山川穂高(やまかわ ほたか、1991年11月23日-)とは、沖縄県出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属。
福岡ソフトバンクホークス #25 | |
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山川穂高 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県 |
生年月日 | 1991年11月23日 |
身長 体重 |
176cm 107kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2013年ドラフト2位 |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
APBC | 2017年 |
WBC | 2023年 |
プロ野球選手テンプレート |
中部商業高校では2年秋から4番を務めたが、県大会優勝が最高で甲子園出場はなし。高校通算27本塁打。
富士大学では1年秋から4番として起用される。2011年には日米大学野球、2012年にはアジア大会など世界大会を経験。3年には東アジア大会の日本代表に選出。大学生唯一の選抜者となり、金メダル獲得に貢献した。
2013年ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団。背番号33。ニックネームは「アグー」。
2014年は春季キャンプで左膝を負傷し、開幕を二軍で迎える。5月には4番として打率.344、7本塁打、21打点の活躍でミズノ月間MVPを獲得した。その後も二軍でホームランを量産し、6月21日に一軍に昇格。横浜DeNAベイスターズ戦で5番指名打者でスタメン出場した。フレッシュオールスターではホームランを打ち、優秀選手に選ばれた。一軍ではヒットも出なかったが、9月15日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ入り初ホームランを記録した。
2015年は開幕を一軍で迎えたが、出場がないまま二軍に降格。
2016年は宮地克彦コーチから図抜けた数字を残せと課せられ、二軍で22本塁打を放つと、8月に一軍に昇格。2打席連続本塁打を2回記録するなど結果を残し、9月9日の千葉ロッテマリーンズ戦で2桁本塁打を達成。夏場に渡辺直人から「お前はホームランを狙え」と言われたことで、ホームラン量産につながる。
2017年は開幕を一軍で迎えたが、成績不振で二軍に降格。6月16日に一軍に復帰し、7月8日の楽天戦で代打同点3号ホームランを記録。8月2日の楽天戦では自身初の1試合3本塁打を記録するなど、8月だけで9本塁打を量産し、月間MVPを受賞した。9月に入ってから4番でスタメン出場することが多くなった。9・10月に10本塁打と引き続き量産し、2か月連続で月間MVPを獲得。最終的に78試合の出場で打率.298、23本塁打、61打点を記録した。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本代表に選出され、全3試合に4番として出場した。
2018年は開幕から4番を務め、4月までに11本塁打、33打点の成績を残し3・4月の月間MVPを獲得。パ・リーグの野手としては初、セ・リーグを含めれば2007年7~9月のアレックス・ラミレス、2015年7~9月の山田哲人に次いで3人目となる3ヶ月連続での月間MVPとなった。全試合に4番で出場し、打率.281、47本塁打、124打点を記録し、本塁打王のタイトルを獲得。10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。オフにベストナインとMVPを受賞した。
2019年も4番を担当。5月12日の北海道日本ハムファイターズ戦で通算100本塁打を達成。321試合での達成は史上10番目(日本人では最速)の早さだった。しかし本人曰く直球に対応できなかったために打撃不振に陥り、バットを変えるなど試行錯誤を繰り返した。8月11日以降は7番か6番を担当。全143試合に出場し2年連続で本塁打王を獲得したが、打率.256、42本塁打、120打点と前年より数字を下げた。オフに背番号を3に変更した。
2020年は開幕から4番を務める。しかし打撃不振に陥り、エルネスト・メヒアか中村剛也、栗山巧が4番を務める。10月31日には右足首痛で一軍登録を外され、以降の出場はなかった。102試合の出場で打率.205、24本塁打、73打点に留まった。メヒアが打撃好調で一塁で先発出場した試合では、2014年以来6年ぶりに三塁手として出場したこともあった。
2021年は3月30日の日本ハム戦でシーズン初ホームランを記録した直後に左ハムストリングスの肉離れで1ヶ月戦線を離脱した。この年も打撃が復調せず、110試合の出場で打率.232、24本塁打、66打点に留まった。
2022年は打棒が復活。5月は打率.321、9本塁打、18打点の活躍で3年ぶり6度目の月間MVPを受賞。6月26日の楽天戦で通算200本塁打を達成した。696試合目での達成は史上最速である。129試合の出場で打率.266、41本塁打、90打点を記録し、本塁打王と打点王のタイトルを獲得した。
2023年は第5回WBC日本代表に選出され、準決勝のメキシコ戦では代打で出場し、1点差に迫る犠牲フライを記録した。シーズンでは開幕を一軍で迎えたが、ホームランが出ないまま4月10日に足の張りで二軍落ちした。5月11日に再登録されたが、その日に東京都内のホテルで女性に性的暴行をしたとして警視庁が捜査していると週刊誌に報じられ、5月23日に東京地検に書類送検された。8月29日には嫌疑不十分で不起訴処分となったが、9月4日には西武から無期限の出場停止処分が下された。オフにフェニックスリーグに参加した。17試合の出場で打率.254、5打点だった。
2023年10月23日に故障者特例処置が適用されたことにより国内FA権を取得し、FA権を行使。獲得に名乗りを挙げた福岡ソフトバンクホークスによって複数回の調査を経て、12月19日にソフトバンクに入団することが発表された。背番号は25。
球団 | レス | No | プレイヤー |
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西武 | パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧# | 14699 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2014年 | 西武 | 14 | 34 | 30 | 3 | 3 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 10 | 0 | .100 | .206 |
2015年 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1.000 | |
2016年 | 49 | 157 | 139 | 24 | 36 | 4 | 0 | 14 | 32 | 0 | 2 | 0 | 15 | 1 | 36 | 1 | .259 | .335 | |
2017年 | 78 | 293 | 242 | 46 | 72 | 19 | 0 | 23 | 61 | 0 | 0 | 0 | 46 | 5 | 72 | 7 | .298 | .420 | |
2018年 | 143 | 647 | 571 | 115 | 152 | 24 | 1 | 47 | 124 | 0 | 0 | 2 | 88 | 16 | 138 | 5 | .281 | .396 | |
2019年 | 143 | 626 | 524 | 93 | 134 | 20 | 0 | 43 | 120 | 1 | 0 | 3 | 86 | 13 | 142 | 13 | .256 | .372 | |
2020年 | 102 | 401 | 322 | 47 | 66 | 7 | 0 | 24 | 73 | 0 | 0 | 2 | 64 | 13 | 100 | 6 | .205 | .357 | |
2021年 | 110 | 414 | 358 | 42 | 83 | 13 | 0 | 24 | 66 | 0 | 0 | 6 | 43 | 7 | 101 | 7 | .232 | .321 | |
2022年 | 129 | 528 | 448 | 62 | 119 | 17 | 0 | 41 | 90 | 0 | 0 | 1 | 68 | 11 | 114 | 12 | .266 | .375 | |
2023年 | 17 | 62 | 59 | 3 | 15 | 4 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 17 | 1 | .254 | .290 | |
NPB:10年 | 786 | 3163 | 2664 | 435 | 681 | 108 | 1 | 218 | 575 | 2 | 2 | 14 | 417 | 66 | 730 | 52 | .256 | .368 |
年度 | 代表 | 大会 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | 日本 | WBC | 3 | 7 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | .200 | .143 |
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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2014年 | 西武 | 一塁手 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
三塁手 | 7 | 2 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | ||
2016年 | 一塁手 | 41 | 304 | 20 | 5 | 37 | .985 | |
2017年 | 66 | 568 | 39 | 5 | 48 | .992 | ||
2018年 | 142 | 1288 | 110 | 14 | 133 | .990 | ||
2019年 | 142 | 1303 | 86 | 8 | 120 | .994 | ||
2020年 | 一塁手 | 58 | 495 | 28 | 2 | 40 | .996 | |
三塁手 | 4 | 2 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | ||
2021年 | 一塁手 | 107 | 833 | 66 | 4 | 85 | .996 | |
2022年 | 89 | 720 | 47 | 6 | 66 | .992 | ||
2023年 | 一塁手 | 14 | 104 | 8 | 2 | 13 | .982 | |
通算 | 一塁手 | 658 | 5608 | 404 | 46 | 542 | .992 | |
三塁手 | 11 | 4 | 10 | 0 | 1 | 1.000 |
初出場 | 2014年6月21日 | 対横浜DeNAベイスターズ4回戦 | 横浜スタジアム |
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初安打 初本塁打 初打点 |
2014年9月15日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス21回戦 辛島航から |
西武ドーム |
100本塁打 | 2019年5月12日 | 対北海道日本ハムファイターズ 8回戦 ジョニー・バーベイトから |
札幌ドーム |
150本塁打 | 2020年9月12日 | 対福岡ソフトバンクホークス13回戦 武田翔太から |
福岡PayPayドーム |
200本塁打 | 2022年6月26日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス11回戦 早川隆久から |
楽天生命パーク宮城 |
タイトル | ||
---|---|---|
本塁打王 | 2回 | 2018年、2019年 |
表彰 | ||
ファーム月間MVP | 1回 | 2014年5月 |
月間MVP | 6回 | 2017年8月、9月・10月、2018年3月・4月、9・10月、2019年3月・4月 2022年5月 |
ベストナイン | 1回 | 2018年 |
MVP | 1回 | 2018年 |
オールスターゲーム敢闘選手賞 | 2回 | 2019年第1戦、2021年第1戦 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 2回 | 2018年、2019年、2021年 |
掲示板
389 ななしのよっしん
2024/11/15(金) 22:17:53 ID: hmaIXWWSmi
ラッキーボーイとか宮城の方が(一応ニュアンスは違かったと釈明してはいた)事件とかの舌禍があったから相対的に応援歌を褒めてた山川の株が上がった感じ
390 ななしのよっしん
2024/11/17(日) 12:03:00 ID: ybeJXWhU2f
391 ななしのよっしん
2024/12/13(金) 09:52:45 ID: L4ORje/Nmc
推定有罪を適用して干した西武には歴史的惨敗シーズンというバチが当たったのを見て神様はちゃんといたんだなと思った👍
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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