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【言葉】目的と語彙の使い方が肝要なんだと思う2つの記事から考えたこと:2014年3月31日



他人の文章を読んで、モヤモヤとした考えが生まれた時に、もう一つ別の文章を読んでスッキリすることがあります。
今回は、そういうお話。

この記事を読んで、編集者の仕事を始めた頃に、難しいことを難しく書くのは簡単で、難しいことをわかりやすく書くほうが難しい、と言われたことを思い出しました。

専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり知られていないこと@Colorless Green Ideas

専門用語は、文章を小難しくするために用いられるのではない。無論、専門家が学をひけらかすために難しい用語を使っている例が全くないわけではない。だが、多くの専門家はむしろ文章を分かりやすくするために専門用語を用いている。

実際、専門用語を使わないとすると、かえって分かりにくくなってしまう。



西日本新聞のコラム(「STAP細胞をめぐる一連の大騒動」)を引用して、専門家はなぜ「難しい言葉」を使うのかを書いた記事。
元記事のコラムを書いた新聞記者が勘違いしている点を見事に指摘している記事だけど、この記者に代表される【「難しいこと=専門用語」がわからないことを偉そうに書く】という言説、あるいはテレビのコメンテーターの【科学のことはわからない私が普通】という芸風が、どうして生まれるのだろう、という以前から持っていた疑問は解決されない。

Colorless Green Idea(CGID)という、このブログは、

このブログは、ことばや数についての話を分かりやすく伝えることを目的としています。難しい内容を一般の人でも分かる形で伝えていきたいと考えています。



ということだそうだけど、だとすれば、当然、専門用語をどう噛み砕いて書くかをいつも考えているだろう。
でも、その人が、専門用語を使う言説空間の擁護を、以下の言葉で済ませるのは納得がいかない。

専門的な文章を理解することは、山登りのための訓練にたとえることができる。しろうとがいきなり高い山に登ろうとしても、それは無理だ。しっかりと山登りの訓練をしなくてはならない。そうでなければ、頂上にはたどりつかないし、途中で遭難してしまうかもしれない。山登りの訓練をしっかりと済ませることで、はじめて安心して山に登ることができる



こういう話で済ませると、専門用語を勉強する訓練が必要な世界があることを肯定するだけで終わってしまう。
もちろん、それだけはないことも脚注で補って書いている。

学術論文と新聞記事とは対象読者が大きく異なっている。専門紙を除けば、新聞記事は広く一般の読者が読むものである。このため、新聞記者は、一般人が理解できる言葉で記事を書かなくてはならない。このコラムを書いた記者はこうした新聞記事執筆の常識が、学術論文にも適用できると思ってしまったのかもしれない。



このとおりなので、できれば、この脚注で指摘したことをふくらませて、もう1本記事を書いてほしいなと思う。

そんな時に、別の記事を読んだ。

メール全盛時代に消えゆく「難解な言葉」―愛着持つ人々も@Wall Streeet Jounal

そして今、筆者はこうした難解な言葉――難しく意味深長かつ興味深いもの――が消え始めているのではないかと心配している。



こうした見解から筆者は社会の変化を心配する。

難解な言葉の消滅に大きな責を負うべきはテクノロジーだ。私たちはより速く、より短い言葉でコミュニケーションを図るよう条件付けられつつある。携帯電話のメールやツイッターの投稿、さらには急いで書き上げる電子メールにさえ、難解な言葉を挿入する余地はない。私たちはあまりに多くの異なるチャンネルを通じてやりとりしているため、純粋に必要性から、言葉の短縮化が進んでいる(「R u with me?」といった具合だ)。



たしかに、テクノロジーの進歩で生じる新しいメディアの普及と言葉の変化は対になっている部分がある。

たとえば日本の場合、テレビというメディアの普及で起きたのは、地方の言葉の崩壊だった。
NHKの決めた「標準語」が日本語に起こした変容は大きい。

そして、この数年での大きな変化はSMSの普及と、書き言葉の「ネット言葉」化だろう。

ネットで「つながる」ことの耐えられない軽さネットで「つながる」ことの耐えられない軽さ
藤原 智美

文藝春秋 2014-01-29
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こうした本に見られるように、言葉の変化は確実に生まれ、多分それは思考を変える。
言葉は思考に直結するのだから。

そして、メディアと言葉もまた相互に依存して変化している。

新聞というメディアに特有の言葉を使っている事を忘れ、専門家のメディアである「論文誌」で使われている言葉に疑義を申し立てるコラム氏には、言葉が「目的を持ったメディアによって変化する」ことを指摘しておきたいが、それよりも、「言葉が簡単であることを良しとする風潮」が背景にあるような気がしてならない。

新聞記者は、やはり社会の変化に敏感だから、難しい言葉で難しいことを言ってて悦に浸ってんじゃねーの?という社会の声なき声に反応して、あのコラムを書いたのだろう。

でも、なんだか、それって私には気持ち悪い。

それが、WSJの記事を読んで感じた、コミュニケーションと言葉の関係で、すっと腑に落ちた。

ニューヨークにあるコミュニケーションスキルのトレーニングを手がけるシンタクシスの共同創業者エレン・ジョビンさんは「新しいことを教えてくれる人たちが世界にいることを喜ぶべきだと私は思う」と話す。「知らない言葉を聞いたときは、それ以前には知らなかったことを学ぶ機会を得て幸せに思う――ただ、その言葉が啓蒙(けいもう)というよりは、むしろわかりにくくさせるような単にばかな業界用語でない限りだけど」と言う。



言葉は、コミュニケーションの道具として進化したはずなのに、コミュニケーションを阻害させる要因にもなりうる。

 言葉を選ぶ際は、自分の動機を考えるのが重要だとジョビンさんは言う。「ひけらかすために難しい言葉を使っていて、相手は自分の言葉を理解しないとわかっているなら、それは不親切かつ苛立たしいもので、相手が否定的に反応するのは無理もない」と話す。



専門用語を知ることの快よりも、専門用語を使われた疎外感から生じる不快のほうがが上回る人のほうが多いという事実が、西日本新聞のコラムの背景にあるのではないだろうか、と感じた。

だから、CGIDが指摘した事実は、たしかに真実なのだけど、読者にはどこかで心を打たない人も多いと思う。
要は、目的に応じた言葉の使い方が大事だという基本の話なのだけど、ネット上に誰もがメディアを作りうる現代では、、この基本が実に難しいテーマになってしまったな、ということなのではないだろうか。

私が編集者として気をつけていたのは、文中では理解を促進するためには、専門用語は前後の文脈で理解できると思う範囲では、そのままにして、注をつけるとか別の言葉で補うということだった。

もちろん、そのほうが良いのだけど、文章量に制限がある印刷メディアでは、その補うスペースの確保が実に難しい。
だからこそ、ネットメディアの登場は福音だと思うんだけど、あまりにも多用される「詳しくはウェブで」にも飽きてきたし、ネット言説空間もまた魑魅魍魎が有象無象というような、「書けないけど打てる言葉」であふれていることで、馴染めない。

なんだか、隔靴掻痒な感じが否めないなあ、と、自分でも、そんな言葉を使って締めたりして。

要は、言葉はコミュニケーションの道具で、そのコミュニケーションの相手に応じて言葉は変わらないと伝わらないよね、ということで、それは、専門用語のほうがわかりやすい相手には、それを使った方がいいし、そうじゃない相手には、その相手に固有の専門用語があるはずなのだ。

WSJの記事は続けてこう書いている。

 相手のことを考えよう。相手がどういった言葉に慣れているのか完全に確信を持てるようにはならないが、それに近づくことはできる、とジョビンさんは話す。話しながら、聞き手に合わせて微調整するといい。目的はうまくコミュニケーションをとることだ。自分の言っていることが相手に伝わらなければ、うまくコミュニケーションできない。



だから、自分がいろんなヒトと会話したいと思えば、相手に応じて使う言葉を変えられるだけの語彙を自分の中に持つ必要があるということだと思う。


 どういう種類の言葉を使うかを決めるために、「難解な言葉を投げてみて、相手の反応を見る。ぽかんとした反応を見せたら、言葉を調整する」とBahrawyさん。「人には居心地の良さを感じてもらいたい」と言う。「私の友達になりたい、私の近くにいたいと思ってもらえるようにしたい」



語彙は、人に誇るためや人を欺くためではなく、相手と分かり合うためにあるのだからね。

【震災】復興のスピードを妨げる「人手不足」をどうする?:2014年3月11日



1948年を考えるうちに、復興を支える制度的背景の違いに行き着いてしまいました。


戦後のバラックに依る住宅復旧や、闇市での経済復旧など、社会制度を無視した人海戦術と庶民のパワーで無秩序に復旧した分、生活を優先したスピードもありましたが、その内容はお粗末なものだったわけです。

その後遺症で東京は今でも使いにくい場所が多く残ります。

東北の復旧には、そうした「生命力のある復旧」は臨めず、秩序ある計画に基づいた進展が進められています。
その、秩序だった計画に基づいた復旧が、どうも復興スピードを減殺しているような気がしてなりません。

当然、計画は必要なのですが、その建て方にあまりにも制約が多くないでしょうか。
優先順位のつけ方が、現場の要求とかけ離れていないでしょう

地域から市町村、そして県にあがり、復興庁などの国に上がって、許認可があって、降りてくる。
このシステムの影には、多くの「真面目な」「寝食を忘れた」取り組みがあります。

地方自治体で復興計画を立てたり、入札のための仕様を作ったりすることがどれだけ大変か。
そのため、多くの他県の自治体からの応援部隊が被災地の自治体に入っていることも知られています。
そして、その人達の多くが作業の大変さに疲弊していることも。

戦後の復興がスピード優先で荒っぽかったのにくらべ、震災後の復興は「真面目に」「緻密に」「安全に」進められているから、「遅い」のです。

しかも、膨大な資料と規制と省庁をまたがったルールを読み解く作業の末に作った入札が、金額が安すぎると「入札不調」を起こしています。
工事が進まないのではなく、工事を受注してもらえない自体も起きています。

戦後復興時にはなかった入札制度や情報公開制度が、スピードアップの前に立ちふさがるわけです。
とくに、瓦礫の除去といった土木工事から、住宅建設などの建設工事のフェーズにかかれば、人手についてもボランティアではどうにもならない世界に突入し、具体的な職人不足が影響してきます。

仕事はあっても職人がいない~職人不足と人件費の高騰~@建設・設備求人データベース

東日本大震災の被災地である岩手県、宮城県、福島県では、復興事業の入札で約2割が不成立となっています。建設資材や人手の不足が主な原因です。



建設業界の職人不足は、高齢化と成り手の減少でもともと逼迫していました。

増える工事、減る若手職人…建設業で人手不足@YOL

建設現場で人手が足りなくなってきた。

 建設業で働く人の数がピーク時の約4分の3に減る一方、景気の持ち直しや2020年の東京五輪・パラリンピックをにらんで、工事の量が増えているからだ。



バブル崩壊後、建設ゼネコンを頂点とする建設業界に入ろうという人が減っているのは、様々な理由がありますが、結局は給与の安さを含めた待遇の悪さ。
さすがに、国も手をこまねいてはいられず対策を打っています。

公共工事に携わる職人の賃金の目安となる「労務単価」を、2月から全国平均で7・1%引き上げて1日当たり1万6190円とした。昨年4月にも15・1%上げており、年度内に2度引き上げるのは異例だ。社会保険に加入していない会社には、国の工事を請け負わせないようにして、職人が集まりやすい環境をつくる。さらに、高校や専門学校での授業や就業体験などを通じて、建設業の魅力を若者に伝えることなども検討する。



復興優先で他の地域の工事がストップしていたのが、今後復興工事の足を引っ張るのは、復興五輪ということにもなりかねない状況もあります。

このような建設業界において、復興需要の本格化に伴い、職人不足の状況が一段と浮き彫りになっています。
建設会社は人集めのために人件費の引き上げを行っており、労務費・外注費が高騰しています。職人の人件費は、これまでに比べて3割から5割ほど上昇しました。3~5割と考えると大幅な高騰ですが、ようやくダンピングレベルから適正水準に戻って来たというのが実際のところです。
職人不足は、東北の被災3県以外の九州や北海道にも影響が及んでいます。躯体工事に従事する鉄筋工や型枠大工の職人が不足して工事がストップする現場が出ています。

(建設・設備求人データベース)

工事の重要性というのは、結局、取引金額の内容に裏付けられますから、復興工事のために九州や北海道の工事が止まったように、オリンピック向けに東京の工事の値が上がれば、ますます復興工事は立ちゆかなくなるかもしれません。

(と書いているうちに、2:46になってしまいました。黙祷)


同じ3年でも、戦後復興と震災復興では、当たり前ですが環境要因が大きく違います。
でも、スピードアップに何が必要だったか、どこがうまく言って、どこが正しくなかったか、学ぶことはできるし、その学びから、今の問題を修正するヒントは見つかるはずです。

まじめに、真摯に、真剣に立ち向かっている人たちがたくさんいるのはわかっていますが、今の震災復興は、大きな問題を抱えているように思います。
それは、その真面目さや真剣さが視野狭窄や思考停止につながっていないかということです。

もっと省庁を超えた柔軟に対応できるように「遊びココロ」や「歴史的な視点」も忘れずにいてほしい。
「一番大事なのは住民の命だ」という言葉は共有していても、その住民が誰なのかを見失いがちなのが、国や県のレベルでの対応なのではないかという気もするのです。
いまソコにいる住民が、健康で暮らせるには、補助金を渡すよりも何か仕事をしてもらった方がいいし、早く仮設ではない住宅に住んでもらった方がいい。そのあとに安全のための防潮堤でもいいのではないかと思うんですが、まず大きな安全を優先したがるように見えます。

防潮堤めぐり、住民と行政で議論となっている場所もあります。@FNN

漁業の町、気仙沼市内湾地区。
当初の計画では、道路に沿って、一面に、海抜およそ6メートルの高さの防潮堤が建つ予定だった。
この高さに反対した人の多くは、津波被害が大きかった沿岸部の住民たちだったという。



何故防潮堤が必要かという議論の根幹にあるものは、何を守るのかの問題のように思う。

菅原氏は「われわれ、何をやりたいかというと、早くこの町を直したいんですよ。できれば、前よりもいいものにしていきたい。そういう気持ちで取り組んでいます。だから、まちづくりをやりたいんですよ」と話した。
こうした防潮堤の必要性について、宮城県土木部河川課は、「被災者の多くは、防潮堤整備による、津波に対して安全なまちづくりを望んでいると考えております。今後も、丁寧な説明に努めてまいります」と回答した。



この意見のズレは、何に起因しているのか。
お互いに守ろうというのは【住民の命と安全】のはずなのに。

首相「巨大防潮堤見直しも」 昭恵夫人に同調@msn

安倍晋三首相は10日の参院予算委員会で、東日本大震災の被災地で計画されている巨大な防潮堤建設事業に関し、自治体との協議を踏まえて見直しも検討する考えを示した。「発生直後の気持ちがだんだん落ち着き、住民の意識も変わってきた。今後、見直しも自治体と相談しながら考える必要がある」と述べた。



中央の指示を頑なに守ろうとする地方の役人が頑張っているうちに、中央の意識が変わってしまう。
置いてきぼりを食った役人は意地になる。落とし所の見えない事業があふれる。
その繰り返しは避けてほしい。

1948年と現在の一番の違いは、政治家の人手不足だ、というオチにならないようにしてほしいと思います。

【震災】復興のスピードを考えるために1948年を調べてみた:2014年3月11日



東日本大震災から3年。

復興のスピードが鈍いと言われる。
でも、あまのじゃくな私は、思ってしまうのですね。

どの程度進めば「復興のスピードが早い」のだろう。

確かに、遅々としているが、その被災規模(広さ、破壊程度、人口減等)を思えば、手を付けていても実現まで時間がかかるのも無理は無いのではないか、とも思う。

東北3県は広い。1地域レベルの復興の規模ではない。

ただ、その復興が本来あるべきスピードに達していないとすれば、それが何に起因するのか、を考える必要が有る。

そんなことを考えていて、そういえば戦災の復興はどうだったのだろうかと思った。

神戸の震災などもあるけども、規模を考えると日本の歴史で遡れば戦争からの復興に匹敵する問題ではないかと思ったからだ。

1948年に、日本はどの程度「復興」していたのだろうか。

検索していて見つかったのが、この記録映画。

第2次世界大戦による壊滅的被害から復興へ向かう鉄道を描いたドキュメンタリー映画




三陸鉄道の全線開通をニュースで見たので、リンクするかも。

三陸鉄道は続くよどこまでも―アイデア&実行力で持ちこたえた3年間@スポニチアネックス

東日本大震災の津波で線路の多くが被災した岩手県の三陸鉄道は、来月6日に全線開通する。万年大赤字だった第三セクターは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」ブームの後押しだけではなく、独創的なアイデアと卓越した実行力で、3年間破綻せずに持ちこたえてきた。1万8000人以上の死者・行方不明者を出した未曽有の大災害を乗り越え、被災者とともに未来へ走り続ける。



トヨタ自動車の工場再開まで1年半かかっている。

工場設備の復旧@会社再建:トヨタ自動車75年史

1945(昭和20)年8月14日の空襲で損壊した工場の修復が進むにつれて、各地に疎開していた機械設備も挙母工場に戻され、徐々に生産体制の復旧準備が整った。

1946年4月には「臨時復興局」が発足し、豊田喜一郎社長自らが局長に就任して復興の指揮にあたった。機械設備の修復とあわせて、将来のための設備拡充も実施され、計画どおり1年間で工場復旧が完了した。1947年3月には本格的に生産が再開され、臨時復興局は解散された。



黒電話の開発に成功したのが1948年。

異例の開発体制で生みだした「4号形電話機」@時代とOKI

電話の復旧と足並みを揃えるように、終戦の翌年には当時の逓信院電気試験所が、新形電話機の開発計画を発表しました。このプロジェクトには、OKIを含めた国内メーカー4社が参画(後に6社で試作機を開発)。共同開発は、特許を含めて、各社が工場や製造技術も相互に公開しながら試作を行うという、異例の全面協力体制が組まれます。そこには、戦後復興のためのインフラをより強固にすべきというビジョンと、日本の電話機を世界のトップレベルに昇華させたいという強い思いが込められていました。



4号型電話機というのが懐かしい形の電話機でしてね。
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戦後3年で、すでに日本の産業が立ち上がっていることを思うと、それから56年経った現代の東北の産業の立ち上がり加減は確かに遅い気がする。

さらに1948年には、福井で地震が起きていて、さらに大変な思いをされている地域もある。

また、有名なところでは、帝銀事件、片山内閣総辞職、芦田内閣成立、新制高等学校成立、昭和電工事件(贈収賄事件)出足だ内閣総辞職、第二次吉田内閣発足、東京裁判結審、一方で、省庁が現在の名前になったり、国際的には、大韓民国と北朝鮮の成立、ベルリンの壁が出来たなどなど、日本も終戦の混乱から戦後体制に移行し、国際的にも色んな意味で、戦後の冷戦体制が築かれる年でした。

つまり、戦争から3年というのは、それだけ社会的に大きな変化が可能だということ。

翻って、震災から3年で、たしかに政権は民主党から自民党に変わり、安倍晋三首相になりました。
その間、震災復旧から、復興へと変わらないと「遅い」と言われても仕方がない期間が過ぎたように思います。

ただ、戦争後の3年と、震災後の3年の大きな違いには、社会制度の問題、つまり建築や企業に関する規制が大きくなっていることもあるのではないか。

そんな「違い」に目が向いていくのでした。

【記録】記憶を記録しておくために今年もあの日のツイートを読み返す:2014年3月11日


毎年、2011年3月11日のツイートを読み返して、それをブログで書いています。

2013年:2011年3月11日から2年経って、もう一度あの日のことを読み返す

2年前の今日だけではなく、そこからずっと苦難の中にいる人にとっては、思い出したくない日かも知れませんし、続く苦難の中で思い出すより他にすることがある人もいるでしょう。

でも、今日をそういう日にしてもいいですか。



2012年:2011年3月11日からの数日間のツイートを読み返す

今日2012年3月11日は、東日本大震災から1年という日なわけですが、
あの日が金曜日であったのに、今日は日曜日。

何だか、この曜日に意味があるような気がします。



2011年3月11日の記録:記録:和光市から新宿への帰り方

TVでは、まだまだ現地からの被災状況を伝えています。
幸運にも、それを見る側に回っている自分。
本当にちょっとした違いで被災する可能性を感じました。



そして、3月12日や13日のツイートもあるのですが、今年は14日について考えました。

2011年3月14日のツイート

この日が月曜日で、色々なものが再開した感じがした日でした。
会社に行って納品を心配したり、馴染みの店が再開を決めたり。
日常がぎこちなく動き始めた日。

1週間たって思う「新しい日常」

でも、いま起きていることが「日常」になりつつあるというのが一週間目の感想です。

たとえば、自宅勤務やフレックス、定時退社や停電に合わせた時短など、
働き方が多様化しているのは、このまま継続して「日常」にしても良いことのように思います。

いつ起こるかわからない停電を前提とした節電。
これも「日常化」しても良いのではないでしょうか。



こう感じた「新しい日常」にしたことが続いているのかというと、どうなんでしょう?
いつの間にか忘れてしまってはいないでしょうか?

そういう、あの日に感じたことを思い出す日とするために、記憶を記録しておきたいのです。

【震災】キオクとキロクのタッグマッチが必要な時期になってきた:2014年3月11日

このイベントで写真という記録の強さを感じました。

最近、FrontBackとかmuukとか写真を使った瞬間を切り取るネットサービスが増えてきている中で、それでは記憶が記録されないなとも感じます。

瞬間の楽しさも大事ですし、キロクとキオクをつなげるサービスも必要なのかもしれません。

ネットサービスやSNSがどの程度メディアのベースとなるプラットフォームとして生きるのだろうとも思います。
自分でもFacebookに流れがちな毎日ではありますが、言葉の記録プラットフォームとしてのツイッターの強さも最近、また感じています。

思い返し、この先に生かす。
前ばかり向いているのではなく、後ろ向きではない、この現在のために。

そういうことを考える日として、14:46を迎えたいと思います。

【震災】キオクとキロクのタッグマッチが必要な時期になってきた:2014年3月11日




昨日、六本木ヒルズで開催されている企画展を見てきました。

六本木ヒルズで震災展示-グーグルが写真とストリートビューで@六本木経済新聞

六本木ヒルズ大屋根プラザ(港区六本木6)で3月5日、震災前の町並みやイベントの様子、震災後の風景などの写真を展示する「震災から3年、キオクと復興の今~ 写真とストリートビューでたどる震災と復興の3年間」が始まった。主催はグーグル(六本木6)。



震災から3年、キオクと復興の今 ~写真とストリートビューでたどる震災と復興の3年~@六本木ヒルズ

残念ながら今日までです。
場所も、大屋根プラザという少々地味な場所なので、ヒルズに行ったけど気が付かなかったという友人もいました。

震災から 3 年、キオクと復興の今~ 写真とストリートビューでたどる震災と復興の 3 年間。

パーソンファインダーに始まり、被災を記録したストリートビュー、そしてインターネットを通じた復興支援へ。 3 年間で移り変わった東日本大震災と Google の関わりを展示でご紹介します。毎日開催のトークショーでは、ストリートビュー撮影の裏側や、津田大介さんが登壇して新しい東北との関わり方等をご紹介。東北の美味しいお酒もお楽しみに。




そして、常設サイト「未来へのキオク」では、スペシャルサイト「あの日から3年」も開設中。
これは、イベント会場でも見せていた「震災前、震災直後、現在」の3つの時間で同じ場所のグーグルストリートビューが見られるサイト。

これを見てショックを受けない人はいないと思いますので、見るのは注意が必要です。
でも、見ないではいられません。見て考えずにはいられません。

こうした「キロク」が「キオク」を補完することはもちろんで、3年目の今、薄れがちな「キオク」のためにも「キロク」が必要な時期になってきたなと実感しました。

これは、震災に限った話ではなくて、身近な話としても、家族のキロクが家族のキオクを補完したり、補強したりするので写真をとってプリントしておくというのは重要だなと思い直しています。

人は忘れてしまうわけですし、年をとると思い出せなくなってしまうわけですから。
キオクの外部補完(=外部保管)としてのキロクの必要性と、その強さを感じたイベントでした。

イベントは今日までですが、サイトはグーグルが残してくれそうですので、折にふれてみてはいかがでしょう。
そして、寄付した気分になれないとは思いますが、3.11をヤホーするといいらしいです。


【科学】「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」に関する意見募集が始まってます:2014年3月11日




「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」に関する記事を幾つか書いているので、フォローしておきます。

内閣府のパブリックコメントページで、「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」に関する意見募集についてが始まっています。

3月10日から4月9日まで

ご意見のある方は、是非どうぞ。

これまで、このブログで書いたIMPACTの話は以下の通り。

【科学】革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)が発表されました:2013年12月12日

【科学】科学技術担当大臣のブログを読む:2013年12月12日

【科学】COIとSIPとIMPACTの違いを述べよ:2013年12月12日

【科学】ImPACTはそろそろ決まりますかね?:2014年1月8日

【科学】ImPACTの概要が見えてきましたね:2014年3月3日

【科学】ImPACTはプログラム・マネージャーの公募を開始しました:2014年3月7日

【科学】ImPACTはプログラム・マネージャーの公募を開始しました:2014年3月7日





みんな大好きIMPACT(違

ついに、プログラムマネージャ-の公募が始まりましたよ。

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)@内閣府

プログラム・マネージャーの公募を開始しました



プログラム・マネージャー公募

総合科学技術会議の司令塔機能強化の一環として創設が決定されている革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)は、実現すれば産業や社会のあり方に大きな変革をもたらす革新的な科学技術イノベーションの創出を目指し、プログラム・マネージャーに大胆な権限を付与し、ハイリスク・ハイインパクトな挑戦的研究開発を推進する、新たな仕組みです。このたび、ImPACTのプログラム・マネージャーの公募を行います。




今後のスケジュールは以下の通り。
  公募開始    :3月 7日
  概要書類締切 :3月31日正午(必着)
  詳細書類締切 :4月24日正午(必着)
  面接実施予定 :5月下旬頃(書類審査合格者のみ)
  選考結果の発表:6月~

郵送しか認めないのに必着というのもなんとなく納得がいきませんが、みなさん頑張って下さい。

【新宿】伊勢丹が本気のPV「ISETAN-TAN-TAN」




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伊勢丹の従業員が500人以上で踊っているPVがでたそうです。
しかも、歌も踊りも自前!

【動画】500名の従業員がダンス 伊勢丹がプロモーションビデオ制作@Fashonsnap.com

伊勢丹が3月5日、伊勢丹のプロモーションビデオの予告編をYouTubeで公開した。矢野顕子作詞・作曲による伊勢丹オフィシャルソング「ISETAN-TAN-TAN」に合わせて約500名の従業員がダンス。本編は三越伊勢丹「大誕生祭」初日の4月1日の公開が予定されている。



いろんな自治体や会社がAKB48の「恋するフォーチュン・クッキー」を踊るビデオが流行しましたが、伊勢丹はPVを自前で作ってきました。

曲の「ISETAN-TAN-TAN」は、伊勢丹大好きの矢野顕子の作詞・作曲。
聞いた瞬間にアッコさんとわかるのは流石です。
コーラスには、先ごろ結婚を発表した娘の坂本美雨が参加。
振付はPerfume(パフューム)の振付・ライブ演出なども手掛けるMIKIKOが担当。
豪華で本気な人選ですね。
撮影は伊勢丹新宿店の定休日2月18日、25日に実施されたそうです。

まずは15秒のダイジェストで公開されましたが、これが4月1日には3分49秒の本編が発表されるそうです。
そちらはミラノやニューヨーク他、アジア地域の伊勢丹で撮影されたシーンも収録されているようで、世界の伊勢丹タンタンです。



それにしても、伊勢丹社員は踊りうまい感じです。

伊勢丹は色々なメディアを使った宣伝してますね。
うまくいっているのかどうか分からないんですが。

伊勢丹パーク

http://www.miguide.jp/wfma/

伊勢丹ウェブサイト

【新宿】ウィンズ新宿は4月26日リニューアルオープン:2014年3月4日

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2011年の震災で耐震に問題がでたため建て替え中だったウィンズ新宿がようやく3年を経て再開だそうです。

ウインズ新宿がリニューアルオープン!@JRAニュース

東日本大震災の影響により営業を休止しておりましたウインズ新宿が、4月26日(土)【第2回東京競馬1日目】にリニューアルオープンします。
 主要ターミナルからのアクセスに優れ、お客様の快適性を高めた『ウインズ新宿』にぜひお立ち寄りください。



階段しかなかったウィンズ新宿ですが、大幅にリニューアルされて便利になるようです。

ウインズ新宿は、平成26年4月にリニューアルオープンします。喫煙コーナーやエスカレーターを設置し、快適な環境を整備しました。



さらに、オープン日の4月26日は特別レースも開催するようです。

4月26日(土)【第2回東京競馬1日目】第10レース「鎌倉ステークス」のレース名を、「ウインズ新宿リニューアルオープン記念」に変更して施行いたします。



春のG1シリーズの時期に間に合いましたね。
天皇賞は買いに行ってみようかな。

【科学】ImPACTの概要が見えてきましたね:2014年3月3日

2月14日に総合科学技術会議が開催され、このブログで再三取り上げてきたImPACT(革新的研究開発推進プログラム)の募集要項が見えてきました。

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)について@内閣府

第117回総合科学技術会議(2014年2月14日)において、革新的研究開発推進プログラム運用基本方針等が決定されました。
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の実施について (2014年2月14日)(PDF:567KB)
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)運用基本方針(2014年2月14日 総合科学技術会議)(PDF:125KB)
・「革新的研究開発推進会議」の開催等について(2014年2月14日 総合科学技術会議)(PDF:117KB)
・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のテーマ設定にあたって(2014年2月14日)(PDF:506KB)



お時間のある方は、PDFを見ていただくといいと思うんですが、大まかなところをあげていきます。

5つのテーマが決まりました
○資源制約からの解放とものづくり力の革新 (新世紀日本型価値創造)
○生活様式を変える革新的省エネ・エコ社会の実現 (地球との共生)
○情報ネットワーク社会を超える高度機能化社会の実現 (人と社会を結ぶスマートコミュニティ)
○少子高齢化社会における世界で最も快適な生活環境の提供 (誰もが健やかで快適な生活を実現)
○人知を超える自然災害やハザードの影響を制御し、被害を最小化 (国民一人一人が実感するレジリエンスを実現)

そして、その具体的な方向性は、「求められる非連続なイノベーション」「社会的・経済的インパクトの姿」という項目から読み解いていくことが求められます。

総合科学技術会議の仕事はここまでで、後は新設する「革新的研究開発推進会議」の出番です。
と言っても中身は、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)とそれほど代わりはありません。

推進会議の構成員は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、科学技術政策を担当する内閣府副大臣及び内閣府大臣政務官並びに総合科学技術会議の議員のうち内閣府設置法(平成 11 年法律第 89 号)第 29 条第1項第5号及び第6号に掲げる者とする。座長は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)をもって充てる。


推進会議の下に有識者会議というのが出来て、具体的な内容は、こちらで議論されます。

推進会議は、内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)、内閣府副大臣(科学技術政策担当)、内閣府政務官(科学技術政策担当)及び総合科学技術会議有識者議員で構成する。有識者会議は、総合科学技術会議有識者議員及び外部有識者で構成する。その他、推進会議の開催等に必要な事項は総合科学技術会議議長が、有識者会議の開催等に必要な事項は推進会議座長が、別に定める。


肝は、プログラムマネージャー(PM)の設置で、このPMはJSTの所属になることが決まっています。

政府、革新的研究「ImPACT」推進支援で新組織-JSTに来年4月にも設置@日刊工業新聞

政府は2014年度に始める革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の推進を支援するため、科学技術振興機構(JST)に「ImPACTセンター(仮称)」を設置する方向で調整を始めた。研究プログラムの管理・運営を担う10―15人の「プログラムマネージャー」の活動を支援する組織。それぞれのプログラムマネージャーに知財や資金、広報などの担当職員を複数配置する。規模は数十人単位を想定しており、14年4月にも立ち上げる方針だ。



そして、2月27日に第1回革新的研究開発推進会議が開催されました。

・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)運用基本方針取扱要領(PDF:218KB)
・「革新的研究開発推進プログラム有識者会合」の開催等について(PDF:49KB)



このへんは段取りなので、PMの選定は、この有識者会議でなされて、上に上がっていくことになります。

PMの要件はどんなものなのか。

①応募は1名でなされること。
②応募するテーマに関連して、事業化を指向した研究開発活動や先端技術を核とした事業化活動等に卓越した構想力、知見、企画力及びマネジメント能力を有すること。
③科学技術振興機構(以下「機構」という。)に雇用され、PM業務に専任できること。採用決定後3か月以内で可能な限り速やかに、機構との雇用契約(機構による直雇用、機構への出向等)を締結できること。(雇用契約の調整に特段の困難がある場合、有識者会議の承認の下、採用決定後一年以内に締結すること。)



いまの組織を離れてJSTに雇用されて、専任しろというわけです。
ERATOの技術参事みたいですが、もっと能力は上じゃないとつとまりませんね。

④の例外規定もよく読むとなかなか面白いのですが、それに加えて日本国内在住に限るという点がどうなのでしょう。

⑤応募段階におけるPMの居所が海外である場合には、採択後、速やかに居所を日本国内に移し、研究開発プログラム実施期間の全体にわたって PM 業務を確実に実施できること。テーマに示された産業や社会のあり方の変革の実現にとって真に必要と認められれば、PMの国籍は問わない。



国籍は問わないけど、日本在住じゃないとダメです。
海外で研究が行われては、日本国の研究に関わる秘密情報が筒抜けになるわけですから、国内で行なうのは当然ということなのでしょう。

そして、PMの人数と予算は以下のとおり。

PM採用数は十数名程度を目安とし、PM1人当たりの研究開発プログラムの金額規模は総額で 30~50億円程度を目安とする。ただし、採択数及び金額規模はあくまでも目安であり、提案内容によって増減があり得る。なお、金額規模は、実施しようとする内容に見合った適切な額とする。



どんな人が応募するのか、どんな研究内容になるのか4月までには決まるでしょうが、今後も注目していきたいと思います。

【新宿】ビアフルナイト2014に参加しました:2014年3月3日

001-560x372.jpg

2月28日という月末の金曜日に、新宿・グリフォンで開催されたビアフルナイトに参加しました。

生ビールブログ×ネタフル=ビアフルナイト2014、開催します!@生ビールブログ

【開催】「ビアフルナイト2014」2月28日に新宿グリフォンで!@ネタフル

麦酒男ことタカバシさんとネタフルのコグレさんのコラボ企画であるビアフルナイトも今年で3回目。

場所は去年と同じ新宿・グリフォンです。

我が家から300mくらいでしょうか。
本当に居心地の良いいい店なのですが、ビアフルナイトでしか来てないという。

このカウンターの中が見える席が私は好きです。
グリフォン_convert_20140303100026

なお、去年の様子は、こちら

今年はハッシュタグやらなかったのかな?

ビアフルナイトの去年との違いは、
【会費】4,980円(去年は5000円)

【内容】日本のビール10種+海外のビール10種 飲み放題(去年は13種類)

ということで、お店の手間が増えてます(笑)
お釣り必要だし、ビール多いし。

メニューはこちら。


開始の前に手間取ったのは、したがって必然なのですよ。
まあ、それでも皆さん和気あいあいとビールを待ちつつ、乾杯前に飲みつつ。

タカバシさんと乾杯しつつ。おとなしく待ってます。

飲んだビールを記録替わりにアップしてましたが、ビールの写真ですので、そんなには変わりません。
いよいよ、コグレさんの発声でグリグリーグリフォーンっと、乾杯の写真など。


以下ビールの写真ですが、どれがどれかわかりますでしょうか?






結局7杯飲んだと思いますが、撮影してないのが2杯ばかり有ります。
同じのを二杯飲んだのと、あとは、色々。

印象的だったのは、サンクトガーレンのさくら

長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使った桜餅風味のビールです。長野県伊那市高遠の桜は「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれています。

通常、ビールは大麦麦芽を使用しますが、このビールには小麦麦芽を主原料に使用。小麦は大麦よりもタンパク質が多いため、柔らかく優しい口当たり。

ビールの苦味の基になるホップの使用は抑え、高遠の桜の花びらと葉で風味付けをしています。(使用しているのは桜茶などにも使われる食用のもの)



とあるように、飲んだ瞬間、口中から鼻に抜ける香りが「桜餅」。
たしかにビールなんですが、桜餅なのです。

これが驚きでした。

あとは、クラフトビールって、美味しいけど、お腹にたまるよね、とか、
日本の地ビールのインパクトは、海外のクラフトビールに負けてないね、とか、
そういう感想を周りの人と言い合ってました。

また、サントリーさんから発売前のビールのサンプル配布があるところが、さすがビアフルです。
和膳_convert_20140303100046

こちらの「和膳」のお話は、また別の機会に。

最後に衝撃の発言がありまして、ビアフルナイトは今年で終わりだそうです。
タカバシさんの沖縄生活がまだ続きそうなんですね。
オキナワナイトをぜひお願いします。

楽しく飲んで歩いて帰りました。
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プロフィール

fujita244

Author:fujita244
2000年から新宿在住。
21世紀とともに新宿を闊歩。
高度成長期の一億総中流育ち
頭も身体もサイズM。
フツーのオッサンから見て
フツーじゃなさそうな話を
書いています。

2011年12月に
「若だんなの新宿通信」から
「フジタツヨシの新宿通信」
に変更しました。

2012年12月20日にはてなブログも始めました。
「fujita244's field」です。
2013年2月1日からゴルフ専用のブログもはじめてます。
「fujita244のゴルフBK」です。
2つのサブブログもよろしくお願いします。

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