新しい天体 the3rd

　向。
　ちょっとひとつ奥に入った道なので、地元のひとでないと見つけにくいかも。延時交差点、パチンコアクアと青山の間の道を北上したところ。正確な住所は知らないんですが、和歌山県和歌山市向２２８で検索すれば、おおよその位置はわかるかと。

　新店です。
　新参者。


　ラーメンは三種。

　しばらくは麺とライスのみの営業ですって。

　入って、食券を買って、待つ。
　大将の顔を見る。

　ん？
　どこかで……コメントにて、わたしも見知ってる顔だと教えていただいてました。
　パームシティの前にあった、こくまろの店長やん！！！
　コメント通り痩せていらっしゃるので、ちょっと目を疑いましたけど、中華鍋いっぱいの炒飯を振っていた、こくまろの店長だ！
　ヤツが帰ってきた！

　鶏豚肉白ラーメン（６００）



　鶏が分解するまでぐらぐらに煮込んだ濃厚鶏白湯。それでロース肉かな、ちょっと歯ごたえのある豚を煮て、かまぼこと固ゆで玉子、糸唐辛子、ネギ、こしょうを散らしてます。流行の濃厚鶏白湯ですけど、丁寧に作られているのでしょう、味が重層化してまして、陳腐ではない。自家製という、麺も腰があっていい。

　正直、安い、多い、味はそこそこ。のこくまろの印象からは１８０度違ってます。
　こくまろの突然の閉店からいままでの経験が、このラーメンに乗ってるんですかねー。何も知らないのに無責任なことを書いてしまいました。

　新築のお店はきれい、什器もお金をかけてそろえてますし、カウンターの頭上は電車のような感じの棚になってまして、そこに荷物を置ける。とりやすい工夫のティッシュも備えられ、サザンの歌声がＢＧＭ。
　こくまろとはまるで違います。
　いや、リーズナブルな値段がこくまろのままか。

　しかしこの辺はラーメン激戦区の様相を呈してきましたねぇ。
　近隣には、丸田屋、Ｂｏｏやん、長浜ラーメンがあり、もうすこし範囲を広げれば、だるま屋、暴豚製麺所、イオンの神座、大門も健在か、やぐらラーメン、まる竹、まる平、丸源、まる宮次郎丸。全国チェーンから、トラッド、ニューウェーブまで、バラエティ豊か。

　それにしても、こくまろの大将に「新参者」を名乗られても「いやいやいやいや、あんた古顔やから」と全力で突っ込みたいところではあります。


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鶏骨らーめん 新参者 （ラーメン / 東松江駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5