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内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

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2018年5月26日 袴腰山登山 ヒメサユリの小径~袴腰山 往復

2018年5月26日
5月も半ばを過ぎると三条市の下田地区では市の花にもなっている”ヒメサユリ”が見頃になり、ヒメサユリの小径(こみち)ではヒメサユリ祭りも開催されるので今年も見に行く事にしました。
そして今回はそのヒメサユリの小径から更に奥に進むとある「袴腰山(はかまごしやま)」も以前から登ってみたいと思っていたのでそちらの登山にも挑戦してきました。

当日、午前中に家を出てお昼の少し前にヒメサユリの小径の駐車場に着くと、ヒメサユリ祭りの期間中とあって広い駐車場も8割ほどが車で埋め尽くされていました。

ヒメサユリ祭りの期間中なので、青白ストライプのテントで協力金200円を払ってから入山となりました。





ヒメサユリの小径へ向かう道は二つありますが、登りは長禅寺の前を通っていくルートを進みました。







お寺の前からの道をしばらく進むともう一つのルートの舗装路と合流。

ヒメサユリ祭りの時期は登山口付近まで送迎してくれる車もあります。
ちなみにこの車は人が乗ってなかった事もあってかこの場所で方向転換していました。





舗装路を進むと、この写真ではちょっと分かり辛いですが、小屋の左手に登山口がありそこから山道へと変わります。

もひとつちなみに、ここから左に更に舗装路を進んだ所からも行く事ができます。
今回はここから登山道に入りました。






登山口から少し進むと道は広くなりヒメサユリの群生地になります。






ヒメサユリの案内板をチェック。

ヒメサユリの花が咲くまでには長い年月がかかるようですね。
※画像をクリックして頂けるともう少し大きい画像で見れますのでよろしかったらご活用下さい。





そして道の両脇にヒメサユリが現れました。

今年はイノシシに球根を食べられる被害があったようで例年に比べると花は少ないとの事でしたが、それでもたくさんのヒメサユリが咲いていました。





ヒ・メ・サ・ユ・リの頭文字をもじった約束事もあります。

当たり前のマナーですね、しっかり守りましょう。





ヒメサユリ。












ヒメサユリの小径は登山者だけでなく、子供連れやザックも持たない軽装のハイカーもたくさん。













ヒメサユリを楽しみながらしばらく進むと「はじめの眺め」と名の付いた開けた場所に到着。

ヒメサユリだけを楽しみに来たハイカーなどはここが折り返しのポイントになりますね。





はじめの眺めからの眺望。

向こうに見える雪の残る山は守門岳。
右手の麓にある赤い屋根は「道の駅 漢学の里しただ」。




はじめの眺めを過ぎるとヒメサユリの姿は減り、登山道の凹凸や傾斜も少しずつ増していきます。






コースの所々に名前の付いたポイントがあります。

こちらは「二の坂」。
ちなみに一枚上の写真の所は「登りの松」。





ヒメサユリ以外の花も発見。

ツツジ。





時おりまたヒメサユリも現れました。






ロープの設置された場所もあります。

ここは使わなくても大丈夫なくらいのところですが、ロープを手にしておくと万が一バランスを崩しても咄嗟の支えになるので安心感がありますね。





「眺めの松」を通過。

松越しにちょっと眺めのいい場所です。





「空堀」と書かれた標柱のある所の階段。

こちらは真ん中くらいの段が2段ほど崩れていて足を掛ける所がなく登るのが少し大変でした。





空堀付近から傾斜を増し登り階段を息を切らしながら登ってきて高城城址に到着。

トイレのある避難小屋のある開けた場所です。





ちょうどお昼時で高城城址はたくさんの人で賑わっていました。

自分もここまでの登りで少し息が切れてしまったので、シートを敷いて少しばかり休憩を取りました。





高城城址からの眺め。

向こうには守門岳。





休憩して息も整ったところで袴腰山へと続く登山道へと進みました。

この高城城址までは以前にも一度グループ登山で来た事がありましたが、ここから先は初めてだったので少し緊張感があった気がしますね。





高城城址からの道はいきなりロープの設置された急な下り道。

手袋を装着してロープを手にしながら慎重に下りました。





高城城址から少し進んだ所で「水船(水場)」と書かれた堀のような窪んだ地形が。

標柱には左の方に水場があるような感じの表記があったので少しそちらに入ってみましたが、奥の方で少し下り道になっていてしばらくかかりそうな感じがしたので今回は水場のチェックは諦めましたf(^-^;)





登山道へ戻り袴腰山方面へ進むとまた現れるロープの設置された場所。

いやぁ、手袋持ってきてて良かった。
今度友人たちと登る機会があれば手袋持参をアナウンスしないとですね。





そして始まる急登。

袴腰山は500m級の低山ではありますが、キツイ急登がいくつかありちょっと険しい山と認識していました。
こちらはその急登のひとつ、「心臓破り」と名の付いた坂。




急傾斜に加え、岩とサラサラとした土の地面が滑りやすそうで緊張感のある登り。

そしてこの辺は上に日を遮る草木なども少ないので暑さもジリジリと体力を奪っていきました。
いやぁこれはこれからの夏の時期はなかなかキツイですね。





しかし木々がない分、途中で振り替えるとちょっといい景色が広がりました。






心臓破りをクリアすると「憩いの松」という所から少しなだらかになりホッとした…のもつかの間。

コースの先に見えるロープに少し不安になります(笑)





「見越しの松」という所ではまた守門岳方面の景色が開けました。






また少しなだらかな道がありつつ。






「五葉の丘」という所から袴腰山頂を望む。

ここまで結構登ってきた感じがしましたが、ここからまた少し下ってからあの頂上まで一気に登る高低差に思わず「マジか…」と声が出てしまいました(笑)
多分この感じは写真では伝わり辛いので現地でないと分からないかもしれませんf(^o^;)





そんな先行きの不安もポツンと咲いていたヒメサユリが少し癒してくれました。

よーし、あと少しがんばるぞー。





そして最後の急登に突入!

「とどめの坂」と何とも穏やかでない名前の付いた坂に挑みます。





名前に違わぬキツイ急登ですが、こちらも上空は開け振り返ると守門岳が見えました。






標高500m地点を通過。






坂の途中ではいくつかのパーティーとのすれ違いもありました。

岩とサラサラした土の急登に加え道も狭いのですれ違いはなかなか大変。
写真に写っている4人組は自分が広い所にいる時に待って先に下りてもらいましたが、この後に7~8人のパーティーとすれ違う時は「どうぞ」と譲られたので先に登ったものの急登を一気に登る事になったのでちょっとキツかったf(^o^;)





そんなこんなありつつもとどめの坂をクリアして頂上に到着!

頂上ではツツジがたくさん咲いていて出迎えてくれました。





三角点をチェック。

長い石柱の他に草葉の影に短いものもありましたが…どっちが本体だろ。





頂上から望む粟ヶ岳。

登ってくる間は袴腰山の陰になっていてほとんど見えませんでしたが久しぶりに再会しました(笑)





袴腰山の山頂は事前の情報収集では標柱の周辺の写真しか見れなかったので狭いところなのかなと思っていましたが、広いスペースもあリ結構開けていました。
これなら多少人数の多いパーティーでも休憩できそうですね。

そして頂上から八木ヶ鼻の方を経由して舗装路を戻る周回コースもあるのでそちらから下山しようかと少し迷いましたが、下りでももう少しヒメサユリが楽しみたかったので今回は来た道を戻るピストンにする事にしました。





という事で少し休憩したのち下山へ。

下山時は正面に守門岳を眺めながら下りれる場所もあり眺めがいい。





しかし、急な下り道は登りと同じく岩と土で滑りやすそうなので注意していると足元しか見なくなってしまいますねf(^-^;)

顔を上げればこんなにいい景色が広がっているんですが。




とどめの坂の中間の少しなだらかになった場所を歩いていた時の事。

道の右手の茂みがガサガサ、ガサガサっと鳴っていたので何だろう…まさか熊とかじゃないよな…?と恐る恐る注意を向けていると、ちょうど目線の高さの木の葉にサルが掴まり出てきました(◎_◎;)
出会い頭に一瞬目が合ってしまったのでヤバイ!と思いましたが木の枝を移動し始めたうちにその場を立ち去ったら頭上の木を伝って左側の茂みへと去っていったようでした。
山の中でサルのような野生動物に出会ったのはこの時が初めてでしたが、襲われるんじゃないかと思うとやはりちょっと怖かったですね。
その後すぐに登ってきた人にも「今そこにサルがいたんで気を付けた方がいいかもですよ」と声を掛けておきましたが、大丈夫だったかなぁ。





その後は特に何事もなく進み、また開けた所ではいい景色を見る事ができました。

向こうに見えるのは弥彦山・多宝山・角田山。
多宝山と角田山の間の樋曽山越しにうっすらと見えるのは佐渡島かな?
この日は霞が強かったようで下の方は真っ白でしたが、それが逆に幻想的な景色を作り出していた気がしますね。





ロープの設置されている場所を下る。

やはりロープを手にしていると不安定な足場の所でもバランスを取りやすくてありがたいですね。
しかし完全に体重を預けるのは危ないようなのであくまでも補助的に。





「心臓破り」の下りも急な道で緊張感がありました。






またロープ。






少し登りのロープ。

ここは足場が悪かったのでロープがほんとありがたかったですね。





もひとつロープのある登り。

これを登ると、





再度高城城址に到着となりました。

午後の時間になり登りの時よりは人数は減っていましたが、まだまだたくさんの人で賑わっていました。





ここでようやく自分もちょっと遅いお昼を兼ねた大きめの休憩を取りました。

この日のメニューはカップ麺とバナナ、ドリップコーヒー。
やはり山で食べるご飯はうまい。





そうこうしているうちに高城城址も人がいなくなる時間帯が出てきたので久しぶりに自撮りなんかしてみました(笑)

こんな変な人が山にいたら私かもしれません(笑)





そして高城城址からも下山開始。






登りの時に少し手こずった空堀の所の階段は下りでも足の置き場に少し迷いながら。

こんな感じで段が二段ほどなくなっていたので足を掛ける場所選びに苦労しました。





ロープのある登り。

ここはこちらからでもロープを使わずにクリアできるところですが、やはり一応手にしておくと安心感がありますね。





そしてヒメサユリ群生地手前の「はじめの眺め」まで戻ってきました。

ここでヒメサユリを撮る為にザックに入れてきた望遠レンズをようやく出しました。





まずは守門岳をズームで一枚。

ちなみにこの日の翌日が守門岳の山開きだったようですね。
守門岳もいずれ行ってみたい山です。





そしてヒメサユリ。


















標準レンズに戻して広角で撮ったり。






これも望遠だったかな?

そんな感じで下りでもヒメサユリの撮影を楽しみました。





近くにあった鉄塔の近くに行ける所があったのでこちらも一枚パシャリ。





そしてヒメサユリの小径からも下山に入りました。

分岐はどちらに行っても下れますが、今回は来た時と同じ左の道に進みました。





小屋の脇から舗装路に出る。






舗装路の途中には一部崩れたところも。

もしかするとこれのせいで今はヒメサユリ祭りの送迎の車はこっちまで来ないのかもしれません。
送迎車を利用したことが無いので定かではありませんがf(^-^;)




長禅寺との分岐。

登りは正面右手の山道の方から来ましたが、下りでは左の舗装路の方を下りる事にしました。





こちらは結構急傾斜の所もあるので足の悪い方やご年配の方にはやはり送迎車があると便利かもしれません。

そして駐車場が見えてきました。




駐車場にゴール。

いやぁ、今回も楽しい山行でした。





今年はテントの近くに靴洗い場ができていました。

去年は用水路の近くに置かれた容器に溜め水が張られただけの靴洗い場だったので夕方にはドロドロに濁った水になっていましたが、こちらは流水が出る場所なのか去年より綺麗な水で靴を洗う事ができました。

そんな感じで、ヒメサユリ、初めての袴腰山、初めての野生動物との遭遇、など盛りだくさんの楽しい一日でした(*^-^*)


今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。



天気:晴れ
人数:1人
コース時間まとめ
駐車場スタート 11:39
ヒメサユリの小径入口 11:49
はじめの眺め 12:04
高城城址 12:37~12:55
心臓破り 13:04
とどめの坂 13:25
袴腰山山頂 13:36~13:46
高城城址 14:18~15:22
はじめの眺め 15:41
ヒメサユリの小径入口 16:05
駐車場ゴール 16:12

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