★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケン・コウ:気動車で冒険!

2016å¹´03月26æ—¥ | â˜…育児
ケンとコウを子どもたちだけで、
気動車に1駅だけ乗せてみました。
子どもだけで乗るのは生まれて初めてです。
私も子どもだけで乗せるのは初めて。

二人は冒険気分でドキドキだったと思います。
これもいい経験。
母親の私にとっても。

列車が来たのと同時に私は車に乗り込み、
次の駅へ急ぎました。



すると列車の方がまっすぐな分早い!
子どもたちの方が駅に先に着いていました。

駅に行くと
ちょっとやりきった感のあった二人でした。

「かわいい子には旅をさせよ」

今の親や祖父母は、子ども可愛さに
なかなかこれができない人が多いなって感じています。

学校の登下校に車で送り迎えをする。
原則徒歩で通学することになっているのに、
歩いてたった15分くらいしかかからないのに車で送迎する。
親だけでなく、それを祖父母がしているという
この甘やかしの現状。

確かに今は物騒で心配なのはすごくわかるけど
そうやってずっとつきっきりで
一生子どもや孫を守ってあげられるのだろうか?

子どもだけに何かをさせるのは
親も子もとても勇気がいります。

だけど、子どもたちには
自分自身で困難を乗り越えられる大人に育てたいから
できるだけ色々やらせてみて
失敗も含めた経験をし、
いざとなったら自分で考えて、
行動できるようになってほしい。

私はこれからも
息子たちにこういう体験を
たくさん積ませていこうと考えています。

さぁ、のはらへいこうよ

2016å¹´03月05æ—¥ | â˜…映画&舞台&ドラマ
映画を観てきました。


小山市まちなか交流センター

映画 「さぁ、のはらへいこう」上映会&お話会/森のようちえんごろすけ

青空自主保育なかよし会の3年間を撮影・編集した
ドキュメンタリー映画です。

さらに映画に出演している相川明子さんのお話しまでありました。
とても贅沢なひと時でした。

映画を観た後、お昼は別室でお願いしますと言われ
別室に行ってスタッフの人に
本当にここでいいのかどうかと確認しようとしました。

スタッフのような感じのするおばさまが立っていらっしゃったので
「お昼はここで食べていいんですか?」
と聞くと
「あ、私はわからないです。」
と言われました。

よくよく見たら
『あれ?どこかで見覚えのあるお顔』
するとスタッフの方が
「相川さん、こちらへ」
と話しているではありませんか!

なんとゲストで呼ばれていた
相川明子さん本人でした

お話会が始まる前に、相川さんに
スタッフさんと間違えたことを謝りました。
「そんなに若く見えたのかしら?」
と笑ってくれました。

やっぱり何か現場を取り仕切るような
貫録を感じたのでしょうね。

映画を観て思いましたが、
なかよし会の見守り方がすごく徹底していると思いました。

あれは、本当に親の気持ちの覚悟が必要だと感じました。

子どもが急斜面でのぼれなくて大泣きしても
けして手をかさない。
急斜面で転げ落ちて、靴をどこかに飛ばしても
けして探すのを手伝ったりしない。

友達同士で、殴り合いや蹴り合いのケンカになっても
見守り、原因追及をしたりしない。ジャッジもしない。

すごい。
凄すぎる。

ビンタして、泣かせている子もいました。
険悪な雰囲気になったけど、しばらくすると
なんとなく仲直りしていたり。

すごいケンカになって、
「どうしてボクだけひとりぼっちにするの?
 ボクだって一緒にやりたい!」
と訴えると
言われた仲間たちはしばらく考えて
「ごめんね、一緒にやろう」
と自分から言い出す。

けして大人がそれを仕向けているわけではない。

険しい山道を2時間、3時間を歩く。
1歳の子も、2歳の子も、3歳の子も。

すごい!

あれだけの経験をして自由な雰囲気で育って、
普通の学校に行くとその後、どういう感じになるのか?
という質疑がありました。

相川さん曰く、
「色々な経験をしているから、うまく空気を読んで
 かわせることはかわしたり、立ち回ったりしているようですよ。」
と。

なるほど。そうかもしれない。
あれだけの経験を積めば、
ちょっとやそっとじゃめげないし
自分とは合わない人をうまくかわすこともできそうだ。

私の息子ケンも1歳からずっと里山で時々だけど遊んできた。
なかよし会の子どもたちと比べてしまうと経験値が低いけど
でも、一般の子どもたちより経験が豊富だと思う。

たくさんの大人やたくさんの初めての友達と遊んだ。
学校や習い事をしている子たちとは明らかに何か違う。

とても朗らかで、人が大好きで、小さい子に優しくて
大人からみて、とても愛嬌のある子に育っている。
同年代にはちょっと理解しててもらえない節はあるが

ケンと逢った大人は、ケンのファンになってしまうみたい。
学校の先生も、ケンちゃんは可愛いと言ってくださる。
ママ友達もケンは可愛いと言ってくれる。
今どきなかなか見られない無邪気さがあるからだろうか。

コウは引っ込み思案なので、ケンほど愛嬌はないのだけど
一度慣れるととってもひょうきんで、人を笑わせてくれる。

私がこう育てたいと思うように育っているように感じる。
そして、私の子育てに対する考え方はこれでいいのかもしれない。
そう、感じました。

自主保育のようにのびのび遊んで
失敗も含めた、たくさんの経験をすることと、
パピーさんがテキストで教えてくれる
子どもに自信をつけさせる親の気持ちのあり方。

この二つが揃ったとき、
本当のその子らしさが伸びるんじゃないだろうか。

今日、うちに帰ったケンは人が変わったようでした。
なかよし会の子どもたちを見て
触発されたのでしょうか?

いつもはダラダラとやっている宿題を
明日の分までササッと終わらせて、
お風呂もさっさと入り、自分で頭と体を洗い
着替えて、自分で髪をドライヤーで乾かして
歯磨きをすませちゃいました。

明日はドラえもんの映画に行く約束を
お父さんとしていたからもあると思います。

さらにお風呂に入った後に
ボードゲーム「カタンの開拓者たち」を
おじいちゃん、おばあちゃん、ケン、コウ、私の
5人でやりたいと言うので
早くお風呂に入れば、できるよと言ったのもあるかな。

でも、いつもならそれでもダラダラしていたのに。
映画がきっとケンの中の何かを刺激した感じがします。

通常のカタンは4人までしかできないのですが
6人までできる拡張版を追加で購入したのです。
みんなでやるカタンはなかなか楽しかったです。

コウもケンと一緒に、買ってきてあげた
1年生準備のドリルをやっていました。

息子たちも私の子育ても、なんだか大丈夫かも。
そう思えた一日でした。

奇跡の犬

2016å¹´03月04æ—¥ | â˜…道をひらく
それは、2月13日(土)10:30頃でした。
悲しいことがおこってしまいました。

なんと我が家の愛犬を
私が車でひいてしまったのです……。

このブログのプロフィールの所に掲載している写真の犬です。
この3月で14歳になります。


ものすごくショックでした。


骨がどこか折れていると思いました。
もう二度と歩けなくなったと思いました。


事故というのは、悪い条件が重なっておきます。


私はその日、朝から小学校にPTAの広報委員会の活動から帰ってきて、
いつもはとめないような場所に車をとめました。
愛犬は車の近くに寄ってきて、横になりました。

すぐ出かけるからと、私の母が息子たちを呼び、
2人とも車に乗りました。次に私の母が乗り、
一緒に行かないと思っていた父が最後に急に乗り込んできました。

予定外のことを急に言われ、
ちょっとイラッとしながら、車をバックさせました。
そして、5人全員、大事なことを見落としました。

バックすると何かに ドン! と軽く
左後ろのタイヤに引っかかりました。

「なに?」

と思いましたが、左のドアミラーに
愛犬がもがいているのが見えました。

私はすばやく前進して、車をとめ
愛犬のそばにかけよりました。

愛犬は痛がって、泣きわめいて、暴れていました。
それもそのはずです。
いったい何トンの重さが愛犬にかかったのでしょう。
車の重さ+大人3人+子ども2人。

後ろ足で立てなくなって、引きずりながら
暴れ回っていました。

「ごめん!本当にごめん!!」

抱える私の手を愛犬は痛さの余りに噛みつきました。
私はものすごく動揺していたので、
噛まれても痛みを感じませんでした。

「お父さん!なんで見てなかったの!!」

私は父を責めました。
一番最後に乗ってきた父は、
愛犬が車体の後ろにいたことを見ていたはずなのに。

父は、肝心なところがいつも抜けていて
まったく気が利かない人です。
これまで何度も父を信用しては、
ろくなことがありませんでした。
しかも、人をイラつかせるようなことをすぐやらかします。

それが、ちょうど疲れのたまっていたところに
車に乗ったすべての人たちが
愛犬のことをすっかり忘れてしまっていました。

父と母は、どうすればいいかも考えず
愛犬に声をかけることもなく、愛犬のそばにいました。
こういうとき私の両親の冷たさを感じるときがあります。
どうして、この人たちは何もしないんだろう、と。


私はすぐにかかりつけの動物病院に電話をして
車に愛犬を乗せて、病院へ連れて行きました。

つくば市にある動物病院は、
家からは車で約30分ほど離れています。

病院で、レントゲンを撮ってもらい
採血をしてもらいました。
結果は、股関節脱臼。
骨折はしておらず、他は特に異常はありませんでした。

骨盤が曲がっているように見えたのですが
後で施術してからもう一度レントゲンを撮って
確認してみますと言われました。

血液検査は、交通事故の際に数値が高くなるものばかりで
その他は正常値でした。

先生は、股関節を元に戻す処置を臭気での全身麻酔をして
行う治療をしてくれると言いました。
夕方の診察時間に、電話してから来て下さいとのことで
愛犬を病院に預かってもらい、いったん家に帰りました。
夕方16:00の診察時間まで、とても長く感じられました。

16:00に電話をかけると
「あ、それじゃ一応迎えに来て下さい。」
と言われ、「一応って相当悪いのかな」と
私の心は絶望感にあふれていました。

迎えに行くと愛犬はとても痛そうにしていました。

私はものすごく落ち込みました。
どうして、ちゃんと見ていなかったのかと自分を責めました。
約14年間も大切にしてきた大好きなかわいい犬を
こんな痛い目にあわせてしまうとは…。

その日からしばらく愛犬は介護状態になりました。
おしっこは垂れ流し。トイレシーツを買ってきて、
垂れ流してもいいようにしてあげました。


その日から毎日玄関で、
薬を飲ませて頭を撫でてあげました。
5日目くらいに痛みが引いたのか、歩き始めました。


2016年2月18日:母が撮影

排便もできていなかったので、
お尻を刺激してあげたら排便もできたそうです。

ああ。よかった。
とりあえず、歩けるようにはなって。

先日亡くなった祖母や
歴代飼っていた先代の犬たちが
守ってくれたのかなと感じました。

愛犬は、ラッキードックなのだと思います。

最初は拾われたとき。
茨城県自然博物館の公園に捨てられていました。
当時、警備員をしていた私の父が
愛犬のあまりのかわいさに惹かれ拾ってきました。

そして、今回。
車にひかれたのに、歩けるようになりました。
骨も折れていなくて、まさに幸運の持ち主。
ラッキードック、奇跡の犬です。
愛犬は本当にツイている犬だなぁ。



血液検査で肝臓の数値がよくないと言われて
薬を飲んだら、以前よりなんだか元気になりました。
以前は鼻が乾いていることがおおかったんです。
それが最近いい感じに濡れている。
表情も前よりいい感じです。

もしかしたら年齢的に肝臓を悪くしていたのかも。
食欲も前より出てきたしね。
ついでによくなってきて本当によかった

股関節脱臼をしたので、抜けやすくなっているため
1ヶ月くらいは安静にしてくださいと言われました。

あまり抜けてしまうようなら、手術する方法もあるけど
愛犬はもう14歳。高齢のためかなり負担になるし
飼い主さんにも費用がかかってしまうから
できればそれは避けた方がいいのではないかと
おっしゃってくださいました。
私もそう思いました。今さら痛い思いをさせてまで
手術してもそう何年も生きられるわけではないし。

先生は本当に優しくて、
犬のこと、飼い主のことをよく考えてくださっています。
動物が本当に好きで獣医さんになられた人なんだろうなと
感じさせる素敵な先生です

また、肝臓の数値をみるために
日曜日に病院に連れて行きます。