山野辺翔とは (ヤマノベカケルとは) [単語記事]

山野辺翔（やまのべ　かける、1994年 5月24日-）とは、東京都出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は埼玉西武ライオンズに所属。

概要

埼玉西武ライオンズ #4
山野辺翔
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都府中市
生年月日	1994年 5月24日
身長体重	170 cm 74kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	内野手
プロ入り	2018年ドラフト3位
経歴
桐蔭学園高等学校桜美林大学三菱自動車岡崎埼玉西武ライオンズ(2019年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始める。

桜美林大学ではリーグ再編の影響で2年春から一部リーグに出場。2年秋には打率.377でベストナインを受賞。その後は3年春、4年春秋と通算4回ベストナインを受賞。4年秋にはリーグ優勝に貢献し、神宮大会に3試合出場した。通算67試合の出場で打率.323、76安打、4本塁打、30打点、13盗塁。

三菱自動車岡崎に就職し野球を続ける。1年目から二塁手のレギュラーに定着し、1年目には日本選手権大会に出場。2年目の夏には3番二塁手に定着。トヨタの補強選手として都市対抗野球大会に出場した。

2019年は開幕を二軍で迎えたが、4月19日の福岡ソフトバンクホークス戦では三塁手の守備固めとしてプロ初出場。初打席では四球、2打席目では押し出し四球を選んで打点がついた。5月9日の千葉ロッテマリーンズ戦ではプロ初安打を記録した。5月23日に二軍に降格。1年目は9試合に出場した。

2020年は開幕から一軍に代走として帯同していたが、10月から二塁手に定着。10月20日のロッテ戦では相手のサヨナラエラーでヒーローインタビューに選ばれると、10月21日にはサヨナラタイムリーを記録し、2日連続でお立ち台に上がる。さらに22日にはメットライフドームのフィールド・ビュー・シートに飛び込みながらファールボールをキャッチして併殺打とし、辻初彦監督からラッキーボーイと言わしめた。2年目は53試合に出場し、打率.233、4打点、5盗塁を記録した。

2021年は4月6日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で左手親指を故障し、4月12日に手術を受けて2ヵ月離脱。6月20日の二軍戦で左手首を負傷し、戦線離脱。9月に一軍復帰した。二度の故障の影響で25試合の出場に留まった。

2022年は30試合の出場で打率.152、1打点、3盗塁だった。

2023年は35試合の出場で打率.205、2打点、6盗塁だった。

一塁到達4.36秒の俊足、しぶとくパンチ力のある打撃、二塁手として広い守備範囲を備える。

大学の元同僚曰く、協調性と主体性を両方備える人物だったという。