平田真吾とは (ヒラタシンゴとは) [単語記事]

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平田真吾（ひらた　しんご、1989年 8月29日-）とは、山口県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は横浜DeNAベイスターズに所属。

概要

横浜DeNAベイスターズ #34
平田真吾
基本情報
国籍	日本
出身地	山口県下関市
生年月日	1989年 8月29日
身長体重	182 cm 80kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2013年ドラフト 2位
経歴
山口県立豊北高等学校北九州市立大学 Honda 熊本横浜DeNAベイスターズ(2014年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校からソフトボールを始め、中学校では軟式野球部に所属した。

山口県立豊北高等学校では硬式野球部に所属したが、全て県大会で敗退したため、甲子園大会出場はなかった。

北九州市立大学では4年春に頭角を現し、秋にはリーグ最多の5勝、防御率1.15で敢闘選手賞を受賞した。

Honda 熊本に就職し、1年目の秋は日本選手権大会に出場した。

2014年はキャンプとオープン戦で結果を残し、開幕を一軍で迎え、3月28日の東京ヤクルトスワローズ戦でデビュー。4番手として登板し、1回無失点だった。

2015年は開幕を二軍で迎え、6月に昇格。6月6日の埼玉西武ライオンズ戦では史上17人目の1回4奪三振を記録した。

2017年は中継ぎとして自己最多の33試合に登板し、1敗1ホールドだった。

2018年は17試合に登板。4月11日の読売ジャイアンツ戦のみ先発し、5回無失点だったが勝敗は付かなかった。オフに右肘のクリーニング手術を受けた。

2020年はロングリリーフなどリリーフ陣の一角として活躍。シーズン終盤にチームの先発投手陣に故障者が続出し、10月7日の読売ジャイアンツ戦で急遽先発としてプロ入り2度目の先発登板。初回に失点するもその後は踏ん張り5回2失点に抑え、チームは6対3で勝利し、プロ入り7年目、通算130試合目にして初勝利を飾った。
元大阪近鉄バファローズの柴田佳主也の168試合目、中日ドラゴンズの祖父江大輔の142試合目に次ぐNPB歴3番目に遅い初勝利記録であった。ヒーローインタビューでは「頼りない31歳ですが、まだまだ頑張りたいと思います」と語った。
試合中にはTwitterにて「#平田慎吾初勝利チャレンジ」というハッシュタグがファンを中心に呟かれ、「平田初勝利」のワードとともにトレンドワード入りした（最高2位まで）。
その後も安定した活躍を見せ、43試合登板1勝1敗11ホールド、防御率2.84を記録。奪三振数も投球イニングを上回る46を記録と、これまでのキャリアハイの成績を残した。

2021年は38試合の登板で2勝1セーブ3ホールドだった。オフに右肘のクリーニング手術を受けた。

2022年は開幕前に新型コロナウイルスに感染し、4月19日の二軍戦で復帰する。4月23日に一軍登録され好投すると勝利パターンで起用され、チームのAクラス入りに貢献した。47試合の登板で4勝3敗10ホールドだった。オフに右肘尺骨神経前方移行術を受けた。

2023年は一軍登板なしに終わり、戦力外通告を受けた。

直球の最速は150km/h。変化球はスライダー、カーブ、フォークに加え、19年のオフに参加したウィンターリーグにてカットボールを習得。これにより決め球であったスライダーの効果が増し、翌20年シーズンでは奪三振率が飛躍的に向上した。

リリーフが主戦場のためほとんど見ることはないが、バントが上手い。（20年現在、通算成績は全11打席で4回の成功）