奥村政稔 単語

奥村政稔（おくむら まさと、1992年8月14日-）とは、大分県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属。

名前の読みは「まさとし」ではなく「まさと」である。

概要

福岡ソフトバンクホークス #61
奥村政稔
基本情報
国籍	日本
出身地	大分県中津市
生年月日	1992年8月14日
身長 体重	178cm 78kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2018年ドラフト7位
経歴
大分県立中津商業高等学校 九州国際大学（中退） 三菱重工長崎 三菱日立パワーシステムズ 福岡ソフトバンクホークス(2019年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校3年生から野球を始める。中津商業高校では2年時に8回コールドながらノーヒットノーランを記録、県内屈指の好投手として注目を集めたが、何しろ高校が奥村の学年の卒業とともに中津工業との統合による閉校が決まり生徒募集も停止していたため、最後の夏のときには野球部の人数は僅か10人。あえなく初戦コールド負けで甲子園出場経験はなし。

九州国際大学に進学すると、いきなりソフトバンク三軍との交流試合で5回パーフェクト投球を見せる大学デビュー。2年秋にはエースとして5勝を挙げチームを優勝に導いたが、なぜかその後大学を中退してしまう。

社会人の三菱重工長崎に拾われ、3年目の2015年には自己最速の154km/hをマーク。2015年・2016年と都市対抗にも出場したが、ドラフトでは指名漏れが続いた。おまけに2016年限りでチームが休部、横浜の三菱日立パワーシステムズに統合されることになり、そちらに移籍することになる。

移籍1年目の2017年にはチームの都市対抗4強に貢献するがまたも指名漏れ。地元に妻と子供を残しての単身赴任になったこともあり、2018年限りでの引退を監督に申し入れ、転職サイトで職探しもしていたという。

現役最後の年となるはずだった2018年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスに7位で指名され入団。背番号61。

プロ入り後

2019年はオープン戦で7試合8回を投げ1失点と結果を残し開幕一軍入り。開幕戦でいきなり同点の8回途中からを任されるプロ初登板で、無失点に抑えてプロ初ホールドを挙げた。中継ぎとして8試合に登板したが、キャンプ終盤から痛みがあったという右肘痛で4月下旬に戦線離脱。8月半ばに一軍復帰したが結果を出せず、9月10日に抹消。12試合で防御率8.76という成績に終わった。

2020年は8月と9月に2度一軍昇格したが、一軍にいた間も登板機会自体がほとんどなく、僅か5試合の登板に留まった。

2021年は7月後半から二軍で先発に転向。先発転向後はコントロールが改善され、最終的に二軍で36試合に登板し防御率2.31の好成績を残したが、一軍昇格の機会はなかった。

プレースタイル・人物

社会人時代に最速154km/hを記録しているが、プロ入り後の球速は140km/h台。直球にカットボール、シュートなどの手元で変化する球を織り交ぜて打者を打ち取る。他にカーブ、フォークを投げる。

前述の通り社会人時代に既に結婚しており、1児の父。ルーキーでも既婚者は寮入りを免除されるのだが、ホークスでは他のルーキーとともに若鷹寮に入り、社会人時代に続いて単身赴任生活をしている。

Google検索のサジェストに出る「宝来軒」は、父親が店長を務めるラーメン屋とのこと。

成績

• （2021年終了時点）

年度別投手成績

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2018年度新人選手選択会議
• 福岡ソフトバンクホークス