プロ野球2019 単語

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プロ野球2019とは、2019年日本プロ野球における動向である。

更新2020年8月9日

目次

出来事

1月 7日 【移籍】広島から巨人FA移籍した丸佳浩人的補償として、長野久義巨人から広島に移籍。
15日 立浪和義権藤博野球殿堂入り。
2月 1日 キャンプイン
23日 オープン戦開幕。
3月 26日 【移籍】DeNA熊原健人楽天大が交換トレード。3月29日示。
29日 レギュラーシーズン開幕。
4月 30日 平成最後の公式戦。
5月 1日 令和最初の公式戦。改元日公式戦が行われるのはNPB史上初。
20日 巨人上原浩治シーズン中の現役引退を表明。
6月 1日 ヤクルトセ・リーグワーストタイとなる16連敗。
4日 令和初のセ・パ交流戦開幕。
23日 セ・パ交流戦福岡ソフトバンクホークスが通算8度優勝
25日 セ・パ交流戦全日程終了。パ・リーグが10年連続14度の勝ち越し。
26日 【移籍】巨人吉川光夫宇佐見真吾日本ハム鍵谷陽平藤岡貴裕が交換トレード。6月28日示。
27日 オリックスジョーイ・メネセスドーピング違反で1年間の出場停止処分。同日契約解除。
30日 【移籍】中日松井雅人松井佑介オリックス松葉貴大武田健吾が交換トレード。また中日スティーブン・モヤオリックスへ金銭トレード。7月2日示。
7月 1日 中日応援歌サウスポー」の使用自粛を発表。歌詞の中の「お前」というフレーズが不適切という意見があった、という理由が議論を呼ぶ。
2日 【移籍】広島下水流昂楽天三好匠が交換トレード。7月4日示。
4日 【移籍】阪神石崎剛ロッテ高野が交換トレード。7月5日示。
7日 【移籍】巨人和田恋楽天古川侑利が交換トレード。7月8日示。
11日 フレッシュオールスターゲーム楽天生命パーク)。ウエスタンが5-1で勝利小園海斗MVP
12日 オールスターゲーム第1戦(東京ドーム)。6-3でパ・リーグ勝利
哉がMVP。
13日 オールスターゲーム第2戦(阪神甲子園球場)。11-3でセ・リーグ2016年第1戦以来3年ぶりの勝利
サイクルヒットを達成した近本司がMVP。
16日 DeNA2017年に未成年女性と不適切な関係を持ったとして期限謹慎処分。
24日 広島緒方孝市監督6月30日DeNA戦後に、野間峻祥を複数回手打ちしたとして厳重注意処分。
8月 13日 西武オリックス19回戦で退場者3人のプロ野球ワーストタイ記録(史上6度)。
17日 広島サビエル・バティスタドーピングで陽性反応を示したとして登録抹消・自宅謹慎。9月3日に半年間の出場停止処分となる。
28日 日本ハム西武23回戦釧路市球場)で日コールドゲーム(20年ぶり)。
9月 6日 ソフトバンク千賀滉大千葉ロッテマリーンズ戦で令和初・育成出身初のノーヒットノーラン
14日 中日大野雄大阪神タイガース戦でノーヒットノーラン。同に2人が達成するのは1985年6月郭泰源田中幸雄以来34年ぶり。
21日 セ・リーグ巨人が5年ぶり37回リーグ優勝
24日 パ・リーグ西武が2年連続23回リーグ優勝
30日 レギュラーシーズン全日程終了。9月中に全日程が終了したのは1964年以来55年ぶり。
10月 1日 戦力外通告:第1次通告期間開始。10月4日まで。
13日 クライマックスシリーズ・パ】ソフトバンクが4勝1敗(アドバンテージ含む)で西武を破り、3年連続19回日本シリーズ進出。2位チームによる4タテは2014年阪神以来2度
クライマックスシリーズ・セ】巨人が4勝1敗(アドバンテージ含む)で阪神を破り、6年ぶり35回日本シリーズ進出。
14日 戦力外通告:第2次通告期間開始。日本シリーズ終了翌日(日本シリーズ出場チームは終了5日後)まで。
17日 ドラフト会議。本ドラフトで74名、育成ドラフトで33名が名された。
詳細は2019年度新人選手選択会議を参照。
19日 日本シリーズ開幕。巨人ソフトバンクの対戦は2000年以来19年ぶり。
23日 日本シリーズソフトバンクが4勝0敗で3年連続10回日本一日本シリーズ4タテは2005年ロッテ阪神以来14年ぶり、3連覇は1990年1992年西武以来27年ぶり。
24日 FA宣言申請期間開始。11月1日まで。
26日 【移籍】ソフトバンク中田賢一阪神無償トレード
11月 2日 第2回WBSCプレミア12開幕。17日まで。
3日 FA交渉解禁。
12日 12球団合同トライアウト舞洲ベースボールスタジアム(大阪ティ信用金庫スタジアム)にて。
17日 第2回WBSCプレミア12決勝戦。日本韓国を5-3で破り初優勝鈴木誠也が大会MVP
18日 【移籍】楽天ロッテからFA宣言した鈴木大地の獲得を発表。11月27日示。
25日 【移籍】ロッテ楽天からFA宣言した美馬学の獲得を発表。12月3日示。
26日 NPB AWARDS 2019セ・リーグMVP坂本勇人パ・リーグMVP森友哉
【移籍】ロッテソフトバンクからFA宣言した福田秀平の獲得を発表。12月16日示。
12月 2日 2020年契約保留者名簿および自由契約選手示。
19日 【移籍】ロッテ涌井秀章楽天へ金銭トレード。
【移籍】美馬学人的補償酒居知史ロッテから楽天へ、鈴木大地人的補償小野郁楽天からロッテへ移籍。

達成された記録

パシフィック・リーグ
埼玉西武ライオンズ 福岡ソフトバンクホークス
4月10日 エルネスト・メヒアが球団通算9000号本塁打  3月29日 松田宣浩が通算1500本安打
5月2日 秋山翔吾が通算100本塁打 4月5日 松田宣浩が通算1500試合出場
5月12日 山川穂高が通算100本塁打
試合数では日本人選手最速
4月21日 内川聖一が通算3000塁打
7月19日 中村剛也が通算400本塁打
西武生え抜きでは史上初
4月25日 甲斐野央が開幕から11試合連続失点
5月3日に13試合でストップ)
新人記録
8月11日 栗山巧が通算100本塁打 5月3日 松田宣浩が通算250本塁打
8月12日 秋山翔吾が701試合連続フルイニング出場
歴代2位
6月4日 今宮健太が通算1000試合出場
8月29日 源田壮亮が通算100盗塁 8月18日 オスカー・コラスプロ打席初球本塁打
8月31日 栗山巧が通算1807安打
球団新
9月4日 アルフレド・デスパイネが通算150本塁打
9月5日 中村剛也が通算3000塁打
球団史上初
9月6日 千賀滉大ノーヒットノーラン
令和初、育成出身初
9月11日 増田達至が通算100セーブ 9月15日 松田宣浩が通算300二塁打
9月21日 平井克典が79試合登板
パ・リーグ記録
9月29日 内川聖一一塁手シーズン守備率10割
パシフィック・リーグ記録
北海道日本ハムファイターズ オリックス・バファローズ
4月13日 宮西尚生が通算300ホールド
記録
4月19日 増井浩俊が通算150セーブ
4月18日 金子弌大が全球団から勝利 5月8日 T-岡田が通算1000安打
5月23日 杉谷拳士が左右両打席本塁打 6月23日 広島東洋カープ戦で1イニング4三塁打
パシフィック・リーグ記録
5月30日 清宮幸太郎が球団通算8000号本塁打 8月2日 増井浩俊が通算500試合登板
6月9日 大田泰示が全球団から本塁打 8月14日 球団通算5000敗
7月16日 秋吉亮が全球団からセーブ 9月2日 増井浩俊が通算150ホールド
8月29日 公文克彦プロ登板から165
記録
9月1日 田中賢介が日通算1500本安打
9月4日 宮西尚生プロ入りから12年連続50試合登板
千葉ロッテマリーンズ 東北楽天ゴールデンイーグルス
3月29日 酒居知史が1球勝利
開幕戦史上初
4月17日 浅村栄斗が通算150本塁打
4月7日 東條大樹が1イニング4被本塁打
タイ記録
4月20日 島内宏明が全打順本塁打
5月11日 角中勝也が通算1000安打 4月20日 球団通算900勝
5月25日 角中勝也が通算1000試合出場 5月14日 藤田一也が通算1000安打
6月14日 ブランドン・レアードが通算150本塁打 6月9日 銀次が通算1000安打
球団生え抜き
6月21日 球団通算4500 6月15日 浅村栄斗が全球団全打順本塁打
6月22日 ブランドン・レアードが全球団から本塁打 6月18日 ゼラス・ウィーラーが通算100本塁打
7月15日 鈴木大地が通算1000試合出場 8月14日 青山浩二が通算600試合登板
球団生え抜き
8月22日 荻野貴司が通算200盗塁 8月21日 松井裕樹が通算4度シーズン30セーブ
パシフィック・リーグタイ記録
8月23日 銀次が通算1000試合出場
8月27日 ジャバリ・ブラッシュパシフィック・リーグ通算50000号本塁打
8月29日 間9度の延長戦
プロ野球タイ記録パ・リーグ記録
9月15日 久保裕也が通算500試合登板
セントラル・リーグ
広島東洋カープ 東京ヤクルトスワローズ
4月27日 菊池涼介が通算1000安打  4月10日 延長戦1回12得点の最多記録
5月5日 鈴木誠也が通算100本塁打 4月16日 小川淳司監督通算400勝
7月24日 菊池涼介が通算1000試合出場 4月20日 川端慎吾が通算1000安打
7月25日 野村祐輔が通算1000投球回 5月17日 青木宣親NPB通算100本塁打
5月22日 青木宣親NPB通算1500本安打
5月28日 五十嵐亮太NPB通算800試合登板
6月1日 セ・リーグワーストタイとなる16連敗
6月30日 山田哲人が通算1000安打
8月8日 五十嵐亮太が日通算900試合登板
8月12日 村上宗隆が史上最年少サヨナラ本塁打
8月23日 山田哲人が前年から33回連続盗塁成功
(9月14日に38回でストップ)
記録
8月23日 大引啓次が通算1000安打
8月24日 ウラディミール・バレンティンが通算1000試合出場
球団外国人選手初
8月29日 山田哲人が通算4度の30本塁打・30盗塁
史上初
8月30日 山田哲人が同一シーズン32回連続盗塁成功(9月14日に33回でストップ
記録
9月1日 青木宣親NPB通算100死球
9月4日 山田哲人が通算200本塁打
球団最年少
9月4日 村上宗隆高卒2年および10代での最多本塁打最多打点記録更新
9月14日 村上宗隆シーズン174三振
セントラル・リーグ記録
9月28日 小川泰弘が通算1000投球回
読売ジャイアンツ 横浜DeNAベイスターズ
4月5日 丸佳浩が通算150本塁打 4月7日 球団通算4000勝
4月17日 丸佳浩が全球団から本塁打 4月21日 神里和毅が1試合5三振
タイ記録
5月1日 菅野智之が通算1000奪三振 4月30日 大和が通算1000試合出場
5月12日 坂本勇人が開幕から36試合連続出塁
セントラル・リーグ記録
5月17日 ホセ・ロペスが連続守備機会失策1517回
6月2日に1632回でストップ)
記録
5月29日 坂本勇人が通算200本塁打 6月15日 球団通算5000敗
史上初
6月1日 阿部慎之助が通算400本塁打 7月2日 上茶谷大河阪神戦で1イニング4奪三振
6月7日 坂本勇人が通算1000三振 7月17日 山崎康晃が通算150セーブ
史上最年少
6月13日 阿部慎之助が通算350二塁打 8月4日 石川雄洋が通算1000安打
6月21日 坂本勇人が1試合5三振
タイ記録
8月17日 筒香嘉智が通算200本塁打
6月29日 山口俊が通算1000投球回 9月19日 梶谷隆幸が通算100本塁打
7月21日 田口麗斗が10試合連続登板
セントラル・リーグタイ記録
7月30日 原辰徳監督監督通算1000
8月9日 阿部慎之助が通算150死球
8月12日 大竹寛が通算100
8月12日 山口俊が通算1000奪三振
8月30日 スコット・マシソンが通算200ホールドポイント
外国人史上初
中日ドラゴンズ 阪神タイガース
5月25日 大島洋平が通算200盗塁  4月5日 ランディ・メッセンジャーが日通算100勝 
5月26日 高橋周平間8度猛打賞
タイ記録
4月6日 福留孝介が通算1000打点
7月20日 平田良介が通算100本塁打 4月10日 梅野隆太郎サイクルヒット
8月13日 大野雄大が通算1000投球回 4月28日 糸井嘉男が通算300二塁打
9月14日 大野雄大ノーヒットノーラン 5月5日 福留孝介セ・リーグ通算50000号本塁打
&最年長サヨナラ本塁打
9月30日 チーム守備率.992、シーズン45失策
セントラル・リーグ記録、最少タイ記録
6月2日 糸井嘉男が通算100死球
6月11日 藤川球児が通算150ホールド
6月16日 福留孝介が日通算500二塁打
6月21日 西勇輝が通算1000奪三振
7月28日 福留孝介が通算1000得点
7月30日 ヤンハービス・ソラーテが球団通算8000号本塁打
8月7日 糸井嘉男が通算1500試合出場
9月8日 梅野隆太郎捕手シーズン110補殺
セントラル・リーグ記録
9月10日 球団通算5000敗
9月19日 近本光司シーズン154安打
セントラル・リーグ新人記録
9月24日 梅野隆太郎捕手シーズン120補殺
記録

各チームの戦績・状況

2018年の順位順。球団をクリックすると球団のに飛びます。

  1. 埼玉西武ライオンズ
  2. 福岡ソフトバンクホークス
  3. 北海道日本ハムファイターズ
  4. オリックス・バファローズ
  5. 千葉ロッテマリーンズ
  6. 東北楽天ゴールデンイーグルス
  1. 広島東洋カープ
  2. 東京ヤクルトスワローズ
  3. 読売ジャイアンツ
  4. 横浜DeNAベイスターズ
  5. 中日ドラゴンズ
  6. 阪神タイガース

パシフィック・リーグ

埼玉西武ライオンズ

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団、灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手

戦績(80勝62敗1分)監督:辻発彦

前年に菊池雄星ポスティングシステムを使用しメジャー移籍、浅村栄斗FA楽天に移籍があったが戦力補強せず、炭谷銀仁朗の人的保障として内海哲也を獲得。新外国人ザック・ニールを獲得した。

1番に金子侑司、3番に秋山翔吾を置く新打線を組んだがこれが機せず、打線が機しても投手が打たれ、投手が好投しても打線が機しないというどっちつかずの状況となり、勝率5割前後を行き来する。7月9日には首位ソフトバンクとのゲーム差が最大8.5ゲーム差あったが、不振の山川穂高が4番を外れ、打撃スタイルが変わった中村剛也が4番に入ったことで山賊打線が復調に向かう。9月11日ソフトバンクとの首位攻防戦を制して首位に立ち、マジック2としていた9月24日ソフトバンクが敗れ、西武ロッテ勝利したことで2連覇を達成。年号をまたがっての連覇は史上初だった。なお投手成績は2年連続で最下位で、防御率4点台での連覇も史上初となる。

クライマックスシリーズではこの年もソフトバンクと対戦する。初戦は8回以降に救援が打たれ逆転負けを喫すると、その後も先発が試合をつくれず王手をかけられる。4戦台風19号ので1日順延となり、迎えた4戦でも投手が9失点を喫し、終わってみれば4戦で32失点、また打線も4戦で13得点と抑えられて4連敗。パ・リーグ初となる、優勝チームが自力で1勝もできずのCS敗退となった。

首位打者森友哉最多安打秋山翔吾本塁打王山川穂高打点王中村剛也盗塁王金子侑司と、打撃タイトルを総なめにした。

新応援歌
選手 No プレイヤー
汎用テーマA 17680
17680
汎用テーマB 17681
17681
新・投手テーマ 17682
17682

福岡ソフトバンクホークス

首脳陣
一軍 二軍 三軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手

戦績(76勝62敗5分、2位・CS制覇・日本一)監督:工藤公康

投手千賀滉大甲斐野央松田遼馬
野手:内川聖、松田宣、甲斐拓、高谷裕亮。

以上7名。これが2019年の開幕から、「登板機会なし」以外の理由で抹消されることなくレギュラーシーズン閉幕まで一軍にいた選手の全てである。故障者の続出はほぼ毎年のこととはいえ、2019年ホークスを襲ったのはソフトバンクになってからでも過去最悪レベルの故障禍であった。

FA浅村栄斗西勇輝の獲得をしたが争奪戦に敗れ、外国人選手も全員残留したため開幕時点でドラフト以外の補強ゼロで迎えた2019年は、開幕々に柳田悠岐中村晃ジュリスベル・グラシアル長谷川勇也福田秀平が離脱、上林誠知も怪をして外野が壊滅江川智晃塚田正義も離脱していたため二軍から昇格させられる外野手がいないという異常事態になり、スタメン外野手全員内野手という事が10試合近くにるという笑えない状態に陥る。

投手も、前年に続いて岩嵜翔デニス・サファテが不在な上、リック・バンデンハーク石川柊太も不在、東浜巨は絶不調の挙げ句に6月で離脱。前年活躍した加治屋蓮嘉弥真新也アリエル・ミランダらも不調。打線の中核である柳田は長期離脱となってしまい、普通なら最下位争いに突入してもおかしくないような状況だった。

しかし、先発では高橋礼大竹耕太郎リリーフではルーキー甲斐野央を筆頭に松田遼馬椎野新高橋純平といった若手が次々と台頭。野手周東佑京釜元豪をはじめとした若手を積極的に登用するやりくりで力のを埋めつつ、ジュリスベル・グラシアル松田宣浩、開幕当初なぜか絶好調だった今宮健太らが打線を牽引。前年の西武のように開幕からスタートダッシュを決めたチームがなかったこともあり、ボロボロチーム状況の中ながら通算8度交流戦優勝を果たすなど選手層の厚さで楽天日本ハムと首位争いを繰り広げ、気付けば前半戦終了時点で2位日本ハムに7ゲーム差(21世紀では最大)をつけ独走、かと思われた。

だが、打線の中核を担っていたグラシアルが7月際大会出場のためチームを離れたあたりから、徐々に行きが怪しくなり始める。7月末には日本ハムに0.5ゲーム差まで詰め寄られ冷やをかくが、8月に入ると日本ハムが大失速し再び首位独走……かと思いきや、そこから猛に追い上げてきたのは西武だった。ソフトバンク8月下旬に柳田が待望の復帰を果たし逃げ切りを図るが、肝心の復帰した柳田が不調。一気に西武に詰め寄られ、8月末からは西武との熾マッチレースに突入する。

9月1日西武との直接対決が残り2戦になり、引き分け数が多かったため2ゲーム差をつければマジックだったが西武に断固マジック阻止され続ける。大の苦手だったロッテ戦で千賀滉大ノーヒットノーランを達成したりしつつも、0.5ゲーム差まで詰め寄られて迎えた最後の直接対決2連戦を1勝1敗で終えてついにマジックを点させた。しかし最大の起爆剤であったはずの柳田復帰が不発に終わった打線は深刻な得点力不足に陥り、僅差の試合が続くためにリリーフの負担が増える悪循環。この状況で西武の勢いをかわしきるだけの余力は既になく、9月15日に首位陥落すると、あえなく24日に最大8.5ゲーム差を逆転される2年連続のV逸が決定した。

V逸の最も直接的な原因は4位のロッテに8勝17敗と大幅に負け越した(しかも優勝した西武ロッテに16勝8敗1分)ことだが、根本的な原因は終盤の得点力不足だっただろう。チーム防御率リーグ1位ながら、柳田中村晃といった四球を選べる打者が長期離脱したせいか本塁打リーグ1位にも関わらず得点リーグ4位、チーム得点打率は最下位という得点効率の悪さはいかんともしがたく(総得点は前年より100点以上減少)、結局最後に勝負を分けたのは打線の破壊力が生む勢いだったと言える。

ところが、ポストシーズンに入るとにわか向きが変わる。楽天とのクライマックスシリーズファーストステージ初戦を千賀で落とし崖っぷちに追いつめられたが、残り2戦をリリーフの奮闘でなんとかものにし6年連続ファイナルステージ進出(最長タイ記録)を決めると、前年に続いて西武とのファイナルステージで突如として打線が大爆発。4試合で32得点を挙げ西武を投打ともに圧倒し、パ・リーグ初となる4連勝で2年連続の下上、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。

2000年のON対決以来の顔合わせとなった巨人との日本シリーズでもその勢いは止まらず、打線巨人リリーフを粉砕。投手も第1戦の千賀は7回3安打1失点、第2戦の高橋礼は7回1安打失点など坂本勇人丸佳浩岡本和真巨人軸打者を全に封じ込め、勝と言っていい内容で2005年のロッテ対阪神以来となる4連勝でのスイープを達成(球団としては南海時代の1959年以来2度。ちなみにそのときの相手も巨人)。球団初となる3年連続日本一いた。またこの日本一で、2011年中日2014年阪神2015年ヤクルト2017年DeNA2018年広島に続き、2010年代だけでセ・リーグ6球団を全て1回ずつ日本シリーズで撃破するという記録も達成した。

北海道日本ハムファイターズ

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団、灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(65勝73敗5分)監督:栗山英樹

ドラフト会議では金足農フィーバーの一端を担った吉田輝星1位で獲得。新外国人としてジャスティンハンコックジョニーバーベイトを獲得。前年活躍した高梨裕稔レアードが他球団へ流出するが、元オリックス金子千尋台湾リーグで活躍していた王融などが加入した。

シーズンでは勝率5割前後を行き来していたが、前半戦終了前に4連勝したことで首位争いに加わる。しかし8月には球団間ワーストの20敗を喫し、優勝争いから一転、最下位に転落する。9月は10勝10敗と持ち直したが、最終的には5位だった。

この年を以て、シーズン開幕前から引退を表明していた田中賢介ユニフォームを脱いだ。

新応援歌
選手 No プレイヤー
渡邉諒 17697
17697
17699
17699

オリックス・バファローズ

首脳陣
一軍 二軍 育成
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(61勝75敗7分)監督:西村徳文

長い間活躍した金子千尋日本ハム西勇輝FA宣言阪神中島宏之巨人に移籍する。西の人的保障として大和、元ロッテ成瀬善久を獲得した。

シーズンでは終始低迷を続けた。

前年度から問題視されてた打線は更に冷え込み、さらに新戦力として獲得したジョーイ・メネセスが絶不調の上に6月にはドーピングに引っ掛かりそのまま契約解除というケチをつけられる。

ロメロは居るときは打つものの離脱を繰り返し、マレーロ・T-岡田は絶不調で打線は相変わらず吉田正尚頼りとなるが、肝心の正尚も先は絶不調という有様である。

更に追い打ちをかけるように前年度好調だったリリーフが崩壊。

山本由伸先発に転向し、増井の絶不調によるクローザーの離脱や黒木トミー・ジョン手術によるシーズン終了、澤田骨折吉田一将岩本輝の絶不調などこれでどうやって戦えばいいというのかというレベルになり、前年度活躍したリリーフ近藤大亮以外は全員消えるという異常事態に発展。

一方で先発山岡泰輔山本由伸ダブルエースを筆頭に、K-鈴木榊原翼などが較的好調だった時期があったとはいえ打線不調による極度なムエンゴに悩まされる。

リリーフもディクソンのクローザー転向、海田智行復活により再び安定し、打線中日からスティーブン・モヤを獲得してテコ入れを図る。

前年のドラフトで7位ながらも中川圭太の順調な活躍や大城の好調などもあり打線がつながる時期も短いながらもあり、一時期は絶不調の日本ハムを追い抜いて5位に立った時期もあった

しかし、そこを襲ったのが前年度も猛威を振るった故障渦である。

去年同様に大城滉二西野真弘ロメロ安達了一といった好調になった選手や復調気味の選手が立て続けに離脱し、先発山本由伸榊原翼が離脱し、最終的には日本ハムに追い抜き返される形で最下位が決定した。

山本由伸最優秀防御率山岡泰輔最高勝率タイトルを獲得した。岸田護が現役を引退した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
大城滉二 17698
17698

千葉ロッテマリーンズ

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(69勝70敗4分)監督:井口資仁

北海道日本ハムファイターズからブランドン・レアードを獲得。日本野球に慣れている彼は4月だけで8本塁打記録し、お寿司ポーズでにぎわせたが、チームは乗り切れなかった。スイッチヒッターケニス・バルガスも結果を残せず、オフ戦力外通告を受けた。7月にはレオニス・マーティンを獲得し、攻守において活躍し、52試合の出場ながら14本塁打記録。来期に展望を残した。

3位楽天を追ったが2ゲーム差で及ばず、4位に終わった。

前年に2000本安打を達成した福浦和也が現役を引退した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
岡大海 17708
17708
藤岡裕大 17709
17709
ブランドン・レアード 17710
17710

東北楽天ゴールデンイーグルス

首脳陣
一軍 二軍・育成
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(71勝68敗4分)監督:平石洋介

石井一久GMゼネラルマネージャー)に就任し、首も刷新される。

ドラフト会議では辰己涼介を4球団との競合の末に交渉権を獲得し契約西武からFA宣言した浅村栄斗と、新外国人としてアラン・ブセニッツジャバリ・ブラッシュを獲得した。

シーズン開幕前に応援歌日本音楽著作権協会から警告があったのを機に応援歌が全て刷新される事態となったが、著作権の問題をクリアした応援歌については引き続き使用できることになった。

シーズンでは浅村栄斗ブラッシュを加えた新打線が機し、前年とは泥の差で首位争いに加わる。最終的に3位に入ったが、監督を務めていた平石洋介の退任がクライマックスシリーズを前に発表され、クライマックスシリーズでは第1戦で勝利したが、その後は2連敗を喫し、ファイナルシリーズ進出はならなかった。

新応援歌
選手 No プレイヤー
浅村栄斗 17655
17655
今江年晶 17659
17659
嶋基宏 17669
17669
島内宏明 17686
17686
田中和基 17656
17656
茂木栄五郎 17657
17657
チャンステーマ2 17672
17672

セントラル・リーグ

広島東洋カープ

首脳陣
一軍 二軍 三軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(70勝70敗3分)監督:緒方孝市

丸佳浩FA巨人に移籍し、人的保障として長野久義を獲得。新外国人としてカイルレグナルト、ケーシーローレンスを獲得した。

シーズンでは4月は12勝15敗と負け越していたが、5月に20勝を挙げ首位浮上。しかし交流戦では5勝12敗と大きく負け越して首位陥落とジェットコースターのような状況になる。8月チームが復調していた中、力の一人だったサビエル・バティスタドーピング違反で離脱。9月に失速し、阪神の猛追を振り切れなかったことで4年ぶりの4位に終わり、これを受け緒方孝市監督を退任した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
長野久義 17637
17637
サビエル・バティスタ 17634
17634

東京ヤクルトスワローズ

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(59勝82敗2分)監督:小川淳司

4月は16勝11敗で2位だったが、5月中旬から6月1日まで球団ワーストタイの16連敗を喫し、6月2日勝利を挙げるも、悪い流れを断ち切ることはできず15敗も喫した。その後も低迷し続け、9月には小川淳司監督の解任が発表された。

20歳の村上宗隆が20歳ながらチーム最多の36本塁打記録。来季への展望が見えた。

この年を以て館山昌平大引啓次畠山和洋が現役を引退した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
井野卓 17623
17623
廣岡大志 17621
17621
村上宗隆 17622
17622

読売ジャイアンツ

首脳陣
一軍 ファーム 巡回
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(77勝64敗2分)監督:原辰徳

原辰徳が一軍監督に就任。4年ぶりの復帰となる。

オリックス自由契約となった中島宏之シアトル・マリナーズを退団した岩隈久志を獲得。FA宣言した丸佳浩広島)、炭谷銀仁朗西武)を獲得したが、人的保障で広島長野久義西武内海哲也が移籍する。新外国人としてライアンクッククリスチャン・ビヤヌエバを獲得した。

5年ぶり37回リーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズでも阪神を4勝1敗で下した。

しかしソフトバンクとの日本シリーズでは1勝もできずに敗退した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
大城卓三 17687
17687
重信慎之介 17688
17688
炭谷銀仁朗 17689
17689
田中俊太 17690
17690
中島宏之 17691
17691
丸佳浩 17692
17692

横浜DeNAベイスターズ

首脳陣
一軍 二軍・育成
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(71勝69敗3分)監督:アレックス・ラミレス

巨人を戦力外となった中井大介を獲得する。

シーズンでは4月は10勝17敗と最下位に低迷していたが徐々に立て直し、5月にはヤクルトの連敗もあって5位に浮上。セ・パ交流戦では10勝7敗と勝ち越し、4位に浮上する。後半戦からは筒香嘉智を2番、ネフタリ・ソトを3番、ホセ・ロペスを4番に置く新打線を組んだ。場には巨人優勝争いを繰り広げるが、9月に7勝12敗と負け越し巨人に及ばなかったが、2位で終えたことで、クライマックスシリーズを初めて横浜スタジアムで迎えることになった。

クライマックスシリーズでは3位の阪神と対戦したが、第3戦で2-1で敗戦した。

オフ筒香嘉智メジャー移籍した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
伊藤光 17695
17695
中井大介 17696
17696

中日ドラゴンズ

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(68勝73敗2分)監督:与田剛

かつて中日ドラゴンズ投手をつとめていた与田剛監督に就任した。

チーム4月13日阪神戦で勝利し、実に1046日ぶりとなる貯金生活を手にするなど、シーズン序盤こそは好調ムードが漂っていたものの、ゴールデンウィーク辺りから失速、再び借金生活に戻った。シーズン終盤の9月になると再び好調になり、一時は逆転CSも狙える立ち位置まで登り詰めるも、24日のベイスターズ戦で敗れるとCS全消滅。球団史上最悪の7年連続のBクラスが確定した。

だが、各選手とチームの各標を見ていくと決して悪くはない、それどころか優勝していてもおかしくない成績だったことがわかる。

各選手にを向けると打撃面では大島洋平高橋周平ダヤン・ビシエドらが打線を牽引した。二塁手に起用された阿部寿樹は常に打率3割前後をキープするなど、新たな力に加わった。守備面では、大島洋平外野手高橋周平三塁手ゴールデングラブ賞受賞。遊撃手京田陽太も受賞こそ逃したが、数々の好守備で存在感アピールした。投げては、先発投手柳裕也が自身初の2桁勝利チーム最多勝利数を獲得。更に大野雄大投手9月14日ノーヒットノーランを達成、最優秀防御率賞受賞と、0勝に終わった前シーズンからの大復活を遂げる活躍を見せた。前シーズンの大きな課題であったリリーフも、今シーズンでもまだ不安は残ったものの、最優秀中継ぎ投手に選ばれたジョエリー・ロドリゲス投手、血行障害によりシーズン途中から復帰した藤嶋健人投手らが踏んりを見せた。
その結果、ドラゴンズチーム打率リーグ1位(.263)、チーム防御率リーグ3位(3.72)、失策数に至ってはセ・リーグ最少タイ記録となる45記録した。
...と、これらの標を見れば「優勝チームか?」と思われても仕方ないが、これはリーグ5位チームの成績である。
それもそのはず、得点リーグ5位、本塁打数12球団最下位という標が示すとおり、とにかく打線が繋がりを欠いたのである。前述の投手の好投をよそに打線が好機を活かせず、ロースコアゲーム敗北するという展開が非常に多かった。とりわけゲーム後半の巻き返し不足は度々取り沙汰され、5回終了時に負けているときの勝率シーズン中盤までなんと0であり、この惨状に反発力なしexit」と会社のスポーツにすら断言されてしまった事実チームが12回のサヨナラ負けを記録する中、サヨナラ勝利はたったの2回、しかもその内訳は押し出し四球と相手の失策によるサヨナラ勝利であり、サヨナラヒット(ホームラン含む)は一本たりとも出なかった

このように結局のところ、どれだけ好成績を残そうと、「得点が多いほうが勝ち」という野球大原則の前ではどうしようもならず、チーム勝利から遠ざけてしまったのである...。7年連続Bクラスに落ち込む中では最も勝率が高かっただけに、非常に悔しい結果に終わったと言える。

シーズンから監督に就任した与田監督だが、シーズン中に応援歌の是非を巡ってネット内外で大炎上を引き起こす騒ぎとなった。しかし、一時は某大掲示板で「即戦力外ドラフト」とまで呼ばれてしまった2014年ドラフト組の加藤匠馬捕手井領雅貴外野手遠藤一星外野手を一軍の力へ導いたり、前年の根尾昂に引き続き2019年ドラフト会議でも石川昂弥一位名で交渉権を獲得するなど、一定以上の評価は受けている模様である。

新応援歌
選手 No プレイヤー
ソイロ・アルモンテ 17618
17618
根尾昂 17620
17620

阪神タイガース

首脳陣
一軍 二軍
所属選手

太字は開幕一軍
は入団灰色は退団

投手 捕手 内野手 外野手
戦績(69勝68敗2分)監督:矢野燿大

オリックス・バファローズからFA宣言した西勇輝ロサンゼルス・エンゼルスジェフリー・マルテ、元中日オネルキ・ガルシアを獲得した。

この年から矢野燿大監督を務める。開幕後は1番に木浪聖也、2番に近本光司の新人2名を配置。しかし糸井嘉男福留孝介ベテランに故障者が相次いだため得点力不足に陥り、前半戦終了時点で4位に低迷した。9月下旬は6連勝で締めくくり、2年ぶりにAクラス入りした。

クライマックスシリーズではDeNAを2勝1敗で下したが、巨人に1勝4敗で敗退した。

新応援歌
選手 No プレイヤー
糸原健斗 17641
17641
フレン・ナバー 17640
17640
ジェフリー・マルテ 17639
17639
陽川尚将 17642
17642

順位

パシフィック・リーグ















1 西武 西武 80 62 1 .565 -
2 ソフトバンク ソフトバンク 76 62 5 .551 2.0
3 楽天 楽天 71 68 4 .511 7.5
4 ロッテ ロッテ 69 70 4 .496 9.5
5 日本ハム 日本ハム 65 73 5 .471 13.0
6 オリックス オリックス 61 75 7 .449 16.5
セントラル・リーグ
















1 巨人 巨人 77 64 2 .546 -
2 DeNA DeNA 71 69 3 .507 5.5
3 阪神 阪神 69 68 6 .504 6.0
4 広島 広島 70 70 3 .500 6.5
5 中日 中日 68 73 2 .482 9.0
6 ヤクルト ヤクルト 59 82 2 .418 18.0

表彰

月間MVP

機構
/
セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
投手 球団 野手 球団 投手 球団 野手 球団
4月 山口俊 巨人 坂本勇人 巨人 有原航平 日本ハム 山川穂高 西武
5月 今永昇太 DeNA 高橋周平 中日 千賀滉大 ソフトバンク 秋山翔吾 西武
6月 山口俊 巨人 糸井嘉男 阪神 千賀滉大 ソフトバンク 鈴木大地 ロッテ
7月 山崎康晃 DeNA ロペス DeNA 山岡泰輔 オリックス 吉田正尚 オリックス
8月 ブキャナン ヤクルト 西川龍馬 広島 ブセニッツ 楽天 森友哉 西武
9月 西勇輝 阪神 福田永将 中日 ニール 西武 吉田正尚 オリックス

FA権有資格者

太字は権利を行使した選手。

セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
球団 FA権 海外FA権 球団 FA権 海外FA権
巨人 西武
DeNA ソフトバンク
阪神 楽天
広島 ロッテ
中日 日本ハム
ヤクルト オリックス

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