PCメカ初心者が内蔵ハードディスク(Cドライブ)の交換に挑戦してみました
先日、PCで作業をするためにWindows機の電源を入れた。
立ち上がるまでは少し時間がかかるのでその間に部屋を離れて少し他の事をやってから戻ってくるとWindowsが起動していてすぐに使えるようになっている、というのがいつものパターン。
しかしその日は様子が違っていました。
電源を入れて部屋を離れ、戻ってくるとPCは立ち上がっておらず、画面にはこんな表示が映っていた。
Fixing~…なんだこれ?
フリーズしている様子ではなく文字の上のクルクル回るやつは動いていたり、数字などは微妙に変動している。
しばらく待ってみるもなかなか表示は変わらない。
そこでスマホでネット検索してみると「Fixing」というのはどうやら「修復中」的な意味らしい。
更に調べてみるとこの画面が表示される要因としては大きく分けて二つあるようで、
ひとつは、
「強制終了したり不意に電源が落ちたりで異常終了した際にWindowsのプログラム的な部分に異常が発生した場合(ソフト的な破損)」
そしてもうひとつは、
「経年劣化などによりハードディスク(以下HDD)の記録面に異常セクタなどが増え読み書きが困難になっている場合(物理的な破損)」
今回の自分の状態としては、前回の使用後は普通にシャットダウンから終了したので異常終了の可能性は低い。
そしてソフト的な破損の場合は修復も数分~数時間で終わるようですが、今回のは半日以上放置してみても修復を繰り返しているような感じ。
更には現在使っているPCはもう10年以上が経っている。
という事からおそらく後述の物理的な原因の可能性が高そうだ。
もう長く使っているのでいつかは来るものだとは思っていましたが、ついに来たか…。
という事で、修理するかPCを買い替えるかなどをしなくてはいけない分岐へと立たされました。
買い替えをすればおそらく一番簡単に解決する事態ではありますが…やはりPCを買うとなると出費も結構大きくて痛い。
しかし修理をしても他の部分も同じだけ年月が経っているので他の所に異常が出てくる場合もありいつまで使えるかも分からない。
かなり迷いましたが…このPCの動作的には自分の使う範囲ならそれほど不満も無かったし、デスクトップ型で内部にも比較的容易にアクセスできるので今回はHDDを交換して修理する、という選択を取る事にしました。
修理をするにしてもお店に出すか自分でやるかという選択となりましたが、店に出すのは手間もお金も掛かるのでできれば自分でやりたい。
しかし自分はPCの機械いじりに興味はあったものの今まで実際に行った事はないというPCメカ初心者。
かなりの不安はありましたが…これができれば今後同じような事があっても対応できるようになるので、ここは思い切って挑戦してみる事にしました。
とりあえずまずは異常をきたしたHDDがどんなものだったのか確認をするため、購入時からしっかりと取っておいた構成表で確認。
もともと載っていたのはサムスンの1TBのHDDのようだ。
接続規格は「SATA(サタ)」の…2?
SATAにもバージョンがあるのかな?なんて思いつつも取りあえず載せ替える候補のHDDを調べる為にAmazonなどを検索してみると現在の主流はSATA3っぽくてちょっと混乱するも、「SATA バージョン」などでネット検索するとどうやら互換性があるようなのでホッとする。
回転数は5,400rpmで、回転数が高ければ読み書きは早いものの稼働音がうるさくなる場合もあるのでここは同じくらいでもいいかな~なんて思いつつ。
更にHDDではなくSSDにすれば読み書きの速度も速くなりCドライブにする場合は起動も早くなるようなのでちょっと迷ったところでしたが…SSDの方がちょっと価格が高めなのと接続方法やケースに固定する際のやり方などが微妙に分からず調べるのにも時間が掛かりそうだったので今回はHDDでの交換としました。
なんとなくどんなHDDを買えばいいのかが見えてきたので、今回は某PCショップに行って店頭で購入してきました。
そのPCショップに行くのは10年以上ぶりだったけど当時は電気屋のPCコーナーみたいな雰囲気の店内だったのに今ではカフェ併設っぽいオシャレ空間になっていてビックリしたなぁ(笑)
自作PCのパーツコーナーに行って、売っていた内蔵ハードディスクの中で一番安いやつでいいか~という事で、
これと同じやつを買ってきました。
店舗の店頭価格では6,500円(税込)でした。
(ネットで2022年2月現在だと送料含まずで4,000円台からあるみたいなのでやっぱり通販は安いですね。配送の時間は掛かりますが。)
新たなHDDを入手したので次はいよいよPCケースへの載せ替え。
このPCではフロントパネルのすぐ後ろに3.5インチベイがありそこにHDDが載っていました。
ぱっと見で両側からネジ止めされてるのかな?それだとフロントパネルも開けないといけなくなるので難易度は大幅に高くなるなと不安でしたが、PCの取説も確認するとどうやらネジは左側(内側)の3つだけのよう。
左側のネジを外して、SATAケーブルと電源ケーブルを引っこ抜けば古いHDDは簡単に外すことができました。
奥の方までドライバーを入れる時は配線やこの写真のもう少し左側にある基盤にも気を付けないといけないのはちょっと大変だったかな。
基盤などで静電気がパチッとなるともうオシャカ、という話は聞いたことがあったのでその辺は緊張感がありました。
古いHDDを外したら新しいHDDを外したのと逆の順序でやれば取り付けも完了で、配線の交換なども必要なく意外と難しくなかった。
電源を入れればしっかりと新しいHDDも認識されていました。
あとは真っ新なHDDへのOS(Windows)の再インストール。
交換前にPCの起動ができていればクローンとして今までのデータを丸々移すこともできる方法があったようですが、今回の場合はもう起動もできなくなっていたので完全に新しく入れる形となりました。
しかしこれも、やり方は過去に何度かリカバリやWindows7から10に移行した際にインストールしたのとほぼ同じ感じだったので問題なくできて無事再インストール完了。
このPCを使うようになってからはこんな事態に備えて大事なデータはCドライブには入れずほぼ他の外付けHDDなどに入れるようにしていたので大きなデータの損失も無し。
アプリやネットなどで登録が必要だったIDやパスワードなども自室からまず持ち出す事の無い秘蔵のメモ帳にしっかりと手書きでメモしていたのでその辺の復帰も問題なく行えました。
やはり機械物はバックアップが大事ですね。
という事で今回のHDD交換で無事にPC復活となりました♪
古いHDDが異常をきたす前に前兆っぽい感じで出ていた、PCを立ち上げる時に電源ボタンを一回押してもうんともすんとも言わず、ボタンを数回押してやっと電源が入る、という異常も解消されました。
回転数が5,400rpmから7,200rpmにアップしたのでちょっとうるさくなるかなと心配でしたが、ほとんど気にならないレベルな上にレスポンスもほんの少しだけ上がったような気がするのは良かったかな。
他の部分も年季が入っているのでいつまで持つか分からないけど、もう少しこのPCに頑張ってもらいたいと思います(^-^)
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立ち上がるまでは少し時間がかかるのでその間に部屋を離れて少し他の事をやってから戻ってくるとWindowsが起動していてすぐに使えるようになっている、というのがいつものパターン。
しかしその日は様子が違っていました。
電源を入れて部屋を離れ、戻ってくるとPCは立ち上がっておらず、画面にはこんな表示が映っていた。
Fixing~…なんだこれ?
フリーズしている様子ではなく文字の上のクルクル回るやつは動いていたり、数字などは微妙に変動している。
しばらく待ってみるもなかなか表示は変わらない。
そこでスマホでネット検索してみると「Fixing」というのはどうやら「修復中」的な意味らしい。
更に調べてみるとこの画面が表示される要因としては大きく分けて二つあるようで、
ひとつは、
「強制終了したり不意に電源が落ちたりで異常終了した際にWindowsのプログラム的な部分に異常が発生した場合(ソフト的な破損)」
そしてもうひとつは、
「経年劣化などによりハードディスク(以下HDD)の記録面に異常セクタなどが増え読み書きが困難になっている場合(物理的な破損)」
今回の自分の状態としては、前回の使用後は普通にシャットダウンから終了したので異常終了の可能性は低い。
そしてソフト的な破損の場合は修復も数分~数時間で終わるようですが、今回のは半日以上放置してみても修復を繰り返しているような感じ。
更には現在使っているPCはもう10年以上が経っている。
という事からおそらく後述の物理的な原因の可能性が高そうだ。
もう長く使っているのでいつかは来るものだとは思っていましたが、ついに来たか…。
という事で、修理するかPCを買い替えるかなどをしなくてはいけない分岐へと立たされました。
買い替えをすればおそらく一番簡単に解決する事態ではありますが…やはりPCを買うとなると出費も結構大きくて痛い。
しかし修理をしても他の部分も同じだけ年月が経っているので他の所に異常が出てくる場合もありいつまで使えるかも分からない。
かなり迷いましたが…このPCの動作的には自分の使う範囲ならそれほど不満も無かったし、デスクトップ型で内部にも比較的容易にアクセスできるので今回はHDDを交換して修理する、という選択を取る事にしました。
修理をするにしてもお店に出すか自分でやるかという選択となりましたが、店に出すのは手間もお金も掛かるのでできれば自分でやりたい。
しかし自分はPCの機械いじりに興味はあったものの今まで実際に行った事はないというPCメカ初心者。
かなりの不安はありましたが…これができれば今後同じような事があっても対応できるようになるので、ここは思い切って挑戦してみる事にしました。
とりあえずまずは異常をきたしたHDDがどんなものだったのか確認をするため、購入時からしっかりと取っておいた構成表で確認。
もともと載っていたのはサムスンの1TBのHDDのようだ。
接続規格は「SATA(サタ)」の…2?
SATAにもバージョンがあるのかな?なんて思いつつも取りあえず載せ替える候補のHDDを調べる為にAmazonなどを検索してみると現在の主流はSATA3っぽくてちょっと混乱するも、「SATA バージョン」などでネット検索するとどうやら互換性があるようなのでホッとする。
回転数は5,400rpmで、回転数が高ければ読み書きは早いものの稼働音がうるさくなる場合もあるのでここは同じくらいでもいいかな~なんて思いつつ。
更にHDDではなくSSDにすれば読み書きの速度も速くなりCドライブにする場合は起動も早くなるようなのでちょっと迷ったところでしたが…SSDの方がちょっと価格が高めなのと接続方法やケースに固定する際のやり方などが微妙に分からず調べるのにも時間が掛かりそうだったので今回はHDDでの交換としました。
なんとなくどんなHDDを買えばいいのかが見えてきたので、今回は某PCショップに行って店頭で購入してきました。
そのPCショップに行くのは10年以上ぶりだったけど当時は電気屋のPCコーナーみたいな雰囲気の店内だったのに今ではカフェ併設っぽいオシャレ空間になっていてビックリしたなぁ(笑)
自作PCのパーツコーナーに行って、売っていた内蔵ハードディスクの中で一番安いやつでいいか~という事で、
これと同じやつを買ってきました。
店舗の店頭価格では6,500円(税込)でした。
(ネットで2022年2月現在だと送料含まずで4,000円台からあるみたいなのでやっぱり通販は安いですね。配送の時間は掛かりますが。)
新たなHDDを入手したので次はいよいよPCケースへの載せ替え。
このPCではフロントパネルのすぐ後ろに3.5インチベイがありそこにHDDが載っていました。
ぱっと見で両側からネジ止めされてるのかな?それだとフロントパネルも開けないといけなくなるので難易度は大幅に高くなるなと不安でしたが、PCの取説も確認するとどうやらネジは左側(内側)の3つだけのよう。
左側のネジを外して、SATAケーブルと電源ケーブルを引っこ抜けば古いHDDは簡単に外すことができました。
奥の方までドライバーを入れる時は配線やこの写真のもう少し左側にある基盤にも気を付けないといけないのはちょっと大変だったかな。
基盤などで静電気がパチッとなるともうオシャカ、という話は聞いたことがあったのでその辺は緊張感がありました。
古いHDDを外したら新しいHDDを外したのと逆の順序でやれば取り付けも完了で、配線の交換なども必要なく意外と難しくなかった。
電源を入れればしっかりと新しいHDDも認識されていました。
あとは真っ新なHDDへのOS(Windows)の再インストール。
交換前にPCの起動ができていればクローンとして今までのデータを丸々移すこともできる方法があったようですが、今回の場合はもう起動もできなくなっていたので完全に新しく入れる形となりました。
しかしこれも、やり方は過去に何度かリカバリやWindows7から10に移行した際にインストールしたのとほぼ同じ感じだったので問題なくできて無事再インストール完了。
このPCを使うようになってからはこんな事態に備えて大事なデータはCドライブには入れずほぼ他の外付けHDDなどに入れるようにしていたので大きなデータの損失も無し。
アプリやネットなどで登録が必要だったIDやパスワードなども自室からまず持ち出す事の無い秘蔵のメモ帳にしっかりと手書きでメモしていたのでその辺の復帰も問題なく行えました。
やはり機械物はバックアップが大事ですね。
という事で今回のHDD交換で無事にPC復活となりました♪
古いHDDが異常をきたす前に前兆っぽい感じで出ていた、PCを立ち上げる時に電源ボタンを一回押してもうんともすんとも言わず、ボタンを数回押してやっと電源が入る、という異常も解消されました。
回転数が5,400rpmから7,200rpmにアップしたのでちょっとうるさくなるかなと心配でしたが、ほとんど気にならないレベルな上にレスポンスもほんの少しだけ上がったような気がするのは良かったかな。
他の部分も年季が入っているのでいつまで持つか分からないけど、もう少しこのPCに頑張ってもらいたいと思います(^-^)
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