2019年2月23日土曜日

バルセロナのガラスメーカーが技術をニューヨークへ


RhinoとGrasshopperが少々、流れるようなガラスのファサードを製作するプロジェクトで設計意図ファイルの生成に使われました。

House of Innovation 000, Nike NYC はニューヨークにあるナイキのフラッグシップストアで、2018年11月に完成しました。5番街と52番通りの角にある6階建てで、68,000平方フィート(6,300㎡)以上の波打ちながら沈み込むガラスのファサードで覆われています。

このビルがまとっているのは古い伝統を新技術に応用したものです: バルセロナに拠点を置くスペインのガラスメーカー、Cricursaは、20世紀の初旬から曲線状のガラスを専門にしています。

このプロセスの詳細は、こちらの記事でご覧いただけます: The Architect's Newspaper, Nike’s New House of Innovation Brings an Undulating Glass Facade to Fifth Avenue

原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年2月22日金曜日

建築におけるコンピューテーションの修士過程 - CITA デンマーク、コペンハーゲン



Computation in Architecture はコンピューテーションと建築で最高レベルのスキルを身に付けられる、2年間の修士課程です。特にデジタルデザイン上級モデリングスマートセンシングロボティックファブリケーションに焦点を合わせ、建築を考え、形作り、生み出す推進力としてのテクノロジーを批判的に考察することで建築を研究するプログラムです。学生達は重要で実践的な最高レベルのスキルを養い、将来の実務を形成する専門知識を身に付けます。

2019年9月入学への出願は、2019年3月1日まで受け付けられました。


原文投稿者: Carla Sologuren

異星的な空間の作り方


スタートレック: ディスカバリーのプロダクションデザイナー、タマラ・デヴェレル(Tamara Deverell)は、シーズン1の途中にCBSテレビのこのシリーズに加わり、すぐに異星的な外観を考え出す任務を与えられました。

全てコンピューター上の3Dプログラム、Rhinoで描かれ、私達は異星人のような質感のシリコン膜を作りました。有機的なエデンのようでした。-- Tamara Deverell、IndieWire、2018年5月16日

プロダクションデザインの詳細は、こちらのウェブサイトでご覧いただけます: 'Star Trek Discovery’: How They Designed the Mirror Universe and the Klingon World

原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年2月21日木曜日

Eagle Point が Pinnacle Series にMcNeelのコンテンツを追加

Eagle Point Software Corp.がコンテンツライブラリの Pinnacle Series を拡充し、デザインツールのGrasshopperとRhinocerosに弊社McNeelのコンテンツを追加しました。

「GrasshopperとRhinoのコンテンツ追加はクライアントの要望によるものです。関心が高く、関連するコンテンツを全て取り入れようと努力しています。GrasshopperとRhinoへの言及や関心が伸びていると気付いたことから、追加すべきだと思いました。」-- John Biver、Eagle Point社長兼CEO

詳細はこちらをご覧ください: eaglepoint.com

原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年2月20日水曜日

GrasshopperとRhinoを使ったパラメトリックモデリング入門V1.0、DesignMorphine(2019年3月22-24日)- ブルガリア、ソフィア


内容

Intro to Parametric Modelling with Grasshopper and Rhino V1.0 はパラメトリックモデリングと生成アルゴリズムの利用に焦点を当てた集中コースで、様々なパラメーターを通した最適化につながるパラメトリック戦略とコンピューテーショナルデザインのスキルを向上させます。参加者にはインタラクティブなプラグインを使った基本的なジェネレーティブデザインが紹介されます。

詳細

基礎であるジオメトリのコンセプトを説明し、パラメトリックに定義されたモデルを通して異なるデザインオプションを探索しながら、Grasshopperとジェネレーティブデザインの基本を紹介する3日間の集中コースです。基本パラメーターを設定するベース環境としてRhinocerosを使い、Grasshopperでパラメトリックデザインの簡単な例を探ります。全く経験のない学生でもアルゴリズムベースの手法や、多様なデザインでの操作を理解できるでしょう。最終日はそれぞれのデザインで反復システムを利用できるGrasshopper用プラグイン、Anemoneが紹介されます。それぞれのデザインに適したプレビューを作成するKeyShotレンダリングの要点も学びます。



原文投稿者: Carlos Pérez

ShapeDiver JSON コンポーネント



Grasshopper定義で膨大なデータの管理に困られたことはありませんか?

定義が複雑になりすぎて理解できないパラメーターが多かったというご経験はありませんか? 

ShapeDiverとWebアプリケーションとの間でやり取りするクリーンな方法を必要とされていますか? 

ShapeDiver JSON コンポーネントでそのような問題を全て解決し、さらに上を目指しましょう。



原文投稿者: Carlos Pérez

Datakitインポート/エクスポート プラグインのアップデート



DatakitのCADデータ交換ソフトの最新版が公開されました。

Datakitの全アプリケーションに、多くの新しいCAD形式を読み込むサポートを追加します:

- JT 10.3
- ACIS 2018 1.0
- Solid Edge 2019
- NX 12.0.2.9
- SOLIDWORKS 2019

Rhinocerosユーザー向けにこの新しいバージョンで新規に提供され、DatakitのRhinoインポートプラグインのバンドルにはPLM XMLインポートが無料で追加されています。



原文投稿者: Carlos Pérez

Non Architecture Buyingコンペ


Non Architecture は大胆で革新的なアイデアの創作を促し、サポートするという、それだけを目的とする非営利団体です。


よく自己参照システムで繰り返される、既にデザインされたり建てられたあらゆるもの、従来型ソリューションの領域は“建築”と考えることができます。一方の“ Non Architecture”(建築ではないもの)を想像してみます: 探索したことのないデザインの世界、無数の可能性、もし見つかれば永久に建築の境界線を変え、押し広げることができるかもしれません。この枠組みの中で、Non Architecture は特定の建築トピックへの革新的なアプローチを見つけることに焦点を合わせたコンペのシリーズを開発していますが、常に実用的な問題に関係しています。非伝統的な傾向が示されるよう常に強調することから、非建築的なアプローチが建築業務につながります。

2月1日に始まったシリーズ最終となる9回目のコンペは Buying です。

今回のコンペ、Buyingは有形・無形に関わらず、商品またはサービスを一般に提供する空間として意図される、店舗類のためのデザインプロポーザルを開発することを目指します。店についての概念を根本的に問いかける、革新的で型破りなプロジェクトを作り出すことが求められています。

参加者は批判的思考と独創的な姿勢で、未来にはショッピングという体験をどう変えられるか、有形無形の特徴を備えた空間としての店のコンセプトはどう作り替えられるかを探るよう促されます。プロポーザルは装置、家具1つ、インテリアデザインのプロジェクト、パビリオン、建物、あるいは都市計画でも構いません。介入の規模やプログラムの範囲、場所の指定はなく、それぞれのプロジェクトに合うようアレンジしていただくこともできます。

参加資格: Non Architecture コンペは年齢、文化的背景、グループ、個別に関わらず、人であれば誰でも参加することができます。

提出期限は4月30日です。

詳細は Non Architecture – Buying のウェブページをご覧ください;
www.nonarchitecture.eu


原文投稿者: Carlos Pérez

オートクチュールの世界の3D印刷

 

オランダのファッションデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンは、実験的手法を恐れることなくオートクチュール・コレクションを生み出しています。

デルフト工科大学と共同でコンピューターファイルを生成し、デザインはレーザーカットされた後、ファブリックデザインに縫い付けられます。

Ludi Naturae コレクションがアトリエの中から最終的なランウェイでのショーまで発展していく様子を、ビジュアル的にも素晴らしいこちらのビデオでご覧いただけます: Iris van Herpen | Ludi Naturae | Process film

原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年2月18日月曜日

ウェビナー: Orca3D Marine CFD を使って個別のデザインに数値流体力学(CFD)解析を適用



日時: 2月21日(木)9:00 AM EST/米国東部時間(14:00UTC/協定世界時)

CFD(数値流体力学)を使った船舶設計/マリンデザインは、過去には高額で専門知識が必要とされ、普通のエンジニアリング向けコンピューターで実際に役立つとは言えませんでした。今では Orca3D Marine CFD がそんな状況を変えてしまいました。Rhino、Orca3D、Simerics MP のパワーと使いやすさに、特にデザインされたテンプレートを組み合わせたことで、造船技師は排水量の流体力学的性能を手頃な値段で簡単に解析し、結果に自信を持って浮上性船体を設計できるようになりました。モノハル、マルチハルの両方に使うことができ、 局所的なデザインの効果については階段、スプレーレール、リフティングストレーキ、フラップ、トリムタブ、フォイル、その他付属物を含む機能で、非常に忠実に調べることができます。Orca3D Marine CFD を使うと設定して解析を始めるまでわずか数分で済み、普通のエンジニアリングに使われるノートパソコンやデスクトップでの操作も実用的です。

前回のウェビナーではRhino/Orca3Dでの船体モデルから完了したCFD解析までが紹介されました。(こちらで録画をご覧いただけます。)今回のウェビナーではそのプロセスの概要から始め、ベンチマークの紹介とこのソフトに加えられた最近の機能やスピードの向上にハイライトを当てた後、CFDがデザインを解析するだけでなく、向上にもつなげられる方法に焦点を合わせて進められました。経験豊富なスタッフの他、ユーザーの1人も Orca3D Marine CFD を使った実務経験を紹介しています。Q&Aセッションの後、このソフトを30日間試せる無料評価版の後の料金オプションやテクニカルサポートを含めたプレゼンがありました。

ウェビナーは録画され、お申し込みの方は当日参加できなかった場合でもリンクを受け取ることができました。

原文投稿者: Carlos Pérez