プロ野球2014とは、日本プロ野球の2014年の動向である。
プロ野球2014 | ||
優勝球団 | ||
---|---|---|
セ・パ交流戦 | 読売ジャイアンツ | |
セ | 読売ジャイアンツ | |
パ | 福岡ソフトバンクホークス | |
クライマックスシリーズ | セ | 阪神タイガース |
パ | 福岡ソフトバンクホークス | |
日本シリーズ | 福岡ソフトバンクホークス | |
プロ野球 ←2013 | 2015→ |
2月 | 1日 | キャンプイン |
3月 | 28日 | レギュラーシーズン開幕 |
31日 | 【移籍】日本ハムの今浪隆博とヤクルトの増渕竜義がトレード | |
5月 | 2日 | 【移籍】西武の武山真吾が金銭トレードで中日に移籍 |
7月 | 18日 | オールスター第1戦が西武ドームで開催 |
19日 | オールスター第2戦が阪神甲子園球場で開催 | |
20日 | 【移籍】ソフトバンクの新垣渚、山中浩史とヤクルトの川島慶三、日高亮がトレード | |
29日 | 【移籍】中日の岩崎恭平とオリックスの三ツ俣大樹がトレード | |
9月 | 26日 | 【巨人】3年連続36回目のリーグ優勝 |
10月 | 2日 | 【ソフトバンク】2年ぶり18回目のリーグ優勝。詳細は10.2決戦を参照 |
11日 | クライマックスシリーズ開幕 | |
12日 | 【阪神】クライマックスシリーズファイナルステージ進出 | |
14日 | 【日本ハム】クライマックスシリーズファイナルステージ進出 | |
18日 | 【阪神】日本シリーズ進出 | |
20日 | 【ソフトバンク】日本シリーズ進出 | |
25日 | 日本シリーズ開幕。阪神対ソフトバンクの組み合わせは2003年以来である(当時ソフトバンクは前身のダイエー)。 | |
30日 | 【ソフトバンク】3年ぶり6回目の日本一 |
※2013年の順位順
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※2014年の最終順位順。球団をクリックすると球団の枠に飛びます。
※一部の打順の名前にある下線部は外人枠。
前年Bクラスという結果に、フロントが大補強を敢行。前年崩壊した先発陣に日本ハムからブライアン・ウルフ、阪神からジェイソン・スタンリッジ、中日からFAで中田賢一を獲得。さらにクローザーとして西武からデニス・サファテ、4番にオリックスから李大浩、捕手に日本ハムからFAで鶴岡慎也を獲得という大型補強で、開幕前から2011年並みの絶対的優勝候補、独走優勝確実という前評判で開幕を迎える。
しかしその前に立ちはだかったのがオリックスだった。前評判通り、開幕から快調に貯金を増やすソフトバンクだったが、前年ソフトバンクを解雇されてオリックスに移籍したウィリー・モー・ペーニャが4番で大暴れ、一昨年寺原隼人の人的補償で移籍した馬原孝浩が復活したオリックスもかつてない快調さで開幕から貯金を積み上げ、4月中から既にリーグはこの2チームの一騎打ちの様相を呈し始める。
前年苦しんだ先発陣は、攝津正が勤続疲労か新球種習得の弊害かで不調に陥り、寺原は4月、ウルフは5月で戦線離脱したが、新戦力の中田賢一とスタンリッジが期待通り先発ローテーションの軸として奮闘。リリーフは例年通り安泰であった。打線は李大浩がチャンスでの弱さを何かと言われたものの4番に一年間座り4番問題を一応解決させ、一時は打率10傑にソフトバンクの選手が7人並ぶとかいうわけのわからない勢いで打ちまくり、チームを牽引した。
夏場以降は松田宣浩、本多雄一、岡島秀樹ら主力が立て続けに戦線離脱するという緊急事態に陥ったが、代打の切り札として完全解凍した吉村裕基が見事に松田の穴を埋め、本多の穴は明石健志がカバー。リリーフにはルーキーの森唯斗が力投を続けて7回担当セットアッパーに抜擢され、先発陣は難病を克服した大隣憲司、怪我から復帰した武田翔太、育成出身の飯田優也らが加わって変則ローテーションで切り回した。
オリックスと熾烈な首位争いを繰り広げたが、7月後半に直接対決3タテを含む6連勝、2連敗を挟んで8月には怒濤の9連勝。オリックスを突き放し、この時点で誰もがこのままの優勝をほぼ確信したが、徐々にチームの歯車が狂い始め、9連勝が途切れたあとの8月は6勝10敗1分と大きく失速。9月頭のオリックス直接対決を2勝1分で今度こそトドメを刺したかと思ったが、ソフトバンクの失速は止まらず、9月7日の西武戦で絶対的セットアッパーとして君臨していた五十嵐亮太が3失点して逆転負けすると、悪夢のような黒星街道に突入。しかしオリックスも失速し、パ・リーグの優勝争いは壮絶な譲り合い状態となる。
9月15日の最後の直接対決3連戦初戦を大隣憲司の完封で勝利したのを最後に、あと1勝でマジック点灯という状況からチームは怒濤の連敗街道に突入。なんとここから10試合を1勝9敗と大幅に負け越し、マジック点灯直前でひたすら足踏みを続けた結果、ついには残り試合の関係で2位のオリックスにマジックが点灯。そして結局マジックが点くことは一度もなく、10月2日の最終戦オリックスとの直接対決で、勝てば優勝、負ければ2試合を残したオリックスにマジック1という史上稀に見る混戦模様になった。
そしてヤフオクドームで迎えたレギュラーシーズン最終戦・10.2決戦。2回に細川の犠牲フライで1点先制したが、7回に原拓也の同点タイムリーで追いつかれ、試合は延長戦となる。10回裏に松田がサヨナラタイムリーを放ち、苦しみながらも3年ぶり18回目のリーグ優勝を決めた。マジックが点灯しないままでの優勝は1992年のヤクルト以来22年ぶりの珍事であった。
クライマックスシリーズ直前、秋山監督の辞任がスポーツ紙にスッパ抜かれ、ポストシーズンは秋山監督の有終の美を賭けた戦いとなる。CSではオリックスを撃破した3位日本ハムと激突。第1戦は大隣憲司の力投に応えた吉村裕基の逆転サヨナラ打で勝利と幸先の良いスタートを切るが、第2戦で今宮健太の痛恨のエラーで逆転負けすると、第3戦では不調の攝津正が炎上し大敗。第4戦は継投で逃げ切り王手をかけるが、第5戦では逆にリリーフ陣が打ち込まれて4点差を逆転され、シーズンに続いて最終戦までもつれる死闘となる。
運命の第6戦は中4日で先発を託された大隣が7回無失点の好投。打線も着実に加点し、4-1で勝利して苦しみながら日本シリーズ進出を決めた。
セ・リーグ2位から巨人を4タテした阪神タイガースと11年ぶりの対決に。甲子園での第1戦はスタンリッジが打ち込まれて敗れるも、第2戦では武田翔太のカーブが阪神打線を翻弄し接戦を制す。
本拠地に戻った第3戦では大隣憲司がまたも7回無失点と完璧な投球を見せ快勝、第4戦は延長戦までもつれこむが、中村晃が呉昇桓から劇的なサヨナラ3ランを放って王手をかける。
そして第5戦、不調に苦しんだエース・攝津正が6回無失点の好投。打線はメッセンジャーの好投と大和の2度のファインプレーに阻まれ無得点が続いたが、8回に松田宣浩のタイムリーで1点を奪う。9回、抑えのサファテの制球が定まらず3四球で1死満塁の大ピンチを迎えるも、西岡剛の内野ゴロで本塁封殺、さらに西岡がラインの内側を走ったため守備妨害でアウトとなり、思いがけない形での幕切れで見事日本一を達成、6年間の秋山政権の有終の美を飾った。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
李大浩 | 11673 | |
岡島秀樹 | 11828 | |
岡本健 | 11886 | |
加治屋蓮 | 11883 | |
バーバロ・カニザレス | 11680 | |
鶴岡慎也 | 11672 | |
中田賢一 | 11882 | |
森唯斗 | 11884 |
毎年優勝候補に挙げられながらBクラスでシーズンを終えていたオリックスだったが、この年は違った。4月1日の楽天戦から7連勝し貯金を作る。4番のウィリー・モー・ペーニャが10本のホームラン、先発ローテーションの西勇輝が5連勝するなどの活躍が大きく、4月を18勝と球団新記録。
セ・パ交流戦になっても勢いは衰えることなく、ソフトバンクと首位を競った。リーグ戦が再開し、一時期ソフトバンクに首位を明け渡したが、前半戦最後の楽天戦を金子千尋で勝利し、前半戦を17年ぶりの首位で終えた。
しかし8月に入ってからソフトバンクが驚異的な強さを見せ、9月には抑えの平野佳寿だけで4敗するなど選手に疲れが見えてきた。それでも最後まであきらめず、9月25日には2位であったにも関わらずマジックを点灯させた。しかし最後のソフトバンクとの直接対決の延長戦でついに力尽き、数年ぶりの優勝を逃した。
北海道日本ハムファイターズとのクライマックスシリーズも1勝1敗でさあこれからというところで台風による中止と天候にもケチをつけられ、1勝2敗でファイナルシリーズ進出を逃してしまった。
オフにペーニャが自由契約となり、金子千尋がFA宣言したが残留。FA宣言した小谷野栄一、元アスレチックスマイナーの中島裕之、元横浜DeNAベイスターズのトニ・ブランコ、元広島東洋カープのブライアン・バリントンを獲得するなど大補強に乗り出した。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
安達了一 | 12624 | |
谷佳知 | 11860 | |
エステバン・ヘルマン | 11859 |
前年最下位に終わったファイターズだが、ファンはそれほど悲観視していなかった。
その根拠が、2006年の北海道移転後初となる日本一に貢献した「名参謀」白井一幸の復帰。これこそが最大の補強であり、最下位脱出確定、Aクラス争いの主役になるのではないかと解説者諸氏からも予想されていた。
しかしいざ開幕してみると、武田久、武田勝、小谷野栄一といったベテラン勢に不調が重なり、前年本塁打王のミチェル・アブレイユ、盗塁王の陽岱鋼も体調不良で離脱、ミチェル・アブレイユは7月末で契約解除など、実績ある選手が機能しない苦しいシーズンであり、3月、4月を12勝16敗と負け越している。
5月に入って徐々に調子を取り戻し、セ・パ交流戦も11勝12敗1分と五分で乗りきると、その後オールスターまで9勝6敗と白星先行。オールスター明けの対オリックス・バファローズ3連戦こそ全敗するも、月末の対千葉ロッテマリーンズ3連戦で全勝して帳消し、最終的に7月を13勝9敗で終える。8月頭の7連敗で貯金を吐き出し、ここでオリックスと福岡ソフトバンクホークスによる優勝争いの背中が遠ざかってしまう。かといって下位チームに詰め寄られるでもなく、孤立した格好の3位でレギュラーシーズンを終えることとなった。
クライマックスシリーズ・ファーストステージは、1勝1敗で迎えた第3戦が台風接近で順延。勝てなければ敗退が決まる状況で先発したのが、レギュラーシーズン7勝13敗と負け越したルイス・メンドーサと聞いて絶望したファンも少なくなかったが2-1で辛勝。続くファイナルステージも最終第6戦までもつれ、セ・リーグでは阪神タイガースが先に進出を決めていたこともあり、史上初の「レギュラーシーズンで優勝できなかったチーム同士の日本シリーズ」実現なるかと注目が集まったが、最終的には「選手個々のポストシーズンについての経験値」の差でソフトバンクに屈し、2年ぶりの日本シリーズ進出はならなかった。
二刀流2年目の大谷翔平は、交流戦の頃から指名打者や代打でも起用されるようになり、最終的にベーブ・ルース以来、もちろんNPBでは初めてとなる「同一シーズン内での先発10勝と10本塁打」を記録。またNPB最高球速となる162km/hの速球を披露し話題を集めた。
他にも、中村勝が初登板から15試合連続無敗と、前年の不調を取り返すような活躍を見せ、高卒3年目の上沢直之、サガサミーから新入団の浦野博司とあわせて、20代前半、プロ入り5年以内の若い先発投手の活躍が目立った。
野手陣では、西川遥輝が一番右翼手、中島卓也が二番二塁手に定着し、かつての森本稀哲と田中賢介を思い起こさせるようなリードオフコンビを形成。西川は43盗塁を記録し、2年連続でファイターズ所属選手が盗塁王を獲得。
陽岱鋼は盗塁は20回と減ったが、25本塁打、失策数も1回だけという身体能力の高さを見せつけてゴールデングラブを受賞。不動の4番・中田翔が、100打点で打点王を獲得した。
鶴岡慎也の移籍で空いた正捕手の座は大野奨太が優先起用されながら、市川友也が試合終盤の抑え捕手として、投手との相性次第では先発出場でも機能。小谷野離脱で空いた三塁手には、捕手として入団した近藤健介の起用が的中。補強に依存せず、野手に複数のポジションをこなせるよう日頃から練習させるという球団の危機管理方針の成果とも言えよう。
9月下旬には、北海道移転後の中心選手だった金子誠と稲葉篤紀が相次いで引退を表明。赤田将吾は、自由契約と公示された後に引退を表明。大引啓次が東京ヤクルトスワローズ、小谷野がオリックスとそれぞれFA宣言で移籍。アンソニー・カーターとフアン・ミランダが1シーズンで退団。多田野数人、運天ジョン・クレイトン、村田和哉ら6選手が戦力外通告を受けた。
ドラフト会議では、大学生最高評価を受けていた有原航平を、計4球団の1位指名競合によるくじ引きを経て獲得した。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
近藤健介 | 12552 | |
杉谷拳士(右打席) | 11666 | |
谷口雅也 | 12551 | |
フアン・ミランダ | 11665 | |
チャンスメイクテーマ | 12258 |
2013年と違い、投打共に不振に陥った。
投手陣では先発陣の不調が目立った。西武からFA移籍してきた涌井秀章は後半戦復調するまでは先発として機能したとは言い辛く、西武時代から馴染みのある伊東勤監督に「もう限界」と苦言を呈されてしまう。また、なぜかQVCマリンフィールドでのホーム戦では1勝しかできなかった。藤岡貴裕は5月までは貯金を作っていたが、その後は勝ち星に恵まれず、8月以降は0勝5敗だった。成瀬善久は交流戦以降初回に大量失点するケースが目立ち、2ヶ月程二軍で調整。復帰後、勝った試合でも0で抑えることはほぼ皆無だった。昨年チームで唯一規定投球回に到達しチームトップの勝ち星を挙げた唐川侑己も開幕5連敗を喫するなど波に乗り切れず4勝にとどまった。そんな中で唯一、まともな成績を残せたのは、この年のドラフト1位ルーキーの石川歩のみだった。
中継ぎ陣も前年と比べると安定感に欠け、中継ぎ陣の一角を担っていた内と服部が故障・不振でシーズンを棒に振ったことや、益田直也も安定感を欠き交流戦以降は防御率が7点と5点を行き来したままシーズンを終えた。しかし大谷智久がチームトップの23ホールド、防御率も1点代と好投し、益田に変わりストッパーを務めた西野勇士はリーグ3位の31セーブを挙げるなど、明るい話題が無かった訳ではない。故に、今季の西野の配置転換についてはファンの中でも議論の飛び交うものとなった。
打撃陣においても不調に陥った野手が多く、攻撃力が大幅に低下した。
開幕から4番・今江敏晃や角中勝也が打撃不振に陥る。特に前半の今江は自身の活躍とチームの勝ち星が中々比例しない、打撃だけではなく失策も目立つようになるなどして、4番の座も後半戦にはほぼ明け渡した。根元俊一も、少ないチャンスをものにできずファーストで起用されたこともあった。大松尚逸も序盤は4番に起用すると活躍を続けたこともあったが、後半戦の出番はほぼ無かった。井口資仁も前年とは打って変わって低調で、終盤はほぼ若手にスタメンの座を譲る形となった。荻野貴司も去年のようにはいかず、いつものように6月末で故障し戦線離脱。しかも荻野が離脱した瞬間、二桁盗塁している選手がいなくなる(その時点では岡田幸文が9盗塁、他球団は平均して二桁盗塁している選手がこの時期2人以上いる)など、チームの盗塁数も減少する有様であった。里崎智也は、実質最後の捕手としてのスタメン出場になった5月7日のオリックス戦にて、絶不調の唐川侑己を見事にリードし連敗から救うという勇士を最後に故障で戦線を離脱。当初は1ヶ月で復帰の予定だったが蹲踞も出来ない程に下半身の状態が悪化。一軍に上がる事ができず引退を決意(後述)。終盤の引退試合まで、一軍に戻ることはなかった。
結局鈴木大地とクルーズ、後半戦以降調子を上げたサブローとチャッド・ハフマンらが引っ張っていく形となり苦戦を強いられ一時は最下位に転落したが、貧打改善のため後半戦からはキューバからアルフレド・デスパイネを補強。加えて角中の復調や、帝王高濱卓也の活躍、田村龍弘、加藤翔平、大嶺翔太、吉田裕太ら若手起用にシフトした終盤は、見事スタメン期待に応える若手選手も目立ち、希望を残しながらシーズンを終えた。
この年のドラフトでは高卒選手3人を含む7人の指名を行った。ドラフト2位に田中英祐を指名、また彼の陰に隠れてはいたもののドラフト1位にも早稲田大学で中村奨吾を指名。高卒指名の脇本・香月・岩下の3人はいずれも甲子園経験者と期待を持てるドラフト指名を行った。
2014年シーズンをもって、里崎智也が現役を引退。荻野忠寛、塀内久雄、G・G・佐藤などの7人の戦力外通告も行われた。
外国人はカルロス・ロサ、ルイス・クルーズとは契約を更新したが、出番が全くなかったセス・グライシンガーや、クレイグ・ブラゼルは戦力外となった。
そして長い間エースを担ってきた成瀬善久がFAで東京ヤクルトスワローズに移籍し、補償は金銭となった。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
加藤翔平 | 11479 | |
ルイス・クルーズ | 11481 | |
根本俊一 | 11480 | |
チャッド・ハフマン | 11954 | |
吉田裕太 | 12482 |
監督には伊原春樹が就任。横浜DeNAベイスターズを戦力外となった森本稀哲、新外国人としてコーディ・ランサム、グレッグ・レイノルズ、マイケル・ボウデンを獲得。さらに涌井秀章の人的補償として千葉ロッテマリーンズから中郷大樹、片岡治大の人的補償として読売ジャイアンツから脇谷亮太を獲得した。
シーズン開幕前に中村剛也が負傷で二軍降格。坂田遼も右肩を脱臼し、クリーンナップがいなくなる。その代役を務めようとしていた新人森友哉含む13名がインフルエンザに感染。
4月2日のロッテ戦では勝ち越したが以後8カード連続で負け越し、セ・リーグ最下位のDeNAよりも先に20敗を喫するなど暗黒街道まっしぐらだった。中村の早期復帰や5月2日のロッテ戦でエースの岸孝之がノーヒットノーラン達成といった明るい話題に加え、エルネスト・メヒアを起爆剤として獲得、2012年オフから育成選手として入団していたアブナー・アブレイユも支配下選手に昇格させるなど手は打ったが一向に浮上の兆しが見えぬまま、6月4日に伊原監督の休養が発表された。打撃コーチだった田辺徳雄が監督代行に就任し、残るシーズンの指揮を執る。
しかしチームは苦境を脱せぬまま下位に低迷。岸を除く先発投手が全員負け越し、打撃では中村とメヒアが揃ってホームラン王を獲得したが、チームとしてはリーグ断トツの1234三振を記録するなど最後まで不調が続き、2009年以来のBクラスに転落した。
オフに小林宏、川崎雄介、松永浩典、美沢将、山崎浩司が戦力外。メヒア以外の外国人選手も全員が退団した。2015年は田辺監督代行が正式に監督に就任し、引き続き指揮を執ることが発表された。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
鬼崎裕司 | 11808 | |
森本稀哲(西日本) | 12274 | |
コーディ・ランサム | 14024 | |
脇谷亮太 | 11941 | |
渡辺直人 | 11809 |
この年から「かっとばせー(選手名)」の後の「ゴーゴーレッツゴー(選手名)」がなくなった。
開幕戦から西武を3タテしたが、続くオリックスでは3連敗。その後も伸び悩みが続き、前半戦終了時点で最下位。
チームではヒットこそ出るものの、長打力が期待できる選手がアンドリュー・ジョーンズしかおらず、シーズン途中に度々外国人選手の補強を行っている。(5月7日にジョン・ボウカー、6月5日にライナー・クルーズ(投手)、6月17日にザック・ラッツ、7月31日にニック・エバンス)
しかしラッツは中々の成績を残したが怪我により離脱し、ボウカーも打率が.250を切るなどいまいち期待に応えられず、エバンスは論外で結局の所はジョーンズ頼みの有様であった。
9月から反撃し最下位を脱出し、CS進出を狙ったが、時既に遅し。最後は6連敗で2010年以来の最下位に転落した。一年前に24勝無敗で優勝、日本一に貢献した投手陣の柱である田中将大と、28本塁打93打点を記録した打線の軸であるケーシー・マギーの抜けた穴を埋めるのは容易ではなかった。
ケビン・ユーキリスが戦力にならず、二桁本塁打もアンドリュー・ジョーンズの24本のみに終わり、投手陣も先発陣は則本昂大が最多奪三振のタイトルを獲得したが規定投球回に到達したのは則本と辛島航のみで、二桁勝利に至っては則本のみ。中継ぎもベテランの小山伸一郎・青山浩二らが不調の中、戦力外から這い上がってきた福山博之が65試合に登板して防御率1.87という安定感を見せ、ルーキーの西宮悠介も46試合で3勝を挙げて防御率3.17と活躍したが残りの選手は軒並み不調でチームが浮上することはなかった。
オフにはブライアン・ファルケンボーグ、アンドリュー・ジョーンズ、ジョン・ボウカー、給料泥棒ケビン・ユーキリス、ニック・エバンス、ルーク・ファンミル、給料泥棒2号トラビス・ブラックリー、ザック・ラッツ計8人の外国人選手が自由契約。
高堀和也、宮川将、小斉祐輔、島井寛仁、デーブに殺されかけた柿澤貴裕は育成選手としての契約となり、育成だった井坂亮平、セルジオ・ミトレ、木村謙吾、有馬翔、神保貴宏は自由契約となっている。
そして創設メンバーの一人であり「シャーパー」の愛称でファンから親しまれた中島俊哉が引退し、ファン感謝祭では引退セレモニーも開かれた。
中島の引退により、創設時から楽天に所属し続けている選手は小山伸一郎・牧田明久の2名を残すのみとなった。
また2014年のシーズンをもって星野監督の勇退が決定し、後任には数々の問題を起こしたことから反対の署名運動まで勃発したが最後は三木谷オーナーのゴリ押しで二軍監督の大久保博元が就任した。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
岩崎達郎 | 11708 | |
後藤光尊 | 11705 | |
島内宏明 | 11707 | |
西田哲朗 | 12528 | |
森山周 | 11704 | |
ケビン・ユーキリス | 11706 |
中日から自由契約となった井端弘和、FA宣言した片岡治大、大竹寛を獲得。しかしシーズンでは阿部慎之助が極度の打撃不振、内海哲也が中々勝てず7勝に終わるなど順調とはいかず、打撃十傑に入った選手が一人もいなかった。それでも3年連続となるリーグ優勝を達成。ところがシーズン中の不振が尾を引く形になったのか、クライマックスシリーズでは2位の阪神に4タテを喫し、日本シリーズ進出はならなかった。
オフに金城龍彦、相川亮二をFAで獲得した。またかつて巨人の多くの野手を育てた内田順三を広島から再び招聘。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
レスリー・アンダーソン | 12469 | |
井端弘和 | 11681 | |
大竹寛 | 11827 | |
片岡治大 | 11682 | |
中井大介 | 11683 | |
フレデリク・セペダ | 12470 |
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
今成亮太 | 11472 | |
上本博紀 | 12761 | |
坂克彦 | 11640 | |
俊介 | 11469 | |
能見篤史 | 11470 | |
藤井彰人 | 11468 | |
外国人汎用 | 11580 | |
捕手汎用 | 11471 |
昨年終盤の快進撃と、ドラフトの目玉であった大瀬良大地獲得などが評価されてか、昨年とは打って変わって評論家の下馬表でもAクラス予想を挙げる人が多い中、シーズン開始。
当初の4番だったキラ・カアイフエが不調の中、4番に座ったブラッド・エルドレッドが驚異的なペースでホームランを量産。ドミニカのカープアカデミー出身で練習生から抜擢された新外国人ライネル・ロサリオがキラ二軍降格の間の少ないチャンスをモノにし、ルーキー・大瀬良大地は3戦目で初勝利を上げるとその後5連勝、昨年後半から好投を続けていた中田廉と、巨人から人的補償で入団した一岡竜司、そしてベテランの永川勝浩の3人がセットアッパーになり、これらの要素が合わさってか、昨年の勢いそのままにカード勝ち越しを続け、首位候補の巨人が伸び悩む中、首位を快走する。
しかし、交流戦に入り悪夢のような9連敗を喫してしまい、3位まで後退。交流戦順位も楽天、阪神と並んで最下位に終わった。
交流戦での失速の影響は大きく、リーグ戦再開後もローテーション投手の防御率が軒並み悪化、早々と降板する場面が目立ち、その結果リリーフ陣の負担が増大。
そのせいか、一岡竜司は肩の故障で離脱、中田は登板過多による疲れか、防御率が徐々に悪化し始める。
それでも2年間勝ち星がなかった福井優也の復活、新戦力のデュアンテ・ヒースの登場など、先発投手がある程度計算できるようになったため、それまで先発型で調整していた若手の戸田隆矢と中崎翔太を中継ぎとして配置し、リリーフ陣の立て直しを図る。
野手陣ではエルドレッドが8月に入ってからホームランどころかヒットすらほとんど打てなくなり二軍に降格する中、ロサリオや丸佳宏を4番にして凌いだ。
その後、2位に浮上し首位巨人と1ゲーム差で9月に突入するが、9月初戦の巨人戦で今季初の被三タテを食らってしまう。その後もなんとか2位を死守するが、10月に入り、残り2戦中一度でも勝つか引き分ければ2位確定というところで連敗を喫し、13年ぶりの勝率5割復帰を達成するも、わずか0.5ゲーム差で2年連続の3位に沈んだ。
CSは1stステージで1敗1分けで敗退。
このシーズンをもって野村謙二郎監督が退任し、後任に緒方孝市が就任した。また打撃コーチ・2軍監督としてのちの2016年・2017年優勝を果たす強力打線を育てた内田順三が退任。
またカープ一筋だった横山竜二が引退。赤ハンカチこと齊藤悠葵や二軍の帝王迎などが戦力外となり外国人選手ではブライアン・バリントン、キャム・ミコライオ、ザック・フィリップス、キラ・カアウフエが退団となった。
補強面では、ドラフトでは有原航平をクジで外してしまったものの、大学No.1外野手と呼ばれる野間峻祥をはじめ、9人(内、育成選手2人)を指名、新外国人としてクリス・ジョンソン、マイク・ザガースキー、ヘスス・グスマンを獲得、また、日本ハムを戦力外になっていた左腕の佐藤祥万を獲得。阪神を自由契約になった新井貴浩と、メジャーリーグに行っていた黒田博樹が7年ぶりに復帰した。
谷繁選手兼任監督の下、「Start it Again 強竜再燃」をスローガンにスタートした。オフには新外国人としてアンダーソン・エルナンデス、アレクシス・ゴメス、そして2009年にも在籍したネルソン・パヤノを獲得。FAで小笠原道大、トライアウトで工藤隆人を獲得した。
吉見一起と浅尾拓也が開幕に間に合わず、先発の大野雄大、岡田俊哉も不調で、駒不足に陥ったが、打線がそれをカバーし開幕からしばらくは5割前後をキープする。濱田達郎が一軍初先発初勝利を完封で飾るなど、チームに明るいニュースはあったものの、我慢して起用し続けたエルナンデスも打率0割台とさっぱり当たらずついには交流戦前に借金6まで膨らみ、ヤクルトに同率4位に並ばれてしまう。
セ・パ交流戦に入ると、ここまでシーズン無敗・防御率1.08だったオリックス西勇輝を撃破するなど、上昇気流に乗る。エルナンデスが絶好調、投手陣も朝倉健太・雄太・濱田達郎が先発ローテーション入り、中継ぎでは祖父江大輔・又吉克樹・福谷浩司の三人が躍動するなど、投打が噛み合い始める。交流戦前半を首位ターン。最終的に貯金を3つ作り交流戦を12球団中4位で終える。
6月29日には阪神に勝ち、3位に浮上するが、7月3日には再び4位に転落してしまう。一時は4位ながら首位まで4.5ゲーム差という大混戦の中、勝率5割前後をうろうろしていた。
しかし8月頭に、神宮でヤクルトに3タテを食らうと、ずるずる落ち始め2週間で11敗するなど、8月を7勝20敗 勝率.259という急ブレーキで5位転落。月間20敗は1990年の阪神タイガース以来24年ぶりで、セ・リーグワーストタイとなる。
9月5日の阪神戦で、山本昌が最年長登板・最年長勝利を達成し、その勢いで阪神を3タテしたが、9月24日の巨人戦で1-15と大敗。2年連続のBクラス入りが確定した。
選手・その他 | No. | プレイヤー |
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エクトル・ルナ | 12793 | |
サウスポー | 12788 |
開幕からいつものまさかの大低迷。新戦力の高橋尚成は全く勝てず、抑えのホルヘ・ソーサも去年と比べスライダーの制球に精彩を欠き打ち込まれる場面が増えてしまう。加えて去年も色々と劇場・炎上をやらかしてきた山口俊が巨人戦にて1回で10点取られるという大炎上をやらかしてしまい(全てが彼の自責点ではないが)、過去のクローザーの面影はなく、遂に二軍降格となった。
打線も去年の様には打てず、宮崎敏郎が送球から目を離して捕れなかったなど中畑監督就任前の様なベイスボールが次々と発動、結果4月は7勝18敗と大きく負け越し。ベイスターズのシーズンは早くも終戦となったと思われたが、2014年のベイスターズは5月からが違った。
GWになってから急に投打が噛み合い始め、新戦力の久保康友やギジェルモ・モスコーソが徐々に勝ち星を上げ始める。
ヤクルト戦にてモスコーソの好投とアーロム・バルディリスの2ランホームラン1安打だけで勝利するという珍記録勝利などで5月は13勝12敗と勝ち越すと、打線の起爆剤としてキューバからユリエスキ・グリエルが入団。未完の大器と呼ばれ続けた筒香嘉智も遂にブレークし、去年の様な大爆発とは違うものの打線が要所で活性化するようになる。
そして鬼門であったセ・パ交流戦を迎えるが、そのタイミングで何とあの山口が先発投手として復活を遂げる。
リリーフだった頃が嘘の様な山口のナイスピッチングもあり、13勝11敗とまさかの交流戦勝ち越しを決め、その後ヤクルトを抜いてから3位広島との差が現実的なものになるも一度失速してしまう。
後半戦に入って中日の失速もあり4位に上昇。秋の風物詩で低迷してきた阪神と3位を競うが、惜しくも球団初のCS出場を逃した。地力の差か広島と阪神に及ばなかった。終盤さらに低迷し、消化試合となってからではあるが中日には抜き返され2年連続の5位となった。
ちなみに9年ぶりに巨人に勝ち越した上に、5月からの勝敗が勝ち越しであり(一時期はなんと首位だった)、実に4月の低迷が悔やまれるシーズンとなった。
ちなみに、借金が1桁台でシーズンを終えられたのは2007年以来の事だった。
そして去年の段階で「もう1年」という事であった中畑だったが、フロントは「来年こそ」と慰留。結果来期も指揮を取る事が決まった。
オフにトニ・ブランコ、エンジェルベルト・ソトが退団。金城龍彦はコーチ就任(引退)を打診されるも拒否し、FA宣言で巨人に移籍する。中村紀洋に戦力外通告(のち引退)。ほか藤井秀悟、ホルヘ・ソーサら13人もの投手を戦力外にするなど、偏り気味な戦力の整理が進んだ。元巨人のホセ・ロペス、岡島秀樹、東野峻を獲得した。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
ユリエスキ・グリエル | 12350 | |
黒羽根利規 | 11667 | |
後藤武敏 | 11671 | |
白崎浩之 | 11668 | |
アーロム・バルディリス | 11670 |
去年最多勝と新人王を獲得した小川泰弘の離脱、それを差し引いてもセ・リーグワーストの防御率4.62。守備においても失策数97(セ・リーグワースト2位)。いくら打線が打てても守れないでは、優勝争いに加わるのも無理な話だった。
去年はウラディミール・バレンティンが60本塁打を記録し球界を沸かせたが、故障の影響もあり31本塁打に留まった。昨年レギュラーを獲得した山田哲人が驚異的なペースでヒットを量産し、最終的には日本人右打者のシーズン最多安打を更新する193安打をマークした。この山田に限らず、野手転向5年目の雄平のブレーク、畠山和洋、川端慎吾、バレンティンらが規定打数到達で打率3割を超えるなどの活躍あって、セ・リーグ1位のチーム打率.279、得点667と打線が大幅なパワーアップを遂げた。
オフ、小川淳司監督が解任し、二軍監督を務めていた真中満が2015年から指揮を執ることになった。また久々にFA戦線に参戦し、日本ハムから大引啓次、ロッテから成瀬善久を獲得した。相川亮二がFAで読売ジャイアンツに移籍した。
選手 | No. | プレイヤー |
---|---|---|
荒木貴裕 | 12466 | |
山田哲人 | 12468 |
|
|
タイトル | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 成績 | 選手名 | 球団 | 成績 | |
首位打者 | マット・マートン | 阪神 | .338 | 糸井嘉男 | オリックス | .331 |
最多本塁打 | ブラッド・エルドレッド | 広島 | 37 | 中村剛也 エルネスト・メヒア |
西武 | 34 |
最多打点 | マウロ・ゴメス | 阪神 | 109 | 中田翔 | 日本ハム | 100 |
最多安打 | 山田哲人 | ヤクルト | 193 | 中村晃 | ソフトバンク | 176 |
最多盗塁 | 梶谷隆幸 | DeNA | 39 | 西川遥輝 | 日本ハム | 43 |
最高出塁率 | ウラディミール・バレンティン | ヤクルト | .419 | 糸井嘉男 | オリックス | .424 |
タイトル | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 成績 | 選手名 | 球団 | 成績 | |
最優秀防御率 | 菅野智之 | 巨人 | 2.33 | 金子千尋 | オリックス | 1.98 |
最多勝利 | ランディ・メッセンジャー 山井大介 |
阪神 中日 |
13 | 金子千尋 | オリックス | 16 |
最多奪三振 | ランディ・メッセンジャー | 阪神 | 226 | 則本昂大 | 楽天 | 204 |
最高勝率 | 山井大介 | 中日 | .722 | 岸孝之 | 西武 | .765 |
最優秀中継ぎ投手 | 福原忍 | 阪神 | 42 | 佐藤達也 | オリックス | 48 |
最多セーブ投手 | 呉昇桓 | 阪神 | 39 | 平野佳寿 | オリックス | 40 |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
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選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
投手 | 菅野智之 | 巨人 | 金子千尋 | オリックス |
捕手 | 阿部慎之助 | 巨人 | 伊藤光 | オリックス |
一塁手 | マウロ・ゴメス | 阪神 | エルネスト・メヒア | 西武 |
二塁手 | 山田哲人 | ヤクルト | 藤田一也 | 楽天 |
三塁手 | エクトル・ルナ | 中日 | 銀次 | 楽天 |
遊撃手 | 鳥谷敬 | 阪神 | 今宮健太 | ソフトバンク |
外野手 | マット・、マートン | 阪神 | 糸井嘉男 | オリックス |
丸佳浩 | 広島 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | |
雄平 | ヤクルト | 中田翔 | 日本ハム | |
指名打者 | - | 中村剛也 | 西武 |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
投手 | 前田健太 | 広島 | 金子千尋 | オリックス |
捕手 | 阿部慎之助 | 巨人 | 伊藤光 | オリックス |
一塁手 | 森野将彦 | 中日 | T-岡田 | オリックス |
二塁手 | 菊池涼介 | 広島 | 藤田一也 | 楽天 |
三塁手 | 村田修一 | 巨人 | 松田宣浩 | ソフトバンク |
遊撃手 | 鳥谷敬 | 阪神 | 今宮健太 | ソフトバンク |
外野手 | 丸佳宏 | 広島 | 陽岱鋼 | 日本ハム |
大島洋平 | 中日 | 糸井嘉男 | オリックス | |
大和 | 阪神 | 柳田悠岐 | ソフトバンク |
機構 / 月 |
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
投手 | 球団 | 野手 | 球団 | 投手 | 球団 | 野手 | 球団 | |
3月・4月 | 高橋優貴 | 巨人 | 菊池涼介 | 広島 | 涌井秀章 | 楽天 | L・マーティン | ロッテ |
5月 | R・スアレス | 阪神 | 佐藤輝明 | 阪神 | N・マルティネス | ソフトバンク | 吉田正尚 | オリックス |
6月 | 青柳晃洋 | 阪神 | T・オースティン | DeNA | 山本由伸 | オリックス | 杉本裕太郎 | オリックス |
7月・8月 | T・ビエイラ | 巨人 | 鈴木誠也 | 広島 | 山本由伸 | オリックス | 藤原恭大 | ロッテ |
9月 | 床田寛樹 | 広島 | 鈴木誠也 | 広島 | 山本由伸 | オリックス | 柳田悠岐 | ソフトバンク |
10月 | 伊藤将司 | 阪神 | 牧秀悟 | DeNA | 山本由伸 | オリックス | 近藤健介 | 日本ハム |
年度 | セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||
---|---|---|---|---|
選手名 | 球団 | 選手名 | 球団 | |
最優秀選手 | 菅野智之 | 巨人 | 金子千尋 | オリックス |
最優秀新人 | 大瀬良大地 | 広島 | 石川歩 | ロッテ |
セ・パ交流戦MVP | 亀井善行 | 巨人 | - | - |
日本シリーズMVP | - | - | 内川聖一 | ソフトバンク |
2010年代 | プロ野球2010 | プロ野球2011 | プロ野球2012 | プロ野球2013 | プロ野球2014 |
---|---|---|---|---|---|
プロ野球2015 | プロ野球2016 | プロ野球2017 | プロ野球2018 | プロ野球2019 | |
2020年代 | プロ野球2020 | プロ野球2021 | プロ野球2022 | プロ野球2023 | プロ野球2024 |
掲示板
5 ななしのよっしん
2019/05/10(金) 23:47:31 ID: kXA8IWB+bu
この年はセリーグが順位据え置き、パリーグがAクラスとBクラスが丸ごと入れ替わるというとんでもないシーズンだったんだよな
6 ななしのよっしん
2021/02/19(金) 15:25:30 ID: pf9wtDOtiJ
オリックスがあまりに気の毒だ
終盤平野を見切って先発で結果出てない西をクローザーにするとか、そういう奇策がありゃ行けたかもしれないのにな
7 ななしのよっしん
2021/06/21(月) 23:27:46 ID: NaLOPM/vcw
オリックスは80勝でソフトバンクは78勝
引き分けの差でソフトバンクが勝率で上回って優勝したんだよね。
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最終更新:2024/12/23(月) 02:00
最終更新:2024/12/23(月) 01:00
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