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『まるこ姫の独り言 あら~逆事業仕分け?張り切る自民党』に書き込んだコメントを記事にし、エントリーします。

毎日新聞 自民党:「逆仕分け」で攻勢 選対に若手起用
 自民党は週明けから与党時代に設置した政務調査会の「無駄撲滅プロジェクトチーム」(河野太郎座長)を再起動させ、政府の10年度予算を「逆・事業仕分け」する。また、今夏の参院選を挙党一致で戦うため現行の選対本部を組織改編し、中堅・若手議員を積極登用する方針。執行部は両院議員懇談会を機に党内対立を収束させ、ようやく反転攻勢に打って出る構えを示した。
 「逆・事業仕分け」は5、6両日に実施。子ども手当(厚生労働省)▽高速道路無料化社会実験計画(国土交通省)--などを対象にする。大島理森幹事長ら幹部が「仕分け人」に加わる。
 一方、選対の新組織は、中堅・若手も役員待遇になり、参院選のキャッチコピーや遊説の企画・立案などを担当。政権公約作りにも関与する。
 谷垣禎一総裁は1日の両院議員懇で「人事を大きくいじろうという考えは毛頭持っていない」と述べ、参院選前の執行部交代を明確に否定した。
 党運営に批判的な舛添要一前厚生労働相を新組織の主要ポストで処遇することを検討しているが、舛添氏は就任を拒否する意向だ。舛添氏と与謝野馨元財務相はこの日の懇談会に姿を見せず、谷川秀善参院幹事長は「ご予定があったのかどうか知らないが、来なきゃあかんわね」と不快感を示した。【木下訓明


与党が、前政権の政策を仕分けをしても、予算がひねり出すのは、財源を得るのに、極めて有効な方法ですが、野党が政権党の事業を仕分けしても、事業が無くなるわけでも予算をカットできる訳もなく、何の拘束力もありません。
自民党が政権のマニフェストの主要事業への批判は、既に国会で常に追及し問題を指摘していおり、今更何で、新たに事業仕分けする意味が分かりません。
仕分けをネット中継するそうで、単なるパフォーマンス政治、ネガティブキャンペーンに過ぎず、国民を小馬鹿にしているとしか思えません。

他人の欠点を見つけ、罵倒するより、己の欠点を見つけ自覚し正すことの方が先です。
それの方が国民の信頼を得ます、
特に、先に政権を握っていた自民党は、自らの失政がたたって、政権を奪われたのだから、何故、選挙に敗北し、下野したかを反省し、総括することが大事で、真っ先にすべきことです。
その分析に基づいて、自民党が考える国の基本政策を策定すべきです。
民主党のマニフェストを仕分けするより、自らのマニフェストを仕分けするのが先、本末転倒です。

政権の座を離れ、支持団体が離れ、政治献金が激減し、慣れない金欠病で、短期での政権還りに必死なのでしょう。
理念やビジョンがないまま、政治と金、普天間、民主党マニフェストを批判するのは、低次元のネガティブキャンペーンにしかとられません。
急がば回れ、自民党の理念やビジョンを定め、対案の政策を作ってこそ、政権党を批判できるのを分かっていません。
民主党が政権に付く前に、予算委員会でも、党首討論でも対案を示したことを自民党は覚えていないのでしょうか。
小泉・竹中氏の新自由主義政治を総括し、新自由主義を旗印にするのか、党が纏まるのか、党の方向を定めるべきです。
新自由主義の総括から逃げていては政権は取れません。

日本の政治はいつまで経っても、表面上の議論で堂々めぐり、本質的な話になかなか入りません。
マスコミも誰と誰がくっつく、離れるなど、人の話ばかり、基本政策の話はありません。
政策より政局ばかりです。
議員たちもまた同じ、人のことばかり、政策の話はありません。
日本人が自分の意見を言わないという習慣がこういう状況を招いているのかも知れません。
情けないぐらい、日本政治の中味は進歩しないですね。


愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

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