ツインリンクもてぎ スーパー耐久レース
しばらくぶりに自動車レースを見に行ってきました。場所は栃木のツインリンクもてぎで、スーパー耐久レースです。これは市販車をベースにした車で争われるレースで、今回は5時間のレースです。もてぎで5時間は初めてだそうです。
カミさんと子どもを1人連れて行きました。茂木は薄曇りでさほど暑くなく、レース観戦にもよさそうです。前座のレースはもう始まっていますが、メインの5時間耐久までは時間がありますのでいろいろ見て回りました。
ツインリンクもてぎは遊園地も併設されていて小さな子どもも楽しめますが、ここの目玉はなんといっても「つばさ」でしょう。空中に斜め張られたワイヤーに取り付けられた滑車で滑空するというものです。長さ343メートルは日本最長だそうです。カミさんはこんなの乗れない、というので子どもと乗りました。事故が起きないよう、乗る前の装備は厳重です。なかなか楽しめますが、あっという間に着いてしまいますし、思ったよりはスピードはありませんでした。
ファンファンラボでは「Return to LEGEND 80's ホンダが駆け抜けた80年代バイクブーム」と銘打ち、80年代のホンダのバイクが展示されていました。80年代は空前のバイクブームで、年間200万台以上の新車が売れていました。現在は年間40万台ほどですから、当時バイクがどれくらい人気があったか分かります。
どれもこれも当時を思い起こさせるなつかしいバイクたちです。当時、私が乗っていた車種も展示されていました。今はSLKのルーフを開けて走るくらいですが、風を切って走るバイクの開放感をまた味わいたいものです。
外ではツインリンクのキャラクター、バットくんが水をまいていました。ちょっと気温も上がってきましたね。
コレクションホールは今年改装されたので行ってみました。入口にはVT1300CXが展示されていました。カッコよすぎです。
1階のホールではF1マシンが展示されていて、コックピットに座って写真を撮ることができました。もちろん機器はペダルも含めて取り外されていてハンドルだけでしたが、本物のF1マシンに座れてラッキーでした。
ホンダが四輪車を市販して50年になるのを記念した「マイカー時代の到来」と、1988年にホンダがF1で16戦で15勝したことを記念した「16戦15勝の追憶」という2つの企画展をやっていました。
夭逝した天才アイルトン・セナを擁し、この年のホンダエンジンは排気量1500ccから予選用では1000馬力以上といわれるパワーを絞り出し、見ていて負ける気がしませんでした。今ではレースには必須となったテレメトリーシステムもホンダが開発し実戦に投入したものです。
昭和30年代に始まるマイカー時代を展示したコーナーでは、ホンダ車だけでなくトヨタ、スバルなどの車も展示されていました。
写真のヨタハチの隣はパブリカです。最近、トヨタのテレビコマーシャルで、「パプリカ作ってます。」とやっていますが、このコマーシャルを見るたびに「パブリカ作っています。」に聞こえてしまうのは私だけでしょうか。なお、これはパブリカにひっかけたダジャレじゃなくて、トヨタグループではパプリカの栽培施設を本当に稼働させているそうです。
コレクションホールではホンダの歴代の二輪車、四輪車を展示していますが、これはCR-Xデルソルです。いわゆるタルガトップですが、「トランストップ」という名称で電動でルーフが開きトランクに格納される機構を採用していました。メルセデス・ベンツは初代SLKのバリオルーフの開発にあたって、このCR-Xデルソルを購入してルーフが電動で格納される機構を徹底的に研究したといわれています。(メルセデスはホンダとはトランクの開き方が違う方法を採用しています。)
今ではいろいろなメーカーに同じような格納式ハードトップの車がありますが、20年以上も前にこのような機構を開発して普通の市販車に投入したホンダの先見性、独創性には感嘆させられます。
さて、メインの耐久レースの方は12時過ぎにスタートしました。GT3、ST-1からST-5まで6クラス、40台以上の混走のため、スピードに大きな差があります。予選のラップタイムでは1分52秒台から2分28秒台まで大きく違っていました。特にSLSと2台のGT-RはGT3カーのコースレコードを更新したそうです。GT3カーは直線では面白いようにSTクラスの車を追い抜き、次々に周回遅れにしていきます。
GT3カーは8台でしたが、予選トップのGT-Rがピットスタートとなる波乱。SLS、GT-R、911、R8がトップ争いを繰り広げましたが、2時間経過したところで同一周回数なのは2台のSLSと911、GT-Rの4台だけとなりました。3時間を過ぎた頃には2台のSLSがワンツー態勢を築き、他の車をすべて周回遅れにしました。28号車、1号車の順で周回を重ね、そのままチェッカーとなるかと思われましたが、なんと残り数分のところで28号車がコースアウトし1号車がトップに立って逃げ切るという大波乱がありました。レースって何が起こるか分かりませんね。
コレクションホール特製、NSXチョロQ買ってきました。
カミさんと子どもを1人連れて行きました。茂木は薄曇りでさほど暑くなく、レース観戦にもよさそうです。前座のレースはもう始まっていますが、メインの5時間耐久までは時間がありますのでいろいろ見て回りました。
ツインリンクもてぎは遊園地も併設されていて小さな子どもも楽しめますが、ここの目玉はなんといっても「つばさ」でしょう。空中に斜め張られたワイヤーに取り付けられた滑車で滑空するというものです。長さ343メートルは日本最長だそうです。カミさんはこんなの乗れない、というので子どもと乗りました。事故が起きないよう、乗る前の装備は厳重です。なかなか楽しめますが、あっという間に着いてしまいますし、思ったよりはスピードはありませんでした。
ファンファンラボでは「Return to LEGEND 80's ホンダが駆け抜けた80年代バイクブーム」と銘打ち、80年代のホンダのバイクが展示されていました。80年代は空前のバイクブームで、年間200万台以上の新車が売れていました。現在は年間40万台ほどですから、当時バイクがどれくらい人気があったか分かります。
どれもこれも当時を思い起こさせるなつかしいバイクたちです。当時、私が乗っていた車種も展示されていました。今はSLKのルーフを開けて走るくらいですが、風を切って走るバイクの開放感をまた味わいたいものです。
外ではツインリンクのキャラクター、バットくんが水をまいていました。ちょっと気温も上がってきましたね。
コレクションホールは今年改装されたので行ってみました。入口にはVT1300CXが展示されていました。カッコよすぎです。
1階のホールではF1マシンが展示されていて、コックピットに座って写真を撮ることができました。もちろん機器はペダルも含めて取り外されていてハンドルだけでしたが、本物のF1マシンに座れてラッキーでした。
ホンダが四輪車を市販して50年になるのを記念した「マイカー時代の到来」と、1988年にホンダがF1で16戦で15勝したことを記念した「16戦15勝の追憶」という2つの企画展をやっていました。
夭逝した天才アイルトン・セナを擁し、この年のホンダエンジンは排気量1500ccから予選用では1000馬力以上といわれるパワーを絞り出し、見ていて負ける気がしませんでした。今ではレースには必須となったテレメトリーシステムもホンダが開発し実戦に投入したものです。
昭和30年代に始まるマイカー時代を展示したコーナーでは、ホンダ車だけでなくトヨタ、スバルなどの車も展示されていました。
写真のヨタハチの隣はパブリカです。最近、トヨタのテレビコマーシャルで、「パプリカ作ってます。」とやっていますが、このコマーシャルを見るたびに「パブリカ作っています。」に聞こえてしまうのは私だけでしょうか。なお、これはパブリカにひっかけたダジャレじゃなくて、トヨタグループではパプリカの栽培施設を本当に稼働させているそうです。
コレクションホールではホンダの歴代の二輪車、四輪車を展示していますが、これはCR-Xデルソルです。いわゆるタルガトップですが、「トランストップ」という名称で電動でルーフが開きトランクに格納される機構を採用していました。メルセデス・ベンツは初代SLKのバリオルーフの開発にあたって、このCR-Xデルソルを購入してルーフが電動で格納される機構を徹底的に研究したといわれています。(メルセデスはホンダとはトランクの開き方が違う方法を採用しています。)
今ではいろいろなメーカーに同じような格納式ハードトップの車がありますが、20年以上も前にこのような機構を開発して普通の市販車に投入したホンダの先見性、独創性には感嘆させられます。
さて、メインの耐久レースの方は12時過ぎにスタートしました。GT3、ST-1からST-5まで6クラス、40台以上の混走のため、スピードに大きな差があります。予選のラップタイムでは1分52秒台から2分28秒台まで大きく違っていました。特にSLSと2台のGT-RはGT3カーのコースレコードを更新したそうです。GT3カーは直線では面白いようにSTクラスの車を追い抜き、次々に周回遅れにしていきます。
GT3カーは8台でしたが、予選トップのGT-Rがピットスタートとなる波乱。SLS、GT-R、911、R8がトップ争いを繰り広げましたが、2時間経過したところで同一周回数なのは2台のSLSと911、GT-Rの4台だけとなりました。3時間を過ぎた頃には2台のSLSがワンツー態勢を築き、他の車をすべて周回遅れにしました。28号車、1号車の順で周回を重ね、そのままチェッカーとなるかと思われましたが、なんと残り数分のところで28号車がコースアウトし1号車がトップに立って逃げ切るという大波乱がありました。レースって何が起こるか分かりませんね。
コレクションホール特製、NSXチョロQ買ってきました。
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