2012/06/21 06:32:02
<大飯再稼働>「核のゴミ」問題先送り
毎日新聞 6月17日(日)11時5分配信
大飯原発の(手前から)4、3号機=福井県おおい町で2012年6月16日、本社ヘリから後藤由耶撮影
原発を動かすと使用済み核燃料が発生する。大飯原発では貯蔵先の約7割が埋まり、新たな貯蔵先や処分方法に展望が見えない。福井県の西川一誠知事は16日に政府に要請した8項目の中で、県外でも一定期間保管する「中間貯蔵施設」を求めたが、政府は具体的な検討を先送りした。
使用済み核燃料は、熱を出し続けるためプールなどで約4年は冷やす。冷やせないと溶融し放射性物質が漏れる恐れがあるからだ。
関西電力によると大飯原発3、4号機には今年3月末現在、2805本(1291トン)の使用済み核燃料が保管され、容量の72%に達している。唯一の搬出先である再処理工場(青森県)も容量の97%とほぼ満杯のうえ、トラブル続きで稼働に見通しが立たない。
福島原発事故を検証した民間の事故調査委員会の北沢宏一委員長は「プールという原発の最大の弱点を放置しての再稼働は理解できない」と批判する。状況は他原発も同じで、昨年9月末現在、全国での保管量は1万4200トンで、満杯の2万630トンに迫る。枝野幸男経産相は再稼働決定を受けた16日の記者会見で「中長期的な原子力政策を議論中で検討体制もこれから」と応じるにとどまった。【岡田英、西川拓】
<マニフェスト放棄で官僚頼みのその場凌ぎの政治>
原発再稼働、消費税増税など、いずれの政策も、野田政権は、その場凌ぎ、行き当たりばったり、視野狭窄の政策ばかりです。
将来像も展望も何もありません。
あるのは目先の事ばかりです。
目先の事、視野狭窄、これらは縦割り、縄張り、俯瞰的視野の無いの官僚そのもの、野田政権は官僚政治を代行しているに過ぎません。
綱領の無い民主党の綱領に代わる唯一のもの、2009マニフェストを放棄してしまったがため、水先案内は官僚になってしまいました。
<原発の存在自体が究極の迷惑>
原発はどこか、誰かに究極の迷惑を掛ける施設で、ひとたび事故を起こすと悲惨な究極の危険施設です。
良い成果(生活の利便性)を得るには、手段(発電)も良くなければならない、ウィンウイン(消費地と供給地、現役世代と将来世代)の関係でなければならないと思います。
フクシマ原発事故で、関西では消費地も供給地に近い被害を受けることも分かりました。
原発は地震大国日本では安全性の面からだけで無く、そもそも倫理的にも大問題施設なのです。
<大飯原発だけで無く、青森の核のゴミ処理施設にも活断層>
大飯原発の下に活断層の存在が指摘されていますが、青森県の六箇所村にある核燃料再処理施設の下に、M8クラスの大地震を引き起こす活断層の可能性が指摘されています。
近年、活断層はどんどん新しいものが見つかっています。
日本の中に、安心して、原発を稼動するところだけでなく、核のゴミを保管するところもないのではないでしょうか。
核のゴミは半永久的に管理しなければなりません。
人類はそこまで生存しているでしょうか。
毎日新聞 6月17日(日)11時5分配信
大飯原発の(手前から)4、3号機=福井県おおい町で2012年6月16日、本社ヘリから後藤由耶撮影
原発を動かすと使用済み核燃料が発生する。大飯原発では貯蔵先の約7割が埋まり、新たな貯蔵先や処分方法に展望が見えない。福井県の西川一誠知事は16日に政府に要請した8項目の中で、県外でも一定期間保管する「中間貯蔵施設」を求めたが、政府は具体的な検討を先送りした。
使用済み核燃料は、熱を出し続けるためプールなどで約4年は冷やす。冷やせないと溶融し放射性物質が漏れる恐れがあるからだ。
関西電力によると大飯原発3、4号機には今年3月末現在、2805本(1291トン)の使用済み核燃料が保管され、容量の72%に達している。唯一の搬出先である再処理工場(青森県)も容量の97%とほぼ満杯のうえ、トラブル続きで稼働に見通しが立たない。
福島原発事故を検証した民間の事故調査委員会の北沢宏一委員長は「プールという原発の最大の弱点を放置しての再稼働は理解できない」と批判する。状況は他原発も同じで、昨年9月末現在、全国での保管量は1万4200トンで、満杯の2万630トンに迫る。枝野幸男経産相は再稼働決定を受けた16日の記者会見で「中長期的な原子力政策を議論中で検討体制もこれから」と応じるにとどまった。【岡田英、西川拓】
<マニフェスト放棄で官僚頼みのその場凌ぎの政治>
原発再稼働、消費税増税など、いずれの政策も、野田政権は、その場凌ぎ、行き当たりばったり、視野狭窄の政策ばかりです。
将来像も展望も何もありません。
あるのは目先の事ばかりです。
目先の事、視野狭窄、これらは縦割り、縄張り、俯瞰的視野の無いの官僚そのもの、野田政権は官僚政治を代行しているに過ぎません。
綱領の無い民主党の綱領に代わる唯一のもの、2009マニフェストを放棄してしまったがため、水先案内は官僚になってしまいました。
<原発の存在自体が究極の迷惑>
原発はどこか、誰かに究極の迷惑を掛ける施設で、ひとたび事故を起こすと悲惨な究極の危険施設です。
良い成果(生活の利便性)を得るには、手段(発電)も良くなければならない、ウィンウイン(消費地と供給地、現役世代と将来世代)の関係でなければならないと思います。
フクシマ原発事故で、関西では消費地も供給地に近い被害を受けることも分かりました。
原発は地震大国日本では安全性の面からだけで無く、そもそも倫理的にも大問題施設なのです。
<大飯原発だけで無く、青森の核のゴミ処理施設にも活断層>
大飯原発の下に活断層の存在が指摘されていますが、青森県の六箇所村にある核燃料再処理施設の下に、M8クラスの大地震を引き起こす活断層の可能性が指摘されています。
近年、活断層はどんどん新しいものが見つかっています。
日本の中に、安心して、原発を稼動するところだけでなく、核のゴミを保管するところもないのではないでしょうか。
核のゴミは半永久的に管理しなければなりません。
人類はそこまで生存しているでしょうか。