佐竹学 単語

佐竹学（さたけ まなぶ）とは、元プロ野球選手である。

概要

OB
佐竹学
基本情報
国籍	日本
出身地	北海道札幌市
生年月日	1974年10月27日
身長 体重	178cm 77kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	内野手、外野手
プロ入り	1996年 ドラフト4位
引退	2006年
経歴
選手歴 東海大学付属第四高等学校 東海大学 オリックス・ブルーウェーブ(1997年-2004年) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2005年-2006年) コーチ歴 東北楽天ゴールデンイーグルス(2007年-2009年) オリックス・バファローズ(2011年-2021年） 東北楽天ゴールデンイーグルス(2022年-2023年)
プロ野球選手テンプレート

1974年10月27日生まれ。北海道札幌市出身。小学生時代から本格的に野球を始めている。

東海大学付属第四高等学校に進学。内野のレギュラーとして活躍し、3年時には夏の南北海道大会の準決勝まで勝ち進んだが、甲子園大会には手が届かなかった。

卒業後、東海大学に進学。チームの中心選手として活躍し、3季連続でベストナインに選出され、大学日本代表のメンバーにも選ばれた。

1996年ドラフト会議にて、4オリックス・ブルーウェーブから4位指名を受けて入団。同期入団には杉本友・谷佳知・塩崎真がいた。

入団初年度の1997年デビュー戦で4安打を記録するなど活躍し、一軍に定着。デビュー戦での4安打はNPB史上初の出来事^[1]であった。同年80試合に出場し、打率.258、7打点、10犠打を記録。

以降は打撃面で苦しみ、スタメン定着とはいかなかったものの、そこで持つか使えるユーティリティプレイヤーとして毎年50～60試合前後に出場。

2002年には83試合に出場し、打率.277、9打点を記録。

2004年シーズンオフ、球団合併に伴う分配ドラフトにより、東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍。

楽天初年度の2005年、出遅れてしまい開幕は二軍で迎えたが、打撃フォーム改造に成功し、一軍昇格後は、迫力に乏しい打線の中で巧打力を発揮。64試合に出場し、打率.310、1本塁打、14打点を記録。なお、1本塁打はランニングホームランで記録したものであり、楽天球団初のランニングホームランでもあった。

2006年、前年の活躍から期待されたものの、打率.172と低迷。シーズン終了後、戦力外通告を受けて現役を引退。

引退後、コーチとして楽天に残り、外野守備走塁コーチに就任。その後、古巣のオリックスに戻り、スカウトを1年努めた後、守備走塁コーチに就任。2022年からは楽天の守備走塁コーチに復帰し、2023年には一軍野手総合兼外野守備走塁コーチを務めた。

2024年、横浜DeNAベイスターズのアナリストに就任している。

人物・エピソード

内外野どこでもそつなく守れるユーティリティプレイヤー。晩年は巧打力も身に着けていた。

走塁指導に定評があり、楽天・オリックスではチーム盗塁数増加に大きく貢献している。

通算成績

打撃成績

獲得タイトル・表彰・記録

• JA全農Go・Go賞好走塁賞（2006年3・4月）
• 新人選手によるデビュー戦4安打：1997年5月25日、千葉ロッテマリーンズ戦　※NPB初
• ランニングホームラン：2005年9月27日、福岡ソフトバンクホークス戦　※楽天球団史上初

関連動画

関連項目

• プロ野球
• オリックス・ブルーウェーブ
• 東北楽天ゴールデンイーグルス
• オリックス・バファローズ
• 横浜DeNAベイスターズ
• ユーティリティプレイヤー
• プロ野球選手一覧

脚注

1. *2022年に横浜DeNAベイスターズの梶原昂希が記録。