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内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

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Eco Ride World ゲイター レビュー

ゲイター(足カバー)は以前ホームセンターで買ったものを登山でも使用してみた事がありましたがそれだとちょっと蒸れやすかったりして不満点もあったので、積雪時など特にゲイターが役立つ冬の時期という事もあってまた一つ新しく買ってみたので紹介・レビューしてみたいと思います。


今回購入したゲイターがこちら。

Eco Ride Worldというメーカーのゲイター。





実際に購入したものがこちら。

Amazonで購入し、購入時の価格は1,680円でした。(※価格は変動する事がありますので随時ご確認ください。)

以前のホームセンターの安価なものでちょっと不満があったのでもう少しお金を出してしっかりしたメーカーのものにしようかなという迷いもありましたが…ゲイターはアイゼンとか使うようになると爪を引っ掛けて破れたりする場合もあるとの事なので、結局今回も安価帯のものにしました(^^ゞ(まだアイゼンも持ってないのに(笑))


以下、このゲイターの細部紹介と実際に付けてみた感じなど書いてみたいと思います。



もくじ
1.Eco Ride World ゲイター細部紹介
2.実際に付けてみた
3.まとめ





■Eco Ride World ゲイター細部紹介

まず最初に購入時の包装状態。

ゲイターはビニール袋に入っただけのシンプルな包装で、Amazonで他のもの数点と同時購入したのでこの状態のまま他の物と一緒に段ボール箱に入れられて届きました。





ビニール袋から出した状態。

中にはゲイター本体、オマケの収納袋、それと30日の返金・返品保障があるという旨の書かれた紙が入っていました。

Amazonや楽天のレビューによるとオマケはペットボトルホルダーだった事もあるみたいですが、今回は収納袋で個人的にはこっちで良かったなと思います(^-^)
水漏れもしにくそうな丈夫なビニール巾着といった感じでいいかなと。
それとレビューでは手書きのお礼文みたいなのが入っていたというものもありましたが、そちらは入っていませんでした。





ゲイター本体を改めて。

左が前側、右が後ろ側。





生地をアップ目で。

素材はナイロン製、格子模様に織られたリップストップ生地で引き裂きなどにも強そうです。
生地の厚さ的には薄すぎず、かといって厚すぎもしない多少ハリがある感じの付けやすそうな厚さかなと思います。

ゲイターの外側になる部分にはEco Ride Worldのロゴあり。
どのゲイターを買おうか迷っている時に、Amazonで「登山 ゲイター」で検索して割と最初の方に出てくる同価格帯のゲイターも候補にしつつそちらはロゴがちょっと好みではない感じでしたが、こちらはシンプルな黒地に白でこれならまあいいかなと思った点でした。





こちらのゲイターは足の前側に来る部分がガバッと開く仕様。

靴を履いたままでも付け外ししやすいタイプですね。





脱着は面ファスナー(ベルクロ・マジックテープ)式。

ファスナー面の幅は4cmあり、多少のサイズ調整もできそうです。





生地の裏面をアップ目に。

裏面は表面より光沢がありますが、コーティングという感じでもないような気がします。
足首の辺りになるくびれの部分には縫い目がありますが、二重生地になっていてしっかりしている印象でした。





面ファスナーの一番下の部分には靴紐に引っ掛けるずり上がり防止のフックあり。

しかしこのフック、個体差だと思いますが向かって右のものが少し斜めに傾いて付いていました。
う~ん…実使用には大きな問題にはならなそうなので許容範囲とするか…f(^-^;)





ゲイターの上側にはドローコードあり。

しっかり開口部を閉めて異物の侵入を防げそうです。





ゲイターの下側には足裏に通すずり上がり防止のベルト。

これもナイロンベルトかな?
ベルト幅は2cm。
生地に縫い付けてあるので糸を解いたりしないと交換はできないようです。





重さを計ってみる。

収納袋を含めての重さは約128gといったところ。
登山に携行する時もそんなに負担になる重さではないかなと思いますね。







■実際に付けてみた

ゲイターを実際に付けてみた状態がこちら。

サイズはMとLがあり、自分の体型への適応サイズを確認したうえでスッキリ穿けるかなという事でMを選んでこんな感じ。
あまりたるみもなくて足首周りスッキリとした感じだったかなと思います。




横から。

ただまた一つ気になった点が。
これも個体差かもしれませんが足裏を通すベルトの取付け位置が特に外側が両足とも若干後ろ寄りな感じがしました。
前面の靴紐に引っ掛けるフックは大体センターなのでねじれてる訳ではないはず。
もうベルト幅一本分前だったらちょうど良かった感じがしますが…。
あまりに気になるようだったら自分で縫い直すか…という事でこちらも許容範囲としました(-_-;)





防水・撥水について試してみる。

霧吹きで水をかけ、この状態で1分ほど置いた程度では生地にしみ込む感じはナシ。

この霧吹きテストの後、実際に使った後の丸洗いする時にまた試しでゲイターの生地を袋状にして中に水を溜めて持ち上げてみたりもしましたが、生地の所から直ちに漏れてくるような感じはナシ。
足首付近の縫い目のある所からは少しポタッポタッと水滴が垂れましたが、多分自然界でそこまでの水となると川に入るとかザーザー降りの雨が常にかかっているような状態でなければそこまでしみ込む事もなさそうなので防水・防汚性については充分にあるかなと思いました。





そして登山での実使用。

見た目的には黒のパンツにも溶け込む感じになったかなと。
ロゴも目立ち過ぎない感じがします。





実際に使ってみたところで気になったのは、足裏を通すベルトの余った長さの部分が足の内側で留め場もなくビロビロになっているのですんごい邪魔でしたf(^-^;)

写真のように折り込んでみたりもしたけど歩いているうちにまた解けてきてビロビロ。
ここはどうにかした方がいいですね…。





という事で取りあえず加工無しでどこかに留められないかと考えたところ、

この留め具の付いている所の隙間が使えそうだ。


で、こんな感じで通してみました。

ちょっと足の内側に出っ張りが出来る感じになりましたがビロビロしているよりはマシ。
結構ピッタリサイズで通り、解けてくる感じも無かったので取りあえずこれで使ってみようと思います。





最後に蒸れ感について。

写真は天気は晴れ、気温4℃前後、行動時間で約2時間半の山行を終えて外した後の状態。
一応防水透湿機能があるとの事ですが、全体的に結露しているような感じで水滴が付いているのも見られました。
明確な透湿の数値も表記はされていないので本当に透湿しているのかはちょっと微妙なところ…ですが、ただ以前の裏アルミのものと比べると水滴の付き方は少なかったように思いますね。(気温の違いもあるかもしれませんが)
そして、裏アルミのものより付けている間に感じる脚の暑さ的なものはやはりこちらは少ないように思いました。





■まとめ

靴紐に引っ掛けるフックの傾き、足裏ベルトの縫製位置、足裏ベルトの余りの処理などちょっと雑な作りの所も見られましたが、防水性に関しては結構しっかりしていたのでそこは良かったかなと。
面ファスナー脱着は付ける時に隙間ができないようにちょっと気を付けた方がいいかなという感じはありましたが、脱着のしやすさについてはそれほど悪くなかったかなと思いますね。
日帰り低山登山で雪・砂利などの侵入防止や裾の泥汚れよけに使う程度ならまあアリかなという感じでした。


という事で、このゲイターを個人的に5点満点で評価するならば、価格と機能性も考慮して
★★★☆☆
3点、としたいと思います(^-^)





比較的手頃で気になったゴアテックスゲイター


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COMMENT

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ご無沙汰です。当地は冬まっさかりなので、ゲーターは欠かせないです。完全に雪を漕いで歩くので、しっかりしたものを使います。ゴアテックスですが、それでも使い終わると内側が湿って濡れ、ズボンの裾も濡れます。雨の時も防水なら使えますので、あまり安物は別のものを買うことになりますね。ちょっといいものだと5千円超えますから考えちゃいますね。それでもショートとロングは揃えています。歩いていてズリ落ちない工夫がされていると更に使いやすいですね。

Re: 野付ウシ様

お久しぶりです、閲覧・コメントありがとうございます。
あ~、やはりゴアテックスのゲイターでも蒸れない、とは行かないんですね。
ゲイターやレインウェアなど防水を謳うものにはやはり蒸れは切り離せない感じですね。
その分、透湿度の高い物ほどその後の抜けが違うのかなと思いますが。
自分は今のところは特に積雪期は他の人がよく登ってトレースの付いた里山に行く事がほとんどですが、更にレベルの上がる山に行こうと思った時にはまた道具の方もよりしっかりしたものにレベルアップしていこうと思います。

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