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谷川温泉・仙寿庵2

 昨日から谷川温泉の仙寿庵に来ています。朝起きたらいい天気でした。テラスに出ると紅葉がきれいです。

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 部屋は2階の角なのでテラスと露天風呂はこのようになっています。いい天気の中、露天風呂につかるのも気持ちがいいですね。

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 朝食は昨夜と同じ部屋です。隠れ家的な感じがいいですね。

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 天井は高く、壁にはステンドグラスがはめ込まれています。壁の模様も立体感がありますね。

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 朝食を終えて庭に出ました。紅葉がきれいですね。

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 谷川岳の方は急に雲が出てきました。谷川岳の天気は変わりやすいので有名です。

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 虹も見えました。

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 ロープウェイに乗ろうと思っていたのですが、これでは天神平も雨かもしれません。それでもせっかく来たので行ってみることにしました。幸い、ロープウェイ乗り場の建物内の駐車場は空いていました。

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 ロープウェイに乗るとこの通り雨です。

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 天神平に到着。スキーシーズン以外に来たのは初めてです。

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 外に出ると雨は止んでいました。

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 「リフトで展望台へ行こう!」という看板。行ってみました。

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 リフトのケーブルは支柱の中程に取り付けてあり、座ると足が地面に着きそうなくらいです。

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 安全のためだと思いますが、こういう作業をしているんですね。

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 山頂に着く頃には雲が流れて晴れ間が見えてきました。地面に見える白い物は雪です。仙寿庵の方が言っていましたが、昨日谷川岳に初雪が降ったそうです。

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 こんなところにも出没しているのですね。

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 天神様が祀られています。

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 階段を上ると展望台です。晴れました。

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 天気がいいとこの方向に富士山が見えるそうです。残念ながら谷川岳の方向はガスに包まれていて谷川岳ははっきりとは見えませんでした。

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 リフトで下りる頃には空一面の雲です。山の天気は変わりやすいですね。本当にいいタイミングで晴れてくれました。

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 ロープウェイのガラス越しですが、紅葉がきれいでした。

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 お昼は育風堂で。ハムやソーセージがおいしいです。売店もありいろいろ買ってきました。隣にはバウムクーヘンやチョコのお店もあり、そちらでも買い物です。

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 関越道に乗る前に月夜野へ行きました。矢瀬親水公園です。縄文時代の矢瀬遺跡、公園、農産物直売所などがありました。

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 こちらが遺跡です。

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 竪穴式住居が再現されていました。

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 中にも入れます。

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 「建築中の竪穴式住居」です。

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 近くに茂左衛門地蔵尊千日堂があります。ここは住職のいるお寺ではなく、地域の住民がお堂を維持しているそうです。ボランティアの方がいていろいろ説明してくれました。

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 カミさんが御朱印をお願いしたところ、通常は書き置きに日付を入れるだけだそうですが、今ちょうど御朱印を書いている人が来ているので、御朱印帳に書いてもらえるか聞いてみます、と言われました。お堂の中はたくさん絵が掲げられていましたが、全部その方が描いたそうです。

 年配の男性の方が出てきて、御朱印は千日堂、奥之院など5つあるそうです。袋に入った書き置きをたくさん見せてくださいました。カラーで彩色したお地蔵さんの絵入りの御朱印もあります。「その時の気分で色を付けているんで、いろんな色のお地蔵さんがあるよ。でも今は絵の具を持ってきてないんで、お地蔵さんの絵入りは書けないんだ。」と言うことです。千日堂の通常の御朱印を書いていただき、絵入りの御朱印は書き置きをいただくことにしました。

 「ちょっと時間がいるから、隣でビデオでも見ておいでよ。」と言います。お堂の隣には集会所があり、そちらで茂左衛門のビデオを見ることができるそうです。ボランティアの方がそちらへ案内してくれました。これは集会所の入り口にあった茂左衛門に縁のある場所の案内図です。

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 集会所の壁には茂左衛門のことを紹介する絵が何十枚も貼られていました。ビデオはその絵を元に、ナレーションがついていました。以下、その要旨です。

 17世紀なかば、松代藩の分領であった沼田藩の藩主真田信利は、松代藩への対抗心から幕府に過大な石高を申請し、そのため領民は餓死者がでるくらい困窮していたそうです。そこで茂左衛門が江戸に出て一計を案じ、幕府への直訴に成功します。時の将軍綱吉は沼田藩に役人を送り実情を調査、その結果、真田信利の悪行の数々が露見し、真田信利は改易となりました。
 当時は幕府への直訴は磔の刑ということになっていたそうです。村々に平和が訪れたことを見届けた茂左衛門は妻子に別れを告げ、自首を決意して江戸へ向かいましたが、途中で幕府の役人に捕らえられ江戸へ送られて取調べを受けました。その結果、所成敗となり、月夜野で磔刑に処せられました。実はこの時、茂左衛門の恩赦を知らせる役人が江戸から月夜野へ走っていたのです。役人が月夜野に到着する直前に茂左衛門は処刑されてしまったそうです。
 領民は茂左衛門の死をいたみ、地蔵尊を建て供養を続け、その遺徳を偲んできたそうです。江戸時代は幕府に処刑された罪人ということでおおっぴらに祀ることができなかったのですが、時代が変わったため、大正になって各地の篤志家からの浄財によって茂左衛門を祀る千日堂が建立されたそうです。

 なお、ボランティアの方のお話では、沼田藩主の真田信利はあの真田幸村のお兄さんの孫だそうです。

 ビデオを見終え、千日堂へ戻りました。「たまたま車の中に絵の具が置いてあったんで、お地蔵さんの方も御朱印帳に書いておいたよ。」だそうです。かわいいお地蔵ざんですね。ありがとうございます。

 通常の御朱印に書かれているのは地蔵真言といって、「おん かかか びさんまえい そわか」と読むそうです。「たぐいまれなお地蔵様」という意味だそうです。

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 ゆっくり温泉につかってリフレッシュできました。これは仙寿庵で帰りにいただいたお水です。

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