高橋奎二 単語

高橋奎二（たかはし　けいじ、1997年5月14日-）とは、京都府出身のプロ野球選手（投手）である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

小学1年生から中学卒業までは地元の篠少年野球クラブに所属していた。

高校は龍谷大平安に進学。2年生のときには春の選抜高校野球で3勝をあげ、チームをセンバツ初優勝に導いた。

2015年ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団に至る。

ヤクルト時代

2016年5月に二軍戦で初登板し3イニングをパーフェクトに抑えるも、肩痛を発症してその後は登板なし。

2017年は二軍で10試合登板し、7月にはフレッシュオールスターゲームにも出場した。しかし以後肩痛と腰痛に悩まされ、オフには負担の少ない投球フォームに変更した。

2018年は9月5日の中日ドラゴンズ戦でプロ初登板初先発を果たすも、4回5失点（自責点4）で初勝利とはならず。10月2日の横浜DeNAベイスターズで5回1失点と好投し、プロ初勝利を記録した。

2019年は開幕から先発ローテーションを勝ち取るも、序盤は打ち込まれる場面が多く、二軍送り。一軍に戻り、6月23日の千葉ロッテマリーンズ戦でようやくシーズン初勝利をあげる。最終的には4勝6敗と負け越したが、ほぼ1年にわたりローテを守った。

2020年9月に足首を負傷し、二軍落ち。それにより前年からは登板数を減らしたが、防御率は良化している。一方で球数・投球回に課題が残った。

オフに元AKB48の板野友美と結婚した。

2021年前半は二軍での調整が続いたものの、後半戦前後には先発ローテに復帰。奥川泰伸と共に左右の若手エースとして稼働し、リーグ優勝に貢献した。日本シリーズでは第2戦に先発すると、プロ初の完投・完封を記録し、優秀選手賞を受賞した。

2022年は開幕ローテーション入り。4月10日の読売ジャイアンツ戦でレギュラーシーズン初完投、6月12日の福岡ソフトバンクホークス戦ではプロ初完封勝利（レギュラーシーズンでは初）を記録した。17試合の登板で8勝2敗だった。

2023年1月6日に第5回WBCの日本代表に選出されたことが発表された。WBC本戦では、1次ラウンドのオーストラリア戦に中継ぎで登板。2イニングを無失点に抑えた。出場はこの1試合に留まったものの、チームの3大会ぶり優勝に貢献した。

シーズンではリーグワーストの被本塁打数を記録するなど不調に苦しみ、4勝9敗と大きく負け越した。

プレースタイル

プロ入り後しばらくは右足を高く上げる投球フォームが特徴的で、同じくスワローズに所属する小川泰弘のそれに似ていることから「左のライアン」と呼ばれていた。しかし度々肩痛や腰痛に悩まされ、2017年オフには右足をあまり上げないフォームに変更した。その後はフォームの試行錯誤が続いたが、現在は足をあまり上げないフォームに固定している。

左投げながら、最速155km/hのノビのあるストレートでグイグイ押していく投球スタイル。ほかには大きく曲がるスライダーとチェンジアップ、カットボール、カーブなどを投げる。

対左は得意とするものの、対右は比較的苦手とする。また、クイック時に球威がかなり落ちるという弱点もあったが、現在は克服しつつある。

成績

• （2023年終了時点）

年度別投手成績

表彰・その他

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2015年度新人選手選択会議
• 東京ヤクルトスワローズ
• 板野友美（高橋奎二の妻）

外部リンク

• 高橋奎二 - 東京ヤクルトスワローズ公式サイト
• 個人別年度成績 - NPB.jp

SNS

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