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「甘えの構造」の土居健郎さんが亡くなった(修正あり)

私くらいの年齢で、この本読んだことの無い人の影響を受けてない人はいないんじゃないかな。
(この言葉を聞かなかった人はいないんじゃないかな、くらいだな)

4335651066「甘え」の構造 [新装版]
土居 健郎

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初版は、こんな表紙だった。
「甘え」の構造 (1971年)「甘え」の構造 (1971年)
土居 健郎

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「甘え」の構造 土居健郎さん死去、89歳@asahi.com
> 「『甘え』の構造」などの著書で知られる精神医学者の土居健郎(どい・たけお)さんが5日午後3時27分、老衰のため死去した。89歳だった。葬儀は身内だけで行い、後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男望(のぞむ)さん。

おくやみ:土居健郎氏@訃報ドットコム
>精神医学者、元東京大学教授・国立精神衛生研究所所長
2009年 7月5日 没 享年89 老衰により死去


その割には、訃報をふまえた記事が少ない気もするが。
私の場合「甘えの構造」を読んだことで、大きく人生が変わったともいえる。
心理学と言うものを知るきっかけにもなり、
「甘え」と言う日本人を考える切り口もえた。

土居健郎@wikipedia
>著書『「甘え」の構造』は日本人の精神構造を解き明かした代表的な日本人論として有名であり、海外でも、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、インドネシア語、タイ語で翻訳が出版されている。
しかし土居は「甘え」が日本独自の言葉だとしたが、李御寧は『「縮み」志向の日本人』で、朝鮮語にもそれに相当する言葉はあり、西洋とのみ比較する比較文化論の非を鳴らした。ために土居はその後、どこの国にもある概念として「甘え」を用いるようになったが、そのため日本人論としての意味がなくなり、学問的には無意味なものとなった。


ずいぶんな書かれ方だな。
「甘え」が日本人論としての意味がなくなって、学問的には無意味だなんて、誰が書いたんだろうね。
日本人だけのものにとどまっていたのでは「甘え」の心理学的な意味はもっと小さいもんだったろう。
感情とか情動とかを研究する中で、「甘え」と言う指摘が果たした影響は大きいと思う。

その辺をどう考えるか。
新たな宿題として、この際考えてみたい。
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fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
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