2016年9月25日 角田山 稲島コース
角田山に7つある公式コースを色々登ってみようシリーズの5コース目。
この日は角田山で頂上までの最短ルートとなる「稲島(とうじま)コース」へ行ってきました。
角田山の登山道では一番メジャー、他のコースが大体1時間半~2時間かかる中こちらは1時間で頂上まで行ける、しかし階段ばかりでキツイという情報から後回しにしていましたがついに挑戦です。
新潟市西蒲区の県道2号線を通り、「越王の里直売所」やラーメン店「こまどり」のある交差点(竹野町)から角田山方向へ進むと少しカーブになった┤字路があり、その手前の青い道路標識の左折方向に「稲島(角田山登山道)」と書かれていたので交差点を左折して細い小路を進むと稲島コースの駐車場へと辿りつきました。
駐車場は乗用車が30台ほどと大型が2台停められる広さ。
駐車場から道を挟んだ反対側には未舗装の第2駐車場もあるようでした。
この日も午後からの登山でしたがメインの駐車場は満車に近いほどの車が停まっていて自分と同じようにこれから登っていく人もチラホラと見られましたね。
駐車場の片隅にはトイレ。
水洗式、手洗い場は外に設置されていました。
登山口は駐車場を出てすぐ右側。
ここから登山スタートです。
稲島登山口の案内板。
彼岸花が出迎えてくれました。
登り始めはなだらかな砂利道。
車が通れるほどの道幅がありました。
少し進んだ所に「稲島薬師堂」という建物が。
せっかくなのでお参りしていきました。
お堂の右側には大きな杉の木が。
すごく…大きいです…。
樹齢は約1000年で、「稲島の大杉」として天然記念物にも指定されているとの事です。
薬師堂の横には小さな祠も。
こちらにも頭を下げて、奥へと進んでいきます。
しばらく進むと案内板。
こちらの砂利道は傾斜が急な所も結構あって、つま先が上を向いてふくらはぎが張る感じで脚への負荷を感じましたね。
なかなかしんどい登りが続きました。
そんな坂をしばらく進むとちょっとした休憩スペースがありました。
この写真では分かりにくくなってしまいましたが右側にベンチが二台ほどありました。
しかしだいぶコケにまみれていたので座るのはちょっと憚られる感じでしたねf(^-^;)
ベンチの近くにはこんな札も。
そしてベンチから少し進むと登山道は階段へと変わりました。
この辺で下りてきた人とすれ違った時にほんの軽い会話になったんですが、「このコース初めてなんですよー」と言ったら「階段ばっかで嫌んなりますよ(笑)」なんて言われて、今まさに下りてきた人の生の声に改めてちょっと不安を覚えましたf(^-^;)
そして階段を登っていきます。
ネットでこのコースの情報を探していた時に、以前はこの辺は石のゴロゴロしたガレ場(?)だったのを見ていましたが綺麗な階段に舗装されていてとても歩きやすくなっていました。
階段の途中には東屋が。
休憩が必要な感じではなかったので立ち寄りませんでしたが結構広そうな東屋でしたね。
東屋を過ぎて綺麗な階段をもう少し登っていくと道は右に折れ、階段の様子も山のそれへと変わっていきました。
こちらには「地蔵観音」があり、これから登っていく人、下りてきた人がそれぞれに手を合わせていましたね。
自分も手を合わせてから先へと進みました。
ちなみにこちらの地蔵観音の左手には半円状の管の先にコップが吊り下げられたものが。
どうやら水場のようですがこの日は水は出ていませんでした。残念。
そして階段へ。
一部では木製の階段も。
こういう整った階段はやはり登りやすいですね。
そして階段。
階段ばっかりはやはり足の上げ幅が決まってしまうのでなかなかキツイですね。
しばらく登ると案内板が出てきました。
体力的にはもうだいぶ登った感じがありましたが案内板には頂上まであと0.8kmの文字が。
下の砂利道で見た案内板からまだ半分しか来てない…だと…!?
そして続く階段。
いやぁ~キツイ。
こちらのコース、階段になってからは他の人とのすれ違いで危険を伴いそうなほど狭いっていう道幅の所は少ないように思いますが、座って休めるような場所もほとんどないので休憩を取るタイミングがなかなか難しいですね。
途中、階段の横に数か所ほど、ちょうど腰掛けるのにいい高さの土止めがあったので座って休憩。
周りを見ると花っぽいのがあったのでパシャッと。
天人草かな?
そしてまた階段を登っていくと途中に祠のようなものが。
こちらには不動明王像が祀られていました。
祠の横には「ヤマシャクヤクを植ました」という看板と、何やら蛇口が。
興味本位で蛇口をひねってみましたが…何も出てきませんでした(笑)
水場に水がある時にはここからも水が出たりするのかな?と思いましたが現時点では真相は不明です。
花を見つけて膝をついてパシャッと。
写真を撮るのに立ち止まるのもちょっとした休憩になって楽になります。
これは…犬蓼…かなぁ。
しかしネットで検索したものと微妙に違う気もするので違うかもですf(^-^;)
こっちはシラヤマギクかな?
そして少し進むとちょっと開けた場所がありました。
おお、だいぶ登ってきた感じがする。
さらにまた階段。
この辺は少し道幅が狭くなりましたね。
それからまた進むと案内板とベンチのあるスペースがありました。
頂上まであと0.55km、さっきの案内板から250mしか来てないだと!?
しかしよく思い返してみるともう少し上にあるはずの稲島観音堂からはなだらかな道になる、というのは他のコースで来ていて分かっていたので、階段ばっかりなのはもう少しのはず。
ちなみにこちらのベンチからは海側の景色が開けていました。
ベンチに座りながら少しの休憩を取り景色を楽しみました。
そしてまた階段。
ほんとにもう想像以上の階段ばっかりのコースです(笑)
なにやら白い木の柵が現れ始めました。
これはもしや、稲島観音堂が近い予感。
途中で一句。
確かに稲島観音堂から見る景色は綺麗です。
そして稲島観音堂に到着!
やったー、やっと階段ばっかり終わり!
観音堂で休憩するのは後にしてまずは頂上へと向かいました。
頂上付近のバイオトイレの手前。
あと少し。
そして頂上広場へ到着。
銅像前を抜けて。
頂上の杭の所まで行ってから登山者記載所で名簿に記入しました。
名簿の入っている箱を開けたら名簿の影にカップ麺が置かれていました。
誰かの寄付かな?
鉛筆入れを開けるとこちらには栗が入っていました。
何となく気が和みましたね(*´ー`*)
名簿に記入した後は久しぶりに山小屋の中に入ってみたり。
ちょっと土くさいような臭いがするけどやっぱりいい雰囲気です。
そして稲島観音堂まで戻って登頂の休憩を取る事にしました。
この日のここからの景色も最高でした。
観音堂をお参りして温度計をチェック。
この日はちょっと暑めで階段上りも相まって汗だくの登山でしたね。
そして景色をパシャリ。
前回来た「角田山 灯台コース」の時は刈り取り前だった田んぼも刈り取りが終わり、新しい芽が出て緑色になった田んぼも所々にありますね。
こちらは旧巻町の方面。
スマホのスイングパノラマでも一枚。
空を見上げたら飛行機雲が出ていたのでススキと一緒にパシャリ。
新潟市には飛行場があるので飛行機が結構飛んでますね。
景色を楽しんだ後はベンチに座って休憩となりました。
今回も安定の炭酸飲料とおしぼりです(笑)
ベンチから振り返って稲島観音堂と飛行機雲。
休憩を終えて歩き始めた時にこんなものがあった事に初めて気づきました。
もっと空気の澄んだ日にこれを見ながら景色を楽しむのもいいかもしれませんね。
そして下山へと入りました。
階段ばかりなのでスイスイ下ります。
スイスイ、しかし下り階段は膝などを壊しやすいと聞いた事があるので慎重に。
不動明王像まで下りてきてパシャッと一枚。
その後下っていると足元に斜面側に欠けた部分が。
この時、自分も足取りに若干疲れが出ていて危うく欠けてる所に足を掛けそうになってしまいました。
気をつけないと危ないですね。
そして下り階段。
このクネクネっとした感じがなんかいいですね。
そして地蔵観音の所まで無事に下りてきました。
ここからは綺麗な階段なので歩きやすかったですね。
綺麗な階段を下りてきて砂利道との合流。
この写真を撮る時に立ち止まったら脚が疲労でプルプルしていました。
砂利道の下り。
こちらも滑りそうなので足を踏ん張りながら下りていきました。
そして登山口へゴール。
いやぁ、しんどかった。
夕暮れ時になり、来た時には満車近かった駐車場も車がポツポツという感じになっていました。
こちらの駐車場、夕方になった事もあってか蚊が凄かったですね。
トイレの外の水道でタオルを洗っている間にも寄ってきたり、車にリュックを下ろして靴を履き替えてとしてる間に開いていたドアから中に2・3匹入ってしまったりでちょっと大変でした(笑)
そんな状態だったので車の中に閉じこもって洗ったタオルで身体を拭いて着替えつつ、車の中に入った蚊を何とか処理してから帰路へと着きました。
最近登った山・コースでは後日に筋肉痛になる事もほとんど無くなっていましたが、こちらのコースから帰ったあとは久しぶりにふくらはぎなどが筋肉痛になりましたね。
いやぁ~なかなかパンチがあるコースでした。
今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真なんかも少し入ってますのでよろしかったらご覧ください。
天気:晴れ
人数:1人
コース時間まとめ
登山口 15:21
地蔵観音 15:40
不動明王像 15:56
稲島観音堂 16:12
頂上 16:23~16:27
稲島観音堂 16:32~17:00
不動明王像 17:09
地蔵観音 17:19
登山口 17:36
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