サイト
メルマガバックナンバー:私、変わったみたい(2015-05-28)
http://ameblo.jp/age18papy/entry-12031975244.html


 できることを、できる範囲でやる。


 スモールステップで、少しずつやってみる。


 小さな成功体験を積む。




大人でも、子どもでも当てはまる。

やりたいこと、
できるようになりたいこと、
そして、叶えたい大きな夢にも。

いきなり大きなことはできない。
記事にもあったけど、登山の初心者がいきなり
富士山の山頂を目指して登っても到達することはできない。
きっと途中で、苦しくなって挫折してしまうだろう。

この考え方は、どんなことにも当てはまる。

手帳一つ取ってもそうだ。

あな吉手帳術はまさに
このスモールステップでできている。

日々のやることややりたいことを細分化して
ちょっと頑張ればできることまでにする。
それをフセンに書き出して、
やれる時間に貼っていき
やれたらはがすというもの。

同じだ!

できることを、できる範囲で
続けていくことの大切さ。

この考え方。

なんかやっ~~とわかった気がしました。

ケンとコウに、やたらめったら
今すぐにはできないような目標をかかげては
毎日怒っていました。
怒ったり、叱ったり、強制すればするほど
できるようにはならないし、反抗するばかり。
どんどん悪循環にはまっていく。

でも、できることに細分化して
スモールステップにしてやっていったら…。

きっとまったく乗れなかった
自転車が乗れるようになったように
勉強も、ソーシャルスキルも
できるようになるのではないかな?

そして、重ねていった小さな成功体験が

「自分はできる、結構いいかも。」

と思える「自信」につながるんだね。



そうか。



私自身もできなかったのは
自分の目標が大きすぎたんだね。

前もこの記事を読んだことがあるけれど
なんかすご~~~く
心から理解できるようになりました。

たくさんたくさん失敗しました。
だからこそ、わかったことでもある。

私は高望みしすぎていたんだね。
ケンもコウもそのままでも十分魅力的。

ケンは素直で、とても人なつこい。
今時珍しく子どもらしさをもっている魅力的な子どもだと思う。

コウはとてもひょうきんで人を笑わせるのが上手。
行動や言葉がとても愛らしい。


私の言葉がけ、
行動ひとつを意識するか、しないかで
きっとケンとコウの未来が
よくも悪くも変わる。



私は知っている、痛いほど。

大人に勇気くじきをされた子どもが
どれほど悲しく
心がつぶれそうな思いをし
感情をなくし
人や社会を憎むようになるか。
自分の存在を抹消しようと思うか。
犯罪を犯したくなるかの気持ちがよくわかる。

だれも味方がいなくて、甘えられない状態で
たった一人で自分の心を支えなくてはいけない辛さ。
子どもなのに、誰も頼れず
泣きつくところがない寂しさ、悲しさ。
さまざまな侮辱に耐える悔しさと怒り。



仮面ライダー電王の主題歌
「Climax Jump」の歌詞に

「昨日までの記憶すべて、必要とわかる日が来る」

まさに必要だったとわかる日が今、来た感じ。

そのたくさんの経験と想いがあったからこそ、
それがいけないことだっていうのがよくわかるんだ。
じゃあどうすればいいのか。

その逆をしていけばいいんだよね。
具体的にどう考えれば良いのかは
パピーさんのテキストにちゃんと書いてある。

そう。そういう経験を積んでいる
私だからこそできることがきっとある。
さらに

「あきらめたら、そこが終点さ」

という歌詞もあるように
あきらめたくなっても、投げ出したくなっても
歩みを止めないで少しずつやってみよう。

できることを、できる範囲で。
やってもやらなくてもいい。
「変わる」のではない。
ほんのちょっと新しい資質を増やす。

パピーさんの書いている
メルマガやテキストで言っていることは
仮面ライダーやスーパー戦隊の主題歌の歌詞に
たくさん出てくる。

仮面ライダーオーズの主題歌
「Anything Goes!」の歌詞には

「自分の価値は自分で決めるものさ」=自信

列車戦隊トッキュウジャーの主題歌には

「くじけそうな時でも
 想像すれば 不可能なんてない
 きっとできるはず」

第2章 自発的に、興味を持って、楽しく
に同じことが出てきたかな?

獣電戦隊キョウリュウジャーの主題歌には

「ほんとの強さはいったい
 どこにあると言うのだろう
 地球儀を回すよりも こころの中を探せ」

その強さをつける手助けをすぐそばでできるのは
母親である「私」なんだ。

私はダメな親かもしれないけど
ただ存在するだけでも
ケンとコウにとって私は特別な人なんだよね。

だから、あきらめずにやってみよう
とにかく小さなことでもいい。

大目標、中目標、小目標、さらに細分化して
挑戦しよう。

大丈夫。
少しずつできるようになるよ。

だって、私はインナーチャイルドに
「たっちーはすごいんだから。」
って言われているんだからね。

コウ:はじめてのおつかい

2015å¹´06月07æ—¥ | â˜…育児
ケンは最近、宿題をやりたがりません。
とにかく引き延ばそうとします。

宿題をやらせようと
躍起になると余計に暴れてしまうので
無理にやらせるのをやめることにしました。

宿題は親の問題ではなく、本人の問題だから。
やらなくて勉強ができなくなるのも本人の問題。
ケンには

「宿題はやらないよりもやったほうがいいよ。
 がんばって練習したから自転車に乗れるようになったように
 勉強も毎日の宿題を少しでもやるとできるようになるんだよ。」

とだけ伝えて。

もうすぐプール開きがあります。
水着に体育着につけているのと同じ名札をつけてくださいと
学校からお知らせがあったので、
近くの洋品店に買いに行こうと思いました。

自宅から歩いていけるお店なので
ケンとコウにその名札を買いに行くという
おつかいを頼もうと考えました。
それじゃあとお父さんも
「82円切手5枚も買ってきて。」と。

しかし、ケンはいっこうに宿題をやろうとしません。

「宿題をやったらおつかいに行ってね。
 9時40分までにやり始めないなら
 コウ一人でおつかいに行ってもらうね。」

と言ってもちょっとやっては逃げ出す始末。
結局時間が来てもやりませんでした。

そのため、コウひとりでおつかいへ。

コウはがんばりました。
きっと相当ドキドキしたでしょう。
洋品店の近くの自動販売機のところまでは
一緒に歩いてきました。

「この自動販売機のところで待ってるね。」

という約束して
そこから先はコウが一人で歩いて行きました。

お店のところまで行くとしばらく
私を何度もチラチラ見ていました。
ちょっとひるんでいる感じ。

でも、意を決してお店の方に入って行き、
姿が見えなくなりました。

それから何分たったでしょうか。
時間がとても長く感じられました。

なかなか出てこないので、
見に行こうかと思いましたが
ここで出て行ってはいけないと
心配に思う気持ちをグッと抑えました。

コウを信じて待とう、と。

「はじめてのおつかい」のお母さんは
こんな気持ちで待っているんだなぁと思いました。

しばらくすると、コウの姿が見えました。
誇らしげに力強い足取りで、
おつかいで買ってきた「名札1枚と82円切手5枚」と
おつりが入った袋を片手に持ち、
もう片方には、お菓子の入った白い袋を持って
帰ってきました。



お菓子はどうしたのかと聞くと
お店の人が一人でおつかいに来てえらいねと
くれたんだそうです。

がんばったね。よくやったね。
ちゃんと頼んだものを買えたね。
と褒めました!


しかし…。


自宅に戻るとお父さんのそばで
まだケンがごねていました。

コウはチョコレートを2つもらったからと
一つをお父さんにあげようと持って行くと

「こっちへ来るな!!」

と怒鳴られてしまいました。
ケンがいつまでもごねて暴れていて
かなりイライラしていたんだろうと思います。

突然大声で怒鳴られてショックを受けたコウ。
大泣きしました。当然だよね…

「お父さんにチョコレートを
 あげようと思ったの?」

と聞くと、うなづくコウ。

そうだよね。
がんばっておつかいに行ってきて
チョコレートをあげようと思ったのに
怒鳴られたら悲しいよね…。
本当は「よくやったね」って
褒めてもらいたかったのに…。

最近、旦那さんは
すぐカッとなるようになりました。

私が困っていてもケンのことを説明しても
話をほとんど聞かないから
ケンのことをどう対処して良いかわからなくて
イライラしてそれをコウにぶつけてしまったようです。

「悪かった、ごめんね。」

ってその後謝ったけど。
私は旦那に言いました。

「本当はケンの発達障害のことを
 本を読んで自分で勉強した方がいいんだけど
 本を読むのは苦手でしょ?
 だったら、私の話を聞いてくれないと
 どうしてなのかを理解できないし、
 対処もできないよね…。」

旦那の子どもに対する
これまでの無意識のよくない行動のせいで
色々なことが悪い方にいってしまっています。

冗談ともとれないような冗談を言ったり。
「おもちゃ捨てちゃったよ。……ウソ!」
とか。
そのせいで、ケンに
「お父さんの言うことは信用できない。」
と言われたり…。

真剣な話をしているときに茶化したり。
私「上手にできたね~^^」
夫「(あたまの上で手をジョーズの口にみたてて)
  ガブガブガブ~~~♪」

泣いているのをなだめようと
アイスやお菓子を与えたり。

暇さえあれば、
横になってイビキをかいて寝ているか
「点つなぎ」をしていたり、
競馬の予想をしていたりして
子どもと遊んであげない。

夫としても、お父さんとしても
どうなのか?という言動が多くて困っています。
お父さんになってもう8年も経つというのに。

旦那もお父さんとして
育てていかないといけないみたいですね…。

ケンはその後、急に
「宿題をやる!」
と言って
おばあちゃんの洋裁小屋に入って
宿題をやり始めました。

コウがいるとどうしても邪魔してしまうので
私と一緒に自宅周辺のお散歩を
30分くらいしてきました。



コウは自信がついたのか
すれ違った知らないおじいさんに
ちゃんと大きな声でご挨拶ができました。

コウが少しお兄ちゃんになった1日でした。
ケンも宿題を自分から終わらせました。
よくがんばったね、二人とも。

クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々

2015å¹´06月06æ—¥ | â˜…本
市内の図書館で借りてきました↓

クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々

重度の障害を持って生まれてきたクシュラ。
小さな可能性を信じて、
クシュラのお母さんが絵本の読み聞かせをしました。

知能の成長が不可能であると診断されたのに
3歳8ヶ月の検査で
標準以上の知能を持っていることがわかったそうです。

まだ、この本を読んでいる途中ですが、
ケンの言語に関する数値がよかったことを
裏付ける本だと思いました。

もし、絵本の読み聞かせをしていなかったら
ケンはここまで言葉を話したり
文章を書いたりできなかったかもしれない。

今からよくよく考えてみると
確かに自閉症っぽい反応だった気がします。

あまり自分から指さしはしなかったり
私があやしても反応がうすかったり
私がケンのそばから離れても
後追いをまったくしませんでした。

あまり泣かないし、
高熱を出して辛そうでも泣きませんでした。
赤ちゃんの頃は本当に育てやすかったです。

言葉の発語が少し遅れていて
保健センターで指摘され
言葉の教室を進められました。

それを何もせず、放置していたら、
こんなに言葉を話すこともできないし
コミュニケーションも取れなかったかもしれない。

毎晩の絵本の読み聞かせが
今のケンの言葉を作ったんだなって
証明された気がしました。