EMOBILE SonyEricsson S51SE その7 サイバーナビでBluetooth DUN
SLKの純正ナビは非常に使いづらい(というかメルセデスの純正ナビは頑なにタッチパネルを採用しないので総じて使いづらい)うえにナビの精度もさほど高くありませんでした。1年ほどで我慢できなくなりパイオニアのサイバーナビに交換しました。
サイバーナビは3年間は無料で地図データの更新ができるうえ、内蔵のハードディスクが脱着式なので音楽や動画の取り込みも非常に簡単です。携帯電話を通じてネットに接続するとVICS以外の道路情報などもリアルタイムに取得できます。
今まではS21HTをBluetoothで接続してモデムとして使っていました。私のサイバーナビは2008年モデルなのでBluetoothはオプションですが、設定されている接続先は大手3キャリアだけでEMOBILEはサポートされていません。電話としてハンズフリーで使うだけならばペアリングするだけでよいのですが、Bluetoothモデムとして使うためには自分で設定をする必要があります。S21HTが出た頃はネットではS21HTはサーバーナビではBluetoothモデムとして使えない、という記事までありました。S21HTのレジストリを変更してDUNプロファイルを導入することで、サイバーナビでもBluetoothモデムとして使用できます。
S51SEをサイバーナビでBluetoothモデムとして使うために設定しました。まずサイバーナビとペアリングします。ナビの近くでS51SEを検出モードにするとペアリングが完了し、S51SEの画面に「CYBER NAVI 電話オーディオに接続」と表示されます。これでS51SEをハンズフリーで電話として使うことができます。
ナビの画面には「携帯電話との接続が成功しました。(S51SE(機種名)/**********(機器アドレス))」と表示されます。以後は車内にS51SEを持ち込むと自動的に接続が確立します。
しかしこれだけではBluetoothモデムとして使うことはできません。サイバーナビの設定画面からS51SEをモデムとして設定する必要があります。
サイバーナビは通信モジュールを2つ設定することができますのでS21HTの設定はそのままで、新たにS51SEの設定をしました。
これでS51SEがBluetoothモデムとして設定されました。ネットを通じた交通情報だけでなく、天気情報を取得することもできます。ナビの画面に天気情報が表示されます。
また、ナビでインターネットのサイトを表示することもできます。まあこれらはそういうこともできる、というだけで、S51SEで直接ネットにつないだ方が早いのですが。もちろん、サイバーナビの蓄積型プローブによる交通情報は役に立つこともあります。
車内で使用する時はシガーソケット用のUSBコネクタを使うことでS51SEのバッテリの充電もできます。
サイバーナビは3年間は無料で地図データの更新ができるうえ、内蔵のハードディスクが脱着式なので音楽や動画の取り込みも非常に簡単です。携帯電話を通じてネットに接続するとVICS以外の道路情報などもリアルタイムに取得できます。
今まではS21HTをBluetoothで接続してモデムとして使っていました。私のサイバーナビは2008年モデルなのでBluetoothはオプションですが、設定されている接続先は大手3キャリアだけでEMOBILEはサポートされていません。電話としてハンズフリーで使うだけならばペアリングするだけでよいのですが、Bluetoothモデムとして使うためには自分で設定をする必要があります。S21HTが出た頃はネットではS21HTはサーバーナビではBluetoothモデムとして使えない、という記事までありました。S21HTのレジストリを変更してDUNプロファイルを導入することで、サイバーナビでもBluetoothモデムとして使用できます。
S51SEをサイバーナビでBluetoothモデムとして使うために設定しました。まずサイバーナビとペアリングします。ナビの近くでS51SEを検出モードにするとペアリングが完了し、S51SEの画面に「CYBER NAVI 電話オーディオに接続」と表示されます。これでS51SEをハンズフリーで電話として使うことができます。
ナビの画面には「携帯電話との接続が成功しました。(S51SE(機種名)/**********(機器アドレス))」と表示されます。以後は車内にS51SEを持ち込むと自動的に接続が確立します。
しかしこれだけではBluetoothモデムとして使うことはできません。サイバーナビの設定画面からS51SEをモデムとして設定する必要があります。
サイバーナビは通信モジュールを2つ設定することができますのでS21HTの設定はそのままで、新たにS51SEの設定をしました。
これでS51SEがBluetoothモデムとして設定されました。ネットを通じた交通情報だけでなく、天気情報を取得することもできます。ナビの画面に天気情報が表示されます。
また、ナビでインターネットのサイトを表示することもできます。まあこれらはそういうこともできる、というだけで、S51SEで直接ネットにつないだ方が早いのですが。もちろん、サイバーナビの蓄積型プローブによる交通情報は役に立つこともあります。
車内で使用する時はシガーソケット用のUSBコネクタを使うことでS51SEのバッテリの充電もできます。
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EMOBILE SonyEricsson S51SE その6 PdaNetによるBluetooth DUN接続
前機S21HTではBluetooth DUNによる接続でノートパソコンのモデムとして使用していました。これだと端末はカバンの中に入れたままでノートをネットにつなげるので非常に便利です。
最近のAndroid端末はWi-Fiによるテザリングが標準機能となっていますが、Wi-Fiは常時オンにしておくと消費電力の点で不安がありますし、使う都度にオンにするのも面倒です。
USBテザリングも便利ですが、その都度USBケーブルで接続するのも不便です。USBケーブルで接続されているのでS51SEのバッテリはUSBケーブル経由で充電されますが、外出時などノートパソコンもバッテリ駆動している時はその分の電力消費が増えます。そのたびにS51SEの設定を変更するのも面倒です。
そういう点ではBluetooth DUN接続というのは非常に便利です。端末をカバンの中に入れたままでもノートパソコンからネットに接続できますし、電力消費もWi-Fiテザリングよりは少ないようです。ここで問題なのは通常のAndroid端末はBluetooth DUN接続が標準ではサポートされていないということです。
前機S21HTはWindows MobileでしたがやはりBluetooth DUN接続はサポートされておらず、DUNプロファイルの導入やレジストリの変更などをする必要がありました。S51SEでBluetooth DUN接続を簡単に行う方法がないか検索したところ、PdaNetというアプリを導入することで解決できるようでした。アンドロイドマーケットで検索するとかなりのダウンロード数のようでした。
PdaNetを起動するとこのような画面になりますので「Enable Bluetooth DUN」を選択することでBluetoothモデムとして使用できるようになります。非常に簡単です。
「Turn Off PdaNet」ボタンを押すか、デバイスを再起動するまではPdaNetが待機しているのでいつでもBluetooth DUN接続が可能となります。
接続中はこのような画面になっていて通信状態を表示していますが、S51SEの画面を消してカバンの中に入れたままでも当然使用できます。
S51SEにPdaNetをインストールしたら、次にノートパソコンとBluetoothのペアリングをしておきます。これは通常のペアリングの方法なので特段難しいことはありません。S51SEの「設定」>「無線とネットワーク」から「Bluetooth」をオンにし、「Bluetooth設定」から「検出可能」をオンにします。
S51SEがほかのBluetoothデバイスから検出可能となり、ノートパソコンの画面にはコードの比較画面が現れますので画面の指示に従って設定します。しばらくしてペアリングが完了します。
通知領域のBluetoothのアイコンをクリックし、「Bluetoothデバイスの表示」を選択するとこのように前機S21HTと並んでS51SEが表示されます。なぜか「!」マークが付いていますがこのままで特に問題なく使用できています。
S51SEのアイコンを右クリックして「コントロール」を開くとこのように「ファイル転送」「ヘッドセット」「音楽」と3つのプロファイルが設定されていました。
Bluetooth DUNプロファイルは自動では導入されないので、S51SEのアイコンを右クリックし、「プロパティ」から「サービス」タブを開くとこのように「ダイヤルアップネットワーク」だけはチェックが入っていません。チェックボックスをオンにして「適用」をクリックします。
すると、「Bluetoothリンク経由標準モデム」のドライバがインストールされDUNプロファイルが使用可能となります。
S51SEのアイコンを右クリックして「コントロール」を開くとこのように「インターネットと電話」が追加されていました。
次にダイヤルアップ接続の設定をします。S51SEのアイコンを右クリックして「ダイヤルアップネットワーク」>「ダイヤルアップ接続の作成」を開きます。「電話番号」は「*99#」とし、「ユーザー名」「パスワード」は空欄のままです。「接続名」は任意ですが私は「S51SE Bluetooth」としておきました。
このままだと接続時にいろいろな確認画面が出てきて煩雑ですのでコントロールパネルの「ネットワークと共有センター」から「アダプター設定の変更」を開きます。
S51SEがBluetoothリンク経由標準モデムとして設定されているので右クリックし「プロパティ」から「オプション」タブを開きます。「ダイヤルオプション」のうち「接続中は進行状況を表示する」以外のチェックボックスを外し「OK」します。これでノートパソコン側の準備も終了です。
S51SEをBluetoothモデムとして使用する時は、ノートパソコンのタスクバーの通知領域のネットワークの「ダイヤルアップとVPN」から「S51SE]を選択し「接続」をクリックするだけです。これで外出時もスマートにインターネットに接続できるようになりました。
PdaNetは非常に便利ですがひとつ問題点があります。httpsに対応していないことですが私はhttpsが必要な時は滅多にありませんし、その際は別の接続を使うので問題はありません。ちなみに、有償版のPdaNetではhttpsも使用可能のようです。
最近のAndroid端末はWi-Fiによるテザリングが標準機能となっていますが、Wi-Fiは常時オンにしておくと消費電力の点で不安がありますし、使う都度にオンにするのも面倒です。
USBテザリングも便利ですが、その都度USBケーブルで接続するのも不便です。USBケーブルで接続されているのでS51SEのバッテリはUSBケーブル経由で充電されますが、外出時などノートパソコンもバッテリ駆動している時はその分の電力消費が増えます。そのたびにS51SEの設定を変更するのも面倒です。
そういう点ではBluetooth DUN接続というのは非常に便利です。端末をカバンの中に入れたままでもノートパソコンからネットに接続できますし、電力消費もWi-Fiテザリングよりは少ないようです。ここで問題なのは通常のAndroid端末はBluetooth DUN接続が標準ではサポートされていないということです。
前機S21HTはWindows MobileでしたがやはりBluetooth DUN接続はサポートされておらず、DUNプロファイルの導入やレジストリの変更などをする必要がありました。S51SEでBluetooth DUN接続を簡単に行う方法がないか検索したところ、PdaNetというアプリを導入することで解決できるようでした。アンドロイドマーケットで検索するとかなりのダウンロード数のようでした。
PdaNetを起動するとこのような画面になりますので「Enable Bluetooth DUN」を選択することでBluetoothモデムとして使用できるようになります。非常に簡単です。
「Turn Off PdaNet」ボタンを押すか、デバイスを再起動するまではPdaNetが待機しているのでいつでもBluetooth DUN接続が可能となります。
接続中はこのような画面になっていて通信状態を表示していますが、S51SEの画面を消してカバンの中に入れたままでも当然使用できます。
S51SEにPdaNetをインストールしたら、次にノートパソコンとBluetoothのペアリングをしておきます。これは通常のペアリングの方法なので特段難しいことはありません。S51SEの「設定」>「無線とネットワーク」から「Bluetooth」をオンにし、「Bluetooth設定」から「検出可能」をオンにします。
S51SEがほかのBluetoothデバイスから検出可能となり、ノートパソコンの画面にはコードの比較画面が現れますので画面の指示に従って設定します。しばらくしてペアリングが完了します。
通知領域のBluetoothのアイコンをクリックし、「Bluetoothデバイスの表示」を選択するとこのように前機S21HTと並んでS51SEが表示されます。なぜか「!」マークが付いていますがこのままで特に問題なく使用できています。
S51SEのアイコンを右クリックして「コントロール」を開くとこのように「ファイル転送」「ヘッドセット」「音楽」と3つのプロファイルが設定されていました。
Bluetooth DUNプロファイルは自動では導入されないので、S51SEのアイコンを右クリックし、「プロパティ」から「サービス」タブを開くとこのように「ダイヤルアップネットワーク」だけはチェックが入っていません。チェックボックスをオンにして「適用」をクリックします。
すると、「Bluetoothリンク経由標準モデム」のドライバがインストールされDUNプロファイルが使用可能となります。
S51SEのアイコンを右クリックして「コントロール」を開くとこのように「インターネットと電話」が追加されていました。
次にダイヤルアップ接続の設定をします。S51SEのアイコンを右クリックして「ダイヤルアップネットワーク」>「ダイヤルアップ接続の作成」を開きます。「電話番号」は「*99#」とし、「ユーザー名」「パスワード」は空欄のままです。「接続名」は任意ですが私は「S51SE Bluetooth」としておきました。
このままだと接続時にいろいろな確認画面が出てきて煩雑ですのでコントロールパネルの「ネットワークと共有センター」から「アダプター設定の変更」を開きます。
S51SEがBluetoothリンク経由標準モデムとして設定されているので右クリックし「プロパティ」から「オプション」タブを開きます。「ダイヤルオプション」のうち「接続中は進行状況を表示する」以外のチェックボックスを外し「OK」します。これでノートパソコン側の準備も終了です。
S51SEをBluetoothモデムとして使用する時は、ノートパソコンのタスクバーの通知領域のネットワークの「ダイヤルアップとVPN」から「S51SE]を選択し「接続」をクリックするだけです。これで外出時もスマートにインターネットに接続できるようになりました。
PdaNetは非常に便利ですがひとつ問題点があります。httpsに対応していないことですが私はhttpsが必要な時は滅多にありませんし、その際は別の接続を使うので問題はありません。ちなみに、有償版のPdaNetではhttpsも使用可能のようです。
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EMOBILE SonyEricsson S51SE その5 USBテザリング
S51SEの設定が少しずつ進んできましたが、ここから先が肝心のテザリングです。私が端末を使う目的の一つがノートパソコンを外出先でネットにつなげる際のモデムとしての使用です。S51SEには標準でいくつかのモデム機能がありますがその一つがUSBテザリングです。
USBテザリングとはS51SEをパソコンとUSBケーブルで接続し、S51SEをモデムとして使う機能です。S51SEの「設定」>「無線とネットワーク」>「テザリングとPocket WiFi」と進み、「USBテザリング」をオンにします。そうすると、「メディア転送、…」と表示されますので「OK」します。
初回接続時はUSBテザリングに必要なドライバがパソコン側にインストールされます。私のノートパソコンではWindows Updateからドライバがインストールされましたので、パソコンがすでにネットに接続している状態でセットアップした方がよいでしょう。
コントロールパネルの「ネットワークと共有センター」を開くとこのようにネットワークに接続していることが分かります。
「アダプター」を見るとRemote NDIS based Internet Sharind Deviceとなっています。私は「S51SE USB」と名前を付けておきました。
タスクバーの通知領域のネットワークのアイコンをクリックすると「現在の接続先」としてS51SEが使われていることが分かります。
USBテザリングは非常に簡便な方法ですが、毎回S51SEの「設定」から入って行くのは面倒です。何かいい方法はないかと探したら「Tethering Widget」というウィジェットを見つけました。
Tethering Widgetはテザリングのオン・オフを簡単に切り替えることができるウィジェットです。このウィジェットをホーム画面に置いておくとUSBテザリングが一発で切り替えられますので便利です。デザインもS51SEのオリジナルのウィジェットに似ており違和感がありません。オフの時はUSBのアイコンが赤くなっておりオンになると緑のバーが出ます。私はS51SEをUSBまたはBluetoothでテザリングして使用しているので必須のウィジェットです。
USBテザリングとはS51SEをパソコンとUSBケーブルで接続し、S51SEをモデムとして使う機能です。S51SEの「設定」>「無線とネットワーク」>「テザリングとPocket WiFi」と進み、「USBテザリング」をオンにします。そうすると、「メディア転送、…」と表示されますので「OK」します。
初回接続時はUSBテザリングに必要なドライバがパソコン側にインストールされます。私のノートパソコンではWindows Updateからドライバがインストールされましたので、パソコンがすでにネットに接続している状態でセットアップした方がよいでしょう。
コントロールパネルの「ネットワークと共有センター」を開くとこのようにネットワークに接続していることが分かります。
「アダプター」を見るとRemote NDIS based Internet Sharind Deviceとなっています。私は「S51SE USB」と名前を付けておきました。
タスクバーの通知領域のネットワークのアイコンをクリックすると「現在の接続先」としてS51SEが使われていることが分かります。
USBテザリングは非常に簡便な方法ですが、毎回S51SEの「設定」から入って行くのは面倒です。何かいい方法はないかと探したら「Tethering Widget」というウィジェットを見つけました。
Tethering Widgetはテザリングのオン・オフを簡単に切り替えることができるウィジェットです。このウィジェットをホーム画面に置いておくとUSBテザリングが一発で切り替えられますので便利です。デザインもS51SEのオリジナルのウィジェットに似ており違和感がありません。オフの時はUSBのアイコンが赤くなっておりオンになると緑のバーが出ます。私はS51SEをUSBまたはBluetoothでテザリングして使用しているので必須のウィジェットです。
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