クリスマス
無信心な私ですが、今日はちょっと早くクリスマスです。23日は祝日なのでここ数年毎年23日にやっている気がします。
メインはもちろんターキー、といきたいところでしたが、今年もカミさんと子供たちに負けてチキンです。まあカミさんの作るチキンは美味しいからいいのですが。私がターキーを食べたがるので、スモークターキーを1本買ってありました。ありがとう。
こんな小さなケーキが6000円とはなかなかいい商売です。カミさんや子供たちはおいしいと言っていました。
メインはもちろんターキー、といきたいところでしたが、今年もカミさんと子供たちに負けてチキンです。まあカミさんの作るチキンは美味しいからいいのですが。私がターキーを食べたがるので、スモークターキーを1本買ってありました。ありがとう。
こんな小さなケーキが6000円とはなかなかいい商売です。カミさんや子供たちはおいしいと言っていました。
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サントリー美術館 天上の舞・飛天の美
しばらくぶりにカミさんと美術館へ行ってきました。サントリー美術館で開催されている「天上の舞・飛天の美」という展覧会です。
飛天というのは、下のパンフレットの写真にあるように、空を飛び舞い踊る天人のことです。極楽浄土は菩薩や飛天の他、迦陵頻伽(かりょうびんが)や共命鳥(ぐみょうちょう)などが舞う世界であるとされています。
日本では古代から仏像の光背などに飛天が彫刻されています。また阿弥陀如来などが浄土から迎えに来るという来迎図なども飛天は描かれています。
この展覧会では海外の古代の飛天の彫刻から、日本の中世の来迎図に至るまでのさまざなな飛天が展示されていて、なかなか興味深いものがありました。
京都宇治の平等院鳳凰堂は1年半に及ぶ修復作業が来年3月に終わるそうですが、今回は特別展示として、国宝の阿弥陀如来坐像光背飛天や同じく国宝の雲中供養菩薩像が初めて寺外で展示されます。鳳凰堂の本尊である阿弥陀如来の光背には12体の飛天が配されていますが、うち6体が展示されています。また、鳳凰堂の左右壁面上部には52体もの雲中供養菩薩像が懸けられていますが、うち14体が展示されています。これらの像は本来は床よりかなり高いところに設置されているため、このように間近で見ることができるのはこれが最初で最後かもしれません。
光背飛天は金色に光り輝き、とても千年近くも前のものとは思えない美しさでした。雲中供養菩薩像は製作当初の色彩はほとんど失われ、木の地肌が出ていますが、細部に至るまで当時のままのようで、千年の時を超えて見る者を魅了します。
詳細な調査によって製作当時の姿に復元・彩色された模刻も展示されていました。また、阿弥陀像の天蓋の復元模型も展示されていましたが、このような鮮やかな色彩で満たされた建立当初の鳳凰堂はこの世のものとは思えない美しさだったことでしょう。CGによる復元画像も展示されていました。
平等院では平成16年より雲中供養菩薩像の模刻を作成しており、その模刻像は修復なった鳳凰堂の壁面に懸架されるそうです。模刻像は9体展示されていましたが、うち1体の像(南20)は手で触れることができるように展示されていました。単なる模刻ではなく、平等院の僧によって仏像として魂が込められているそうです。仏像に触れることは「結縁(けちえん)」といって、仏と縁を結ぶ尊い行為だそうです。私もカミさんもありがたく触らせていただきました。この結縁された雲中供養菩薩像も鳳凰堂の壁面に懸架され、今後長きに渡って阿弥陀如来像と参拝者を見守るそうです。ありがたいことです。
飛天というのは、下のパンフレットの写真にあるように、空を飛び舞い踊る天人のことです。極楽浄土は菩薩や飛天の他、迦陵頻伽(かりょうびんが)や共命鳥(ぐみょうちょう)などが舞う世界であるとされています。
日本では古代から仏像の光背などに飛天が彫刻されています。また阿弥陀如来などが浄土から迎えに来るという来迎図なども飛天は描かれています。
この展覧会では海外の古代の飛天の彫刻から、日本の中世の来迎図に至るまでのさまざなな飛天が展示されていて、なかなか興味深いものがありました。
京都宇治の平等院鳳凰堂は1年半に及ぶ修復作業が来年3月に終わるそうですが、今回は特別展示として、国宝の阿弥陀如来坐像光背飛天や同じく国宝の雲中供養菩薩像が初めて寺外で展示されます。鳳凰堂の本尊である阿弥陀如来の光背には12体の飛天が配されていますが、うち6体が展示されています。また、鳳凰堂の左右壁面上部には52体もの雲中供養菩薩像が懸けられていますが、うち14体が展示されています。これらの像は本来は床よりかなり高いところに設置されているため、このように間近で見ることができるのはこれが最初で最後かもしれません。
光背飛天は金色に光り輝き、とても千年近くも前のものとは思えない美しさでした。雲中供養菩薩像は製作当初の色彩はほとんど失われ、木の地肌が出ていますが、細部に至るまで当時のままのようで、千年の時を超えて見る者を魅了します。
詳細な調査によって製作当時の姿に復元・彩色された模刻も展示されていました。また、阿弥陀像の天蓋の復元模型も展示されていましたが、このような鮮やかな色彩で満たされた建立当初の鳳凰堂はこの世のものとは思えない美しさだったことでしょう。CGによる復元画像も展示されていました。
平等院では平成16年より雲中供養菩薩像の模刻を作成しており、その模刻像は修復なった鳳凰堂の壁面に懸架されるそうです。模刻像は9体展示されていましたが、うち1体の像(南20)は手で触れることができるように展示されていました。単なる模刻ではなく、平等院の僧によって仏像として魂が込められているそうです。仏像に触れることは「結縁(けちえん)」といって、仏と縁を結ぶ尊い行為だそうです。私もカミさんもありがたく触らせていただきました。この結縁された雲中供養菩薩像も鳳凰堂の壁面に懸架され、今後長きに渡って阿弥陀如来像と参拝者を見守るそうです。ありがたいことです。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術