★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

さようならをする時が来た

2017å¹´12月23æ—¥ | â˜…道をひらく

違和感を感じるときは、変化のチャンス


「違和感を感じる自分」にいいも悪いもないですよ


【フレンドシップ】友達と合わなくなるとき、疎遠になるとき。



最近、違和感を感じるママ友達がいる。
昨年、その友達に何度か相談をして
彼女の考え方に違和感を感じはじめていた。

私は今年、「福島みずほ塾」で色々な所から、さまざまな立場の問題意識の高い個性派な方々の話や参議院議員の福島みずほさんの生の声での国会の出来事を聞いたり、世田谷区長の保坂のぶとさんのお話しを生で聞くことができた。

さらに、自分の地区の子ども会や、育成会、市子連など色々なつながりができ、私の中で急速に世界が広がった。

そのせいか違和感を抱くようになった。
どうにも居心地が悪いのだ。
そこの子どもたちやママ達の言動も
なんだか気になるようになった。

なんだろう?
なんかすごく違和感を感じる。


だから私はもうその人たちから離れたいと
子どもたちに正直に言った。

しかし、ケンとコウは
まだそのママ友達主催のサークルに通いたいそうだ。
それじゃあ、送り迎えはしてあげるけど、
もう中には行かないよと伝えた。

感覚が合わない彼女たちと
一緒にいるのがものすごく辛くなったからだ。

彼女たちが悪いのではないと思う。
私の感覚が、彼女たちの感覚と合わなくなってしまったのだ。

そう。

だから、お別れの時が来たと思う。
別れるのは悲しいけれど、
彼女から卒業する時が来たのだ。
私は、心の中でさようならしようと決めた。
フェードダウンしようと思う。

年賀状も断捨離しよう、
人間関係も、そして、家の中も、すべて。

時代も変わろうとしている。
教育も、天皇も、年号も、
色々なモノが変化しようとしている。

オリンピック開催の2020年は、
今とはまったく違う価値観に変わっていると思う。
昭和や平成の価値観はすべて通用しない世界に。


心の成長が健全なら、友達が切り替わる時期が必ずやってくる。


今の友達を捨てる。



西川司さんは発達障害のアスペルガー症候群だった

2017å¹´12月20æ—¥ | â˜…育児
アスペルガーの自分を丸ごと受け入れた先生との出会い(-日経DUAL-2017.09.05)


パピーいしがみさんがおすすめしている本で
自叙伝の「向日葵のかっちゃん」を書いた西川司さんは、
実はアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)だったそうです。

なんと。

ケンと同じではないですか!?

この記事の最後にこんなことが書いてありました。


―― 自分の子どもに発達障害が見つかったり、その疑いがあるということで悩んでいたりする親御さんたちに、アドバイスをいただけますか?

西川:
自分の子どもなのだから、腹をくくらないと駄目ですよ。その子のいいところを見て、それを伸ばす環境をつくってあげる。
あとはハラハラドキドキなんだけど、腹をくくって見守るということしかないだろう、と僕は思います。下手に“転ばぬ先のつえ”を差し出そうとすると、それは子どもには重荷になってしまう。講演会をやっていると、自分の子どもに発達障害が見つかって、がくっとなっている親御さんがたくさんいらっしゃるけど、僕は彼らに、“でも、子どもはかわいいでしょう?”と聞くんですよ。かわいいなら、ただかわいがってあげればいい。

親に色々してもらうと、それは子どもを逆に苦しめてしまいます。そういう子は気持ちをうまく言葉にすることができませんから。そうじゃなくて、ただかわいがって、いいところを褒めて見守ってあげてください。そうすれば、その子はそれだけで幸せなんです。僕はそう思います。



パピーいしがみさんが、テキストやメルマガでいつも言ってくれていることですね。
そう。私はちょっと転ばぬ先の杖を差し出してしまっていたなって思いました。

宿題のことで色々言いすぎたり、強制したり、脅したりしていました。
これじゃ、ダメですよね…。

でも、ケンは自分でLDディスレクシアセンターに行くことを決めて、毎日続けています。自分自身で必要な事だって、ちゃんとわかっているみたいです。確かにLDセンターのトレーニングのおかげで、だいぶ読み書きができるようになっているから、毎日続けるのは大変だけど、その成果を実感しているんだと思います。私は続かない方なので、エライな~って思います。

たくさんの習い事も私が見つけてきたけど、やるか、やらないかは子どもたちが決めています。そして、忙しいから何かやめないかと聞いても、楽しいからやめたくないみたいです。

たくさんの習い事をしているけど、イヤイヤやっているわけではない。
どれもやりたくてやっている。それでいいのかなって。

学校の宿題をやらせるようにしていたけど、
本人に任せることにしました。

ケンに
「おれのこと、信用できないの?」
って言われてしまったからです。

確かに、そうだなって。
それに、私は宿題をしなかったではないか。
そして、今の学校の宿題の出し方に疑問をいだいているのに
やらせようと頑張るのは筋違いじゃないのかな?

だから、もう、宿題は本人の意思に任せることにしました。
困って助けを求めてきたらアドバイスはするけどね。

「認める、褒める、包む」

できるようにしていきたいです。
少しずつ。

ケン:認める、褒める、包むができているS先生

2017å¹´12月18æ—¥ | â˜…育児
ケンの担任の女性教師S先生。
新卒でケンが通う小学校の教師になりました。

ケンが2年生の時に着任。
その当時が23歳だから、あれから2年。
今、25歳だと思います。

その若手教師、S先生はとてもすごいんです。

生まれながらにして
「認める、褒める、包む」ができていると感じています。
きっとご両親がS先生をそう育てたのだろうと思います。

個別面談ではケンの宿題のことで相談しました。
とにかく暴れます。でも、やらなきゃいけないからやっていくの繰り返しです。
どうしたら、すんなり取りかかってくれるのかがわかりません。

コウが宿題を始めると、
自分の宿題はそっちのけでコウの邪魔をします。
コウに怒られても、私が怒っても、やめません。

どうすればいいのか、毎日わからなくて
対応に困っています。

すると、S先生はケンに宿題のことを聞いてくれて
電話で連絡してくれました。

「ケンくんに宿題のことを聞いてみたんですよ。そしたら、正直にやりたくないと答えてくれました。宿題の内容が難しいの?と聞くと、そうだと答えてくれました。けど、やらなくちゃいけないと思うからやっているとも言っていました。やりたくないのにやってくるんだから、えらいねと言いました。個人面談で、別の教材でやって来てもいいですよと言いましたが
 私の方でB4のプリントを3枚ケンくんにお渡したので、1日1枚、ケンくんができたらやってきてください。もし、できなくても先生に「できなかった」と言ってくれれば、学習係の人に先生から言ってあげるから大丈夫だよ、と伝えましたから。」

と報告してくれました。
そして、ケンのいいところをたくさん伝えてくれました。

「ケンくんは、理科の実験をとても張り切ってやっていました。ケンくんは、理科の実験の時、グループみんなでできるようにしてくれているのがいいですね。私が図書館で借りてきて、教室に置いている本をケンくんが一番たくさん読んでくれているのでとても嬉しいんですよ。」

その言葉一つ一つが、お世辞で言っているのではなく
自然とケンの良いところを探し
伝えてくれているのがわかりました。


ケンは、ステキな先生に恵まれて、本当に幸せだね。
そして、私もね☆

クリスマス(ケン作詩)

2017å¹´12月11æ—¥ | â˜…育児
クリスマス

イルミネーションがかがやいている

星みたいにかがやいている

いろんな色にかがやいている

雪みたいなわたがツリーについている

イチゴのように赤いリボンがついている

まつぼっくりもついている

かざりがたくさんついている

街の店もかざられている

いろんなケーキが売っている

サンタクロースにプレゼントをもらえる

うれしい気持ちになる

そんなクリスマスがとても楽しみだ

色々ありました

2017å¹´12月06æ—¥ | â˜…育児
個別面談その後。

めちゃくちゃ色々ありました。ここに書きれないくらいあります。めっちゃ長くなるので、ご容赦ください。

担任のS先生が伝えてくれたのか、面談の次の日の夜にK教頭先生から、嫌な思いをさせてしまい、申し訳ありませんと電話がかかってきました。いつでも私の方にも相談してくださいと言ってくれました。そして、ケンをH先生ではなくI先生の学級に変更することを考えていると言っていました。校長先生も心配していますと言ってくれました。

私はその電話をもらう前に、市内のスクールサポートセンターに12月5日に相談予約をしました。
学校内だけだと、ちゃんと対応してもらえないかもしれない。外部の機関に話を聞いてもらった方がいいかもしれないと考えたからです。


12月1日(金) 小学校持久走大会
朝から少し雨が小降りで寒い中でしたが、開催されました。
おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に私は自宅から小学校まで15分ほど歩き、ケンとコウを応援しました。

コウは、1,2年生で22位(学年で14位)
ケンは、3,4年生で18位(学年で9位)でした。

ケンもコウも去年よりも走り方がとてもよくなっていました。
特にケンが早かった。最後スタミナ不足で、ラストスパートをかけた友達に負けてしまいましたが、最後までよく頑張りました。

金曜日なので、夕方はギターのレッスンです。
土曜日は、年一回のギターの発表会です。
レッスンをしていると、見慣れない携帯電話番号からの着信がありました。
出てみるとなんとH先生!

話をしたいのでこれから自宅に伺っていいかという連絡でした。H先生も何か言いたいことがあるんだなと思ったので、7時前くらいには自宅に帰るので、その頃に来てくださいと伝えました。

自宅に帰ると、H先生がすでにいました。
H先生と色々話しました。

朝までは、謝る気なんて全然なかったんだそうです。でも、幼稚園のS主任先生に、持久走大会の係をしているときに呼び止められ、私が泣きながら相談に来たことを聞いたそうです。その時は係りの仕事をしていたので、別の時間に詳しくS先生から聞いたそうです。話を聞いて、自分の言い方が悪く、言葉足らずだったと感じて、申し訳ないと感じたそうです。それで、担任のS先生に自宅に謝りに行きたいけどいいかと許可をもらってきたそうです。

H先生が、私の話を聞けなかったのは、ケンがあまりにも学校ではちゃんと勉強していて、筆算もできていたから、何をそんなにお母さんは心配しているのだろう、こんなにできるのにと思ってしまい、私の話が入ってこなかったと言っていました。まさか、学校と自宅でそんなにも違うとは思わなかったそうです。ケンが自分ではなく、別の先生のところに行くことを選んでもらっても構わないよと言ってくれました。今回のことで、おかげで視野が広くなったので、感謝している、勉強になったと言ってくれました。
年上の先生を捕まえてなんですが、自分の非をきちんと認めて謝罪に来て、さらにそのことで学べたことに感謝していると思うなんて素晴らしい人だなと思いました。
先生は簡単な気持ちで引き受けてしまったことの罰だったんだなと思ったと言いました。私はそれは違うと思うと伝えました。私は先生に、特別支援学級に入る前に研修を受けなかったのかを聞きました。講師という契約だから、受けなかったと言っていました。発達障害や学習障害のことを全く知らなかったら、私の話が入らないのも無理はないと思いました。私は教育委員会や文部科学省に要望書を出して変えてもらえるようにすると先生に伝えました。

先生も、生徒もしなくていい苦労をしないように、私はこの日本を良い方に変えたいのだからと。
こうして、H先生と和解することができました。

教頭先生がケンにH先生のクラスに戻るかどうか聞いたところ、I先生の方がいいとケンは選び、再びスマイルのケンちゃんになることになりました。

H先生に次の日にあるギター発表会にケンが出るのでよかったら来ませんかとお誘いしたら、それじゃあ、話題作りのために行きますと言ってくれました。


12月2日(土) ギター発表会
H先生が第1部の最初から最後まで聞いて行ってくれました。
ケンの独奏を聞いてくれました。


12月5日(火)
13時 市教育委員会スクールサポートセンターに相談

夫がちょうど休みなのもあり、二人で行きました。夫にもちゃんとケンの学習障害に向き合ってほしいと思っていたので、来てくれてよかったです。
相談に乗ってくれたのは、ケンが1年生の時にことばの教室でお世話になったS先生でした。S先生はケンのことを大きくなったでしょうね~懐かしがっていました。
今までのこと、宿題で困っていることなどを相談しました。もう10歳という年齢もあって、自分でどこまでやるか、いつやるかを決めさせてやらせるといいのではないかと言っていました。担任のS先生が宿題をだいぶ軽くしてくれたのですが、できないからとまったくやらないのもよくないような気がすると私が言うと、
「大人になった時にどうしても書くことがあるから、少しでもできるように書く練習をしておいた方がいいと思うよ。」
って伝えてみたらどうですかと言われました。
中学生までは義務教育なので、特別支援教育ができますが、高校はマチマチなので早めに進路を考えてあげると良いのではないかと言われました。
それから、小学校から中学校への引継ぎはどのようにいつくらいからするといいかを聞きました。3月くらいに一度して、それから、4月になって先生が決まってからするといいとアドバイスを受けました。また聞きだとうまく伝わらないこともあるのでと。S先生は親身に聞いてくれました。

17時30分 小学校会議室で相談
K教頭先生に相談できないかとアポイントを取り、この日時になりました。H先生とは無事に和解できたので、もう大丈夫になったのですが、これからのことがあるので、他の関係する先生方を教頭先生が集めてくれました。

K教頭先生
スマイル学級のI先生
特別コーディネーターのT先生
4年担任のS先生

そして、
私と夫の6人で、話しました。

T先生とS先生が遅れてくるので、I先生と教頭先生と雑談をしました。
I先生はケンくんはとても真面目ですね。集中して取り組んでいますよと教えてくれました。

しばらくして、T先生とS先生が来たので話し合いを始めることになりました。
まず、スクールサポートセンターのS先生が言っていたことを伝えました。私が作ったケンくんサポートブックに入っている色々な資料を過去から時系列で説明したことを伝えました。3年生の時にとったWISC-IV(ウィスク・フォー)の数値をみて、T先生が言いました。

全検査IQ 92
言語理解指数 117
知覚推理指標 89
ワーキングメモリー指標 76
処理速度指標 83

WISC-IVは100が平均値と見ます。

「一番高い言語理解指数と一番低いワーキングメモリーの差が約40もあるのは、かなり苦しいと思いますよ。言葉の理解がこれだけよくて、言っていることがすべてわかっているのに、うまくできないことばかりでもどかしく感じていると思います。」
と、今、まさにケンが苦しんでいる状況を言い当ててくれました。T先生はケンのことを直接指導はしたことがないのに、検査結果をみただけで、わかるんだから、よく知っているんだな~と思いました。するとI先生が
「そうですね。言語理解はとても優れていますね。“炒る”って言葉をコーヒー豆を例にして説明してくれましたから。私もよくそんな難しい言葉を理解しているな~って思ったんですよ。」
そう言ってくれました。
T先生とI先生は正職員さんなので、よくわかっていると思いました。

ワーキングメモリーが弱いので、覚えてもすぐ忘れてしまうでしょうから、少しずつ覚えられるようにしていきたいと言ってくださいました。言語理解が高いので、意味のある言葉なら覚えやすいそうですよと私は伝えました。

それから、漢字テストは、T先生が提案してくれた読みが多いものでお願いしました。
音読が苦手で、今は聞き読をしているといいました。

ケンが使っている音声付き教科書の案内は
こちら
 ↓
★音声付き教科書

自分で字を読んでいると、読むことで精一杯で内容が頭に入らないと言っていたと伝えました。すると、国語や算数のテストの文章問題は、読み上げてもいいとI先生が言ってくれました。

読み上げることを了承してくださるなんて
そんなことできないと言われるかと思ったら、先生の方から言ってくれました。
ただ、本人に確認しないとわからないので、それは先生からケンに聞いてくれるそうです。

私は、ケンが今、テストで100点を取るとか、カリキュラムをこなすかと言うことではなく、大人になった時にどういう力が必要かということを考えて、できることを少しずつ増やしていってほしいと伝えました。先生方は、わかりましたと理解してくれました。

ケンの小学校の先生方は、本当になんて素晴らしい先生ばかりなんだろう。
ケンも私も幸せ者だね。
感謝しています。ありがとうございます