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田中防衛相:予算委抜け出しコーヒー
 防衛省の鎌田昭良官房長は3日の参院予算委員会の理事懇談会で、田中直紀防衛相が1月31日の同委の審議中、閣僚席を離れて国会内の議員食堂でコーヒーを飲んでいたことを明らかにし、陳謝した。
 防衛省の説明によると、田中氏が離席したのは31日午後3時5分過ぎからの約15分間。風邪薬を秘書官に取りに行かせている間、コーヒーを飲みながら議員食堂で待機していたという。委員会室に戻った直後、田中氏は「鼻水が止まらなかったので薬を事務所から持って来させていた」と釈明したが、「コーヒー注文」については言及していなかった。
 藤村修官房長官は記者会見で「予算委を抜けられるのは基本的に(官房長官会見のある)私だけだ。やはり(田中氏には閣僚の責務を)勉強していただくことだ」と指摘。野党側は「大臣としての資質を問い、人間性を考える材料になる」(自民党の岸田文雄国対委員長)「緊張感のないことこの上ない」(みんなの党の渡辺喜美代表)と反発している。【葛西大博】


参議院での自民党議員の執拗なイジメとも思える集中砲火にいたたまれなくなった田中防衛大臣は、議員食堂でコーヒーを飲んで、一息ついたというようです。
一時的でも敵前逃亡するとは、防衛大臣は務まらないということでしょう。

前にも述べたように、防衛大臣は普天間問題で火中の栗を拾うようなもの、田中真紀子夫人がおりながら、何故誤った判断をしたのか分かりません。
夫人が偉くて、養子の自分は肩身が狭いので、大臣くらい経験しておきたかったでしょうか。
しかし、自民党政権時代の官僚の振り付けで踊っていればよいのとは違い、政権交代により、大臣は国会でも矢面に立たされ、力量が評価されるようになり、自民党政権時代のように安易な気持ちでなれなくなったことを理解していなかったのでしょうか。
時代が変わっても、大臣病というヤマイはかなり掛かりやすい病気のようです。

ド素人大臣を痛めつける自民党は、イジメの大元締めのようです。
大人がこれだから、子供の世界でも、イジメが横行するのです。
防衛大臣のテストをする、国会で税金をかけてやることではないです。
不適格であることは、年内の予定を漏らしてしまったと言う最初の失言で判明しました。
ねちねちと不適格性を攻め、痛めつける必要もなく、大臣を更迭するか否かを問い、必要あれば参院で問責決議すれば済む問題で、時間をかけるのは愚かであり、国民不在、税金の無駄です。

それよりも、2代続けて失格の防衛大臣を任命した野田首相の方が、遥かに責任が在ります。
どこが最強の布陣なんでしょうか。
どいつもこいつも、民主党執行部は口先ばかりの人間が揃っているようです。
信念も真心もなく、政治不信がどんどん増すばかりです。
雑魚の田中大臣よりも、どじょうの野田首相に任命責任を厳しく問うべきです。
トカゲの尻尾切りで済む話ではないと思います。

1度ならず、2度までも指摘されながら、防衛大臣に不適格な人を就けたということは、沖縄普天間問題を最初から諦めていてやる気がなく、指摘を受けても初心通り、普天間移転は進まないと腹をくくっていたように思います。
自分の政権ではどうにもならない、沖縄はどうでも良い、沖縄を見捨てていると考えているに違いありません。
2代続けて、小沢支持の人でした。
1回ならまだしも、二人目もとなると、わざと、小沢の人をそれも、防衛に詳しくない人を選別したとしか思えません。
これを利用して、小沢を潰し、小沢の議院を潰すという戦術と考えるのが、合理的に思えてきます。
どっちみち、沖縄が進まないなら、進まないのは小沢議員であると、小沢派潰しに使ったという魂胆が見えてくるような気がします。
そうだとするならば、自分をドジョウと言いながら、そのお腹の中は真っ黒で、相当の悪だと思います。

攻める自民党は、なるほど、防衛大臣に専門的な人もいたようですが、自民党政権下では、精通している人は族議員だったと思います。
政官業の癒着で、真の防衛が出来ていたかどうかは疑問です。
防衛予算で仲間うちは潤っていたことでしょう。
専門的な人もいたが、派閥協調のため、ド素人もいたように思います。
今、国会答弁は閣僚でなければ、答えられないように、民主党政権が変えました。
国会では、官僚が答弁できたのですから、大臣に専門的知識は追及されなかった、自民党時代の大臣は楽だったといえます。
民主党政権では自ら決めたことを自ら守れず、ブーメランのように戻ってきたと言えます。

民主党、自民党、どっちもどっち、最低です。
政権交代の意味を民主党は理解していませんでした。

<枝野経産相>今夏、電力制限令せず 原発稼働ゼロでも
毎日新聞 1月27日(金)11時59分配信
 枝野幸男経済産業相は27日の閣議後の記者会見で、今夏の電力需給について、「いかなる状況でも電力使用制限令をせずに乗り切りたい」と述べ、定期検査入りした原発を再稼働せず、すべて停止した状態でも、昨年夏に東京、東北電力管内で実施した電気事業法に基づく電力使用制限令を発動しない意向を表明した。枝野経産相は「これは強い意思だ。それができる可能性は相当程度ある」と強調したが、具体的な裏付けは示さなかった。
 電力使用制限令は企業など大口需要家の使用最大電力を制限する措置。東電、東北電管内で実施した昨年夏は、最大電力を10年夏より15%削減するよう要請。自動車業界が工場稼働の休日シフトなどの対応をとった。
 経産相は原発稼働ゼロになった場合、「相当電力需給が厳しくなると予想されるが、事前にできることを最大限やり、節電の協力はお願いしなければならない」としたうえで、「日本の産業に大きな影響を与えることなく乗り切るための検討は進めている。電力使用制限令によらず乗り切れる十分な可能性がある」と述べた。
 また、東京都の猪瀬直樹副知事が東電の企業向け電気料金値上げに対し、説明が不十分と批判していることについて「有力株主の東京都の指摘は重く受け止めるべきだ」と述べ、都の要望を反映させるよう東電に求める考えを示した。【野原大輔】


止まる原発が増え、去年よりも電力事情が悪くなっているはずなのに、電力制限できるとは、矛盾する話しです。
菅政権で隠した、6%余裕が本当だったことを、経産相が暗に認めたということになります。
ということは昨夏の電力制限令も不要で、節電努力も要らなかったということになります。
政府は、効果的に発電施設を使えば、電力消費の規制をしなくても良く、我々は間違っていた、原発利権者に負けていた、と認めるべきです。
その反省と謝罪の上で、今年の対策を発表すべきです。
節電に根拠を示さなかった前例が国民の不信を招きましたが、その際、そうはならないよう、細かいデータを示し、根拠も公表すべきです。
そうしたら、国民は少しは信用するでしょう。

枝野経産相が、根拠を示して、進めることが出来るか、大いに注視したいと思います。
今回は、何故、節電せずに済むのかの言及を避けました。
ちゃんと説明すると、昨夏の電力不足は嘘だったことが明々白々の事実となってしまいます。
それが出来るか、大いに疑問です。
彼は菅内閣のもとで、官房長官として、原発事故の対応をしていた当事者でした。
彼は東電対応で厳しいことを言ったりもしますが、結果的には官僚依存で大筋は変わりません。
今回も、結局はこれまでの誤りを正せないので、しないのではないかと思います。

この事実をマスコミはもっと大々的に公表しないのでしょうか。
記者は大臣に、去年の節電は不要ではなかったのか、政府の電力政策は間違っていたのではないか、原発再稼働の電力会社(経産省)の圧力に屈したのではないのかなど、鋭い質問を投げかけるべきだと思いますが、このニュースの内容ではそれも無かったようです。
メルトダウンしているのにしていないと原発ムラの学者を使って、政府公報のようなことをしていたマスコミは、節電でも、反原発学者の余裕ありの意見を聞かず、政府のキャンペーンに加担しました。
マスコミは原発ムラ側となり、同じ穴のムジナとなっています。
だから、自分たちに不利になることは大々的に公表できないのでしょう。

大マスコミも解体すべきです。

愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

*てんぐになって人のため世のため、独りよがりの意見を、愛を込めて発信していきたいと思います。

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