福島県「甲状腺がんの疑い」初めて1人判定
2012/11/19 Mon. 07:14
東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べるため、福島県が福島県立医大に依頼し18歳以下の約36万人を対象に行っている甲状腺検査の1次検査で、甲状腺がんの疑いがあり、「直ちに2次検査が必要」と初めて判定された子どもが1人いることが11月17日、分かりました。18日に開かれる「県民健康管理調査」検討委員会で報告されます。
1次検査による判定は、しこりの大きさなどを基に、軽い方から「A」「B」「C」とし、今回発見された1人は「C」と判定されています。
今年9月の検討委では、緊急性は低いが念のため2次検査が必要という「B判定」だった1人が、甲状腺がんと判明されたと報告されていました。しかし、この時は、がんの状態から「震災以前に発症していた疑いがある」として、原発事故の放射線との因果関係を否定しています。
調査を進めている福島県立医大では「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんの発見に最短で4年かかった」として、放射線との因果関係は低いとみていますが、血液や細胞を調べ、がんかどうか判断するとしています。
そして「県内全ての子どもの検査という前例のない調査なので、早期発見の子は少なからず出る。放射線との関係を丁寧に調べていく」としています。
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【出典参考】2012年11月18日配信「河北新報」
■「原発を考える戸田市民の会」公式ホームページ
http://genpatsutoda.web.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」併設ブログ
http://genpatsutoda.blog.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」ツイッター
http://twitter.com/genpatsutoda
■「原発を考える戸田市民の会」ツイログ
http://twilog.org/genpatsutoda
1次検査による判定は、しこりの大きさなどを基に、軽い方から「A」「B」「C」とし、今回発見された1人は「C」と判定されています。
今年9月の検討委では、緊急性は低いが念のため2次検査が必要という「B判定」だった1人が、甲状腺がんと判明されたと報告されていました。しかし、この時は、がんの状態から「震災以前に発症していた疑いがある」として、原発事故の放射線との因果関係を否定しています。
調査を進めている福島県立医大では「チェルノブイリ原発事故でも甲状腺がんの発見に最短で4年かかった」として、放射線との因果関係は低いとみていますが、血液や細胞を調べ、がんかどうか判断するとしています。
そして「県内全ての子どもの検査という前例のない調査なので、早期発見の子は少なからず出る。放射線との関係を丁寧に調べていく」としています。
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【出典参考】2012年11月18日配信「河北新報」
■「原発を考える戸田市民の会」公式ホームページ
http://genpatsutoda.web.fc2.com/
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