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ご紹介「明けない夜はない」:明日を向いて生きていこう

当初、ブログのエントリを読んだだけでは、どうかなあ、と思って買わなかったんですが、

アマゾンキャンペーンにつられて買っちゃいました(現在は終了)

急げ! 買うならいまだ!「明けない夜はない」 キャンペーンやっていた! ●干場@ディスカバー社長室ブログ
>16日(木)昼12時(あっ! 始まったばかりだ!)から17日(金)昼12時までに、アマゾンで購入すると、編集前のマレさんの原稿がもらえる!だって!

ディスカバー社のウェブサイトに寄れば
>ゴスペルアーティストであり、牧師でもあるマレこと石井希尚が、毎週水曜日に主催するイベント、「House of praise」。
ゴスペルをうたい、そのときどきのテーマに合った聖書の一節をもとに、
その一節の意味するところを紐解きながら、著者が熱いメッセージ語る。


4887597223明けない夜はない
石井 希尚

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-07-07
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石井希尚さんのウェブサイトはこちら

元々フリースクールを作ったり、教育問題にも深く関わっていた方で、
音楽的にゴスペルシンガーとなり、カウンセリングも学んでいるという、
マルチな才能を、一つに合わせて自分を発動すると、こうした活動になるんでしょうね。

数日前にこんなエントリを書いて、
>現在の自分があるのは過去の自分のお陰であり、所為でもある。
どこかに戻ってやり直したいとか、あの頃に戻って選択しなおしたいとか、
そう言うことを思ったことがないのは、結局、今の自分が一番好きだと思っているからだろう。


なんて書いたけど、まさに、この本でも
「今のあなたの状態は、良くも悪くも過去の結果だ」
と最初に出てくる。

自分を受け止めて、自分の価値を自分で認める。
そして、「心配」する前に、「行動」して、その反応を確かめる。
そして、次に進む。

自己啓発というと怪しげに聞こえるけど、
そこには「当たり前」のことを「ちゃんとやる」心構えがある。

仮説、実験、観察、推論

科学的に物をすすめていこうよ。

そして、自らにかかっている思い込みという覆い(cover)を外す(dis)のさ。

おお、ディスカバー社の宣伝みたいだ。

この本、読むといいと思います。
持っていて、いつか堂々巡りになったときに、読むというのもいいかもしれません。

私は、いつかもう一度読みたいと思います。

アメリカよりも韓国の情報が欲しい

日本の海外ニュースは、どうしてもアメリカ中心になりがちである。

アメリカが世界の中心だという考え方が強いから仕方がない。

次いで最近は、中国のニュース(かなり統制されていることを割り引いても)が多い。

中国の動向は無視できないから、これも当然である。

でも、もう少し韓国の情報があってもいいように思う。
勝手な印象批判だが、北朝鮮とセットのニュースでないと韓国の情報が流れていないような気がする。

韓国経済の問題や、国境の問題など、隣国と指摘にしておくべき…は多くあると思うが、、
日本の隣国は、太平洋を隔てたアメリカだと思っているのか(坂本龍馬が土佐の海で思ったように)
日本海側(この表現も日本だけのものになりかねないわけで)の隣国にもう少し気を遣わないと、
何が起きているかさっぱりわからないことになる。

国際的な政治力のなさが、日本を孤立させているのに、
日本の情報が海外に発信されなくなっていくと、さらに日本は理解されなくなる。

韓国出身の国際的なトップと、日本出身の国際的トップ、どちらの数が多いのか。
わかります? 

たぶん韓国ですよ。いまや。
アメリカ女子プロゴルフ界だけじゃないですよ、韓国旋風は。

てなことを思ったのは、このブログエントリから。


最低賃金1000円は可能か @Joe's Labo

>この人災は、隣国で現実に起こっている出来事だ。

どういうことかというと、

非正規労働者、大量解雇も/韓国、保護法逆効果の懸念©労働政策研究・研修機構(JILPT)
>韓国で労働人口の約3割に当たる550万人以上のパートなどの非正規労働者に、大量解雇の懸念が広がっている。非正規労働者の正社員登用などを定めた「非正規職保護法」が1日から中小企業にも適用されたことで、人件費抑制のため非正規労働者の解雇が相次ぐ事態が予想されているからだ。

日本で起きている雇用強化の法律が、同じことを引き起こすだろうと城氏は言う。

>「非正規職保護法」は、非正規労働者の雇用が2年を超えれば正社員への雇用転換を義務化。盧武鉉政権時代の2006年11月に成立し、従業員300人以上の企業と公共機関を対象に07年7月から施行された。だが2年以上勤務する非正規労働者の解雇が相次ぎ、労働争議が頻発。今回は、従業員が100人未満の事業所も対象となり、事態が一層深刻化することを憂慮して法律の見直しを求める声が上がった。

非正規を正規社員にしろという声に、素直に従って企業がつぶれたらばどうするのか?
最低賃金を1000円以上にしろという民主党のマニフェストも、同様の対応を生むだろう、
という予測は、私でもできる。城氏もそう指摘している。
では、なぜ、そんな簡単なことが起きるのか。

海外で起きている事例が、アメリカよりだからなのではないか?
城氏が指摘するように
>一部の議員が「ニューディール時に最低賃金引き上げが景気回復に有効だった」
と言っているようだが、アメリカは流動性が高いから上を削って下に回すという
効果も期待できるのであって、日本でやっても失業率が上がるだけだ。


ニューディール政策の頃のアメリカと現在の日本で同じ施策が功を奏するわけもない。
そんなこと当たり前じゃないの?

でも、アメリカがやった政策だから、日本でもという声を止められないのだろう。
では、韓国がやった政策は、韓国で何を生んだのか。
そう言う想像力、思考実験はないのかなと。

まあ、日本では労働争議も起きないのかもしれないが。

「泳いできてね」発売中

私がよくお邪魔する銀座ルナの歌姫のひとり、
渡辺薫さんのファーストアルバム「泳いできてね」が、
リニューアル版で新発売されたとのことです。

pic_img_cdj.jpg

>何気ない、歌の端々に魅力的な息づかい。軽やかで、穏やかな歌声の奥に、聞く人を魅入らせる不思議な力を持つ。一度聞いたらくせになる歌、芸術性の高い楽曲、共感できる詩の世界。ゆったり時間を過ごしたい人にも、音楽が分かっている人にも自信をもってお勧めします。


薫さんのブログでも絶賛おすすめ中。

本日!イルカもにっこり!@Kaoroom
>☆感謝の気持ちを込めさせていただいて!
今回はなんとライブ録音のボーナストラックが加わり、
全曲リマスター、リミックス盤です!!!

☆そしてジャケットも、夏仕様にリニューアルです!!
初回プレスからの写真家の千葉康由さん(今年2月、オランダの報道写真の
コンテストでグランプリを受賞されました!!!)のカバーフォトに加えて、
写真や歌詞カードに、掛川晶子さんによる素敵なイラストが入って、
涼しげなデザインになり、かーなーり夏っぽくなりました☆


つーことで、夏にさわやかなサウンドをお求めのあなたに、ぜひ。

「泳いできてね」Special サイトからもどうぞ。

Amazonには画像がないよ、薫さん!

B002GEZFNA泳いできてね(リミックス・リマスター盤)
渡辺薫

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右向け左の経営術:中村さんの志がわかる

豚組各店など、西麻布・六本木で画期的な飲食店を出し続けるグレースの社長・中村さんの本。

OnedariBoys3周年でいった、豚組やきやで、そのうまさに驚愕したわけですが、
Twitterを利用した店の案内や、サイトで今日の豚をお知らせするなど、
特異なマーケティング展開、飲食店経営者にしては広く知的な視点など、
不思議な魅力を持つ中村社長のことが知りたくて、本を買ってみました。

グレースのサイトから

私たちは、「外食企業」ではありません。

この考え方にある、中村さんの経歴、偶然飛び込む羽目になった飲食業界について
書き連ねてありますが、私がなんと言っても気になったのは

「百年後「老舗」と呼ばれる店を作ろう」という信念。

今良ければ、5年で儲かれば、といったバブル後の刹那的な儲け主義に一線を画した「志」。

そう言うものだけが人を動かし、人を呼ぶんだろうなと。
とくに、日本人も経済的なバブルでものを見る目を持ち、海外を知る人が増えたので、
「本物」志向は変わらずに残っていくと思う。

その市場の変化に、どうもメーカーやコンサルタントがついていっていない感じがする。
市場の0.1%を取る努力。それは「志」のもとに統一された「人」の力しかない。

その点で、一つ心配なのは、
2011年に株式公開を目指すと書いてあること。
そのときにも「志」はつながっているのだろうか。
企業理念はつながっていくのだろうか。

私たちは、約束します。

4766211669右向け左の経営術―常識と戦え!
中村 仁

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一つだけ難を言うと、このブックデザインはどうなのかな?
内容に比して、チープに見えるのだけど。

ナショナリストに義務はない

目から鱗の指摘が多い、このブログだけど、今日もまたハタと膝を打った。

ナショナリストとパトリオット@内田樹の研究室
>若者がナショナリズムに惹きつけられる理由はわかりやすい。
それは帰属する集団がないからである。


この言葉から始まり、ナショナリストがいかに「楽なものか」が語られる。

>誰でも自己申告すれば、ナショナリストになれる。
そして、国民国家という巨大な集団に帰属する代償として、ナショナリストに求められるものは何もないのである。
ゼロ。
ナショナリストにはどのような義務もない。
好きなときに、好きな場所で、好きな人間を相手に、気が向いたら、ナショナリストになることができる。


しかし、ナショナリストというのは、選ばれた立場と言うよりは、他になるべきものがないものだったのだな。

>彼は自分がさしあたり所属している集団について(それが家族であっても学校であっても、会社であっても)「ここは私がいるべき場所ではない」というひそかな不安と不満を感じている。

そうした揺らいだ存在の人間が
>本人も他の成員たちからの敬意や愛情を感じることができず、「私たちの集団が存立してゆくためには、どうしてもあなたがいることが必要だ」と懇請されることもなく、自分の能力がこの場でゆたかに開花していると実感することもない。

そして、ナショナリストであることを選ぶ。
だとすれば、これはかなり悲しい存在である。
しかし、往々にして、そうした同情を寄せるべき存在でなくなってしまう。
なぜならば、ナショナリストは、自分以外のものに対して、興味を持たず横暴だから。

>ナショナリストは国際関係について熟知している必要がない(アメリカ大統領の名前を知らなくてもノープロブレムである)、もちろん外交内政についても、歴史についても(政治思想史についてさえ)、無知であることはナショナリストの名乗りにいささかも抵触しない。
むしろ、そのような外形的知識の裏づけなしに「いきなりナショナリスト」でありうることの動機の純正さが尊ばれる。


しかも、口で言う割には何もしない。
>もう一つ大きな特徴は、ナショナリストにはその立場を証明するための直接行動が要求されないということである。

だから、効率的な立場を求める若者がナショナリストを選ぶのだという。
>商品交換のスキームで社会的行動の特質を考量する人たちが「権利が多く、義務が少ない」ナショナリスト・オプションを選好するのは怪しむに足りないのである。


ナショナリストに対して、反論するのは難しい。彼らがシンプルにして誰も持たない土俵でしか戦わないからだ。
でも、だからといってナショナリストになるのは、あまりにも悲しい。

>パトリオットは自分が今いる場所を愛し、自分が現に帰属している集団のパフォーマンスを高めることを配慮し、隣人たちに敬意をもって接し、今自分に与えられている職務を粛々と果たすことをおのれに課す。
そのような「場所」や「集団」や「隣人」たちの数を算術的に加算してゆくことを通じて、やがて「国民国家」にまで(理論的にはそのあとは「国際社会」まで、最後には「万有」に至るまで)「私の帰属する集団」を拡大してゆくことをめざすのがパトリオットである。
若い人たちにはできることならパトリオットをめざしていただきたいものだと思う。


パトリオティズムとナショナリズムの違いを指摘して、
その本質に迫る言説だと思うが、どうだろうか。

Wikipediaによれば、
パトリオティズム(英:Patriotism)とは愛国主義・愛郷主義・祖国愛・郷土愛のこと。
ナショナリズム(英: Nationalism、民族主義、国家主義、国民主義)は、思想や運動の一種。

人間からの距離という意味では、郷土の方が国家よりも近いのは
物理的にも心理的にも当然だけど、どうもそれだけではないように思う。

もう一度戻れるなら何歳に戻りたいですか

などという話は、夜分遅くなったバーのカウンターでありがちな話題である。

夕べもそんな話になった。
新宿某店のカウンターで、私は「戻りたい年齢など無い」と
身も蓋もない返事をしたのだった。

でも事実だから仕方がない。

いつでも今の自分が大好きでいたいのだ。
「いたい」というくらいだから、「いつも好きでいる」ことができてきたわけではない。

それは、今の自分が大嫌いで、死んでしまえばいいのにと思ったこともある。
というか、ずっとそう思っていた節がある。

それが、ここ数年、あのときに戻りたいと思わない自分に気がついた。
小学校の記憶も、中学校の記憶もどんどん薄れていくというよりも、ほとんど覚えていない。
過去のことはどんどん忘れる。
高校生の時のことも、この間30年ぶりに会った友人に指摘されてだいぶ思い出したけど、
彼と話すまでは本当にほとんど忘れていた。

身を削るように働いていた時代もあったし、
奥歯が折れるほどかみしめなければいけないような思いもした。

それはそれで、どれも良い思い出で、その頃のことを否定するつもりはみじんもない。
そのときがあって、今があるという肯定的な気持ちすらある。

バブルの頃は楽しかったし、案外もてていた頃もある。
大学時代はサークル一色で勉強は次週ばかりで授業には本当に出なかった。
楽しかったと思うし、いい思い出ばかりだけど、
そのことに戻りたいと思ったことはない。

いつも明日はどうしよう、来週はどうしようと、先の予定から今を逆算して、行動を決める癖がある。
納品日が決まっている仕事を長年してきた成果、元々そう言う性格なのか。
その成果、昨日のことは忘れがちで、明日以降のことばかり考えている。

だから過去に拘泥しないのかもしれない。
常に今があって、未来を選択している。
どういう未来が待っているかは、現在の選択にかかっている。
現在の自分は、過去においてなされた選択の結果だ。

だから、現在の自分があるのは過去の自分のお陰であり、所為でもある。
どこかに戻ってやり直したいとか、あの頃に戻って選択しなおしたいとか、
そう言うことを思ったことがないのは、結局、今の自分が一番好きだと思っているからだろう。

では、もう一度生まれ変わったらば、今の自分になるかと言ったらば、ならない気もする。
同じような選択は二度とできないのが、人生なのではないか。

それを噛みしめて、抱きしめて、受け入れて、明日を選択し続ける。
それが、私の決断なのかもしれない。

決断ポトフに取材されないから、自分で書いてみた。

もう梅雨明けでいいんじゃない(だって梅雨明けしたし)

今朝、事務所に来る間に、思わず感じたのは

「空気が変わったな」

ということ。

梅雨から夏に、風の感じとか、雲の感じとか、すっかり変わっていた。

こういう感覚で「梅雨明け宣言」すればいいのに。

平成21年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)@気象庁
>・梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。ここに掲載した期日は移り変わりの期間の概ね中日を示しています。
・「平年」は、平成12年(2000年)までの過去30年の平均(入り・明けを特定しなかった年は除外)の日付です。
・このページの更新は平日に行います。情報発表日が休日の場合は休日明けの更新となります。


どう見ても過ぎてから「過ぎてました」と言う発表が一番かっこうわるいね。

今日のこの感じ「梅雨明け」とさせていただきます。
雨は降るかもしれませんが、それは梅雨ではなく、夏の雨です。

くらい、言ってのけたって、誰も困らないと思うけどね。

とか思っていたら、今日、梅雨明けしたんだね、やっぱり。

梅雨明け:関東甲信地方、平年より6日早く@毎日.jp
>気象庁は14日、関東甲信地方で梅雨明けしたとみられると発表した。沖縄・奄美、九州南部に続く梅雨明けで、平年より6日、昨年より5日早い。

遅めに梅雨入りして、早めに開けました。
それはそれで、水瓶が心配ですね。

さわやかな天気で、夏に入りました。

議員は党の代表なのか、選挙区の代表なのか

麻生総理が解散を決めたようですね。

元々、衆議院を解散し選挙のために総理・総裁になった人なのだから、
当然の帰結なのですが、そこに至る間に「みぞゆう」の不況対策をやらねばならず、
多くの法案を通して「おかないと」いけない状況野中、よく尽力された。
とは、誰も言わないんだろうな。

しかし、「麻生総理では戦えない」とかいっている自民党議員は恥ずかしいね。
選挙区で支持されてないんだろうね。

地元の支持者は「党の支持者」で、本人も「党の思惑」のまま与えられた選挙区に立っているから、
地元への愛着もないだろうし、選挙区も「国替え」とか言って変えられちゃう。

それは「民主主義」の根幹である選挙区選挙として正しい姿なのだろうか?
党の代理人として、選挙区に党の政策を説明するのが「選挙区選出議員」の仕事なのだろうか?

党の政策もしくは人気の戦いなのであれば、全部「比例代表」にしてしまえばいいじゃないか。
党への投票だけで人数を割り振って、党内で誰がなるか決めればいいんじゃないの?

党がどうであろうと「あなたを国政に送りたい」と思ってくださる方があっての代議士なんじゃないかなあ。

ここを誰よりもよく理解していて、今迷っているのが東国原知事だろうね。
師匠にまでいわれちゃって。

東知事が“出馬断念”師匠たけしが助け舟@スポニチアネックス
>「師匠(たけし)は世の中の流れや空気感を察知される才能が卓越している。重く受けとめねばならないと思っている」。県庁で記者団の質問に答えた東国原氏は、出馬への意欲がいささか薄れた様子だった。

選挙は、選挙区で起きているんだと思うんだけどね。
選挙区よりも党が大事な比例代表議員は、麻生じゃ戦えないかもしれないが、
選挙区議員はちゃんと支持者に押してもらっているんじゃないの?

その辺をよくみないとね。誰が騒いでいるのか。
自民党と民主党の違いよりも、やはり、その個人の力を信じられるかどうか、
最後にその人が政治家として決断ができる人かどうか、
そこを見て投票したいけど、地元選挙区の候補もよく知らない選挙民という現実もある。

選挙民(国民というのは幅が広すぎる)のレベルが選挙のレベルですから、
投票率50%そこそこで、高いとか言われないようにしたい物です。

私は8月30日は旅の空なので、初めて期日前投票ができそうで嬉しいです。

意見募集「先端的研究を推進して実現してほしいこと」も終わったね

7月12日までですからね。

みなさん、何か書き込みましたか?
私は何もしてません。

と言うか、誰かコメントしたんだろうか?
数が知りたいけど、今は閉鎖されているだけ。

ワーキングチームが9日に会合を開いたらしい。

【 2009年7月13日 最先端研究開発支援プログラムの課題選定手順決定 】@サイエンスポータル編集ニュース
>総額2,700億円を投じる「最先端研究開発支援プログラム」の中心研究者や課題を決める最先端研究開発支援ワーキングチーム(座長・相澤益男・総合科学技術会議議員)が、9日初会合を開き選定作業の手順を決めた。


これが忙しいんだなあ。
選定員も大変だよ。

>第1段階審査では、中心研究者の実績と研究開発の内容の適切性について、「明らかに優良な提案」と「さらなる精査が必要な提案」を絞り込む。選択しなかった提案については、各委員が理由を簡潔に記載し、その結果を事務局が取りまとめる。1人以上が選んだ提案はすべて第2段階審査の対象にする。

誰も選ばなかった提案というのも見てみたい気がするけど、
これでほぼ二次審査に行くとして、二次審査は五段階評価で採点。
通ると三次審査のヒアリング。

>第3段階のヒアリング対象となるのは、総合評価の順位上位80件に、書面審査だけでは評価が定まらない提案など、委員の要望を踏まえて選定した10件を加えた90件。


90件のヒアリング。ひとり10分で説明して質疑が10分で、退室後10分で採点。
ベルトコンベア並みだね。
判断力が求められるね。

>ワーキングチームの各委員は、ヒアリングの結果を踏まえて、各提案の総合評価を確定する。その総合評価の集計結果によるポイントの平均値の順に60件程度を並べて、S、A、Bに3分類し、中心研究者候補と研究課題候補を最先端研究開発支援会議に報告する。

と言うことは、90件から60件をセレクトするのがワーキングチームの仕事ということ。
で、そこから30件程度を決める。

申込数はどれくらいになるんだろうね。
すでに申し込みはあったのかな。

その辺は見えないけど、議事次第はあります。

資料にあるワーキングチームのスケジュールは次の通り

7月22日 第2回最先端研究開発支援ワーキングチーム
・ 日本学術会議、経団連、関係府省からの意見聴取
・ 中心研究者候補及び研究課題候補の選定手順の決定

7月24日 所定様式提出締切

7月27~31日各構成員による重点書面審査対象の絞り込み

7月27日の週 第3回最先端研究開発支援ワーキングチーム
・関係府省、若手研究者からの意見聴取

7月31日 中心研究者・研究課題公募締切(自由様式提出締切)

8月3~10日 各構成員による重点書面審査

8月10~12日頃
ヒアリング対象の選定(電子メール等による調整)

8月17~24日(6日間程度集中審議)
最先端研究開発支援ワーキングチームによるヒアリングの実施
・ 中心研究者候補及び研究課題候補の検討
※1日16件程度、9時~19時を目途。

8月24日の週 最先端研究開発支援ワーキングチーム(1~2回)
・ 中心研究者候補及び研究課題候補の選定



委員のみなさんには、夏の真っ盛りに、官庁の冷房で身体壊さないようにがんばってください。

屋形船に乗ってきました

仕事の師匠の還暦のお祝いで、月島に屋形船に乗りに行ってきました。

私の師匠は、元文化出版局の編集者で、その後、妊娠出産で会社を辞め、
子育て中に、フリーで編集の仕事を始め、その後、私のいた会社に入ったのでした。

その会社が親会社の一部門と合併し、その際に
大手デザイン会社グループ初の女性役員にもなったのですが、
体を壊し、会社を辞めフリーになり、
その後、大手流通企業の会員向け広報誌や
通販化粧品会社の広報誌などを編集して、今も現役で仕事をしています。

私の場合、家族ぐるみのおつきあいですから当然妻と一緒です。
夕方月島駅近くの集合場所に言って、そこからマイクロバスで深川の乗り場へ。
バスに乗っている人がすでに知っている人ばかりでテンションがあがります。

乗ったのは、深川/富士見さん。
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中はこんな感じ。50名で貸し切りしたようで、ゆったりと話が出来ます。
最初に、刺身と枝豆、オードブルが出ていて、
船が動き出すと、天ぷらが出始めます。

食べ物はおいしかった。飲み物は、ビール、ウーロン茶、焼酎、ワインなどが飲み放題。
田苑という焼酎がうまかった。

川からお台場沖に出て、いまお台場と言ったらこれでしょ。
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ちょっと遠いですけど、真ん中、ガンダムです。
実際には、もっと大きく見えました。
すごい数の人が見ている中で、海側から屋形船で見る快感。

湾岸の景色と橋の説明などを聞きつつも、私は空の写真など取ってます。
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何だかいい会だったなあ。
とにかく、みんなが主役を大好きで、みんながその場にいる人たちを仲間だと思う。
その空気が船全体を包んでいて、何とも穏やかで、楽しくて、朗らかで。

主役の娘さん夫婦とお孫さん二人もきていて、さらに和やかだった。
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最後は、ケーキに60本のローソクをともして、お孫さんのハッピーバースデイツーユー。

本当にいい会だった。
自分が60歳のときに、誰かが幹事やってくれるとも思えないし、
自分でやるのもなんだしね。
人生は人との出会いの数で豊かになるものだと思い知った次第。

都議会選挙は、衆議院とは別物

そう思うんだけど、そうじゃないのかな?

政権交代と言うのは、結果であって、目標ではない。
それを目標にすると、達成したときに、何をするのか鮮明でなくなる。
そう思うから、民主党も民主党だと思ってしまう。

デマゴーグ@そのまんま日記
>ずっと危惧して来たことが現実化する傾向になっている。それは、「ワンフレーズ選挙」である。今回の総選挙が「政権交代」選挙に集約されつつある。これは、政策を超えたワンイシュー選挙といえる。

政権交代を実現したいという気持ちは大事だけど、
その結果、民主党は私たちに何をしてくれるのか。

> そもそも「政権交代」というのは、政党が「政策」を競って、その結果起こり得る政治現象である。「政権交代ありき」では無いのだ。このまま突き進んでは危険である。政権交代のリスクとコストは高い。我々国民はそれなりの覚悟と責任が必要であり、それ無き投票行動の暴走は危険である。

そこを問わないと、本当の意味で選挙が私たちのためにならない。

>だから、僕は、「地方分権」という政策の争点化を提起しているのである。勿論、党の政策はそれだけではない。景気経済、外交、防衛、安全保障、医療・福祉・教育、産業・・・・・多岐に及ぶ。
 「地方分権」とは、この国自体の構造を変えるという政策である。多くのジャンルに跨った核的政策と言える。決して、ワンイシューではない。


ただ、東国原知事の今回の手法が、自民党相手だと言うところをどう見るか。
それは、一点、彼らが与党だから。

では、野党になったらどうなるか。当然、自民党である必要はない。
そこを、自民党はわかっているのか。

東国原知事が自民党に入りたいとか、自民党の総裁になりたいとか、
そう思っているならば、自民党のお歴々はあまりにもおめでたい。

>政府与党にこの「政権交代」に勝てる戦略があるとしたら、それへの選択肢は限られてくる。政治行政のプロ・ベテラン集団であれば分かりそうであるが、逆に、プロ・ベテラン集団だから、気付かないこと、出来ないこともあるのだ。それくらい、巨大化し硬直化した集団・組織なのかも知れない。

彼は、芸人上がりかもしれないが、早稲田大学の政治経済学部卒で、
地方政治を専攻している。
森喜朗氏は、大学の先輩と言うことになる。

東国原知事は、自分の政治的信念を実現したいだけだ。
そのためには、政党など手段にすぎない。

政策の前には、政党など手段にすぎないという政治家を実現しようとしているのだ。

彼が下手な政治家より勉強していることは、明白だ。
しかも、政治を素人に伝える技術を彼は持っている。
その両方の面で、彼に勝てる政治家がどれくらいいるだろうか。
それをどうして理解しようとしないのか。

自民党も民主党も。

そこに、今の政治不信を払拭する兆しがあるかもしれないのに。

都議会議員選挙の投票に行ってきました

投票日ですね。

この辺の投票所は、天神小学校。
毎回選挙の楽しみは、小学校の入り口にある靴箱。
今年は新入生が何人入ったかを見るのです。

さすがに都心ですから子供の数は少ない。
一学年一クラス。20人ほどで推移してきたのですが、
今年は、なんと11人。
一列10人の靴箱が二列目に一人だけという最低人数。

うーん。うなっちゃいましたよ。
都議会も、これをなんとかしてくれ。
向かいにある新宿中学校は、新築ですごく綺麗になったのに、
天神小学校は、何年もそのままで校庭も芝生になってない。
東京との校庭芝生化はどうなっているんだ?

そんなことを考えつつ投票。
誰に入れたかは言えないけど、新宿区は定員4名に8名立候補と言う激戦区。
自民、民主、公明、共産という現職に、新人がどうからむか。

我が家から一番近い選挙事務所は、平成の坂本龍馬とか言っている幸福実現党候補。
次に選挙事務所が近いのは、歌舞伎町に構える元AV女優。

そんな街だから、そんな候補も頑張ってほしいね。
今晩どうなるか楽しみです。

渡良瀬カントリーに行ってきました

土曜日はゴルフ。

mIixiのゴルフコミュイベントで、欠員が出たので急遽参戦。
7月はおとなしくしていようと思ったのですが、むずむずとゴルフの虫が。

場所は、渡良瀬カントリークラブ
>日本最大の渡良瀬遊水地域に広がる雄大な18ホール。コース内には22の池が配置され、のびのびとプレーを楽しめるアメリカンスタイルのゴルフコース。

栃木県と言っても東北道に乗ってから1時間ほどでいけるから、結構近い。

今回、前日に練習に行ったのですが、ドライバーが右に左にめちゃくちゃ。
期待できないなと思いつつも、フラットなコースで山登りが無い分、楽かなと。

初めて見たら、ボギー発進。
心配していたドライバーの曲がりも池に入るところまでいかない程度で治まり、
セカンド、アプローチもまずまず。
グリーンも難しくないけど、ピンの位置が端の方でよせにくい。

アウトは1ホールだけ9があったけど、51と大健闘。
独自のパー50理論で見てみると、
(ショートホールとロングホールを+1で回れば自分のパー、
ミドルホールを+2を自分のパートすると、パー36が、パー50になる)

アンダーで回ったホースが二つと、9をたたいたミドルが+3となり
1オーバーと言う感じ。

午後は、さらにドライバーが好調で、ミドルでパーがとれたり、
いわゆるボギーペース。

でも数えると崩れるからと思って、計算せずに最終ホールへ。
前のホールでパーだった私がオナーでティーショット。

OB. orz。

それでも気持ちをきらさずに、打ち直しもセカンドもナイスショットして、
でも、グリーンのガードバンカーにイン。
ちなみに、パー5のホールだから、まだ挽回のチャンスだったのだけど、
ここで、砂地獄。

バンカーから出すのに5回たたいて、それもグリーンオーバー。

 orz.

アプローチで寄せて1パットで沈めても、11。

結局、インは50でした。

ハーフ40台も、ラウンド100切りも夢と終わってしまいました。

まあ、セカンド以降が安定していたので、これが続けばいつかは……。

次は頑張ります。

いまさらながら裁判員制度について考えてみる

ある日テレビを見ていて妻に
「裁判員制度って、どうなっているの?」
と聞かれた。

たいていの場合、テレビを見てわからないことがあれば、
私に聞くのが最も解決の早道であると言う暮らしを送ってきた妻にしてみれば、
至極当たり前のことである。

ところが、私は、本当に裁判員制度に興味がなかったというか、知りたくもなかったので、
「知らない」と答えた。

妻は驚き、「あなたが知らないだなんて、珍しいこともあるものねえ」といった。

そう言われると何となく悔しい。

で、ちょっと調べてみた。

妻の疑問①裁判員が加わるような裁判は年に何件くらいあるの?

答え:平成20年裁判員制度対象事件数 2,324件(2.5%)

年間10万件くらいの裁判があって、そのうち下記のような内容の裁判に裁判員が参加する。
・殺人/強盗致死傷/傷害致死/危険運転致死/現住建造物等放火/身の代金目的誘拐/保護責任者遺棄致死など

と言うことは、人の生き死にに関わる凶悪犯罪と言うことで、
その犯人はたいてい有罪になってきたような「わかりやすい」犯罪といえる。

でも、有罪=死刑というようなものではなく、刑の軽重を決めるのは難しそうだ。
大体、本当に「動機があっての殺人」なのか「過失」なのか、
また、犯人が「無罪」もしくは「えん罪」を主張している場合は、どう判断するのか。

この映画のように、有罪と無罪の間を延々と議論することになる。
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妻の疑問②裁判員になったら、その裁判が終わるまで関わらなければいけないの?

答え:その通り。

裁判員制度Q&Aでも挙げられている
>法律の定めている対象事件に当たれば,審理する期間に関係なく裁判員の担当する事件となります。もっとも,裁判員裁判では,多くの事件は数日で終わると見込まれています。つまり,これまでの裁判は,約1か月おきに間隔をあけて行われていたため,裁判員制度の対象となる事件についてみると,平均して約8か月かかっていましたが,実際に法廷で審理が行われる日数は6日前後でした。これからは,裁判員の負担も考慮され,できる限り毎日開廷されるようになるため,同じ事件でも,仮に平日に毎日開廷されれば,1週間程度で審理が終わる計算となります。

たぶん1週間は仕事を休まないといけないというわけ。

ちなみに、裁判員は、突然決まるのだけど、前年の内に候補に挙がっていることはわかっている。
手続きとしては、このサイト「裁判員の選ばれ方」の通り。

まず前年に「来年の裁判員候補ですよ」と言われて、調査票で調べられる。
それでリストに載っている人の中から裁判ごとに「くじ」で選ばれる。
この段階では50人程度が候補になっている
>裁判の日数が3日以内の事件(裁判員裁判対象事件の約7割)では,1事件あたり50人程度の裁判員候補者にお知らせを送る予定です。

それから調査票で理由を聞いたり、関係者じゃないか調べたりして、
最終的には6人が裁判員になる。

妻の大きな二つの疑問には答えが得られた。

あとは、このページをご覧ください。

裁判員制度Q&A

ネタフル記事に驚いて

先日エントリを書いたから書く気がなかったのだけど

関連エントリ:1年前のインタビューを読む

なぜか、ネタフルで取り上げていたので、びっくりした。

戸塚洋二「がんと闘った科学者の記録」@ネタフル
>ニュートリノ観測でノーベル賞を確実視されつつも、ガンで亡くなった物理学者・戸塚洋二氏の最期の11ヶ月間が綴られています。ご本人が書いたブログがまとめられているそうです。

と、本を紹介しているのだけど、どこまでkogureさんは知っていて書いたんだろうね。
命日もご存じなのかな。

この本の元になったブログは、今も見ることができる

The Fourth Three-Months

余命3カ月といわれて、07年8月にThe First Three-Month を書き始めて、
三ヶ月ごとに数字が増えて、08年7月にFourthで終えた。

FewMoreMonthsと言うハンドルネームのママで、自分の名前を出さなかったので、
たまたま検索で見つけた人は戸塚洋二先生だと知らず、
ガン仲間のようなアクセスがあったそうだ。

もともと自分のガンの状況を友人・知人に報告するために始めたブログで、
ひとりひとりにメールで書くよりも、アドレスを教えて、見てもらった方が
手間が少ないと言う理由で始めたらしい。

wwwを考えたのはCERNの科学者で、
インターネットは軍事目的のARPANETから民生化したと言うよりも、
物理学者の論文ネットワークから始まったという説の法外までは優位なように、
宇宙物理学者は、ネットでメッセージを伝えたわけだ。

立花隆さんは、自分のガン闘病記を雑誌に発表したらば、
すぐに戸塚先生からメールをもらったことに驚き、教えられたブログの内容に驚き、
メールを返信し、対談することになる。

そして、この本ができた。
4163709002がんと闘った科学者の記録
立花 隆

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読み始めたのだけど、なんだか続かない。
苦しくなってしまって。

でも人間いつガンになるかわかりませんからね。
知っておいていい内容だと思います。

真の科学者がガンを見つめると、こういうところに疑問を持ったり、気がつく物か、と目から鱗です。
科学者の目線で見れば、医学は個人に焦点が当たってしまいがちで
やはり科学になり得ていないのだと言うことがわかります。

ガンにもデータベースをと言う戸塚先生と立花さんの合意は、もう少し主張されていいことではないかと感じました。

そういう意味でも多くの方に読んでいただきたい。
ネタフルに比べれば、全く影響力がない私のブログで言うのもなんですが、
読んでいただきたいです。

「文藝」って季刊誌になったの?

河出書房新社の「文藝」といえば、伝統ある文芸誌ですよね。

B002DGGFRQ文藝 2009年 08月号 [雑誌]

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8月号は小川洋子さんの特集。

文藝@wikipedia
>『文藝』(ぶんげい)は、日本の文芸雑誌。1960年代初頭から河出書房新社が刊行している。
当初は月刊誌だったが、1980年代なかばからは季刊誌となっている。


ああ、そうだったんですか。
何となく月刊誌だったと思っていたのは、文藝春秋を混同しているのか?

小川洋子さんの特集で面白いのは、対談が科学者だと言うこと。

河出書房新社ウェブ・文藝ページから目次

【書き下ろし小説】 寄生

【グラビア】 文・小川洋子  写真・TONY
 物語の生まれる場所
 小川洋子の「国立科学博物館見学記」案内人・遠藤秀紀

【連続対談】
 ×遠藤秀紀(遺体科学)  「死」をまるごと閉じ込める仕事 
 ×岡ノ谷一夫(脳科学) 言葉が生まれる瞬間を科学する

【小川洋子インタヴュー】
 ×堀江敏幸 有限な盤上に広がる無限の宇宙 


さすがは数学者の話を書いている人。
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4087813398科学の扉をノックする
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脳科学の岡ノ谷一夫先生との対談が面白い。
鳥にもミラーニューロンがある、とか、自分ひとりにならないと歌わないジュウシマツとか。

さらに、作家に言葉の起源をとく科学者、と言う構図が何ともユーモラスに見えてくる。

もちろん小川文学の深淵にも迫っているのだけど、
文学好きにも科学好きにも楽しめる内容といえそうだ。
(なんだか提灯記事のまとめ方だな)

今度は川喜田先生か!

最近追悼記事が多いなあ。

「KJ法」の川喜田二郎さん死去@YOL
>ユニークな発想法「KJ法」の創始者で、ヒマラヤなどの学術調査で知られる文化人類学者の川喜田二郎(かわきた・じろう)氏が8日、死去した。

89歳だそうです。身体の鍛え方が違いますね。

大学生の時に、この先生の授業があった。取りたかったけどとれなかったような覚えがある。
別の学群だったからだったような、うっすらとした記憶。

> 三重県生まれ。京大に進み、山岳部に籍を置く。人類学者の今西錦司の薫陶を受け、野外調査に取り組んだ。卒業後は東工大などの教授を歴任した。

それから随分経って、川喜田先生が東工大の頃に、仕事で訪ねたことがあったが、
それも私はアシスタントだったので、直接お話ししたかどうか記憶がない。

覚えているのは梅棹忠夫先生の喜寿のパーティが大阪で開かれたときに、
発起人の一人として立っていらしたときのことか。
毅然とした姿勢が京大知識人の風格を感じさせた。

>環境保護や、ネパールにふさわしい形の技術協力を進め、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞なども受けている。

これは知らなかったなあ。
なんの研究をしているのかよくわからないが、いろんなことをよくご存じの方だった。

>ユニークな発想・情報整理法で、世界で高く評価されている「KJ法」を考案、自ら普及につとめた。

KJ法で考えをまとめろと、以前の仕事ではよく怒られました。
私の上司は川喜田先生の薫陶を受けているし、
仕事の同僚になる先輩は、東工大で川喜田研だったからね。

先日の土居先生と言い、日本オリジナルの発想で世界から注目された方が亡くなっていきます。
続く方がいるのかどうかが心配です。

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追伸:k_Tachibanaさんも取り上げていた。

【話題】KJ法の川喜田二郎さん 亡くなる@S&C

寛平ちゃんがアメリカを横断した!

今朝、「ズームイン朝」でみた人も多いと思うけど、
ついに寛平ちゃんがアメリカを走りきった。

太平洋を渡ったのが3月11日だったから、4カ月ほどでアメリカ大陸を走りきったことになる。

関連エントリ:祝:太平洋横断

泣けた!カンペイちゃんがアメリカに着いた

1日50キロを10時間強で走る毎日。
毎日ですよ!




私も今朝見てから会社に行ったけど、泣きそうだった。
少し休んで、3月14日から、大西洋をヨットで渡る。

この大西洋には、あるゴールがある。
それは、2009年10月2日に、デンマークのコペンハーゲンで開かれる第121次IOC総会への出席。
無茶するなあ。

民主党対自民党じゃないかもしれませんね

東国原知事の自民党への要求については、
以前私なりの考えを書いた。

東国原知事と自民党に「言葉の力」の違いを感じる
>「総裁候補にする覚悟」とは、それだけ強烈なメッセージであり、
踏み絵のような役割を果たしてしまった感がある。
この言葉と東国原知事への反応で、その人の感性と知性を測ってはどうだろうか。


まさにこの状況になってきていると思う。
自民党内で、まったくわかって無い層と、理解しようとしている層がある。
さらに、民主党は、東国原さんの意見を「自民党とセット」にしようとしている。
それは得策なのか?

ガチンコ@そのまんま日記
>与党に働きかけることによって野党のマニフェストの精度も本気度も上がる。両党が切磋琢磨し、善政競争が起き、政権選択選挙へ繋げることが民主主義の質の向上になるし、延いては国民や県民のためになる。

反応をあらかじめイメージした上で仕掛けているクレバーさ。
その東国原さんの「仕掛け」に両党は気づいているのか、いないのか、無視しているのか。

>と、思っていたら、今日の読売新聞にこういう記事が載っていた。
 民主党の藤井最高顧問(大蔵省OB・元大蔵相)が、常任幹事会で、財源を論じる若手に「財源にはそこまで触れなくていいんだ。どうにかなるし、どうにもならなかったら、ごめんなさいと言えばいいじゃないか・・・・・・」、これが事実なら、とんでもないことである。


読売新聞が何を意図して、こういう記事を載せたかも気になるが、
こういう発言を読むと民主党の上の方は所詮自民党なのだなと思う。

民主党になってから民主党に入り、民主党から立候補した民主党議員と、
元自民党だったり元社会党だったり、
遡って元日本新党だったり、元新進党だったりする民主党議員。

これ分けて考えないといけないかもしれない。
とくに元自民党政権下にいたことのある人は徹底的に遅れている。

民主党と自民党の対抗構図で、政権交代だけがクローズアップされるけど、
ここは、東国原知事他の「地方対中央」の構図や、
このところ実は見え隠れしている「若者対老人」の構図で、
選挙を考えなければいけない所に、本当に来ているのだと思う。

そのときに、マスコミの意見は封鎖しないと危ない。
彼らこそが、旧来の対立の構図の中に嵌っているし、
旧弊で、中央で、老人だからだ。
それが、新聞であり週刊誌でありテレビだ。

>今回の一連の自民党さんとの折衝を「出来レース」とか「最初からシナリオがあった」とか、「メディアの注目を集めるため」とか、信じられない論評をする評論家やマスコミが一部にいる。
 「ふざけるな!」と言いたい。今までは、そういうことが日常茶飯事だったかも知れないが、僕は違う。こっちは自分の人生を賭してガチンコでやっている。それは、自民党・古賀選対委員長にしても同じことだと思う。だから、党内外で賛否両論になっているのだ。
 想像力や構想力の乏しい人間達の邪推や詮索など止めて頂きたい。事実は小説より奇なり。マスコミには、事実を事実として報道して頂ければそれでいい。
 また、皆様には、次号「新潮45」を読んで頂けると、僕の真意がより伝わると思う。


あえて最後の部分をまとめてペーストした。
どう思うかは、あなた次第。

そして、原文に当たることがすぐ出来る時代なのだから、
私の駄文よりも、原文を見てほしい。

「考える人」2009年夏号は特集・日本の科学者100人100冊

「考える人」は、ユニクロで知られるファストリテイリング社が1社提供で発行する季刊誌(年4回発行)で、
新潮社から発行されている。

その最新号夏号(8月1日発行号)の特集が
「日本の科学者 100人100冊」というものだったので、
店頭で見かけて即買いした。

2009sum.jpg

一見、川端康成かと思うこの肖像は、ノーベル賞受賞者・朝永振一郎博士。
その他にも多くの科学者の肖像写真と解説が並んで行く。

ここに選ばれている100人については、
むろん読者によって意見はいろいろあるだろうが、
故人であること、江戸から現在のなかで俯瞰されていること、
選者がいること、7つのパートがあることなど、
編集の都合があることは仕方が無い。

えいや、っと選ばないと、こういう企画はなかなか出来るものではない。

しかし私にとっても知らない学者の名がずいぶんあって、
それがまた新たな興味(その分野にも、その人にも)を生んだことは間違いない。

科学に興味が無い方も、一度目を通していただきたい。
日本も(科学については)まんざらではないと言う気になる。

大きな本屋にしか売っていないので、
ネット注文した方が良いかもしれない。

B002DMI7WQ考える人 2009年 08月号 [雑誌]

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AMN徳力さんからメールをいただいた件

先月、OnedariBoys3周年@豚組やきやに行った訳だけど、
その際に何人かの方と名刺交換させていただいた。

ブロガー名刺というか、個人会社の名前を片面に、
片面に「若だんなat新宿」と大書した名刺を恥ずかしげも無く使っているワタクシ。

そんな私に、メールが!

先月、名刺交換させていただきありがとうございました。 徳力@AMN

と言うタイトルで、AMNの徳力社長というかONEDARIBOYSYellowというか、
メールをいただいた訳です。

なんて律儀な方。さすが社長。
>お世話になります。
AMNの徳力です。

先月に名刺交換させていただいたにも関わらず、御礼のメールが
遅くなり失礼致しました。
恥ずかしながら、すっかり首が回らない日々を過ごしております。
これに懲りず、なにとぞよろしくお願いいたします。


なお、名刺交換をさせていただいた当日、ちゃんと自己紹介をして
いないと思いますので、簡単に自己紹介をさせてください。
(長文になりますので、お手すきの際に読み流していただければ結構
です。もちろん、こちらのメールにお返事は不要です。)


以下、会社のことやご自分のことの説明が続く訳ですが、
こういうメールをいただいてしまうと、
やはり「応援したい」と思ってしまいますね。

名刺交換させていただいた方には、
翌日、1週間後、1か月後、にメールしてみるという営業技術がありますが、
そんなこととは別に、嬉しいものです。

これからもAMNを応援します、どうせ入れないブログですけど。

関連エントリ:Costepがブログバナーのスポンサーになっている件

「甘えの構造」の土居健郎さんが亡くなった(修正あり)

私くらいの年齢で、この本読んだことの無い人の影響を受けてない人はいないんじゃないかな。
(この言葉を聞かなかった人はいないんじゃないかな、くらいだな)

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初版は、こんな表紙だった。
「甘え」の構造 (1971年)「甘え」の構造 (1971年)
土居 健郎

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「甘え」の構造 土居健郎さん死去、89歳@asahi.com
> 「『甘え』の構造」などの著書で知られる精神医学者の土居健郎(どい・たけお)さんが5日午後3時27分、老衰のため死去した。89歳だった。葬儀は身内だけで行い、後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男望(のぞむ)さん。

おくやみ:土居健郎氏@訃報ドットコム
>精神医学者、元東京大学教授・国立精神衛生研究所所長
2009年 7月5日 没 享年89 老衰により死去


その割には、訃報をふまえた記事が少ない気もするが。
私の場合「甘えの構造」を読んだことで、大きく人生が変わったともいえる。
心理学と言うものを知るきっかけにもなり、
「甘え」と言う日本人を考える切り口もえた。

土居健郎@wikipedia
>著書『「甘え」の構造』は日本人の精神構造を解き明かした代表的な日本人論として有名であり、海外でも、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、インドネシア語、タイ語で翻訳が出版されている。
しかし土居は「甘え」が日本独自の言葉だとしたが、李御寧は『「縮み」志向の日本人』で、朝鮮語にもそれに相当する言葉はあり、西洋とのみ比較する比較文化論の非を鳴らした。ために土居はその後、どこの国にもある概念として「甘え」を用いるようになったが、そのため日本人論としての意味がなくなり、学問的には無意味なものとなった。


ずいぶんな書かれ方だな。
「甘え」が日本人論としての意味がなくなって、学問的には無意味だなんて、誰が書いたんだろうね。
日本人だけのものにとどまっていたのでは「甘え」の心理学的な意味はもっと小さいもんだったろう。
感情とか情動とかを研究する中で、「甘え」と言う指摘が果たした影響は大きいと思う。

その辺をどう考えるか。
新たな宿題として、この際考えてみたい。

田舎の人は歩かない

私が結婚するときに、妻の祖母が、
「東京は歩かないといけないから」と言って、
結婚が決まった日から結婚式までの間、
毎日散歩を始めたのを思い出した。

都会の人はよく歩く。「意外と歩いているんです…@八重山毎日新聞 不連続線

このコラム面白いんだよなあ。
今回は、CMのフレーズから石垣島の人が歩かないことに思いを馳せる。

>それが地方に行くと歩かない。八重山では玄関を開けると車やバイクで出勤、近くのコンビニも車という人も多いだろう。以前、出張に万歩計を持っていったことがあるが、日ごろの5倍歩いていたのに驚いた

長寿大國などと言われる沖縄だけど、たしかに70歳以上の人の平均余命は長いが
50代、40代は短命ではないかと言われている。
理由は、極端に欧米化した食卓と自動車社会に由来する肥満だ。

そして、健康都市石垣市の警官にも問題があるとコラムは矛先を変える。
>この40年間で石垣市街地からは多くの緑が消えた。街角の木陰で立ち話する光景も少なくなり、ヒートアイランド現象で気温は上昇するばかり。市はぜひ緑の回復を積極的推進し、街を散策できる環境と雰囲気をかもし出してほしい。それは健康づくり意識を刺激、医療費抑制にもつながろう

様は、歩きやすい町づくりで、運動を促進してはどうかというのだ。
これは、こと石垣に限らない。
地方都市はどこでも車両道路優先で、歩きにくい。
旅行で鞄を引いて(今流行のキャリーバックね)みると、その歩きにくさに気がつく。

路面電車の復活などで歩きやすくなった街も多いが、
私の嫌いな歩道橋のある街も少なくない。

車優先の考え方から、健康優先の町並み作りに地方都市は考えないと、
若者が長生きしないですよ。

受付始まりました:最先端研究支援プログラム

3日に内閣府から発表がありましたね。

「最先端研究開発支援プログラム」の公募の開始について@内閣府

これに関連して、サイエンスポータルが気になる点を指摘してます。

【2009年7月6日 最先端研究開発支援プログラムへの一本化 】@サイエンスポータルレビュー
>総額2,700億円の基金が用意される「最先端研究開発支援プログラム」の中心研究者と研究課題の公募要領が3日、内閣府から公表され、公募が始まった。

2009年度補正予算として急浮上した高額のプログラムだから、既存の研究開発支援と「不合理な重複、過度の集中を避ける」ことが求められるのは当然だろう。


同じ研究者が、同じような研究であちこちのファンドをもらっていては不公平だと言う議論がある。
それが「不合理な重複、過度の集中を避ける」なのだけど、
本当に重要な実権で、すごくアイディア豊富な研究者ならば、集中した方がいいんじゃないかとも思う。
アイディアを実現するのは、多くの研究員やポスドクで、馬車馬のように使われるのだ。
企業ならば、結果を出している部署に予算と人がつくのは当たり前だ。

結果の評価が曖昧だから、その前の段階で予算を中途半端にセーブし、
結局どの研究でも予算が足らないと言う「不合理なこと」が起きてはいないだろうか?

それはおいておいても、他の研究費から「良い研究」を根こそぎ持って行くだけ、
にならないかと言う心配がある。
予算が大きいだけに、今足らない分が補えるから、申し込みと言う人もいるだろう。

>既に研究開発費を得て進行中の研究開発課題が新プログラムに採択されると、進行中のものはまずほとんどが新たな研究開発計画に移行、組み直されるのでは、と読める。既存の研究開発事業から櫛(くし)の歯が欠けるように多くのプロジェクトが吸い上げられるという事態になるのだろうか。そうではなく、これまでなかなか採択されなかったような斬新で意欲的な研究開発課題が数多く新プログラムによってスタートするのだろうか。


これまでなかなか採用されなかったような研究課題が、採用されるならばいいけどね。
補正予算の内容みたいに。

初めての点滴

昨日39℃の熱を出したので、
今日は朝から病院に行く。

原因によっては、皆さんに迷惑かけますからね。

まあ、ほぼ扁桃腺だと言うことは自覚しているので、
インフルエンザとかなんだとかではないと思うけど、
念のため。

お医者さんは、口を開けてのどを見たとたん
「ああ、真っ白だ。これはリンパも痛いでしょう」
という.間違いない診断。

扁桃腺に茶色い甘苦い薬を塗って(この薬の味が子供の頃から好き)
注射を打つかと思いきや、
「抗生物質の点滴をしましょう」
と言われる。

こう見えても病院でずいぶんいろんな治療をされてきたけど、
点滴は初めての経験。

ベッドに横になり、点滴の管をさされて、30分待つ。
最初の5分はゆっくり(抗生物質が合わなくて気分が悪くなる人がいるらしい)
残りはピッチを早めて、約30分。
何をする訳でもなく、病院の片隅で寝ているのは存外に疲れる。

何だか病院中の声が聞こえてくる。
カーテンをベッドの周りに巡らせているので、みんなの姿は見えず、
声だけが聞こえる。
注射中に看護婦さんに話かけるおじさん。
リハビリ終わりに丁寧にお礼を言って帰るおばあさん。


小・中・高と保健室が大好きで、よく保健室で寝ていた頃のことを思い出す。
私が寝ていると、誰かが授業中具合が悪くなったとか、
転んだからバンドエイドが欲しいとかいいに保健室にやってくる。
それを黙って聞いている。
保健室に来た人もベッドで誰かが寝ているのがわかると気になるのだけど、
あからさまに気にしてはいけないと思うのか、小声で「誰?」とか言う人言わぬ人。
それを聞いているような聞いていないような意識の中でぼーっとしている自分。

それが楽しかったなあ。

点滴はなんと言うことは無く、痛くもなくかゆくもなく、終わったのだけど、
遠い昔の記憶をよみがえらせてくれた。

久しぶりに39℃

昨日、朝から何となくおかしいとは思っていた。

朝、出がけに熱を測ったらば37度を超えていた。
今日は出社直後から打ち合わせが入っていることはわかっていたので、
休む訳にも行かず、とにかく熱があることを意識せずに過ごしていた。
ところが、そうこうしているうちに
やはり午後になって熱が上がりだし、
17時前に若干早退気味に帰った。

薬局でポカリスエットと水を買い、頭痛薬(熱冷ましも入っている)は家にある。

家について熱を測ったらば38℃6分。

ポカリで頭痛薬を飲み速攻で寝るも熱が引かない。

1時間後、もう一度熱を測ると39℃を超えていた。
それから数時間38度台から下がらず、かなり苦しい中、妻が帰ってきた。

「ポカリスエット買ってきたよ.なんか食べる?」

と言われたが、特に食欲がないので、生返事をしていた。
そのうち、いい匂いがすると思ったらば、
妻が日曜日につくったカレーを温め直して、自分の夜ごはんにしている。
その匂いに何だかものすごく食欲を刺激され、
ベッドから起き上がって居間に行き「食べる」と妻にいい、
カレーを出してもらう。

汗だくでカレーを食べたらば、次第に気分が良くなってきた。
熱を測ると36度7分に下がっている。

そうか、熱が出たら汗をかくといいとは言うが、カレーか!
皆さん、熱が出たらカレーですよ!

夢見が悪いと思ったらば、風邪をひいた気がする

夕べは、なんだかずっと、フジテレビの佐野アナウンサーを叱っている夢を見た。
とにかくできが悪いことばかりするので、私がなんだか怒鳴っているのだ。

何をしたのかはよくわからないのだけど、ディスカバーさんとの仕事の件らしい。

(まあ、夢だから現実とは全く関係ないのだけど)

朝起きたらば、気持ちの悪い汗がひいたあとで、なんだか熱っぽい。

37度強あったが、薬を飲んで出勤する。

でもなんだか気持ちが悪い。

だいたい、なんで今ニューヨークにいる佐野アナウンサーだったのだろう。
一度もあったこともないのに。

なんか約束した気がするんだけど

土曜日は、忙しかった。

朝から伊勢丹へ行き、実家2件、札幌の叔父、仲人さん宅、など数件だが、
お中元を贈る。7月に入ったのに、粗品が残っているところを見ると、
お中元を申し込む人の数が減っているのではないか?
こんなところにも不況の気分が反映している。

まあ、虚礼廃止とかで企業からは随分と少なくなったけど、
三越とか伊勢丹とか百貨店は、お中元・お歳暮がないとますます大変だろう。

それにしてもブルータスとのコラボで、巨人軍を取り上げるセンスは、三越の物ではないのか?
イセタンが大衆化したら、良いところが失われる気がする。
百貨店は、自分たちの遺伝子を見失っているのではないか?

そのあと、西口の郵便局までゆうパックで送っていただいたお歳暮を受け取りに行き、
回転寿司を食べた。
最低値段の皿の価格を下げているけど、よく見ると実質的には値上がりしている。
工夫こらしているね。

ユニクロによって、夏物を買う。ゴルフ用のズボンやドライ加工の下着など。
ハイテク素材のカジュアル服は、やっぱりユニクロが一段上だと思う。
東レとの素材開発はもう10年近いし、商品化の工夫も図抜けている。

その他にも薬局に寄ったり、ドトールからアイスコーヒーを贈ったりして帰る。

少し休んだらば、もう銀座に行く時間。
Mixiのゴルフコミュの飲み会なのだ。

50名の参加者で盛り上がる店内。
平均年齢40ちょいの男女がゴルフの話を中心に和気藹々と語り合う。
9時過ぎからの二次会も結構な参加者数。

11時過ぎからは三次会でカラオケ。
帰ったのは2時30分過ぎ。
若いんだか、若くないんだか。

二次会あたりで、なんかブログに書いてね、と言われたような気がするが、
全く覚えてません。
心当たりのある方、コメントください!

夕張メロンいただきました

道産子ですから。

札幌のおじさんから毎年送ってもらってます。
去年も食べた記事書いてますね。

夕張メロン食べました

去年は写真なしでしたので、今年は写真入り。
hako_convert_20090704120525.jpg
こういう箱に入っているものだけが、夕張メロン。
夕張市農協が管理してます。
si-ru_convert_20090704120632.jpg

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この色が夕張メロン。

保存は常温で。
皮の色が黄色くなって、匂いが部屋中に広がったら、
半分に切って、種を取って、冷蔵庫で3時間ほど冷やしてから、
一気に半分食べました。

まだ、1個半あります。
デモ、熟しすぎると味が無くなるので、すぐ食べなきゃ。

エヴァでビジネスを乗り切ろう

わたしは、エヴァンゲリオン世代ではないので、はっきり言ってよく知りません。

でも、妻がパチンコでエヴァンゲリオンの台を打ってるというので、
家にはいろいろ参考本がある訳です。
それで少しずつ覚え始めたところ、
夜中のテレビ版とか映画版とかが、どんどんHDに録画されていました。

そんなおり、リニューアルされたネタフルで面白い記事を発見。

ビジネスシーンで使いたい「エヴァンゲリオン」の名ゼリフランキング@ネタフル

>ビジネスシーンエヴァ!? ちょっと無理矢理すぎない!? と思ったのですが、こんなランキングになっていました。

元ネタはgooランキング
ビジネスシーンで使いたい『新世紀エヴァンゲリオン』の名ゼリフランキング@gooランキング

なかなかいい言葉がそろっているので、こちらでも紹介。

1位 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ
2位 最優先事項だ
3位 所詮人間の敵は人間だよ
4位 奇跡ってのは、起こしてこそ初めて価値がでるものよ
5位 辛いことを知ってる人間の方がそれだけ人に優しくできる。それは弱さと違うからな
6位 笑えばいいと思うよ
7位 ぬるいな・・・
8位 奇跡を待つより、捨て身の努力よ!
9位 62秒でけりをつける
10位 時計の針は元には戻らない。だが自らの手で進めることはできる

わたしとしては、

サービス、サービス!

が好きなんですが……。

B001VNCVTIヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
三石琴乃, 林原めぐみ, 庵野秀明;摩砂雪;鶴巻和哉

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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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