Mamori Lake, Amazonas
2017年8月25日 – 9月2日
地球温暖化により、何十年も世界中で海面が上昇していることが研究で示されています。多くの都市が洪水の危険にさらされ、 Mamori Lake の水位も乾期と雨期とで大きく変化しています。川が14メートルまで拡大すると森は洪水になり、地形まで変えてしまいます。
地元の家は潮の変化に対応できる場所に建てられていますが、近年は必ずしも十分ではなく、荒廃を招く川を防げないこともあります。アマゾンには環境に適応して浮力を進化させた、水に浮く植物が何種類かあります。ワークショップは物理的/デジタルモデリングとバイオミメティック(生物模倣)を通し、極端な水の状態に反応しながら水位の上昇や潮の変化に適応できる、水に浮く新しいタイプの建築を研究します。
ワークショップはアマゾン熱帯雨林の真ん中、 Mamori Lake のほとりにあるロッジで行われます。最初の調査日は解析やデータ収集で、参加者に驚くべきアマゾンの生態系を発見する可能性と、この地域コミュニティとの交流を提供します。デザイン、建築、バイオロジーについて一連の講義が、学生達に建築の最前線で革新的コンセプトへの理解を提供するでしょう。
- AA(Architectural Association)修了証を授与
- Rhinoと Grasshopperを使ったパラメトリックモデリングのスキルを発展
- バイオミメティック(生物模倣)、発生、自己組織化などの概念を理解