ビール100円で驚いてもなあ
昨日、久しぶりにヨーカドーに行って買い物したら、
サントリーの金麦350ml×6本パックが648円だった。
1本にすると108円。定価だと1本140円くらいでしょ。2割以上安い。
思わず買いました。
でも、昨日の朝テレビでも報道していたけど、100円のビールが出たんだって?
「ビール」商戦 熱さ本番@asahi.com
> 小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスとイオンは7月下旬から、それぞれ自主企画(PB)の第3のビールを、コンビニエンスストアなどグループ各店で売り出す。スーパーでは350ミリリットル缶1本あたり税込み100円で、販売中の第3のビールより1~2割ほど安い。
過去にもダイエー系列の量販店で輸入ビールが100円切ったりしたけど、
定着してこなかったわけですよ。
PBに注目が向いた今ならば、しかも国産ならば大丈夫ということですかね。
> ともにサントリー酒類が製造し、麦の風味を高めた味わいとすっきり感が特徴という。セブン&アイの「THE BREW ノドごしスッキリ」は、イトーヨーカドーなどでは6缶パックでの販売で、税込み600円。セブン―イレブンでは1本同123円。
イオンの「トップバリュ 麦の薫り」は、スーパーのジャスコなどでは同100円。価格が未定のコンビニ「ミニストップ」も含め、全国の約3700店で扱う。
サントリーもシェアでサッポロを上回る勢いだし、他社の踏み込まなかった場所に足を入れて、
ビール部門の飛躍を目指すわけだね。
これは商売として理にかなっていると思う。
> 第3のビールはコンビニエンスストアで350ミリリットル缶なら140円前後。ビールより80円ほど、発泡酒より20円ほど安いことや、すっきりした味わいや「キレ」が特徴だったが、市場が膨らむと「コクや風味も求められるようになってきた」(アサヒビール)。
定価140円を割引して108円で売るくらいなら、
最初から100円出うることを考えて製品設計した方が利益は出しやすい。
さらに、流通先が決まっているのだから、流通コストは下がるし、
とくに宣伝もいらないからCMなどにかける費用もいらない。
どう考えても、利益と売り上げが見込めるのだから、
業界下位のサントリーとしては良い手を打ったといえる。
しかもセブンとイオンと両方取り。
アサヒもキリンも出てこれない市場だし、サッポロはエビスだよりだし。
>サッポロビールは、飲食店向け専用の黒生ビール「エビス スタウト クリーミートップ」を7月3日に発売する。きめ細かい泡と濃厚なコクが特徴。ジョッキ1杯なら、通常のエビスビールより50~100円ほど高くなりそうだ。
安い方にばかり目を向けるやり方ばかりが得策なのではなく、
利益が確保できる高い嗜好品にも目を向けるのもまた弱者の戦略。
そんなことを語りながら飲むビールはうまいか、ほろにがいか?
サントリーの金麦350ml×6本パックが648円だった。
1本にすると108円。定価だと1本140円くらいでしょ。2割以上安い。
思わず買いました。
でも、昨日の朝テレビでも報道していたけど、100円のビールが出たんだって?
「ビール」商戦 熱さ本番@asahi.com
> 小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスとイオンは7月下旬から、それぞれ自主企画(PB)の第3のビールを、コンビニエンスストアなどグループ各店で売り出す。スーパーでは350ミリリットル缶1本あたり税込み100円で、販売中の第3のビールより1~2割ほど安い。
過去にもダイエー系列の量販店で輸入ビールが100円切ったりしたけど、
定着してこなかったわけですよ。
PBに注目が向いた今ならば、しかも国産ならば大丈夫ということですかね。
> ともにサントリー酒類が製造し、麦の風味を高めた味わいとすっきり感が特徴という。セブン&アイの「THE BREW ノドごしスッキリ」は、イトーヨーカドーなどでは6缶パックでの販売で、税込み600円。セブン―イレブンでは1本同123円。
イオンの「トップバリュ 麦の薫り」は、スーパーのジャスコなどでは同100円。価格が未定のコンビニ「ミニストップ」も含め、全国の約3700店で扱う。
サントリーもシェアでサッポロを上回る勢いだし、他社の踏み込まなかった場所に足を入れて、
ビール部門の飛躍を目指すわけだね。
これは商売として理にかなっていると思う。
> 第3のビールはコンビニエンスストアで350ミリリットル缶なら140円前後。ビールより80円ほど、発泡酒より20円ほど安いことや、すっきりした味わいや「キレ」が特徴だったが、市場が膨らむと「コクや風味も求められるようになってきた」(アサヒビール)。
定価140円を割引して108円で売るくらいなら、
最初から100円出うることを考えて製品設計した方が利益は出しやすい。
さらに、流通先が決まっているのだから、流通コストは下がるし、
とくに宣伝もいらないからCMなどにかける費用もいらない。
どう考えても、利益と売り上げが見込めるのだから、
業界下位のサントリーとしては良い手を打ったといえる。
しかもセブンとイオンと両方取り。
アサヒもキリンも出てこれない市場だし、サッポロはエビスだよりだし。
>サッポロビールは、飲食店向け専用の黒生ビール「エビス スタウト クリーミートップ」を7月3日に発売する。きめ細かい泡と濃厚なコクが特徴。ジョッキ1杯なら、通常のエビスビールより50~100円ほど高くなりそうだ。
安い方にばかり目を向けるやり方ばかりが得策なのではなく、
利益が確保できる高い嗜好品にも目を向けるのもまた弱者の戦略。
そんなことを語りながら飲むビールはうまいか、ほろにがいか?