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福島第一原発の停電対策公表--東電「仮設配電盤」やめる 

東京電力は3月28日、福島第一原発で仮設配電盤が侵入したネズミによってショートし、停電となったことから、使用済み燃料プールや共用プールの冷却が最長29時間使用できなくなった問題で、その対策を発表しました。

それによると東電は、今後、設備の運転状況を「遠隔集中監視室」で確認するようにし、電源を多重化するとともに、仮設配電盤の使用をやめ、建屋内の配電盤に切り替え、この配電盤にもネズミが侵入できないようケーブルの貫通部分のすき間を埋め、ネズミ捕りも設置するとしています。
さらに、この事故では一般に公表されるまで約3時間かかったことから、東電は判明している事実を迅速に公表することも表明しています。


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福島まで「原発のない福島を!県民大集会」開かれる 

東日本大震災と福島第一原発事故から約2年たった3月23日(土)、福島市のあづま総合体育館で「原発のない福島を!県民大集会」が開かれ、約7000人が参加しました。
 
主催は「原発のない福島を!県民大集会」実行委員会。主催者を代表して五十嵐史郎実行委員長が挨拶。「福島県民の願いは県内10基すべての廃炉と安心して暮らせる福島を取り戻すこと。東電、国に最大限、早急な取り組みを求め、この集会を開きました」と訴えました。
 
清水修二福島大学教授が呼びかけ人を代表して挨拶し、フリーライターの鎌田慧氏が連帯の挨拶をしました。佐藤雄平福島県知事、瀬戸孝則福島市長、桜井勝延南相馬市長のメッセージが紹介されました。
 
会場では、「停電と冷却システムで、福島第一原発の事故『収束』には程遠い」「県内全原発の廃炉を」という声が相次ぎました。
 

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玄海原発訴訟の口頭弁論で原告が意見陳述 

国内原発訴訟では咲いたの5493人が提訴している「原発なくそう!九州玄海訴訟」の第4回口頭弁論が3月22日、佐賀地裁で開かれ、原稿側は「政・官・業」の癒着など告発しました。

意見陳述ではフリージャーナリストの三宅勝久さんが福島第一原発事故をきっかけに取材した原発をめぐる「政・官・業」の癒着問題について告発しました。
三宅氏は、原発所有の電力会社に役員として天下った政治家や官僚、学者は200人(2011年9月現在)を超え、「驚いたことに、電力会社や原発産業の天下りに裁判官や検察官もいた」と指摘。今も天下りの反省なく、新たな「安全神話」づくりが続いていると告発しました。

また、玄海原発から80キロの福岡県大野城市に住む遠藤百合香さんは、九電が万一の事故の際、同市に被害が及ばないとシミュレーションしていることについて、風船を飛ばし放射性物質の飛散範囲を調査する「風船プロジェクト」の活動を紹介(2013年3月16日付け当ブログで紹介)。風船は九州から四国を超え、奈良県まで飛んだことを報告し、九電の説明を批判。「原発問題で私たち市民の意見が置き去りにされていいはずがない」と強調しました。

この日、原告団250人は裁判に先立ち、「原発いらない」と唱和しながら裁判所まで行進して入廷。法廷入りきれなかった原告は別会場で模擬法廷を行いました。


【出典参考】2013年3月23日付け「しんぶん赤旗」


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停電事故--ネズミによるショートが原因と断定 

3月18日、福島第一原発で停電が起き、1、3、4号機の使用済み核燃料プールと共用プールの冷却などが長時間停止した問題で、東京電力は25日、3、4号機原子炉建屋に近い場所に設置されていた仮設配電盤の真下から死骸で見つかったネズミが、配電盤の高圧部に接触してショートさせたのが原因と断定しました。

周辺の回路にも異常電流が流れて遮断機が働き、この配電盤と直接はつながっていない設備を含む9設備に波及し、復旧に約30時間を要したというものです。

東電によると、仮設配電盤は屋外に置かれたトラックの荷台に設置され、ケーブルが3、4号機のプールなどにつながれていました。
現場を調査したところ、感電した痕跡のあるネズミの死骸が見つかったものです。配電盤の高圧部の端子の間隔はネズミの体長とほぼ同じ約15センチで、周辺に焦げ跡も見つかっているということです。

東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「ケーブルの引き込み口はシートで覆っていたが、すき間から(ネズミが)侵入した可能性がある。小さなところにも目を配って小動物対策を検討したい」などと話しました。


【出典参考】2013年3月25日配信「毎日新聞 」


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5月から電力・ガス大幅値上げ 

電力10社と都市ガス主要4社が、5月から料金を一斉に引き上げることが3月21日分かりました。14社とも値上げするのは2ヵ月連続です。

値上げ理由は「円安」で液化天然ガス(LNG)の輸入価格が急上昇したためとしています。電気・ガス料金は、火力発電の燃料や都市ガス燃料の価格変動を毎月料金に反映させる制度になっているからです。

東電では標準家庭で前月比180円超となるなど各社とも大幅値上げとなっています。そのほか、中部電力が140円強、東北電力や沖縄電力も80~90円台の上昇となっています。

一方、都市ガスでも、東京ガスが標準家庭で138円高の5609円前後と見込まれています。

今回の5月の料金の基準となるのは昨年12月から今年2月までの輸入価格。LNGが7%台半ば、原油や石炭も4%強の上昇となっています。

電気料金については、この燃料価格の上昇のほかに、5月からは再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に伴う利用者の負担額も平均120円(従来87円)に増えることから、実際の上げ幅はさらに増大すると見られます。

関電と九電は政府の認可を伴う本格的な料金改定も加わり、数百円規模の値上げが予想されると言います。


【出典参考】2013年3月23日付け「しんぶん赤旗」


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2012年度の原発負担金1008億円に 

政府の原子力損害賠償支援機構は3月21日、2012年度の原発負担金を1008億円とすることを決めました。

これは将来の原発事故賠償に備え、原発を保有する電力会社など11社が毎年支払う「一般負担金」で、原発のない沖縄電力を除く9電力会社と日本原子力発電、日本原燃の2社を加えた計11社が対象。保有する原子炉の出力に応じて分担する仕組みとなっています。

1008億円は、前年2011年度の815億円と比べると約24%の増額。本来の負担金は1630億円となるそうですが、ほとんどの原発が停止しているため、各社は減額を求めていました。福島第一原発事故を起した東京電力の支払額は388億円となりました。


【出典参考】2013年3月23日付け「しんぶん赤旗」


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国の撤去訴訟に、「脱原発テント」守れ 

東京・霞が関の経済産業省前に市民グループが「脱原発」を求めてテントを張って座り込んでいる「脱原発テント」に対し、経産省は3月14日付けで、テントを運営するグループ「経産省前テントひろば」の代表ら2人に対して「テントを無許可設置した損害金」として約1100万円を支払うよう通知し、明け渡しを求める訴訟を準備しています。

同テントは、東京電力福島第一原発事故のあとの2011年9月に市民が設置。「脱原発」の署名活動や原発を考える人や福島からの避難者など全国の人々が交流する場となっていました。
経産省は、昨年1月に市民側にテントの撤去を求め、このほど茂木敏充経済産業相がテント撤去を求めて提訴する意向を明らかにしたものです。

これに対し市民グループは21日、テント前で記者会見し、代表の渕上太郎氏は「原発事故に対し大きな責任がある国、経産省への抗議を表すためにこのテントを建てた。国民が政治に対して自由に意思を表明することは民主主義にとって必要で、その一環としてテントがある。私たちは堂々と闘って行きたい」と訴え、撤退しない考えを示しました。

会見に同席したルポライターの鎌田慧さんは「私たちは政治を批判できる権利がある」と指摘し、「ここにテントがあることは日本の民主主義の成熟の表れであり、この平和な風景を守りたい」と語りました。


【出典参考】2013年3月22日付け「しんぶん赤旗」など


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停電事故は仮設配電盤に侵入した“ねずみ”のショートが原因? 

3月21日当ブログでも紹介しましたが、東京電力福島第一原発で18日に起きた停電により、原子炉1、3、4号機の使用済み燃料プールの冷却が丸1日間停止した問題で、原因は電気を供給していた仮設の配電盤にねずみの様な小動物が入り込み、電気回路がショートしたためである可能性が高いことが分かりました。

問題の配電盤は、3、4号機原子炉建屋に近い場所に止められていた屋外のトラックの荷台に事故発生から2ヵ月後の2011年5月に設置され、今回の停電事故までの2年間、仮設のまま設置されていたというものです。
東電は、この仮設配電盤にケーブルを引き込むためのすき間があり、小動物が入る余地があったこと、ねずみのような小動物の死骸があったことなどを認めています。

屋外に2年近くも置いておきながら、隙間を塞ぐことすらせず放置した東電のずさんで対処療法的な姿勢に事故発生の根本原因があると指摘できます。

東電は異変に気づいたのは、免震重要棟で一瞬停電が発生したことから。それでも何が起こったのかわからず、現場を確認した結果、プールの冷却などができなくなっていることにようやく気がついたということでした。免震重要棟での停電がなければ、プール冷却の停止の事態に気づくのが遅れた可能性もあります。

今回、停止した冷却が再開するまで最長29時間も時間がかかっています。1つの電源が切れても、ただちに他の電源に切り替えるしくみがあれば、このようなことが起こらなかったはず。さらに原発事故後2年間も仮設の配電盤でことを済ませてきた神経が信じられません。再度地震があって、津波によって、この仮設配電盤が流され、電力を喪失してしまわないとも限らないのです。

こうしたことを考えると今回の停電による使用済み燃料プールの冷却装置停止事故は、まさに“人災”であること、そして福島第一原発事故が「収束」とは程遠い危険な状態であることを改めて示しました。その場しのぎではなく、徹底した対策、廃炉に向けた真剣な取り組みが求められます。


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「ふげん」で通常の2倍のトリチウム放出事故 

原子力研究開発機構は3月15日、廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」の排気筒から出る放射性物質トリチウムの値が通常値の2倍に上昇したことを発表しました。

原子力機構によると、上昇が見られたのは3月8日午前10時20分頃、「ふげん」の原子炉補助建屋1階の化学実験室で、作業員が重水の蒸留処理を行った際に蒸気を改修するための機器を作動させるのを忘れたため、排気筒から出るトリチウムの量が上昇したということが判明しました。10時40分ごろには通常の2倍にあたる1立方メートルあたり0.07ベクレルに達したということです。作業員がすぐに蒸気回収装置を作動させたことで11時20分頃には通常値に戻ったといいます。

原子力機構では「放出量は法令で定められた年間の管理目標値の約1000分の1だった」として、直ちに公表しませんでした。


■【ふげん」=福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機の原子力発電所で、2003年3月29日に運転を終了し、現在廃炉作業中。日本国産の炉形式で新型軽換炉とよばれる。世界初のプルトニウムを本格的に利用する原子炉だった。

■【トリチウム」=放射性物質であり、約13年で崩壊し、三重水素原子核はヘリウムに変わる。時計の夜光塗料にも使われることがある。


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福島原発港内のアイナメから74万ベクレルの過去最大値セシウム 

東京電力は3月15日、福島第一原発の港内で捕獲されたアイナメから、1kgあたり74万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。

これは食品基準値の7400倍にあたり、原発事故後に捕獲された魚で最も高い数値となりました。

問題のアイナメは2月21日、1~4号機の取水口付近で捕獲されたものです。この場所は、事故直後に高濃度汚染水が流出され、拡散を防ぐため「シルトフェンス」と呼ばれる水中カーテンで区切られた内側ということです。

2013年3月2日付け当ブログでも紹介しましたが、これまでの最高値は2月17日に同じ港湾内で捕獲されたアイナメの51万ベクレルが最大でした。 


【出典参考】2013年3月15日配信「時事通信 」


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福島第一原発で停電、使用済み核燃料プールの冷却装置が一時停止 

東京電力と原子力規制庁によると、3月18日午後7時頃、福島第一原発の免震重要棟などで停電が発生しました。

この停電で、事故収束作業の指揮所となっている免震重要棟の電源はすぐに回復したことから、原子炉の温度監視などに問題はありませんでしたが、一部の電源システムに異常が起き、1、3、4号機の使用済み核燃料の一時貯蔵プールと共用プールの冷却装置や汚染水処理装置が停止しました。

3基のプールには、計2500本の使用済み燃料が収容されています。プールの温度は最も高い4号機で約25度で、冷却が止まっても、現在の温度上昇は小さく、管理上限の65度に達するまでに、約4日間の余裕があるということでした。

その後、1日後の19日深夜までに1、3、4号機で復旧。冷却が開始されましたが、共用プールの冷却は20日午前までかかるとの見通しです。

原子炉の注水は継続し、周辺の放射線データにも変動はないといいますが、停電の原因はなお不明で、「収束」とは程遠い状況であることを露呈しました。

東電に厳しく抗議するとともに徹底した原因究明と再発防止策をとること、今回の様な事案が発生した場合、国民への速やかな情報開示を行うことを改めて求めたいと思います。(サイト管理者)


【出典参考】2013年3月18日配信「読売新聞」、20日付け「しんぶん赤旗」


東電は3月20日、緊急記者会見を開き、3、4号機仮設電源盤の端子と壁に焦げ跡を確認したと発表。何らかの理由でショートした際にでき、これが停電の原因である可能性を示しました。


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原発避難者ら1650人、国と東電に集団提訴 

東日本大震災から2年を迎えた3月11日、東京電力福島第一原発事故で避難や低線量被ばくを余儀なくされたとして、周辺住民が国と東電を相手に、慰謝料と原状回復を求め、福島地裁、同地裁いわき支部、千葉、東京両地裁にそれぞれ集団訴訟を起こしました。また、午後には、東京地裁にも慰謝料などを求め、避難者らが提訴しました。

原告は4地裁・支部で計1650人にのぼり、請求額は少なくとも約53億6000万円以上になる模様です。弁護団によると、原発事故で国を相手とした集団提訴は初めてだといいます。

福島地裁の提訴には、事故発生当時、福島、宮城、山形、栃木、茨城各県に居住していた800人が参加。このうち、1割が避難指示区域からの避難者です。
原告側は放射線量を事故前の状態に戻すことと、戻るまでの間、慰謝料として1人当たり月額5万円の支払いを求めました。

国を被告に加えた理由について、弁護団は「原子力事業は国策として推進されてきた経緯があり、国による事業と同視できる」としています。馬奈木厳太郎弁護士は提訴後、記者会見し「訴訟を通して原告だけでなく、被災者全体の救済につながる制度の制定につなげたい」と強調しました。 
 
同地裁いわき支部への提訴には、いわき市の住民822人が原告となり、放射線量を事故前のレベルに低減することと大人1人当たり月額3万円、子ども同8万円の慰謝料などを求めました。

一方、福島県から千葉県に避難している住民の弁護団は、国と東電を相手に損害賠償を求め、訴状を千葉地裁に提出。原告は8世帯20人で、1人3200万円の慰謝料や1世帯当たり3600万円前後の住宅損害など、総額10億円余りを請求しています。

東京への自主避難者8人も同日午後、国と東電に1人当たり1200万円の慰謝料などを求め、東京地裁に提訴しました。 

【出典参考】2013年3月11日配信「時事通信」など

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「伊方原発をとめる会」が署名14万筆提出 

福島第一原発事故から2年目の3月11日、四国電力の「伊方原発をとめる会」は、愛媛県の中村時広知事に「伊方原発を稼働させず廃炉を求める署名」の第2次分として14万842人分を提出しました。
署名は昨年11月に提出した第1次分と合わせて、21万7088人となりました。
署名用紙は山口道夫県原子力安全対策推進監に手渡され、山口推進監は「署名は知事に伝える」と答えました。

「伊方原発をとめる会」の和田宰事務局次長は、「要請は、(1)伊方原発を稼働させないこと、(2)使用済み核燃料の厳重管理と廃炉計画を持つこと、の2点。‥‥県として廃炉を決断する時期に来ている」と訴えました。

「伊方原発をとめる会」は引き続き、署名に取り組み40万筆を目指すということです。


【出典参考】2013年3月13日付け「しんぶん赤旗」


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除染物の中間貯蔵施設の現地調査に着手 

東京電力福島第一原発事故により福島県内の除染で出る土などを保管する中間貯蔵施設の建設に向け、環境省が候補地の現地調査を実施していたことが3月8日判明しました。

これは石原伸晃環境相が「現地確認という形で調査に着手している」と発言して判明したもの。同省では今後、地元との協議や地権者との同意手続きなどを急ぎ、測量やボーリングなどの本格的な調査に移る方針です。そのため、同省は3月1日に現地調査を実施する業者2社と契約し、本格調査のための事前確認のため、同省職員が業者とともに候補地3町(双葉、大熊、楢葉)に入ることにしたそうです。

現地調査は、候補地の地質、地下水、地盤の硬さなどを調査することが目的で、双葉町の2ヵ所と大熊町の6ヵ所、楢葉町の1ヵ所の計9ヵ所とその周辺で実施。5月31日までに調査報告書にまとめます。

なお、3町では現地調査の受け入れを表明したものの、「(中間貯蔵施設の)建設に同意したわけではない」との立場を変えていません。


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映画「ドキュメント飯舘村」を見に行きました 

3月16日(土)、さいたま市プラザイーストで開催されたNPO法人シネマ・カプチーノ主催の映画「ドキュメント飯舘村」(土井敏邦監督作品)を「原発を考える戸田市民の会」の事務局有志4人で見に行きました。これは「原発を考える戸田市民の会」の次回映画会イベントに、この作品がどうかということもあり、見に行ったものです。

しかし、会場は既に超満員。受付では20人近くがあふれ、私たちも入場できませんでした。全入場者数は分かりませんが、改めて市民の関心の高さに驚きました。
主催者は1時間半後に、再度上映するのでそれまで待って欲しいということでしたが、予定もあったので、DVDを購入して帰ることにしました。

この作品は、ジャーナリストとして30年近く、故郷と土地を奪われたパレスチナ人の“痛み”を伝えて続けてきた土井敏邦監督が、原発事故という“人災”によって故郷を追われる飯舘村の村人たちを追いながら、『人にとって“故郷”とは何か、“家族”とは何か』を追求した作品。つまり「飯舘村」は監督にとって「日本の中の“パレスチナ”」と言います。

監督が飯舘村の取材を始めたのは、福島第一原発事故1ヵ月後の2011年4月下旬。約1年半をかけてドキュメンタリー映画「飯舘村 第一章・故郷を追われる村人たち」が2012年9月22日に完成しました。
同作品は、2012年6月には「ゆふいん文化・記録映画祭 第5回 松川賞」を受賞。
「飯舘村」の取材は今も続いていますが、まずその第一弾として、「第一章・故郷を追われる村人たち」のDVDを販売・自主上映会という形で公開したものです。

「第一章・故郷を追われる村人たち」プロローグは、次のように言っています--住居や農地を放射能に汚染された酪農家の家族は、“家族の一員”だった牛を手放し、祖先が眠る墓と家を残して村を去っていく。故郷を失い、家族が離散する現実を前に、村人たちは“故郷とは何だったのか”“家族とは何か”を改めて自問する。“村”のかたちを死守しようとする為政者たちと、子どもを守るために村を離れる若い親たちとの深い乖離と軋轢。放射能が破壊したのは、故郷の“土地”と村の“絆”だった。

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■2012年作品/日本/59分
■製作・撮影・編集・配給 土井敏邦

なお、現在取材・編集中の映画は「飯舘村 第二章 放射能と帰村」として劇場公開することをめざしているそうです。


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九州電力玄海原発の事故想定し「風船飛ばし」調査 

以前、2013年2月25日付け当ブログで北陸電力志賀原発の事故を想定した「風船飛ばし」をご紹介しましたが、このほど九州電力玄海原発でも事故が起きたら放射性物質がどこまで広がるかの「風船飛ばし」実験が行われました。

この「放射能飛散状況調査」を実施したのは「原発なくそう!九州玄海訴訟」の原告有志らでつくる「風船プロジェクト実行委員会」。3月6日、佐賀県庁で調査結果を公表しました。

調査は、同プロジェクトが四季ごとに年4回実施しているもので、玄海原発周辺から風船を飛ばして放射性物質飛散状況を調査しているもので、今回の調査結果は昨年2012年12月8日に実施したものです。

それによると、飛ばした風船1000個のうち、17個の場所や距離を確認。
この日、風船を放った午後2時は、西北西の風で秒速4m。
風船の一つは、玄海町から403km離れた徳島県那賀町に約7時間で到達しました。これは時速57km(秒速16m)以上で飛んだことになります。この日、九州玄海原発から放たれた風船は九州北部の福岡・大分両県を横断し、豊後水道を渡って、四国電力伊方原発上空を飛来、さらに四国の愛媛県・高知県、徳島県を横断して、紀伊水道を渡り、近畿圏に到達しています。最も遠くに飛来したのは約550km離れた奈良県でした。

同プロジェクトのリーダー・柳原憲文氏は「風船の飛んだ事実を防災の観点からも検討してもらいたい。仮に原発事故があれば、多くの人たちが放射能汚染から逃れられないことは明らかだ」と指摘しました。

同プロジェクトでは次回の「放射能飛散状況調査」を4月14日に実施するそうです。


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「低線量セシウムは人体に無害」--維新の会・西田議員が“とんでも発言” 

「日本維新の会」の西田譲衆議院議員は3月13日の衆院予算委員会で、福島第一原発事故の放射能汚染について「低線量セシウムは人体に無害。医学を無視し、科学を否定する野蛮な『セシウム強制避難』を全面解除すべきだ」などと乱暴な質問を行いました。

西田議員は原発事故で飛散したセシウムは「微量」だとし、被曝の影響は「問題にならない」「でたらめな推定によって設定された帰還制限区域、居住制限区域は直ちには廃止して、避難民を帰郷させる。これが科学的に唯一、正しい行政である」などと主張。安倍晋三首相に避難者の即時帰宅を認めるよう求めました。
あげくには、西田議員は「日本経済の発展を阻害すべく、反原発を宣伝する手段」とまで言い放つ始末でした。

これに対し、石原伸晃環境相も「私も困難区域に行ってきた。1年間に対する被曝量を計算したら年間20ミリシーベルトを超えてしまう。そこに返っていいということは現政権でも言えない」と答えざるを得ませんでした。

また、安倍首相は、「福島の方に理解を頂ける形で、出来る限り多くの方々が地元に戻れるよう努力したい」などと答えました。

他党議員からも「それは維新の方針か」などの声があがるほど、同党の人命・安全軽視、非科学性が浮き彫りになった発言でした。

この西田議員の発言に対し、維新の会所属議員の事務所などに抗議が殺到したため、小沢鋭仁国会対策委員長らが対応を協議。お粗末にも維新の会執行部は西田議員の質問内容の詳細を把握していなかったといいます。

橋下徹共同代表は13日夕、西田議員の質問について「個人の意見として述べたんでしょう。表現方法に未熟さがあった」とかばう始末でした。


【出典参考】2013年3月13日配信「朝日新聞デジタル」、14日付け「しんぶん赤旗」


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グリーンピースが福島原発製造の米GE社に抗議行動 

3月7日、環境保護団体グリーンピースの活動家らは、東京電力福島第一原発の原子炉の製造に携わった米複合企業「ゼネラル・エレクトリック(GE)」社に抗議行動を展開。

ベルギーの首都ブリュッセルにあるGEの建物に「あなたのビジネス=私のリスク」と書いたポスターを貼り付け、「GEは福島原発に主要な設備を提供したが、事故の賠償責任を免れている。日本の多くの人々は妥当な補償を得ていない」と訴えました。


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日弁連が原発事故賠償を菅上げるシンポ開催 

3月8日、日本弁護士連合会は「第56回人権擁護大会プレシンポジウム」を開き、東京電力福島第一原発事故による被害者の救済の原状と課題について話し合われました。

シンポジウムでは、問題となっている損害賠償における時効の考え方について立命館大学の松本克美教授が講演しました。
松本教授は、損害賠償請求受付開始時を起算点とする東電側の一方的な考え方について、日弁連が会長声明をただちに出し、「請求書を送付されていない、受領できないなどの被害者の実態からみて『全体的解決策となっていない』」と批判したことを紹介。「被害者が権利を執行できないのに時効が進行するのは不合理だと考える」と指摘しました。

そのうえで、松本教授は、日々、損害が蓄積する原発事故の被害の特質や実態に即した対応が必要であり、損害賠償請求権の時効を原発事故発生の日から10年間は停止するといった原子力損害賠償法の改正ないし、原賠時効特例法の制定を提言しました。


【出典参考】2013年3月9日付け「しんぶん赤旗」


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女川原発「廃炉を求める住民の会」つぎつぎ結成 

東北電力女川原発の立地県である宮城県で原発の廃炉を求める運動が高まっています。

女川原発から30km圏内の2市3町のうち2町で、30km圏外でも1町2地域で、「廃炉を求める住民の会」が結成され、女川原発再稼働に反対し、原発からの撤退を求める署名が8万1818人分も県に提出されています。

東日本大震災のとき、女川原発は外部電源5系統のうち4系統が失われ、火災も発生しています。また、原発建屋の敷地高が13.8mのところ、13mもの津波が押し寄せたことも判明しています。
あと少し波が高ければ、女川原発も福島原発と同様に制御不能の事態におちいっていただろうことは容易に推測できます。
会の参加者は、福島第一原発事故の被害と女川原発の状況が明らかになるにつれて、「女川原発も紙一重だった」、「人事ではない」という思いが住民の間に高まり、「ぞっとした」と語っています。


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「非核の政府を求める会」がシンポジウム開催 

「非核の政府を求める会」は3月16日(土)13:30~17:00、東京・千代田区の学士会館でシンポジウム「新『原発安全神話』と国民の安全」を開きます。

シンポジウムでは、原発・放射線問題の第一人者の学者・研究者を向かえ、原発事故の現状や放射線被害、活断層の問題、原発ゼロを求める国民世論などについて高くて機に議論し、原発被害のない日本実現への課題と展望を探求します。

パネラーは、日本大学歯学部准教授の野口邦和氏が「福島原発事故のいま-除染、放射性廃棄物処理にみる政治の責任」をテーマに、、福島市のわたり病院医師の斎藤紀氏が「放射線被害の不安にどう向き合うか」をテーマに、新潟大学名誉教授の立石雅昭氏が「日本は活断層だらけ-それでも原発推進の愚」をテーマに、日本共産党衆院議員の笠井亮氏が「『原発ゼロ』求める国民世論と安倍政権の深い溝」をテーマに報告します。
また、ふくしま復興共同センター放射能対策子どもチームの村上裕美氏と元日本原子力研究所研究員の青柳長紀氏が特別発言します。

参加費(資料代)1000円。
問合せは「非核の政府を求める会」03-5844-6588


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福島原発事故から丸2年、「原発ゼロの実現をめざす3・10東京集会」に参加 

東日本大震災とそれのともない誘発された福島第一原発事故から丸2年の昨日3月10日(日)、11:00から日比谷公園ない・野外音楽堂前で行われた「東日本大震災復興と原発ゼロの実現をめざす3・10東京集会」に「原発を考える戸田市民の会」として参加してきました。

この集会は、全労連や新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」の主催で、約5000人が参加しました。福島の被災者からの報告や各団体から連帯の挨拶があり、政党からは日本共産党の志位和夫委員長(衆院議員)が挨拶。志位氏は事故後丸2年を迎える福島第一原発を前日に視察した報告をし、「収束」には程遠い現実、それなのに安倍政権が原発再稼働をすいしんするなどもってのほかだと批判しました。
また、13:00からは「首都圏反原発連合」の主催で「0310原発ゼロ☆大行動」の集会が日比谷野外音楽堂で開かれ、会場に入りきれない参加者がでるほどでした。「さようなら原発1000万署名 市民の会」から作家の落合恵子さん、「脱原発世界会議」から吉岡達也さんなどが挨拶しました。14:00からは「原発をなくす全国連絡会」も合流して国会請願デモが行われました。
さらにこの日は15:00から、各省庁前や東電本店前などで抗議行動も行われ、その後17:00から国会議事堂正面前でメイン集会が行われました。

東日本大震災により避難生活を余儀なくされている方は、現在も31万5千人にのぼり、うち福島原発事故による避難民は15万人以上と言われています。参加者は、原発事故を風化させないで原発ゼロまで粘り強く運動を継続しようと誓い合いました。

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今日9日は明治公園で、明日10日は日比谷公園で「原発ゼロ」めざす大行動 

この3月11日で、東日本大震災と福島第一原発事故から丸2年を迎えます。
3月10日(日)を中心に今日3月9日から11日にかけ、全国270ヵ所で「原発ゼロ」「再稼働反対」などを掲げて草の根の行動が計画されています。

今日3月9日(土)には14:00から、東京・明治公園で、大江健三郎(作家)、内橋克人(経済評論家)、坂本龍一(音楽家)、鎌田慧(ルポライター)など著名人9氏が呼びかけて「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」が開催されます。主催は「さようなら原発一千万署名 市民の会」。

明日3月10日(日)には11:00から、日比谷公園草地広場で、全労連や新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」の主催で、「東日本大震災復興と原発ゼロの実現をめざす3・10東京集会」が行われます。
また、13:00から「首都圏反原発連合」が「0310原発ゼロ☆大行動」が日比谷野外音楽堂で集会を行った後、14:00から「原発をなくす全国連絡会」も合流して国会請願デモが行われます。
この日は、さらに15:00から、各省庁前や東電本店前などで抗議行動も行われ、その後17:00から国会議事堂正面前でメイン集会が行われます。

さらに明後日の3月11日(月)には18:30から、東京・品川区立総合区民会館「きゅりあん」で、「さようなら原発一千万署名 市民の会」が主催して「つながろうフクシマ! さようなら原発講演会」が行われます。

福島第一原発事故から丸2年、3月10日を中心に行われる「原発ゼロ」を掲げた全国行動にあなたも是非お近くでご参加ください。

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「エネルギー基本計画」見直し作業に「脱原発派」の飯田哲也氏ら外される 

3月1日、茂木経済産業相は、民主党政権下で中断した「エネルギー基本計画」の見直しについて、経産相の諮問機関である「総合資源エネルギー調査会」の総合部会で3月15日から検討を再開すると発表しました。年内をめどに、エネルギー政策の全体像を示す同計画の策定を目指す考えです。

同部会の委員は学識者ら15人。とりまとめ役の部会長には三村明夫・新日鉄住金相談役が就くき、原発立地自治体からは、福井県の西川一誠知事が加わりましたが、「脱原発派」として知られる飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長や伴英幸・原子力資料情報室共同代表らは外されました。
茂木経産相は「原発や再生可能エネルギーなど個々の問題についての賛否ではなく、各分野での専門性を重視した」と弁明しています。


【出典参考】2013年3月1日配信「読売新聞」など


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福島原発作業員、記録より多く被曝-厚労省調査 

このほど、福島第一原発で事故後に働いた作業員のうち、少なくとも63人が「放射線管理手帳」に記入された被曝記録よりも実際には高い放射線量を浴びていたことが厚生労働省の調査でわかりました。

同省では東京電力や元請けに修正を指導しましたが、連絡がとれない人もいて14人分が今も修正できていないといい、原発作業員へのずさんな対応が露呈しました。

同省の調査で判明したのは、2011年11月~2012年10月に働いた作業員を対象に、業者に調査・報告させる形で調べたというもの。
事故が起きた2011年3月から8ヵ月間の調査については手つかずだといいます。事故直後は原発構内の線量が高いうえ、ずさんな被曝管理が横行していたことが容易に推測され、今回のように「放射線管理手帳」への記録が誤ったまま放置されている作業員数は、さらに膨らむとみられています。

以前、線量計を鉛カバーで覆って働かせる「被曝隠し」が発覚したことから、厚労省は2012年10月調査し、線量計の未装着など19件の不適切事例を確認。東電と元請け37社に対し、1回の作業ごとに測る「電子型線量計」と長期間の累積を測る「バッジ型線量計」の併用が徹底された2011年11月以降について詳しい調査を指示しました。その結果、2つの線量計の値の差が20%以上あるのに「放射線管理手帳」に低い方の値を記入された人が63人見つかったというものです。


【出典参考】2013年3月2日配信「朝日新聞デジタル」


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原子力規制委-原発防災指針改定への意見無視 

原子力規制委員会が原発の防災指針改定に対する意見を募集していましたが、規制委の会合ではこれを実質的議論もせず、改定原案からの修正は字句程度で改定を了承してしまいました。

募集は2週間という短期間でしたが、3000通以上寄せられたのに無視された格好です。短期間でこれだけの意見が寄せられたのは、この問題への国民の関心の高さを示しています。

昨年10月に決まった防災指針では、原発事故が起きたら、5km圏内では放射性物質が放出される前に原子力施設の状況をもとに避難など準備するとか、重点的に原子力災害への対策を講じる区域を30km圏内とすることになっていましたが、意見では原発から5kmより高い地域の避難の判断基準が、空気中の放射線量が500μSv/hになっているのは高すぎるとか、原発から5km圏内の避難開始の判断をもっと早めるべきとか、意見募集の期間が短すぎるとか、住民と意見交換すべきとか、でした。

これだけ意見が寄せられたのに、無視した規制委の田中俊一委員長は、「時間的にも後ろがきまっている」と弁解したとのこと。拙速な議論で国民の安全をないがしろにしないで欲しいものです。


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朴韓国大統領「国際的合意尊重を」-北の核放棄求める 

「3・1独立運動」の記念日である3月1日、記念式典で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、北朝鮮に対し、「核を放棄し、挑発を中止するとき、国際社会の責任ある一員になることができ、南北の共同発展の道が開かれる。『韓(朝鮮)半島信頼プロセス』もしっかり進められる」と述べました。

そのうえで、「北朝鮮が正しい選択で変化の道を歩もうとするなら、さらに柔軟にアプローチする。北朝鮮もこれまで南北合意と国際的合意を尊重することを願う」と、北朝鮮次第で対話と協力を惜しまないとする考えを示しました。

■【3・1独立運動】=日本の統治下にあった朝鮮各地で1919年3月1日に始まった全土的な抗日・独立運動。


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3月10日を中心に全国270ヵ所で「原発ゼロ」を掲げ全国行動 

東日本大震災と福島第一原発事故から丸2年を迎える3月10日(日)を中心に、「原発ゼロ」「再稼働反対」などを掲げて草の根の行動が計画されていますが、このほど3月1日までに確認できただけで全国46都道府県270ヵ所を超えることが判明しました。

これは昨年11月11日を中心に行われた全国行動の230余ヵ所を上回っています。

■3月9日(土)には14:00から、東京・明治公園で、大江健三郎(作家)、内橋克人(経済評論家)、坂本龍一(音楽家)、鎌田慧(ルポライター)など著名人9氏が呼びかけて「つながろうフクシマ! さようなら原発大行動」が開催されます。主催は「さようなら原発一千万署名 市民の会」。

■3月10日(日)には11:00から、日比谷公園草地広場で、全労連や新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」の主催で、「東日本大震災と原発ゼロの実現をめざす3・10東京集会」
ガ行われるほか、「首都圏反原発連合」主催で、「0310原発ゼロ☆大行動」が13:00から、日比谷野外音楽堂で集会を、14:00から「原発をなくす全国連絡会」も合流して国会請願デモが行われます。15:00からは各省庁前や東電本店前などで抗議行動のあと、17:00から国会議事堂正面前でメイン集会を実施します。

■3月11日(月)】には18:30から、東京・品川区立総合区民会館「きゅりあん」で、「つながろうフクシマ! さようなら原発講演会」が行われる。主催は「さようなら原発一千万署名 市民の会」。


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「核兵器全面禁止加速へ行動」を確認-3・1ビキニデー集会 

静岡県で行われている「2013年3・1ビキニデー」の諸行事で、3月1日、「第五福竜丸」の母港である静岡県焼津市で「3・1ビキニデー集会」が開かれ、約1700人が参加しました。

これは原水爆禁止世界大会実行委員会と3・1ビキニデー静岡県実行委員会の主催によるもの。
2015年の「核不拡散条約(NPT)再検討会議」にむけて「核兵器全面禁止」の流れを加速するために、全国の草の根から行動を広げようと呼びかけるアピールを採択しました。

世界大会運営委員会代表で日本大学准教授の野口邦和さんが主催者報告を行い、中野弘道焼津市長と三上元・湖西市長が来賓あいさつを行いました。

また、この日、3・1ビキニデー静岡県実行委員会と日本宗教者平和協議会の主催で「核兵器廃絶を誓う献花墓参行動」が海外代表と全国から約1500人が参加して行われ、「原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」との言葉を残して亡くなった第五福竜丸の元無線長・久保山愛吉さんの墓がある弘徳院まで行進し、墓前に献花しました。


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福島原発港内のアイナメからセシウム規制値の5100倍、最高値検出 

東京電力は2月28日、福島第一原発の港湾内で2月17日に捕獲したアイナメから1kgあたり51万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。

これは、国の規制値である1kgあたり100ベクレルの5100倍に相当。これまでの最高値は、昨年12月20日に同じ港湾内で捕れたムラソイの25万4000ベクレルでしたから、これの約2倍です。原発事故後、魚介類では最高値です。

【出典参考】2013年2月28日配信「読売新聞」


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