加藤翔平(かとう しょうへい、1991年3月28日-)とは、埼玉県出身のプロ野球選手(外野手)である。現在は中日ドラゴンズに所属。
中日ドラゴンズ #52 | |
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加藤翔平 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県加須市 |
生年月日 | 1991年3月28日 |
身長 体重 |
183cm 84kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投両打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2012年ドラフト4位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
公立の春日部東高校に進んで、右打ちからスイッチヒッターに転向。2年夏に3番・センターとして5割超の打率を残しチームを県ベスト8まで導いたが、それが最高の成績で甲子園出場経験は無し。
上武大学に進むと1年春から外野のレギュラーを掴み、4年春には打率4割、最多盗塁をマークするなど4年間活躍した。
飛び抜けた実績こそなかったが、50m5.68秒、遠投120mの身体能力の高さを買われ、2012年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズに4位で指名され入団した。背番号は65。
2013年は二軍で即外野のレギュラーとなり、5月上旬までで打率3割、4本塁打をマーク。角中勝也の負傷により5月12日に一軍登録されると、同日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で7番・ライトで即スタメン出場し、プロ野球史上7人目、ルーキー野手としては史上初のプロ初打席・初球ホームランを含む4打数3安打1打点の鮮烈デビューを飾った。また、7月18日に行われたフレッシュオールスターゲームには1番・センターで先発出場し、先制2ランホームランを含む5打数3安打2打点と大活躍しMVPを獲得した。クライマックスシリーズ1stシリーズでは、角中勝也の代走として出場した後の初打席で3ランホームラン。レギュラーシーズンとクライマックスシリーズの両方で初打席初ホームランという鮮烈デビューを果たした。
2014年は5月20日の東京ヤクルトスワローズ戦でサヨナラホームランを放った。通算ホームラン1本目が初打席ホームラン、2本目がサヨナラホームランは日本人選手では初である。以降は先発出場が増え、98試合に出場した。
2015年は21試合に終わった。
2016年は岡田幸文、荻野貴司と併用されながらスタメン出場される機会が増え、最終的に80試合出場で.245、0本塁打、12打点をマーク。ブレイクした2014年に継ぐ成績を残した。
2017年は開幕一軍には残ったが打率1割台と低迷し5月2日に二軍落ち。6月の再昇格後、じわじわと調子を上げ7月以降はスタメン起用されることが増える。8月からは主に1番打者と起用されチームを牽引。5本塁打、27打点はキャリアハイで、長打率が4割を超える(.402)など打撃面で大きく成長を見せた。また外野守備でも好守を見せることが増え、最終的には打撃・守備両面で大きくアピールしたシーズンとなった。オフに背番号を10に変更する。
2018年は開幕戦に9番・ライトでスタメン起用されるが不振に陥り1週間で二軍落ち。その後も調子が安定せず一軍昇格と二軍落ちを繰り返し69試合出場に留まる。さらに5四球、出塁率.266と選球眼に課題を残した。
2019年は開幕戦に2番・ライトで起用されると第1打席でいきなりホームランを記録。プロ初の2打席連続本塁打を放つなど4月上旬までで4本塁打を放ち、このまま覚醒かと思われたが4月中旬頃からヒットすら打てなくなる打撃不振に陥り、やがて清田育宏らにスタメンを奪われる。6月に二軍落ちし8月に一軍復帰するが、代走・守備固め中心の起用にとどまり、レギュラー定着はならなかった。
2020年は福田秀平の加入などもあって開幕から二軍暮らし。8月末に福田の離脱で一軍昇格し、打撃では結果を出したものの9月下旬に抹消、その後は10月に短期間昇格しただけで終わる。二軍では打率.345を記録してイースタンリーグ首位打者を獲得、一軍でも打率.300を記録したが、22試合の出場に留まった。
2021年6月15日にトレードで中日ドラゴンズに移籍した。背番号は52。6月18日のヤクルト戦で先発出場し、移籍後初打席でホームランを記録した。2球団での初打席でホームランを記録したのは史上初である。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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ロッテ | 応援歌のピコカキコ一覧#864 | 11479 |
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2013年 | ロッテ | 23 | 28 | 26 | 2 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | .154 | .154 |
2014年 | 98 | 342 | 320 | 43 | 81 | 16 | 2 | 3 | 18 | 5 | 10 | 0 | 8 | 4 | 71 | 2 | .253 | .280 | |
2015年 | 21 | 63 | 57 | 3 | 13 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 3 | 0 | 3 | 0 | 11 | 0 | .228 | .267 | |
2016年 | 80 | 246 | 216 | 29 | 53 | 8 | 3 | 0 | 12 | 6 | 16 | 0 | 13 | 1 | 46 | 1 | .245 | .291 | |
2017年 | 98 | 292 | 271 | 24 | 72 | 12 | 5 | 5 | 27 | 7 | 12 | 2 | 6 | 1 | 44 | 2 | .266 | .282 | |
2018年 | 69 | 132 | 121 | 12 | 28 | 6 | 2 | 0 | 9 | 7 | 4 | 1 | 5 | 1 | 25 | 3 | .231 | .266 | |
2019年 | 60 | 120 | 109 | 12 | 22 | 3 | 1 | 4 | 9 | 4 | 2 | 0 | 7 | 2 | 32 | 2 | .202 | .263 | |
2020年 | 22 | 79 | 70 | 13 | 21 | 5 | 1 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 8 | 1 | 15 | 0 | .300 | .380 | |
2021年 | 20 | 44 | 41 | 3 | 9 | 2 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | .220 | .238 | |
中日 | 55 | 128 | 110 | 13 | 23 | 2 | 0 | 1 | 2 | 8 | 7 | 0 | 11 | 0 | 19 | 2 | .209 | .281 | |
21年計 | 75 | 172 | 151 | 16 | 32 | 4 | 1 | 2 | 4 | 8 | 9 | 0 | 12 | 0 | 27 | 2 | .212 | .270 | |
NPB:9年 | 546 | 1474 | 1341 | 154 | 326 | 55 | 15 | 15 | 85 | 42 | 58 | 3 | 62 | 10 | 279 | 12 | .243 | .281 |
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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2013年 | ロッテ | 外野手 |
16 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
2014年 | 94 | 181 | 2 | 2 | 0 | .989 | ||
2015年 | 21 | 27 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2016年 | 77 | 128 | 2 | 1 | 1 | .992 | ||
2017年 | 90 | 133 | 5 | 2 | 0 | .986 | ||
2018年 | 61 | 57 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2019年 | 50 | 60 | 3 | 1 | 0 | .984 | ||
2020年 | 21 | 34 | 1 | 1 | 1 | .972 | ||
2021年 | 12 | 12 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | ||
中日 | 43 | 67 | 2 | 1 | 1 | .986 | ||
21年計 | 55 | 79 | 3 | 1 | 1 | .988 | ||
通算 | 外野手 | 485 | 712 | 18 | 8 | 3 | .989 |
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最終更新:2025/01/09(木) 07:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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