九州2日目 鹿児島・桜島
今日は鹿児島市内を観光し、フェリーで桜島へ渡って、霧島を経由して宮崎まで行く予定です。鹿児島市内は早くから開いている施設がありますが、一番混みそうな仙巌園へ最初に向かいました。
仙巌園は、島津光久の別邸です。錦江湾を池、桜島を築山と見立てて築庭された雄大な景色が最大の魅力とされます。園内には幕末の名君、島津斉彬が導入した反射炉跡などさまざまな建造物があります。これはもともとの正門です。
こちらが御殿です。大きな建物ですが。往時の1/3ほどに縮小されています。大河ドラマの撮影にも使われたそうです。
遠くの山の木々の間に、縦に白く木の無い部分があります。ここには19世紀初めに、「千尋巌」という文字が彫られました。3文字で11mの大きさがあるそうです。
この石段もドラマの撮影に使われたそうです。
錦江湾の向こうに噴煙を上げる桜島が見えます。鉄道の架線が無粋ですね。
庭園もきれいでした。
仙巌園の隣には鶴嶺神社があります。ここには島津家の歴代当主とその家族が祀られています。
南洲神社と南洲墓地です。ここには西南戦争で亡くなった約2千人が眠っています。中央には西郷隆盛のお墓もあり、お花が供えられていました。
城山へ向かう途中に西郷隆盛が自刃した終焉の地と、その直前の数日間を過ごしたという洞窟がありました。
城山展望台からは鹿児島の市街地と桜島がよく見えます。
城山の南には照国神社があります。島津家28代当主にして薩摩藩11代藩主である島津斉彬を祀る神社です。大きな神社で結婚式も行われていました。
鹿児島市維新ふるさと館です。市営の展示館で、明治維新の前後に活躍した人物の事跡や当時の時代背景などが詳細に解説されていました。展示内容が多く、じっくり見るとかなり時間がかかりそうでした。
大河ドラマに関するコーナーもありました。西郷どんもいます。
近くには今年の大河ドラマに便乗した「西郷どん 大河ドラマ館」があります。来年の1月までの期間限定で、こちらも鹿児島市営です。大河ドラマ館へ向かう途中、西郷隆盛の生誕地があり石碑が立っています。
維新ふるさと館や大河ドラマ館は市内を流れる甲突川沿いにありますが、川辺は「甲突川歴史ロード 維新ふるさとの道」として整備されていました。
西郷どん 大河ドラマ館です。サイトの記載によると、「西郷家・大久保家をイメージした撮影セットの一部再現や、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナー、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示など、大河ドラマの世界観を体験できます。」だそうです。スタジオセットのコーナーでは出演者の等身大の写真の前で写真を撮れるようになっていました。
西郷どんも歩いています。
市内はいたるところ西郷どんです。お昼も「せご丼」でした。
午後はフェリーで桜島へ向かいました。通常、フェリーは乗船券売り場へ車検証を持っていきますが、桜島フェリーは便数が多いためそのようなシステムではありません。鹿児島から桜島へ向かう時は乗船券を買わずにそのまま車を乗せます。桜島港で下船すると料金所があり、車に乗ったまま運賃を支払います。有料道路の料金所のような感じですね。係の人は慣れているので、車種を見れば料金が分かるようです。
鹿児島港を出発。
桜島から鹿児島へ向かうフェリーが見えます。
15分なのであっという間に着きます。
港の近くにある月讀神社です。桜島で一番大きい神社で、8世紀の創建とされます。
大正噴火で溶岩の下に埋没しましたが、昭和になって再建されたそうです。
車で走っていたら街灯が目にとまりました。噴煙を上げる桜島と桜島ダイコンです。
桜島にはいくつかの景観スポットがあります。烏島展望所です。烏島はもともとは桜島の南西500mもの沖合にあった無人島です。大正噴火による大量の溶岩に烏島は飲み込まれ、桜島の一部となりました。碑には「烏島この下に」とあります。
湯之平展望所です。ここは標高373m、一般人が行ける最高地点です。駐車場には火山灰が薄く積もっていました。
噴煙が上がっているのですが、ちょうど雲と重なって分かりづらいですね。真っ白の部分が雲で、灰色がかっているのは噴煙です。噴煙は昭和火口から上がっていますが、湯之平からは火口そのものは見えません。
海岸沿いに戻って国道を東に向かうと有村溶岩展望所があります。文字通り溶岩だらけです。
写真でも噴煙が上がっているのが分かります。
桜島口を通り黒神へ向かいました。有名な黒神の埋没鳥居です。大正の大噴火で噴出した大量の火山灰は黒神地区にあった腹五社神社の社殿、鳥居を埋めてしまいました。もともと3mの高さがあった鳥居は笠木部分の約1mだけが地上に姿をとどめています。私たちが立っているのは分厚く積もったかつての火山灰なんですね。噴火のすさまじさが伝わります。奥には再建された小さなお社がありました。
埋没鳥居の少し先には黒神ビュースポットという展望台があります。昭和火口から上がる噴煙がよく見えました。
今日は宮崎に泊まりますが、途中霧島神宮に寄りました。
境内にはこんな物も。坂本龍馬が妻のおりょうと鹿児島や霧島を旅行したという案内です。この旅行は現在の新婚旅行のはしりとされているそうです。
一般道と高速道路を経由して宮崎へ向かいました。夜はホテル近くのお店です。
今日も地元の料理を中心にいっぱい食べて飲んでしまいました。
仙巌園は、島津光久の別邸です。錦江湾を池、桜島を築山と見立てて築庭された雄大な景色が最大の魅力とされます。園内には幕末の名君、島津斉彬が導入した反射炉跡などさまざまな建造物があります。これはもともとの正門です。
こちらが御殿です。大きな建物ですが。往時の1/3ほどに縮小されています。大河ドラマの撮影にも使われたそうです。
遠くの山の木々の間に、縦に白く木の無い部分があります。ここには19世紀初めに、「千尋巌」という文字が彫られました。3文字で11mの大きさがあるそうです。
この石段もドラマの撮影に使われたそうです。
錦江湾の向こうに噴煙を上げる桜島が見えます。鉄道の架線が無粋ですね。
庭園もきれいでした。
仙巌園の隣には鶴嶺神社があります。ここには島津家の歴代当主とその家族が祀られています。
南洲神社と南洲墓地です。ここには西南戦争で亡くなった約2千人が眠っています。中央には西郷隆盛のお墓もあり、お花が供えられていました。
城山へ向かう途中に西郷隆盛が自刃した終焉の地と、その直前の数日間を過ごしたという洞窟がありました。
城山展望台からは鹿児島の市街地と桜島がよく見えます。
城山の南には照国神社があります。島津家28代当主にして薩摩藩11代藩主である島津斉彬を祀る神社です。大きな神社で結婚式も行われていました。
鹿児島市維新ふるさと館です。市営の展示館で、明治維新の前後に活躍した人物の事跡や当時の時代背景などが詳細に解説されていました。展示内容が多く、じっくり見るとかなり時間がかかりそうでした。
大河ドラマに関するコーナーもありました。西郷どんもいます。
近くには今年の大河ドラマに便乗した「西郷どん 大河ドラマ館」があります。来年の1月までの期間限定で、こちらも鹿児島市営です。大河ドラマ館へ向かう途中、西郷隆盛の生誕地があり石碑が立っています。
維新ふるさと館や大河ドラマ館は市内を流れる甲突川沿いにありますが、川辺は「甲突川歴史ロード 維新ふるさとの道」として整備されていました。
西郷どん 大河ドラマ館です。サイトの記載によると、「西郷家・大久保家をイメージした撮影セットの一部再現や、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナー、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示など、大河ドラマの世界観を体験できます。」だそうです。スタジオセットのコーナーでは出演者の等身大の写真の前で写真を撮れるようになっていました。
西郷どんも歩いています。
市内はいたるところ西郷どんです。お昼も「せご丼」でした。
午後はフェリーで桜島へ向かいました。通常、フェリーは乗船券売り場へ車検証を持っていきますが、桜島フェリーは便数が多いためそのようなシステムではありません。鹿児島から桜島へ向かう時は乗船券を買わずにそのまま車を乗せます。桜島港で下船すると料金所があり、車に乗ったまま運賃を支払います。有料道路の料金所のような感じですね。係の人は慣れているので、車種を見れば料金が分かるようです。
鹿児島港を出発。
桜島から鹿児島へ向かうフェリーが見えます。
15分なのであっという間に着きます。
港の近くにある月讀神社です。桜島で一番大きい神社で、8世紀の創建とされます。
大正噴火で溶岩の下に埋没しましたが、昭和になって再建されたそうです。
車で走っていたら街灯が目にとまりました。噴煙を上げる桜島と桜島ダイコンです。
桜島にはいくつかの景観スポットがあります。烏島展望所です。烏島はもともとは桜島の南西500mもの沖合にあった無人島です。大正噴火による大量の溶岩に烏島は飲み込まれ、桜島の一部となりました。碑には「烏島この下に」とあります。
湯之平展望所です。ここは標高373m、一般人が行ける最高地点です。駐車場には火山灰が薄く積もっていました。
噴煙が上がっているのですが、ちょうど雲と重なって分かりづらいですね。真っ白の部分が雲で、灰色がかっているのは噴煙です。噴煙は昭和火口から上がっていますが、湯之平からは火口そのものは見えません。
海岸沿いに戻って国道を東に向かうと有村溶岩展望所があります。文字通り溶岩だらけです。
写真でも噴煙が上がっているのが分かります。
桜島口を通り黒神へ向かいました。有名な黒神の埋没鳥居です。大正の大噴火で噴出した大量の火山灰は黒神地区にあった腹五社神社の社殿、鳥居を埋めてしまいました。もともと3mの高さがあった鳥居は笠木部分の約1mだけが地上に姿をとどめています。私たちが立っているのは分厚く積もったかつての火山灰なんですね。噴火のすさまじさが伝わります。奥には再建された小さなお社がありました。
埋没鳥居の少し先には黒神ビュースポットという展望台があります。昭和火口から上がる噴煙がよく見えました。
今日は宮崎に泊まりますが、途中霧島神宮に寄りました。
境内にはこんな物も。坂本龍馬が妻のおりょうと鹿児島や霧島を旅行したという案内です。この旅行は現在の新婚旅行のはしりとされているそうです。
一般道と高速道路を経由して宮崎へ向かいました。夜はホテル近くのお店です。
今日も地元の料理を中心にいっぱい食べて飲んでしまいました。
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九州1日目 指宿
この連休は5月1日・2日と休みを取って、今日から6日間カミさんとレンタカーで九州各地を回ります。日程は、以下の予定です。
29日 指宿、鹿児島
30日 鹿児島、桜島、宮崎
1日 宮崎、高千穂
2日 高千穂、熊本、天草
3日 雲仙、島原、長崎
4日 長崎
今朝は5時過ぎに羽田空港に着きました。この時間だと駐車場は4階もまだ空いています。6時半の便で8時過ぎに鹿児島空港に到着しました。いい天気です。
レンタカーはアクアでした。すでに9万キロ以上走っていてかなりくたびれています。
空港からは九州自動車道、指宿有料道路を通って指宿へ向かいました。最初に行ったのは池田湖です。
池田湖は周囲が15kmあり、九州最大の湖だそうです。遠くに開聞岳が見えます。
池田湖には大ウナギが生息していて、周辺の土産物屋さんにはその大ウナギの剥製が飾られていました。湖岸にこんな像も。池田湖の未確認生物「イッシーくん」です。
池田湖の少し先には唐船峡があります。ここはそうめん流し発祥の地とされていて、市営のそうめん流しの店があります。
私たちの住む関東では「流しそうめん」ということが多いのですが、九州を中心に関西では「そうめん流し」ということが多いそうです。しかも地域によっては竹樋に流すのを「流しそうめん」とし、回転式の水流に循環させるのを「そうめん流し」と呼び分けているそうです。
この唐船峡では1970年から回転式そうめん流し器を開発して使っているとのことです。お昼にはちょっと早いのですが店内はすでに混んでいます。
各テーブルにはこのようなそうめん流し器が設置されていてすごい勢いで水が回っています。注文したそうめんは中央に置かれ、あとは自分たちでそうめんを水に入れてはすくって食べる、という形式です。
私たちはそうめんの他にマスの塩焼き、鯉の洗いなども食べました。こういう施設を市営でやっているというのは面白いですね。食べ終えて出る頃には入口には長蛇の待ち行列ができていました。早く来てよかったです。駐車場の車のナンバーを見ると、観光客だけでなく、地元の人も来ているようでした。
指宿には知林ヶ島という小島があります。ここは春から秋の干潮の時に砂州でつながり、知林ヶ島まで歩いて渡ることができます。昨年行った西伊豆の堂ヶ島のトンボロと同じ現象ですね。今日は11時半頃から2時半頃まで渡れるということで行ってみました。
指宿側にはキャンプ場などがあり大きな駐車場がありますが、車でいっぱいです。海岸へ向かって歩いていくとこのような案内がありました。私たちが着いた時には終わっていましたが、砂州開きのイベントがあったようです。
海岸に出るとこのようなオブジェが。
角度を変えるとこのように見えるんですね。遠くに言えるのが知林ヶ島です。
このように砂州が延々と知林ヶ島までつながっています。堂ヶ島のトンボロは石が中心でしたが、ここはほぼ完全な砂州で歩きにくいですね。知林ヶ島まで800mあるそうです。カミさんが、暑いしもういいかな、と言うので真ん中あたりで引き返してきました。
揖宿神社です。揖宿は「いぶすき」と読みます。慶雲3年(706年)にこの地に行幸した天智天皇の遺品を奉じて作られた「葛城宮」が創始とされ、指宿の総鎮守として現在に至っています。そんなに大きな神社ではありませんが、参拝者はけっこういました。
指宿といえば名物は砂風呂です。砂風呂はご存じの方も多いと思いますが、砂の上に寝て、全身に温かな砂をかけて温浴するものです。日本各地にありますが、指宿では海岸の天然の砂浜で砂風呂に入ることができます。市内に2か所ありますが、私たちは「砂むし会館砂楽」へ行きました。
2階が入口で、館内に入ると受付がありますが、いたるところに「写真撮影禁止」の張り紙があります。カミさんが受付の方に聞いたところ、砂風呂に入っている他人の写真を無断でインターネットに上げた人がいて、写された人がそれに気づいてトラブルになったそうです。トラブル防止のため、砂風呂へのカメラや携帯電話等の持ち込みを禁止しているということでした。マナーを守らない人がいるのは困ったことですね。せっかく砂風呂に入ったのですが写真を撮ることができませんでした。残念です。
まず更衣室で下着も脱いで薄い浴衣に着替えて砂浜に出ます。干潮なので海辺の砂浜で砂風呂に入ることもできますし、屋根のある全天候型の砂風呂もあります。砂の上に座ると頭にタオルを巻いてくれますので、そのまま横になります。横になると両側からスコップで砂をかけられます。手際がいいです。砂はけっこう重くて熱いです。「10分以上は低温やけどをする危険がありますのでご注意ください。」と言われました。近くに時計があります。じっとしていると体全体がじわっと温かくなってきました。10分と言われましたが、12分ほど温まりました。出る時は砂から腕を出し、砂を払うとスムーズに出ることができました。この後、シャワーを浴び、温泉に入ってすっきりしました。
長崎鼻は浦島太郎が龍宮城へ旅立った場所とされ、龍宮伝説の発祥の地ですここには。龍宮神社があり、乙姫のモデルとなった豊玉姫が祀られています。無人の神社ですが、御朱印は近くの土産屋さんでいただけます。
長崎鼻からは開聞岳が遠くに見えます。
土産物屋が並んでいますが、こんな看板が。お店は営業していました。
薩摩の国一の宮の枚聞神社です。古来より交通・航海の安全や漁業守護の神として信仰され、琉球国王もたびたび扁額を奉納していたそうです。大きな神社で参拝者もたくさんいました。
国道を西に向かうと瀬平自然公園、番所鼻自然公園と景観スポットが続きます。瀬平自然公園です。海と道路の先に開聞岳が見えでてきれいでした。
番所鼻からの開聞岳の景色はかつて伊能忠敬が絶賛したといいます。たしかにいい光景です。
ここには「海の池」という岩礁に囲まれて池のように見えるところがあります。
射楯兵主神社です。ここは古くから武道や勝負の神様として祀られていて、今もスポーツ選手などが参拝に来るそうです。
天智天皇が行幸した際、たくさんのお米をお釜で炊いていたところ、大風が吹いてお釜の蓋が遠くまで飛ばされた、といいます。それにちなんでこの神社は釜蓋神社とも言われています。社殿に置かれた釜蓋を頭の上に乗せ、落とさずに鳥居から社殿まで歩いてお参りができれば厄除け、開運になるそうです。やっている人を見ていると、釜蓋を落とさずに階段を上るのが難しいようです。
今日は鹿児島に泊まりますが、鹿児島に戻る前に知覧の武家屋敷に寄りました。
有料7家、無料2家の庭園が公開されています。どこの庭園もきれいに手入れされていました。
大河ドラマの撮影にも使われたそうです。
鹿児島のホテルにチェックインし、近くのお店に入りました。地元の料理を食べ、焼酎を飲んでお腹いっぱいです。
29日 指宿、鹿児島
30日 鹿児島、桜島、宮崎
1日 宮崎、高千穂
2日 高千穂、熊本、天草
3日 雲仙、島原、長崎
4日 長崎
今朝は5時過ぎに羽田空港に着きました。この時間だと駐車場は4階もまだ空いています。6時半の便で8時過ぎに鹿児島空港に到着しました。いい天気です。
レンタカーはアクアでした。すでに9万キロ以上走っていてかなりくたびれています。
空港からは九州自動車道、指宿有料道路を通って指宿へ向かいました。最初に行ったのは池田湖です。
池田湖は周囲が15kmあり、九州最大の湖だそうです。遠くに開聞岳が見えます。
池田湖には大ウナギが生息していて、周辺の土産物屋さんにはその大ウナギの剥製が飾られていました。湖岸にこんな像も。池田湖の未確認生物「イッシーくん」です。
池田湖の少し先には唐船峡があります。ここはそうめん流し発祥の地とされていて、市営のそうめん流しの店があります。
私たちの住む関東では「流しそうめん」ということが多いのですが、九州を中心に関西では「そうめん流し」ということが多いそうです。しかも地域によっては竹樋に流すのを「流しそうめん」とし、回転式の水流に循環させるのを「そうめん流し」と呼び分けているそうです。
この唐船峡では1970年から回転式そうめん流し器を開発して使っているとのことです。お昼にはちょっと早いのですが店内はすでに混んでいます。
各テーブルにはこのようなそうめん流し器が設置されていてすごい勢いで水が回っています。注文したそうめんは中央に置かれ、あとは自分たちでそうめんを水に入れてはすくって食べる、という形式です。
私たちはそうめんの他にマスの塩焼き、鯉の洗いなども食べました。こういう施設を市営でやっているというのは面白いですね。食べ終えて出る頃には入口には長蛇の待ち行列ができていました。早く来てよかったです。駐車場の車のナンバーを見ると、観光客だけでなく、地元の人も来ているようでした。
指宿には知林ヶ島という小島があります。ここは春から秋の干潮の時に砂州でつながり、知林ヶ島まで歩いて渡ることができます。昨年行った西伊豆の堂ヶ島のトンボロと同じ現象ですね。今日は11時半頃から2時半頃まで渡れるということで行ってみました。
指宿側にはキャンプ場などがあり大きな駐車場がありますが、車でいっぱいです。海岸へ向かって歩いていくとこのような案内がありました。私たちが着いた時には終わっていましたが、砂州開きのイベントがあったようです。
海岸に出るとこのようなオブジェが。
角度を変えるとこのように見えるんですね。遠くに言えるのが知林ヶ島です。
このように砂州が延々と知林ヶ島までつながっています。堂ヶ島のトンボロは石が中心でしたが、ここはほぼ完全な砂州で歩きにくいですね。知林ヶ島まで800mあるそうです。カミさんが、暑いしもういいかな、と言うので真ん中あたりで引き返してきました。
揖宿神社です。揖宿は「いぶすき」と読みます。慶雲3年(706年)にこの地に行幸した天智天皇の遺品を奉じて作られた「葛城宮」が創始とされ、指宿の総鎮守として現在に至っています。そんなに大きな神社ではありませんが、参拝者はけっこういました。
指宿といえば名物は砂風呂です。砂風呂はご存じの方も多いと思いますが、砂の上に寝て、全身に温かな砂をかけて温浴するものです。日本各地にありますが、指宿では海岸の天然の砂浜で砂風呂に入ることができます。市内に2か所ありますが、私たちは「砂むし会館砂楽」へ行きました。
2階が入口で、館内に入ると受付がありますが、いたるところに「写真撮影禁止」の張り紙があります。カミさんが受付の方に聞いたところ、砂風呂に入っている他人の写真を無断でインターネットに上げた人がいて、写された人がそれに気づいてトラブルになったそうです。トラブル防止のため、砂風呂へのカメラや携帯電話等の持ち込みを禁止しているということでした。マナーを守らない人がいるのは困ったことですね。せっかく砂風呂に入ったのですが写真を撮ることができませんでした。残念です。
まず更衣室で下着も脱いで薄い浴衣に着替えて砂浜に出ます。干潮なので海辺の砂浜で砂風呂に入ることもできますし、屋根のある全天候型の砂風呂もあります。砂の上に座ると頭にタオルを巻いてくれますので、そのまま横になります。横になると両側からスコップで砂をかけられます。手際がいいです。砂はけっこう重くて熱いです。「10分以上は低温やけどをする危険がありますのでご注意ください。」と言われました。近くに時計があります。じっとしていると体全体がじわっと温かくなってきました。10分と言われましたが、12分ほど温まりました。出る時は砂から腕を出し、砂を払うとスムーズに出ることができました。この後、シャワーを浴び、温泉に入ってすっきりしました。
長崎鼻は浦島太郎が龍宮城へ旅立った場所とされ、龍宮伝説の発祥の地ですここには。龍宮神社があり、乙姫のモデルとなった豊玉姫が祀られています。無人の神社ですが、御朱印は近くの土産屋さんでいただけます。
長崎鼻からは開聞岳が遠くに見えます。
土産物屋が並んでいますが、こんな看板が。お店は営業していました。
薩摩の国一の宮の枚聞神社です。古来より交通・航海の安全や漁業守護の神として信仰され、琉球国王もたびたび扁額を奉納していたそうです。大きな神社で参拝者もたくさんいました。
国道を西に向かうと瀬平自然公園、番所鼻自然公園と景観スポットが続きます。瀬平自然公園です。海と道路の先に開聞岳が見えでてきれいでした。
番所鼻からの開聞岳の景色はかつて伊能忠敬が絶賛したといいます。たしかにいい光景です。
ここには「海の池」という岩礁に囲まれて池のように見えるところがあります。
射楯兵主神社です。ここは古くから武道や勝負の神様として祀られていて、今もスポーツ選手などが参拝に来るそうです。
天智天皇が行幸した際、たくさんのお米をお釜で炊いていたところ、大風が吹いてお釜の蓋が遠くまで飛ばされた、といいます。それにちなんでこの神社は釜蓋神社とも言われています。社殿に置かれた釜蓋を頭の上に乗せ、落とさずに鳥居から社殿まで歩いてお参りができれば厄除け、開運になるそうです。やっている人を見ていると、釜蓋を落とさずに階段を上るのが難しいようです。
今日は鹿児島に泊まりますが、鹿児島に戻る前に知覧の武家屋敷に寄りました。
有料7家、無料2家の庭園が公開されています。どこの庭園もきれいに手入れされていました。
大河ドラマの撮影にも使われたそうです。
鹿児島のホテルにチェックインし、近くのお店に入りました。地元の料理を食べ、焼酎を飲んでお腹いっぱいです。
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松任谷由実・ユーミンからの恋のうた。
仕事から帰ったら松任谷由実のCDとBlu-rayが届いていました。
右のCDはデビュー45周年を記念したベスト盤(CD3枚、Blu-ray1枚)、左は私たちも行った「宇宙図書館ツアー」のBlu-rayです。
今回のベスト盤の特設サイトによると、
ミリオンセラー「日本の恋と、ユーミンと。」には収録されていない、
今度はユーミンが”いま聴いて欲しい”と選んだ45曲。
ベストアルバム二部作完結編!!
だそうです。
2012年にデビュー40周年を記念して出された「日本の恋と、ユーミンと。」は選曲に松任谷由実自身は関わっておらず、歴代スタッフやレコード会社の女性社員の意見を参考に選曲されたそうです。今回の「ユーミンからの恋のうた。」は上記サイトの記載からすると松任谷由実自身が選曲したようですね。
CDの中には、ベストアルバムツアーの先行予約抽選券が入っていました。応募しないと。
右のCDはデビュー45周年を記念したベスト盤(CD3枚、Blu-ray1枚)、左は私たちも行った「宇宙図書館ツアー」のBlu-rayです。
今回のベスト盤の特設サイトによると、
ミリオンセラー「日本の恋と、ユーミンと。」には収録されていない、
今度はユーミンが”いま聴いて欲しい”と選んだ45曲。
ベストアルバム二部作完結編!!
だそうです。
2012年にデビュー40周年を記念して出された「日本の恋と、ユーミンと。」は選曲に松任谷由実自身は関わっておらず、歴代スタッフやレコード会社の女性社員の意見を参考に選曲されたそうです。今回の「ユーミンからの恋のうた。」は上記サイトの記載からすると松任谷由実自身が選曲したようですね。
CDの中には、ベストアルバムツアーの先行予約抽選券が入っていました。応募しないと。
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