メルセデス SLC、SL、Sクラスカブリオレ先行受注開始
夕方、ヤナセの営業氏から電話がありました。「K様、SLCの社内資料が届きました。持ち出しができないので、お時間のある時にでもショールームにおいでいただけないでしょうか。」 と言います。「明日から数日出かけるので、気になるから、今から行ってもいいですか。」「承知しました。お待ちしてます。」ということで行ってきました。
ショールームに着くと、営業氏が待っていました。「K様、本社から届いたばかりです。」と、「SLC(フェイスリフト)商品概要」と書かれた紙の束を持ってきました。表紙には「4月8日」と日付がありますが、今日メールで資料が送られてきたそうです。「社外秘」と赤く書かれています。
タイムテーブルもあり、それを見るともう少し早く来ていたのでは、とも思いますが。6月上旬に、SLC、SL、Sクラスカブリオレのオープンカー3車種を同時発表し、正式受注を開始するそうです。「数の出ないオープンモデルなので、3車種をまとめて発表するようです。」だそうです。SLCは4月から先行受注を開始して、正式発表後に6月中に納車が開始されるとのことです。
国内に導入されるSLCのグレードは180、200、43の3種で、300と250dは導入予定はないそうです。売れ筋は180と見られ、2つのグレードが用意されていました。ハンドルは右が標準で、SLC43のみ注文生産で左を選ぶこともできます。
SLC43は販売台数が見込めないので、6月入荷分はブリリアントブルーとマットのセルサイトグレーの2台で、7月には定番のイリジウムシルバー、オブシディアンブラック、ファイアーオパールが計10台ほど入るそうです。その後、ダイアモンドホワイトが入荷しますが、ポーラーホワイトとヒアシンスレッドは入荷未定だそうです。
SLC43はマジックスカイコントロールバリオルーフなどすべの装備が標準となっていて、オプションになるのはダイアモンドホワイト、ヒアシンスレッド、セルサイトグレーの塗装だけです。車両価格は970万で、同じエンジンを積むC43(C450から名称変更がMBJからアナウンスされました)からみるとかなり割高です。
入荷決定分の内装は全てブラックでした。他の内装色が選べるかは、今回の資料では不明でした。例えば、ヒアシンスレッドにベージュの内装という組みあわせを希望すると、それが選択できるかはっきりしてからの注文生産になるので、納車は12月くらいになるかもしれない、とのことでした。
営業氏が調べてくれたところ、SLC43はすでに6台が商談中になっています。みなさん、出足が早いですね。
「K様、まだ概算しか出せないのですが、用意しておきました。」と見積を渡されました。「発表前の新車なので、申し訳ありませんが値引きはできません。日本仕様の初期生産になるので、故障が起きるかもしれませんが、そこだけはご容赦ください。」といいます。見積にはヒアシンスレッドが計上されていました。
「今日の話は口外してはいけないのですか。」と聞いたところ、「資料の写真をネットに投稿することはだめですが、先行受注開始のことは話されても問題ありません。」だそうです。
ショールームに着くと、営業氏が待っていました。「K様、本社から届いたばかりです。」と、「SLC(フェイスリフト)商品概要」と書かれた紙の束を持ってきました。表紙には「4月8日」と日付がありますが、今日メールで資料が送られてきたそうです。「社外秘」と赤く書かれています。
タイムテーブルもあり、それを見るともう少し早く来ていたのでは、とも思いますが。6月上旬に、SLC、SL、Sクラスカブリオレのオープンカー3車種を同時発表し、正式受注を開始するそうです。「数の出ないオープンモデルなので、3車種をまとめて発表するようです。」だそうです。SLCは4月から先行受注を開始して、正式発表後に6月中に納車が開始されるとのことです。
国内に導入されるSLCのグレードは180、200、43の3種で、300と250dは導入予定はないそうです。売れ筋は180と見られ、2つのグレードが用意されていました。ハンドルは右が標準で、SLC43のみ注文生産で左を選ぶこともできます。
SLC43は販売台数が見込めないので、6月入荷分はブリリアントブルーとマットのセルサイトグレーの2台で、7月には定番のイリジウムシルバー、オブシディアンブラック、ファイアーオパールが計10台ほど入るそうです。その後、ダイアモンドホワイトが入荷しますが、ポーラーホワイトとヒアシンスレッドは入荷未定だそうです。
SLC43はマジックスカイコントロールバリオルーフなどすべの装備が標準となっていて、オプションになるのはダイアモンドホワイト、ヒアシンスレッド、セルサイトグレーの塗装だけです。車両価格は970万で、同じエンジンを積むC43(C450から名称変更がMBJからアナウンスされました)からみるとかなり割高です。
入荷決定分の内装は全てブラックでした。他の内装色が選べるかは、今回の資料では不明でした。例えば、ヒアシンスレッドにベージュの内装という組みあわせを希望すると、それが選択できるかはっきりしてからの注文生産になるので、納車は12月くらいになるかもしれない、とのことでした。
営業氏が調べてくれたところ、SLC43はすでに6台が商談中になっています。みなさん、出足が早いですね。
「K様、まだ概算しか出せないのですが、用意しておきました。」と見積を渡されました。「発表前の新車なので、申し訳ありませんが値引きはできません。日本仕様の初期生産になるので、故障が起きるかもしれませんが、そこだけはご容赦ください。」といいます。見積にはヒアシンスレッドが計上されていました。
「今日の話は口外してはいけないのですか。」と聞いたところ、「資料の写真をネットに投稿することはだめですが、先行受注開始のことは話されても問題ありません。」だそうです。
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若冲展
上野の東京都美術館で開催されている若冲展をカミさんと見てきました。今年は伊藤若冲生誕300年ということで、テレビでも若冲の特集をよくやっています。今回の展覧会は若冲の作品だけが初期から晩年までの代表作が約80点もまとめて展示されるということです。
10時前に美術館に着いたらもう長蛇の列で、30分ほど並びました。東京都美術館でこれだけ待ったのはしばらくぶりです。会期が31日間と短いこともありますが、最近の若冲の人気の高さが分かります。入口にある展覧会の看板は、入場待ちの列のため正面から撮ることができませんでした。
京都の相国寺に若冲が寄進した釈迦三尊像と動植綵絵は東京でまとめて公開されるのは初めてだそうです。釈迦三尊像も見事ですが、30幅の動植綵絵に描かれた生き物や植物はあまりにもリアルでした。若冲は鳥の絵が多いし有名ですが、トサカ、羽、脚など細部にいたるまで恐ろしく細かく描かれています。動物の毛などの線も驚くほど細かく描かれています。いつまでも見入ってしまいそうです。
プライスコレクションで有名な鳥獣花木図屏風も展示されています。これは六曲一双の屏風絵ですが、まるでモザイク画のように描かれています。1.1cmのマスが86000個も描かれていて、それぞれのマスは1回塗りだけでなく、2回から4回も重ね塗りされたマスもあるといいます。弟子たちも使って描かれたということですが、時間のかかる大変細かい作業だったことでしょう。当時の日本でこのような発想で描くということ自体が若冲の天才性の一つだと思います。
若冲というと色鮮やかな絵が思い浮かびますが、多数展示されている水墨画にも趣があります。大胆な構図と一気呵成に描かれた墨の線は若冲の技量をよく表しています。その一方では伏見人形図のようなユーモラスな絵もありました。
若冲は木版画も多数制作していますが、乗興舟という絵は、若冲が大阪で舟に乗って見た伏見から天満橋の岸辺の風景が描かれていて、漆黒の背景の中に家々の輪郭や橋、山並みが紙の地で白く浮かび上がっています。文字も白く抜けていて、まるでネガフィルムを見ているような不思議な感覚にとらわれます。これは通常の版画とは違う、拓版という技法だそうです。
美術館のロビーでは動く鳥獣花木図屏風が展示されていました。CG処理された動物たちが動いています。
解説を読みたかったので図録集を買ってきました。
10時前に美術館に着いたらもう長蛇の列で、30分ほど並びました。東京都美術館でこれだけ待ったのはしばらくぶりです。会期が31日間と短いこともありますが、最近の若冲の人気の高さが分かります。入口にある展覧会の看板は、入場待ちの列のため正面から撮ることができませんでした。
京都の相国寺に若冲が寄進した釈迦三尊像と動植綵絵は東京でまとめて公開されるのは初めてだそうです。釈迦三尊像も見事ですが、30幅の動植綵絵に描かれた生き物や植物はあまりにもリアルでした。若冲は鳥の絵が多いし有名ですが、トサカ、羽、脚など細部にいたるまで恐ろしく細かく描かれています。動物の毛などの線も驚くほど細かく描かれています。いつまでも見入ってしまいそうです。
プライスコレクションで有名な鳥獣花木図屏風も展示されています。これは六曲一双の屏風絵ですが、まるでモザイク画のように描かれています。1.1cmのマスが86000個も描かれていて、それぞれのマスは1回塗りだけでなく、2回から4回も重ね塗りされたマスもあるといいます。弟子たちも使って描かれたということですが、時間のかかる大変細かい作業だったことでしょう。当時の日本でこのような発想で描くということ自体が若冲の天才性の一つだと思います。
若冲というと色鮮やかな絵が思い浮かびますが、多数展示されている水墨画にも趣があります。大胆な構図と一気呵成に描かれた墨の線は若冲の技量をよく表しています。その一方では伏見人形図のようなユーモラスな絵もありました。
若冲は木版画も多数制作していますが、乗興舟という絵は、若冲が大阪で舟に乗って見た伏見から天満橋の岸辺の風景が描かれていて、漆黒の背景の中に家々の輪郭や橋、山並みが紙の地で白く浮かび上がっています。文字も白く抜けていて、まるでネガフィルムを見ているような不思議な感覚にとらわれます。これは通常の版画とは違う、拓版という技法だそうです。
美術館のロビーでは動く鳥獣花木図屏風が展示されていました。CG処理された動物たちが動いています。
解説を読みたかったので図録集を買ってきました。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術
tag : 若冲
神戸3日目
夜中に雨が降ったようですが、朝には雨も上がっていました。お昼には帰るので、午前中に寺社をいくつか回ることにしました。
能福寺です。ここには兵庫大佛という大仏があります。明治時代に建立され、当時は奈良、鎌倉と並んで日本三大大仏と言われたそうです。現在のものは1991年に再建されたもので、像高11メートルだそうです。
能福寺の看板には「伝統日本三大仏」とありますが、現在は三大大仏の3番目は定説がないようです。
境内には平清盛の墓所というものがありましたが、実際には骨は無いようです。
能福寺の御朱印は梵字1文字です。「か」と読み、地蔵菩薩を意味するそうです。
長田神社も神功皇后ゆかりの神社だそうです。神戸には神功皇后ゆかりの神社がいくつもありますね。
長田神社の境内の奥には楠宮稲荷社というのがあります。ここの御神木の楠は苅藻川を遡った赤エイの化身とされていて、当時よく食べられていた赤エイを断って願掛けすると願いが叶うと言われていたそうです。
須磨寺の縁起によると、和田岬の海中より現れた聖観世音菩薩像を安置するために、光孝天皇の勅命により、聞鏡上人が上野山福祥寺を建立したといいます。正式名称は上野山福祥寺ですが、須磨寺という通称で親しまれています。
広い境内にはいくつものお堂や三重の塔があります。
面白いものがいくつもありました。これは源義経が腰掛けたという松です。本当でしょうか。
最近作られたと思われる五猿は、見ザル、言わザル、聞かザル、怒らザル、見てごザルだそうです。腕が動きます。
2日半、神戸観光をたっぷり楽しめました。
今回借りたレンタカーはトヨタのパッソです。最近モデルチェンジして、マツコがコマーシャルに出ていますが、そのモデルチェンジ前の車種です。昨日まで写真を撮らなかったので、能福寺の境内で撮影しました。手前のシルバーの車です。ハンドリングを云々するような車ではありませんが、車体の剛性感は低く、脚もとも頼りない印象でしたが、六甲の山道でもがんばってくれました。
能福寺です。ここには兵庫大佛という大仏があります。明治時代に建立され、当時は奈良、鎌倉と並んで日本三大大仏と言われたそうです。現在のものは1991年に再建されたもので、像高11メートルだそうです。
能福寺の看板には「伝統日本三大仏」とありますが、現在は三大大仏の3番目は定説がないようです。
境内には平清盛の墓所というものがありましたが、実際には骨は無いようです。
能福寺の御朱印は梵字1文字です。「か」と読み、地蔵菩薩を意味するそうです。
長田神社も神功皇后ゆかりの神社だそうです。神戸には神功皇后ゆかりの神社がいくつもありますね。
長田神社の境内の奥には楠宮稲荷社というのがあります。ここの御神木の楠は苅藻川を遡った赤エイの化身とされていて、当時よく食べられていた赤エイを断って願掛けすると願いが叶うと言われていたそうです。
須磨寺の縁起によると、和田岬の海中より現れた聖観世音菩薩像を安置するために、光孝天皇の勅命により、聞鏡上人が上野山福祥寺を建立したといいます。正式名称は上野山福祥寺ですが、須磨寺という通称で親しまれています。
広い境内にはいくつものお堂や三重の塔があります。
面白いものがいくつもありました。これは源義経が腰掛けたという松です。本当でしょうか。
最近作られたと思われる五猿は、見ザル、言わザル、聞かザル、怒らザル、見てごザルだそうです。腕が動きます。
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今回借りたレンタカーはトヨタのパッソです。最近モデルチェンジして、マツコがコマーシャルに出ていますが、そのモデルチェンジ前の車種です。昨日まで写真を撮らなかったので、能福寺の境内で撮影しました。手前のシルバーの車です。ハンドリングを云々するような車ではありませんが、車体の剛性感は低く、脚もとも頼りない印象でしたが、六甲の山道でもがんばってくれました。
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