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ルーブル美術館展

 新国立美術館で開催されているルーブル美術館展をカミさんと見てきました。

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 本展は「愛を描く」というテーマです。愛というのは西洋美術の主要なテーマの一つです。16世紀から19世紀にかけて、西洋の画家たちが愛をどのように描いてきたか、ということを、ルーブル美術館の膨大なコレクションの中から選ばれた73点の絵画を通して浮き上がらせています。

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 展示はプロローグを含めて5部構成となっています。プロローグ「愛の発明」から始まり、ギリシア・ローマ神話における愛、キリスト教絵画における愛、17・18世紀に生きる人間の愛、19世紀に愛、という構成でした。

 最後の展示室は写真撮影が許可されていました。

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 このようにテーマを絞った展覧会というのもいいですね。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : ルーブル美術館展新国立美術館

静岡2日目

 今日もいい天気で、少し霞んでいますが、日本平ホテルの部屋からは富士山がきれいに見えていました。一幅の絵のようです。

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 ホテルを出て三保へ向かいました。御穗(みほ)神社です。羽衣伝説ゆかりの神社で、羽衣の切れ端が所蔵されているといいます。

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 毎年11月には、この舞殿で羽衣の舞が奉納される例祭があるそうです。

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 御穗神社から海岸にある松原まで続く約500メートルの参道は「神の道」といわれています。

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 松原の手前には三保松原文化創造センター「みほしるべ」という施設がありました。最近できたようできれいです。富士山、三保松原、羽衣伝説などに関する展示があります。

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 マンホールの蓋も展示されていました。

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 こちらが三代目の羽衣の松です。

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 二代目の羽衣の松は以前来た時は幹が残っていましたが、今や根元だけになっていました。周囲に見える松の葉は別の木のもので、二代目は幹から枝も葉も出ていません。

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 松原を少し散策したあと、清水の街へ向かいました。街道一の大親分といわれた「清水の次郎長」こと山本長五郎の生家です。次郎長の愛用品なども展示されていました。

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 近くの梅蔭禅寺には次郎長とその子分の大政・小政、女房お蝶の墓があります。次郎長や大政・小政の愛用品の展示もありました。

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 港へ行き、遊覧船に乗りました。40分かけて清水港内を一周します。

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 雲がでてきて、船上からは富士山の山頂がわずかに見えるだけでした。

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 船内にあった案内です。イルカが見えることもあるようです。今日は見れるでしょうか。

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 三保の松原が見えます。羽衣の松は反対側になります。

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 JAMSTECの探査船「ちきゅう」が停泊していました。

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 前方にイルカを発見!歓声が上がります。

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 2頭が仲良く泳いでいました。船内の売店の方の話では、港内に6頭ほどが住みついているそうです。家族なのでしょうか。

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 葵舟に乗るため静岡に戻る途中、草薙神社に寄りました。草薙の名は、日本武尊(やまとたける)が東征の際に、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で草を薙ぎ払い野火から逃れたという伝説からきています。この剣はのちに草薙の剣ともいわれます。

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 日本武尊を祀っており、その像もあります。

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 今年は創建1900年にあたるそうです。

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 駿府城公園の葵舟乗り場です。

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 舟は40分かけてお堀を1周します。舟の前を鴨が横切ります。のどかですね。

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 東御門と巽櫓。

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 坤櫓。

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 4つの橋の下をくぐりますが、最後の北門橋が一番低く、舟の屋根が下がってぎりぎり通過できました。大雨のあとなど、稀に通れないこともあるそうです。

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 駿府城公園の近くには今年1月にオープンした歴史博物館があります。

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 1階には戦国時代の道の遺構がそのまま展示されています。道幅2.7メートル、長さ33メートルで、両側は野面積の石垣です。途中に出入口がないので、両側ともに広い武家屋敷があったと推測されているそうです。2、3階は駿府や家康に関する展示がありますが、撮影は禁止されていました。

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 2日間、しばらくぶりの静岡を楽しめました。
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テーマ : 国内旅行
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静岡1日目

 今日はカミさんと静岡に来ています。静岡市に来たのは12年ぶりです。

 静岡、かつての駿府は大河ドラマの主人公、徳川家康が少年期、青年期、そして大御所時代と、生涯で3度住み、人生の1/3を過ごしたところとして知られています。

 大河ドラマが放映中ということもあり、どこも徳川家康とその関連するものでいっぱいです。駅前の観光案内所には葵の紋と家康の肖像が描かれていました。

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 駅前広場には采配を持った家康の像があります。

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 近くには、竹千代(家康の幼名)と、竹千代が人質となっていた今川家の当主、今川義元の像もあります。

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 着いたのはお昼前なので、まずは昼食を食べに浮月楼へ行きました。

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 ここは、最後の将軍徳川慶喜が明治時代に20数年を過ごした屋敷跡です。当時の建物は残っていませんが、池泉回遊式の庭園は当時の趣を残しています。

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 なお、浮月楼では先日、将棋の名人戦第2局が行われました。

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 浮月楼の近くには小梳(おぐし)神社があります。人質として今川義元に対面する前に、竹千代は小梳神社に立ち寄り、武運長久を祈願したそうです。

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 静岡天満宮です。ここは菅原道真とその次男の景行を祀っています。道真が大宰府に流されたあと、道真の息子たちも全国に流されました。景行は駿河の国府に流されましたが、その国府があったのが静岡天満宮を中心とする一帯だったそうです。

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 静岡浅間神社です。神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社を総称して静岡浅間神社というそうです。駿河国総社、静岡の総氏神様、駿河の大社として広く信仰されています。

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 神部神社と浅間神社は一緒に祀られています。

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 大歳御祖神社です。

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 大歳御祖神社から神池の脇を通ると、「どうする家康 静岡大河ドラマ館」があります。ここは以前は静岡市文化財資料館として使われていた建物です。静岡市文化財資料館の展示物等は今年1月に駿府城公園の近くに開館した静岡市歴史博物館に移されたそうです。大河ドラマ館として使った後は解体が検討されているようです。

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 内部は多くの場所で撮影が許可されていました。実際に使われた小道具や台本なども展示されています。

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 登場人物と一緒に写真を撮れるコーナーもありました。今後のドラマの展開が楽しみですね。

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 徳川家康が大御所として住んだ駿府城は現在公園として整備されています。天守閣はありませんが、東御門、巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)が復元されています。巽櫓と坤櫓は中に入ることができます。

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 園内には紅葉山庭園があります。手前の池、奥の築山で駿河湾と富士山を模しているといいます。ツツジは茶畑を思わせる刈り方です。

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 天守台は発掘調査中でした。見学ができます。

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 お堀を回る舟、葵舟です。事前に調べたら、運航は土日祝日でした。今日は金曜日ですが運航しているのでしょうか。舟乗場の人に聞いたところ、貸し切り予約で運航したそうです。明日また来ましょう。

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 駿府城公園近くの歩道にこのようなものがありました。「徳川家康公出陣キット」とあります。静岡市が「プラモデルのまち」をアピールするため、組み立て前のプラモデルをイメージしたモニュメントの設置を進めているそうです。このモニュメントは先月設置されたものです。テレビドラマで徳川家康が身につけている金色の甲冑「金陀美具足(きんだみぐそく)」です。面白いですね。

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 今日は日本平に泊まるので向かいました。日本平といえば久能山東照宮です。久能山東照宮は日本平からロープウェイで行く方法と久能山下から1159段の石段を登るルートがあります。久能山東照宮は5回目です。今までは、ロープウェイ2回、石段2回ですが、今回はロープウェイにしました。

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 日本平ロープウェイに乗るのはしばらくぶりですが、ロープウェイも駅もきれいになっていました。このような撮影コーナーもあります。

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 久能山東照宮は全国に数百あるといわれる徳川家康を祀る東照宮の創祀です。

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 家康が埋葬された神廟は西の岡崎、京都を向いているそうです。

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 博物館も見ましたが、お目当ての金陀美具足や洋時計はありませんでした。三井記念美術館で開催されている「どうする家康展」に貸し出されているそうです。

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 日本平からは清水港の向こうに富士山がきれいに見えました。

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 電波塔近くに夢テラスという施設ができていました。電波塔を取り囲むように展望回廊があります。

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 展望回廊から見た富士山です。

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 泊まるのは日本平ホテルです。

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 部屋は畳敷きのスーペリア和室にしました。畳はくつろげますね。

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 部屋からは広いホテルの庭、清水の市街、富士山が見えます。絶景です。

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 庭に出てみました。

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 陽が落ちて清水の街並みの向こうに富士山のシルエットが見えます。

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 夕食は和食のコース。おいしくいただけました。

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 ホテルは開業10周年ということで、グラスにも描かれていました。

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 食事のあと、夢テラスまで夜景を見に行きました。静岡側の夜景です。

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 ホテルに戻ってラウンジで飲みなおしです。

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 ラウンジから見た清水の夜景もきれいでした。

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