大野奨太(おおの しょうた、1987年1月13日-)とは、岐阜県出身の素プロ野球選手(捕手)である。現在は中日ドラゴンズのコーチを務める。
中日ドラゴンズ #72 二軍捕手コーチ |
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大野奨太 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 岐阜県大垣市 |
生年月日 | 1987年1月13日 |
身長 体重 |
177cm 80kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手 |
プロ入り | 2008年ドラフト1位 |
引退 | 2023年 |
経歴 | |
選手歴 コーチ歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
WBC | 2017年 |
プロ野球選手テンプレート |
東洋大学に進み、3年春から正捕手となって4年春にはMVP、4季連続ベストナインなどアマチュアNo.1の即戦力捕手と評価され、2008年のドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。背番号28。日本ハムがドラフト1位で捕手を指名したのは實松一成以来2人目。
2009年は開幕一軍を掴むと、高橋信二の一塁専念後は鶴岡慎也と併用され、藤井秀悟、多田野数人、ブライアン・スウィーニーの先発時にはスタメンマスクを被った。77試合に出場して打率.208、3本塁打15打点と打力はイマイチだったが、日本シリーズ第5戦では史上初のルーキー捕手での日本シリーズスタメン出場を果たす。
2010年は藤井とスウィーニーが退団したが、引き続き鶴岡と併用され、武田勝の正妻の地位を獲得。また木田優夫、八木智哉、シーズン終盤で先発に転向したブライアン・ウルフの先発時にもスタメンマスクを被った。前年を上回る87試合に出場、ダルビッシュ有とも三度ほどバッテリーを組むなど、正捕手の座を虎視眈々と狙った(ただし、大野と組んだ際のダルビッシュは0勝2敗、防御率3.00とまだ息が合っていなかった)。
2011年、鶴岡が開幕前に離脱したため、開幕戦でダルビッシュとバッテリーを組むことになるが、埼玉西武ライオンズ打線に7失点と粉砕される。その後は無双状態に入ったダルビッシュを支えたが、8月以降は復帰してきた鶴岡に女房役を奪われた(結果的には大野と組んでいた時の方がダルは好成績であったという)。前年に続いて武田勝、ブライアン・ウルフの先発時には基本的にマスクを被り、自己最多の102試合に出場。盗塁阻止率はリーグトップをマークした。
2012年も武田勝とブライアン・ウルフの先発時にマスクを被ったが、打撃不振に苦しみ、打撃好調だった鶴岡慎也に中盤から武田勝の正妻の地位を奪われた。後半戦は実質ウルフ専属捕手となり、70試合の出場に終わった。
2013年から背番号を2に変更。開幕当初は前年に続いてウルフ専属捕手だったが、鶴岡と組んだ武田勝が不調だったため、6月頃から武田の正妻の座を奪い返し、その後は例年通りの併用になった。87試合に出場、自己最高の打率.259をマークし、盗塁阻止率もまたリーグトップを記録した。
2014年は鶴岡が移籍したため不動の正捕手になるかと思われたが、市川友也の台頭で併用になる。とはいえ自己最多の105試合出場、6本塁打をマークしたが、打率は.174に終わった。
2015年は怪我で開幕に出遅れ、4月末に一軍昇格。しかし近藤健介の打撃が絶好調だったため控えに回る。同じく出遅れていた市川友也が6月に復帰すると近藤が指名打者に回ったため出場機会が増えた。しかし8月には今度は市川に正捕手の座を奪われる。9月に市川が怪我で離脱したため、最終的には正捕手でシーズンを終えたが、出場試合数は74試合に減少した。シーズン中に国内FA権を取得したが、行使せず残留。オフ、背番号を27に変更した。
2016年は自己最多の109試合、キャリアハイの35打点、31犠打を記録し、4年ぶりの優勝と日本一に貢献。
2017年は第4回WBCに侍ジャパンのメンバーとして参加したが、控えに留まり1試合のみの出場。シーズンでは右肘を痛めてしまい、打撃不振だけでなく盗塁阻止率が前年の.310から.098と大幅に悪化、シーズン終盤は清水優心の台頭もあり83試合の出場に終わる。オフに右肘の手術を受け、FA宣言。
2017年12月9日に中日ドラゴンズに入団することが発表された。背番号は谷繁元信が引退して以来空き番号となっていた27を付ける。
2018年は開幕から松井雅人と併用されていたが、打撃でも守備でも結果を残せず首脳陣の信頼を失い、7月末からは第3捕手扱いとなって出場機会が激減。63試合の出場に留まった。
2019年は加藤匠馬の台頭でますます出番が減り、さらに右肘痛を再発して5月末で戦線離脱。8月下旬に復帰したが正捕手奪還とはならず、プロ入り後最少の34試合の出場に終わった。
2020年は木下拓哉、郡司裕也、アリエル・マルティネスらの台頭に取り残され、正捕手争いから完全に脱落。ついに一軍出場なしに終わり、二軍戦では三塁を守る場面すらあった。
2021年も前半戦は二軍暮らし。後半戦から一軍合流したが出場機会は少なく9月に二軍落ち、その後は閉幕直前に桂依央利の負傷で昇格しただけで、8試合の出場に終わった。オフに年俸1億円から7200万円減という大幅減俸を食らい2800万円で更改。
2023年9月12日に現役引退を表明し、10月3日の読売ジャイアンツ戦が引退試合となった。
日本ハムでは1年目から主力捕手として出場し続けたが、打力の問題もあり、2013年までは鶴岡慎也と、2014年以降は主に市川友也と、基本的に先発投手との相性で併用された。意外なところで長打を飛ばすなどそこそこパワーはあるため、サネの後継者説も囁かれたり囁かれなかったりした。
大変真面目なしっかり者。2010年には同じ独身の稲葉篤紀・小谷野栄一・宮西尚生と共に公式グッズとして抱き枕が作られた(お値段は9800円。150個が即完売)。しかし当人はその年のオフに結婚し女性ファンを悔しがらせたとか。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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日本ハム | 応援歌のピコカキコ一覧#533 | 10020 | |
中日 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#533 | 15946 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2009年 | 日本ハム | 77 | 169 | 154 | 19 | 32 | 9 | 0 | 3 | 15 | 0 | 5 | 0 | 6 | 4 | 43 | 2 | .208 | .256 |
2010年 | 87 | 216 | 183 | 20 | 42 | 8 | 0 | 4 | 16 | 1 | 13 | 0 | 19 | 1 | 36 | 5 | .230 | .305 | |
2011年 | 102 | 272 | 242 | 25 | 55 | 11 | 1 | 3 | 17 | 0 | 8 | 0 | 14 | 8 | 44 | 4 | .227 | .292 | |
2012年 | 70 | 159 | 140 | 7 | 24 | 4 | 0 | 2 | 11 | 0 | 9 | 0 | 8 | 2 | 30 | 2 | .171 | .227 | |
2013年 | 87 | 244 | 201 | 20 | 52 | 13 | 0 | 3 | 19 | 0 | 15 | 0 | 25 | 3 | 35 | 3 | .259 | .349 | |
2014年 | 105 | 304 | 259 | 16 | 45 | 10 | 0 | 6 | 19 | 0 | 19 | 2 | 19 | 5 | 52 | 6 | .174 | .242 | |
2015年 | 74 | 184 | 155 | 10 | 30 | 8 | 0 | 0 | 10 | 1 | 8 | 0 | 16 | 1 | 29 | 6 | .194 | .273 | |
2016年 | 109 | 351 | 282 | 26 | 69 | 13 | 0 | 5 | 35 | 1 | 31 | 0 | 25 | 13 | 63 | 6 | .245 | .334 | |
2017年 | 83 | 183 | 154 | 13 | 34 | 5 | 0 | 3 | 13 | 0 | 8 | 1 | 16 | 4 | 30 | 1 | .221 | .309 | |
2018年 | 中日 | 63 | 167 | 137 | 9 | 27 | 4 | 2 | 2 | 10 | 0 | 9 | 0 | 20 | 1 | 31 | 2 | .197 | .304 |
2019年 | 34 | 62 | 53 | 6 | 9 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 1 | 5 | 0 | 9 | 2 | .170 | .237 | |
2021年 | 8 | 15 | 14 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 1 | .143 | .200 | |
2022年 | 8 | 21 | 17 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | .294 | .400 | |
2023年 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | |
NPB:14年 | 908 | 2344 | 1992 | 174 | 426 | 84 | 3 | 31 | 168 | 3 | 129 | 4 | 177 | 42 | 411 | 40 | .214 | .291 |
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 捕手 | 881 | 4548 | 485 | 22 | 58 | .996 | 30 |
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最終更新:2024/12/23(月) 14:00
最終更新:2024/12/23(月) 14:00
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