中村剛也(なかむら たけや、1983年8月15日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は埼玉西武ライオンズに所属。
埼玉西武ライオンズ #60 | |
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中村剛也 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大東市 |
生年月日 | 1983年8月15日 |
身長 体重 |
175cm 102kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 三塁手、一塁手 |
プロ入り | 2001ドラフト2巡目 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
プレミア12 | 2015年 |
プロ野球選手テンプレート |
ポジションは内野手で主に三塁手、たまに一塁手を守る。妻は元タレントの村上麻里恵。
高校時代は大阪桐蔭高校の4番打者として活躍、高校時代の通算本塁打83本は中田翔、大島裕行についで当時史上3位だった。2001年ドラフト2巡目で西武ライオンズに入団した。背番号は60。
2005年のセ・パ交流戦で日本生命賞を獲得した頃からファンの注目が集まるようになる。その後、やや伸び悩みもあったが2008年に46本塁打を放ち本塁打王を獲得。
2009年は自己最多の48本塁打を放ち、2年連続の本塁打王と、初めて打点王を獲得。4番打者の位置を不動のものとした。
2010年は負傷もあり86試合に留まるが、9月に爆発し150本塁打を達成。
2011年は全試合に出場し、統一球の影響でホームランの数が減少する選手が多い中で、自己最多タイの48本塁打を放ち、本塁打王を獲得。この年の千葉ロッテマリーンズのチーム本塁打数46本を上回った。
2012年には、バットの規格変更に苦しみ、開幕から大スランプに陥った。交流戦から徐々に新バットにも慣れたが、阪神タイガース戦で左肩を故障する。その後は左膝も痛めるなど満身創痍の状況が続いたが、終わってみれば27本と昨年の48本よりは大幅に減ったが、見事2年連続の本塁打王を獲得した。オフには左膝を手術。リハビリに6ヶ月を要することとなった。
2013年は左肩の故障でさらに復帰予定が遅くなり、26試合の出場に終わった。
2014年も故障で出遅れたが、復帰後はホームランを量産。6月13日の広島東洋カープ戦で通算250号本塁打を達成した。その後チームメイトのエルネスト・メヒアと共に2012年以来の本塁打王を達成した。
2015年は3年ぶりに開幕を一軍で迎え、久々に三塁手を守るようになった。7月24日の北海道日本ハムファイターズ戦の4回裏に大谷翔平からホームランを放ち、通算300本塁打と1000本安打を同時に達成した。さらに5回裏に満塁ホームランを放ち、王貞治の持つ通算満塁本塁打記録(15本)に並んだ。8月9日のオリックス・バファローズ戦で16本目の満塁ホームランを放ち、日本記録を更新した。オフにWBSCプレミア12の日本代表に選出された。
2016年は左股関節の故障などで不振に陥り、108試合の出場で21本塁打に終わった。
2017年は7月19日の福岡ソフトバンクホークス戦で通算350本塁打を達成。腰の張りで二軍に降格した以外は一軍に帯同。しかし打撃成績は去年とあまり変わらず、4番の座も山川穂高に担われる。規定打席に到達したが27本塁打に終わり、規定打席に到達すれば本塁打王を取れるという神話は終わった。
2018年は開幕を一軍で迎えたが、打率1割でホームランも出ない打撃不振に陥り、4月21日のロッテ戦の守備で左肩を負傷し戦線離脱。6月に復帰し、6月9日の読売ジャイアンツ戦でようやくシーズン初ホームランを放った。7月に入ってから本来の打撃を取り戻し、8月は12本塁打を放ち、自身2度目の月間MVPを受賞。その後もホームランを飛ばし、10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。オフの11月8日に海外FA権を行使した上で西武に残留した。
2019年は開幕後は8番を担当していたが、5月からは6番か5番を担当する。6月14日の東京ヤクルトスワローズ戦では自身が持つ満塁ホームラン記録を18本に更新する。6月19日の中日ドラゴンズ戦で交流戦通算200打点を達成。7月19日のオリックス戦では通算400本塁打をサヨナラホームランで達成した。8月中旬からは山川穂高の不振により、4番を担当。来た球をシンプルに打つというスタイルに変わって打点を荒稼ぎし、3年ぶりの30本塁打と自身3度目の120打点を記録。西武の2連覇に貢献した。2015年以来4年ぶりに打点王のタイトルを獲得した。
2020年は7月16日の楽天戦で通算200二塁打を達成。8月22日のオリックス戦で右手首を負傷し、痛みが癒えないまま試合に出場し、8月26日の日本ハム戦で通算1500本安打を達成する。しかし打撃不振に陥ったため9月3日に二軍落ちし、9月22日に復帰する。9月24日の日本ハム戦で本拠地での通算200本塁打を達成。西武球場ができてからは史上初のことである。10月24日のソフトバンク戦で通算21本目の満塁ホームランを記録した。79試合の出場で打率.213、9本塁打、31打点に留まった。
2021年8月22日のオリックス戦で通算22本目の満塁ホームランを記録し、自身の記録を塗り替えた。オフに2年契約を結んだ。
2022年7月6日のオリックス戦でNPB歴代最高を更新する1956三振を喫した。8月12日の楽天戦で史上14人目の450本塁打、1000得点を達成した。88試合の出場で打率.196、12本塁打、31打点だった。
2023年は3、4月は打率.364、7本塁打、14打点の活躍で月間MVPを受賞。4月29日の楽天戦で史上初の2000三振を喫した。全盛期をおかわりしていると言われたが、5月27日に右外腹斜筋損傷で登録を抹消された。6月23日に再昇格し、7月6日のロッテ戦で通算2000試合出場を達成した。9月9日の日本ハム戦ではエスコンフィールドHOKKAIDOで初めてホームランを記録したが、これが通算470本塁打、さらに球団歴代最多の1038得点を記録した。前年と同じ88試合の出場だったが、打率.258、17本塁打、40打点を記録した。
2024年4月10日のロッテ戦でシーズン初ホームランを記録したが、これが球団新記録となる21年連続ホームランとなった。5月7日のロッテ戦で通算476号となる本塁打を打ち、NPBの通算本塁打ランキングで金本知憲に並ぶ歴代10位タイとなった。7月11日に右手関節炎の影響で一軍登録を抹消され、以降の出場はなかった。58試合の出場で打率.191、7本塁打、14打点だった。
巧みなバットコントロールやパワフルな打撃、頭部に死球を受けても翌日普通にスタメン出場するなどかなりのタフガイである。見た目の体型によらず、足はそれなりに速い(高校時代は大阪桐蔭の後輩・西岡剛より速かった)。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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西武 | 応援歌のピコカキコ一覧#1054 | 12310 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003年 | 西武 | 4 | 14 | 12 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 6 | 1 | .167 | .286 |
2004年 | 28 | 37 | 33 | 8 | 9 | 1 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 10 | 1 | .273 | .351 | |
2005年 | 80 | 259 | 237 | 40 | 62 | 13 | 1 | 22 | 57 | 0 | 0 | 1 | 16 | 5 | 62 | 7 | .262 | .320 | |
2006年 | 100 | 323 | 283 | 47 | 78 | 16 | 0 | 9 | 29 | 4 | 3 | 0 | 29 | 8 | 78 | 9 | .276 | .359 | |
2007年 | 98 | 267 | 226 | 29 | 52 | 16 | 0 | 7 | 32 | 2 | 11 | 1 | 22 | 7 | 71 | 3 | .230 | .316 | |
2008年 | 143 | 590 | 524 | 90 | 128 | 24 | 4 | 46 | 101 | 2 | 3 | 3 | 53 | 7 | 162 | 10 | .244 | .320 | |
2009年 | 128 | 562 | 501 | 91 | 143 | 37 | 1 | 48 | 122 | 3 | 0 | 2 | 52 | 7 | 154 | 8 | .285 | .359 | |
2010年 | 85 | 354 | 304 | 50 | 71 | 14 | 2 | 25 | 57 | 1 | 0 | 3 | 44 | 3 | 111 | 7 | .234 | .333 | |
2011年 | 144 | 622 | 525 | 97 | 141 | 30 | 0 | 48 | 116 | 4 | 0 | 6 | 79 | 12 | 134 | 15 | .269 | .373 | |
2012年 | 123 | 498 | 432 | 54 | 100 | 16 | 1 | 27 | 79 | 2 | 0 | 1 | 56 | 9 | 125 | 11 | .231 | .331 | |
2013年 | 26 | 114 | 96 | 8 | 20 | 2 | 0 | 4 | 15 | 0 | 0 | 2 | 16 | 0 | 38 | 1 | .208 | .316 | |
2014年 | 111 | 466 | 382 | 68 | 98 | 19 | 1 | 34 | 90 | 0 | 0 | 3 | 79 | 2 | 124 | 13 | .257 | .384 | |
2015年 | 139 | 599 | 521 | 82 | 145 | 35 | 0 | 38 | 124 | 1 | 0 | 3 | 68 | 7 | 172 | 12 | .278 | .367 | |
2016年 | 108 | 432 | 387 | 45 | 92 | 14 | 2 | 21 | 61 | 2 | 0 | 2 | 40 | 3 | 125 | 9 | .238 | .313 | |
2017年 | 115 | 486 | 415 | 69 | 90 | 14 | 0 | 27 | 79 | 1 | 0 | 6 | 61 | 4 | 118 | 2 | .217 | .319 | |
2018年 | 97 | 392 | 355 | 53 | 94 | 14 | 1 | 28 | 74 | 1 | 0 | 2 | 33 | 2 | 112 | 11 | .265 | .329 | |
2019年 | 135 | 557 | 496 | 69 | 142 | 30 | 0 | 30 | 123 | 2 | 0 | 3 | 54 | 4 | 123 | 12 | .286 | .359 | |
2020年 | 79 | 297 | 258 | 32 | 55 | 14 | 0 | 9 | 31 | 0 | 0 | 2 | 34 | 3 | 75 | 7 | .213 | .310 | |
2021年 | 123 | 475 | 430 | 50 | 122 | 13 | 0 | 18 | 74 | 0 | 0 | 4 | 39 | 2 | 114 | 12 | .284 | .343 | |
2022年 | 88 | 294 | 276 | 24 | 54 | 8 | 0 | 12 | 31 | 0 | 0 | 1 | 14 | 3 | 76 | 7 | .196 | .241 | |
2023年 | 88 | 322 | 283 | 34 | 73 | 12 | 0 | 17 | 40 | 1 | 0 | 3 | 31 | 5 | 76 | 7 | .258 | .339 | |
2024年 | 58 | 205 | 188 | 13 | 36 | 13 | 0 | 7 | 14 | 1 | 0 | 1 | 14 | 2 | 55 | 3 | .191 | .254 | |
NPB:22年 | 2100 | 8165 | 7164 | 1053 | 1807 | 356 | 13 | 478 | 1356 | 28 | 17 | 49 | 838 | 97 | 2121 | 178 | .252 | .337 |
年度 | 代表 | 大会 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | 日本 | プレミア12 | 6 | 22 | 20 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | .150 | .227 |
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 179 | 1070 | 62 | 12 | 85 | .990 |
三塁手 | 1349 | 765 | 2120 | 135 | 169 | .955 |
タイトル | ||
---|---|---|
最多本塁打 | 6回 | 2008年、2009年、2011年、2012年、2014年、2015年 |
最多打点 | 4回 | 2009年、2011年、2015年、2019年 |
表彰 | ||
ベストナイン | 4回 | 2008年、2009年、2011年、2012年 |
JA全農Go・Go賞 | 1回 | 2005年 |
オールスターゲームMVP | 1回 | 2011年第2戦 |
セ・パ交流戦優秀選手賞 | 1回 | 2005年 |
月間MVP | 3回 | 2015年7月、2018年8月、2023年3・4月 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 9回 | 2008年-2012年、2014年、2015年、2021年、2023年 |
初出場 | 2003年9月28日 | 対日本ハムファイターズ28回戦 | 東京ドーム |
---|---|---|---|
初安打 初打点 |
対日本ハムファイターズ28回戦 カルロス・ミラバルから |
||
初盗塁 | 2003年10月1日 | 対千オリックス・ブルーウェーブ28回戦 窪田淳、日高剛から |
Yahoo!BBスタジアム |
初本塁打 | 2004年7月24日 | 対大阪近鉄バファローズ18回戦 山村宏樹から |
西武ドーム |
100本塁打 | 2009年5月23日 | 対オリックス・バファローズ8回戦 山本省吾から |
スカイマークスタジアム |
150本塁打 | 2010年9月4日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス20回戦 川井貴志から |
クリネックスタジアム宮城 |
200本塁打 | 2011年9月19日 | 対北海道日本ハムファイターズ18回戦 ブライアン・ウルフから |
西武ドーム |
セ・パ交流戦 50本塁打 |
2012年6月10日 | 対東京ヤクルトスワローズ3回戦 トニー・バーネットから |
明治神宮球場 |
250本塁打 | 2014年6月13日 | 対広島東洋カープ4回戦 中崎翔太から |
西武ドーム |
1000本安打 300本塁打 |
2015年7月24日 | 対北海道日本ハムファイターズ14回戦 大谷翔平から |
西武プリンスドーム |
350本塁打 | 2017年7月19日 | 対福岡ソフトバンクホークス15回戦 リバン・モイネロから |
北九州市民球場 |
1000打点 | 2018年8月7日 | 対オリックス・バファローズ15回戦 アンドリュー・アルバースから |
京セラドーム大阪 |
400本塁打 | 2019年7月19日 | 対オリックス・バファローズ 13回戦 増井浩俊から |
メットライフドーム |
1500本安打 | 2020年8月26日 | 対北海道日本ハムファイターズ11回戦 杉浦稔大から |
メットライフドーム |
450本塁打 | 2022年8月12日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス18回戦 岸孝之から |
楽天生命パーク |
掲示板
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最終更新:2024/12/23(月) 05:00
最終更新:2024/12/23(月) 05:00
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