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福島第一原発―「氷の壁」凍結せず「凍土壁」も疑問 

東京電力福島第一原発の汚染水問題で、2号機タービン建屋から海側のトレンチ(地下道)へ流れ込む汚染水をせき止める「氷の壁」が2カ月近くたっても十分に凍結していないことが6月28日、分かりました。

事態を重く見た原子力規制委員会は、来月にも開かれる検討会で対応を議論する方針を決定しました。特に「氷の壁」は、6月2日に着工した「凍土遮水壁」と同じ凍結技術を使っており、凍土壁の信頼性にも疑問の声が出ています。

2号機海側の地下には、配管やケーブルを敷設するためのトレンチがあり、高濃度の汚染水が1万トン以上たまっているといわれています。トレンチは海側の取水口付近とつながっており、海洋流出の危険があることから、早急に汚染水を取り除く必要がありました。

東電はタービン建屋とトレンチの接合部にセメント袋を並べ、そこに凍結管を通し周囲の水を凍らせて「氷の壁」を設ける工事に着手。壁でタービン建屋からの汚染水流入をせき止め、その後、トレンチ内の汚染水を抜き取る計画で、4月には凍結管に冷媒を流し始めました。

しかし東電がこの6月中旬、内部の温度を測ったところ、十分に凍結していないことが判明したというものです。トレンチ内には障害物があり、均等に汚染水が凍らなかったことが原因とみられています。

東電は、新たに凍結管を増やしたり、トンネルにセメントを少しずつ流し込んで壁を造ったりする代替案を検討中といいます。

凍結管の中に冷媒を通して水分を凍らせる技術は、約1500本の凍結管で1~4号機の周囲の土中の水分を凍らせる「凍土遮水壁」と同じ。凍土壁は、政府が汚染水問題解決の「切り札」と期待して、約320億円の国費を投じ、来年3月の完成を目指しています。

原子力規制庁幹部は「海側に滞留している汚染水は濃度が高く、最もリスクが高い。なぜうまくいかないのか原因分析とともに、凍土壁の有効性も議論していく」と話し、次回会合で議題に上げることを明らかにしました


【出典参考】2014年6月29日配信「産経新聞」


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6・28「緊急!!さようなら原発 首都大行進」に5500人 

6月28日(土)雨の中、東京・明治公園で九州電力川内原発の再稼働に反対する「緊急!!さようなら原発 首都大行進」が行われ、5500人が参加しました。

主催は「首都圏反原発連合」「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」の3者の共同の「ノーニュークスデイ」の取り組みで、今回4回目となりました。

明治公園では、主催者を代表して3氏があいさつ。
■「さようなら原発1000万人アクション」からは鎌田慧さんが、「未来を考える市民の力で運動を盛り上げ、川内原発をとめて他の原発もとめましょう」と呼びかけました。
■「原発をなくす全国連絡会」からは伊東達也さんが「福島は震災から3年が経過しても、事故収束には程遠いのが現実です。苦しみを怒りに変え、怒りを行動に変えて、希望を見出していきましょう」と語りました。
■「首都圏反原発連合」のミサオ・レッドウルフさんは「大飯原発の差し止め判決は全国の運動の結晶です。原告団はもちろん、全国の運動で勝ち取ったものだと思っています。この判決を力にして川内原発の再稼働をさせないよう頑張りましょう」と訴えました。

集会では、経済評論家の内橋克人さん、作家の中山千夏さんがスピーチ、福島や川内原発の現地からの報告がありました。

集会後、参加者は若者が多い繁華街である原宿を通って代々木公園まで、ドラムを響かせ、各々持ち寄ったプラカードや幟、横断幕を掲げて、安倍政権が狙う「原発再稼働反対」「原発やめろ」の声をあげてデモ行進しました。


【出典参考】2014年6月29日付け「しんぶん赤旗」


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全国9電力会社の株主総会で「原発ゼロ」求める株主提案が全て否決 

原発を持たない沖縄電力以外の全国9電力会社は6月26日、一斉に株主総会を開きました。

東日本大震災後初めて全ての総会で「原発ゼロ」を求める株主提案がありましたが、いずれも反対多数で否決されました。

東京電力の株主総会では、原発に反対する株主が、原発を再稼働しないことを前提に総合特別事業計画(再建計画)を見直すことなど10件の議案を提出しましたが、東電側は取締役会の意見として、安倍政権が4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」が原発を「重要なベースロード電源」と位置付けたことを理由に、株主提案に反対を表明しました。

10件の提案は、それぞれ性質が異なる問題が含まれており、個別上程・個別審議とすべきとの動議も出されましたが、否決され、結局一括上程・一括審議となりました。

審議は質問枠を一人2問、3分以内に設定。経営陣への批判にはマイクのスイッチを切ったり、退場を命じるなど、会社側の乱暴な運営も目立ったということです。


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川内原発再稼働反対―人口の過半数に 

川内原発1、2号機がある鹿児島県薩摩川内市に隣接し、原発から30キロ圏内に全域が入る「いちき串木野市」で川内原発再稼働反対の署名が人口約3万人の半数を超える1万5464人に達したことがわかりました。

この署名は「市民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急署名」というもの。署名を進めていたのは「避難計画を考える緊急署名の会」。署名は川内原発で過酷事故が起きた際、同市の避難計画では極めて不十分だとし、市長や議長に再稼働反対を県や九州電力に申し入れるよう求めています。6月24日、署名は田畑誠一市長に提出されました。

田畑市長は「福島第一原発事故が収束を見ていない中で、市民は再稼働は不安だと思う。重く受け止める」と述べました。


【出典参考】2014年6月26日付け「しんぶん赤旗」


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川内原発の補正申請書を再提出、秋以降にも「再稼働」狙う  

鹿児島県にある川内原発について、九州電力は適合性審査の補正申請書を原子力規制委員会に再提出しました。

九州電力は昨年7月、川内原発1号機と2号機の「再稼働」を目指し、原子力規制委員会に適合性審査を申請していました。現在停止中の全原発の中で審査を申請している中でも、川内原発は審査が最も進んでいて、他の原発に優先して行われていることから「再稼働」に一番近い原発とみられていました。しかし今年4月、原子力規制委員会に提出した補正書に「記載漏れ」があるとして出し直しを求められていたものです。

九州電力は6月24日、県内外の脱原発を求める多くの反対をよそに、前回よりも1400ページ多い8600ページに及ぶ補正書を再提出。これをもとに原子力規制委員会は、事実上の審査の合格証となる審査書の案を作成するということになっています。

九州電力は当初、電力需要がピークとなる夏までに「再稼働」を目指していましたが、補正書の作成などに時間がかかっていました。秋以降にずれこんでも「再稼働」を狙う考えです。


【出典参考】2014年6月24日配信「TBS Newsi」


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福島第一原発の汚染水浄化装置「ALPS」が3カ月ぶり全運転 

東京電力は6月22日、福島第一原発で汚染水の放射性物質を大幅に減らす「浄化装置「ALPS」(アルプス)」3系統のうち、点検中に腐食が見つかっていた1系統の運転を再開しました。3系統同時運転は約3カ月ぶりとなりました。

東電によりますと、さびによる腐食があったのは配管の一部で、劣化したパッキン交換に合わせた点検中に見つかりました。
東電は対策として、さびの発生を抑える装置を約40カ所に設置。すでに再開している残り2系統も今後、同様の腐食対策を施すということです。 


【出典参考】2014年6月22日配信「時事通信」


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神保国男戸田市長への要望書 

6月21日(土)に「さくらパル」でて行われた「原発を考える戸田市民の会」主催の第4回つどい「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」(ダニー・ネフセタイさん講演会)で、参加者一同の総意として採択された神保国男戸田市長への要望書「原発に依存しない再生可能な自然エネルギーによる電力で街づくりを積極的に推進してほしい旨の要望書」について、以下ご紹介します。要望書は後日、神保市長に提出する予定です。(サイト管理者)


神保国男戸田市長殿

<原発に依存しない再生可能な自然エネルギーによる電力で街づくりを積極的に推進してほしい旨の要望書>

福島原発の過酷事故から3年、未だ14万人を超える避難民が住まいや仕事など生活基盤を奪われ、困難な生活を強いられています。
一方、原発事故による汚染水漏れは止まらず世界の海洋に汚染水を拡散し続けており、事故の収束は勿論その原因すら解明されていません。
更に重要なことは、使用済み核燃料の処分技術を人類の科学的知見は持っておらず、何万年何十万年に亘って人類の負の遺産として放置されていることです。
原発の「安全神話」「安価神話」は崩れ去り、直近の世論調査でも「今すぐ廃止」「将来的に廃止」が86%に達するなど圧倒的な国民が「原発は人類の生存と共存できない」ことを実感しています。
このような状況の中、原発に代わる再生可能な自然エネルギーによる電力開発が急務になっています。
この取り組みは世界的に広がり、わが国でも全国各地で市民と自治体が共同して、地域の自然的、社会的特性を生かした開発が進んでいます。
戸田市でも積極的なCO2削減計画を立て、太陽光発電設置計画も市長自身積極的な数値を示して努力されているところであります。
しかし、取り組みはまだまだ端緒的であり、市の独自の取り組みと合わせて、市民への積極的な啓蒙、援助が求められています。
特に、地域の特性を活かし、地産・地消を基本に小規模・分散型のエネルギーへの転換が求められます。
以上に鑑み、私たちは市長が、原発に依存しない再生可能な自然エネルギーによる電力で街づくりを積極的に推進してほしい旨要望いたします。

2014年6月21日
とめよう原発 やめよう戦争「脱原発のすすめかた」講演会参加者一同


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「原発川柳コンテスト」の入選句 

6月21日「原発を考える戸田市民の会」主催の第4回つどい「ダニー・ネフセタイさん講演会」において行われた「原発川柳コンテスト」で、入選された句をご紹介いたします。


当日の応募数は27句。以下の入選作6名には豪華粗品が進呈されました。選定は乱鬼龍さんです。



天   原発は 地獄に続く 欲の道 

地   汚染水 総理に贈ろう のしつけて

人   天災を 人災にした 放射能



秀   悩み抜く 福島の苦渋 「金目」とは

秀   再稼働 よりも片づけ どうするんだ

秀   子どもらに つけを回すか 再稼働



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6・21「ダニー・ネフセタイさん講演会」の感想から 

昨日(6月21日)、戸田市の「さくらパル」で開催した「原発を考える戸田市民の会」の第4回つどい「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」(ダニー・ネフセタイさん講演会)は約90人の参加で成功しました。
「ダニーさんのお話は、スライドのビジュアルを使って分かりやすく楽しかった」など感想が寄せられています。当日回収した「アンケート」から感想を掲載いたします。(サイト管理者)



■ダニー・ネフセタイさんの講演はいかがでしたか?

・とても勉強になりました。一人一人が立ち上がらなければ……。(60代・男性)
・原発の怖さ、また政府や電力会社のごまかしを分かりやすく説明してくださいました。(70代・女性)
・大変すばらしい。楽しく眠気も忘れて聞き入りました。(60代・女性)
・(参加は)2回目ですが、話が分かりやすくとても良かったです。まずは行動!(60代・女性)
・イスラエル出身とか……。よい話でした。(60代・性別不明)
・ビジュアルで戦争と原発についてとてもよくわかるお話でした。おじいさんがアウシュビッツ出身というのには驚きました。(50代・女性)
・すごく研究していて立派です。感動しました。日本人はもっと頑張らねばと思う。(80代以上・男性)
・非常によかった。YouTubeで知人・友人にも広めたいです。(30代・女性)
・ユーモアのセンスに拍手!その実践力には脱帽しました。イスラエル人の話は初めて。キリストの父ヨセフも大工だったので興味ありました。もっとゆっくりお聞きしたかったくらいです。パレスチナとの関係も個人的には聴きたかった。言葉をはっきり言わない日本人へのよいメッセージが刺激的で、こういう歯に衣着せぬ言い方が心地よかった。(70代・女性)
・とても勉強になりました。ダニーさんはあらゆる面から追求されていて、戦争と原発を推進する(勢力の)姿がよくわかりました。(70代・女性)
・世界の国々の現状が少しだけ知ることが出来たかも。「日本だけじゃないんだ、他国も同じ状況なんだ」(50代・男性)
・スライドを使って、日本通で、大変良かったです。(70代・男性)
・大変わかりやすく、いい講演でした。ありがとう。(60代・女性)
・すごく分かりやすく理解できました。(70代・女性)
・ドイツのホロコーストについては、書物やニュース、写真などで知っていたが、ダニーさんの生のお話でより戦争などの恐ろしさを感じました。原発の件は、以前より、特に日本の危うさを感じていましたが、外国生まれのダニーさんのお話で一層の危うさがあると思いました。(60代・男性)
・非常に分かりやすい良いお話で時間があっという間に過ぎてしまいました。日本人は自分の考えをはっきり意思表示しない人が多いです。もっと怒りをあらわにしてもよいのではないかと思いました。(年代・性別不明)
・good!(70代・男性)
・日本人ではないのに原発(福島)問題について考えていることに感心しました。(60代・女性)
・とてもよく勉強してらっしゃいます。日本人の眼では考えられない方向もあったように思います。「私は立場上言えない」と、これはあまり指摘されていないようですよね。(70代・女性)
・非常に分かりやすく、将来のために考える時間を下さってとてもありがたいと思いました。ダニーさんの活動を通して、これからしょって立つ若い人たちにも参加できるといいなと思いました。なんで戦争になってしまったのか、それらと原発の危険性はひとつの線でつながっているのだとつくづく感じ、これからも常に情報に耳を傾け、注意しなきゃなあと思っております。(30代・女性)
・ダニーさんの講演を聞くことができて良かった!と思いました。まず正しい知識を自ら身に着け、行動していくことがこれからの日本、世界、地球の未来につながっていくのだと改めて感じました。個人の意見をいう事の大切さを強く感じました。ありがとうございました。自己発信!(30代・女性)


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「ダニー・ネフセタイさん講演会」に約90名 

今日6月21日(土)午後2時から「さくらパル」(戸田市新曽南多世代交流館)にて「原発を考える戸田市民の会」は第4回つどい「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」(ダニー・ネフセタイさん講演会)を開催し、約90名の市民が参加しました。

福島原発事故から3年3ヵ月、いまだ古里に帰れず避難生活を余儀なくされている被災者が14万人とも15万人ともいるといわれているのに、安倍政権は原発事故がなかったかのように民主党前政権が決めた「原発ゼロ」を撤回し、「原発を重要なベースロード電源」と位置付ける「エネルギー基本計画」を閣議決定。原発再稼働、原発輸出の原発推進政策に舵を切りました。

こうした中、私たち「原発を考える戸田市民の会」は2012年6月に結成して以来、これまで3回つどいを開催してきましたが、このほど「原発を風化させてはならない」「脱原発の運動をどう広範に継続して進めていくのか」と考え、また、安倍政権の危険な「安保政策」の暴走に憂慮し、「原発とめよう秩父人」として埼玉県秩父市で様々な形で脱原発の活動や講演で活躍しているイスラエル人で「原発とめよう秩父人」代表のダニー・ネフセタイさんをお招きし、4回目のつどいとして講演会を開いたものです。

ダニーさんはプロジェクターを使って、映像でイスラエルの状況をはじめ、戦争と原発の共通点、原発事故の本質を隠そうとする情報操作の卑劣さ、原発推進の愚かさなど、ユーモアを交えて約75分、話されました。

とくに原発の燃料であるウランが100年ももたないく、100年足らず電源のために、その1000倍の10万年先まで、核のゴミを処理しなければならないという概念図を使用しての説明は、なるほどと思ったものです。

会場では、「原発川柳コンテスト」も行われ、優秀作6句が表彰されました。
また、神保国男戸田市長に対し、講演会参加者一同の総意として「原発に依存しない再生可能な自然エネルギーによる電力で街づくりを積極的に推進してほしい旨の要望書」が提案され、採択されました。

感想文・アンケートが21通、カンパが21400円寄せられました。
感想文については後日、当ブログでご紹介します。

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いよいよ明日、「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」講演会開催 

いよいよ明日6月21日(土)、午後2時からスーパーオオカワ横の元法務局跡地に建てられた「新曽南多世代交流館・さくらパル」2階大会議室で「原発を考える戸田市民の会」主催の「ダニー・ネフセタイさん講演会」が開催されます。再度お知らせするとともに多くに市民のみなさまの参加を呼び掛けます。(サイト管理者)


原発問題をご一緒に学び、考えてみませんか?
<「原発を考える戸田市民の会」第4回つどい>


~「原発とめよう秩父人」代表、ダニー・ネフセタイさん講演会~

と き:2014年6月21日(土)午後2時~4時(午後1時30分開場)
ところ:さくらパル 2階大会議室
    (戸田市新曽南3-1-5 新曽南多世代交流館)

講 師:ダニー・ネフセタイさん

【ダニー・ネフセタイさんプロフィール】
「原発とめよう秩父人」代表。1957年イスラエル生まれ。1980年に来日、自称「在日秩父人」。日本人の妻と子供3人。現在、埼玉県秩父郡皆野町で木工房 『ナガリ家』を営み、注文家具を創りながら、デパートなどでグループ展など多数。イスラエル軍によるガザ地区攻撃をきっかけに、母国イスラエルに対する疑問を抱き、平和を守るために自分のできることをはじめたいと考え、各地で平和をテーマにした講演、さらに脱原発を目指した講演で活躍中。

参加協力券:500円  高校生以下無料
      (保育室ありご希望の方は事前にお申込みください)

主 催:「原発を考える戸田市民の会」

お問い合わせ:TEL・FAX048-443-3603(丸山) 090-9332-6166(高橋)
http://genpatsutoda.web.fc2.com/  メール[email protected]

※参加協力券をご希望の方は、電話・FAX・メールでお申込みできます。上記にお電話いただくか、FAX・メールでお申込みの方は、住所・氏名・年齢・電話番号・必要枚数を明記の上お送りください。会場受付で「参加協力券」をお渡しします。


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「NO NUKES DAY 川内原発を再稼働させるな!さようなら原発★首都大行進」  

「首都圏反原発連合」「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」の3団体は共同で6月28日(土)13時から東京・明治公園で大集会を行います。その後、14時30分から代々木公園まで首都大行進(デモ)を行います。

「6.28 NO NUKES DAY 川内原発を再稼働させるな!
 さようなら原発★首都大行進」



日時:2014年6月28日(土)
   13:00〜 大集会 
   14:30(予定)〜 首都大行進(デモ)

集合場所:明治公園
アクセス:JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅下車 徒歩5分
     都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車 徒歩2分
     東京メトロ銀座線「外苑前」駅下車 徒歩15分


主催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全

国連絡会

協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク


■大集会(13:00〜@明治公園)

*著名人などを迎えての集会です。福島、川内原発現地からの報告、大飯原発差止訴訟にからも。

登壇者(敬称略)
アピール:内橋克人、澤地久枝、中山千夏、伴英幸
福島からの報告
川内原発現地からの報告
大飯原発裁判について:海渡雄一
閉会宣言:鎌田慧
司 会:木内みどり
登壇者情報は決まり次第更新します。


■首都大行進(デモ)(14:30 明治公園出発/予定)

* 青山、原宿を通るデモコースです。原発再稼働反対の声を街に轟かせましょう!

*サウンドカーに【i ZooM i Rockers Hi-Fi feat. ECD & S.B. (SASPL)】 登乗決定!



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原発再稼働を合理化―閣議決定された「エネルギー白書」 

安倍政権は6月17日、「新エネルギー基本計画」策定後初となる2013年度版「エネルギー白書」を閣議決定しました。

白書では、原発再稼働ありきで、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、核燃料サイクル計画と原発輸出推進も明記した「基本計画」を合理化しています。

白書は第一章を「基本計画」の解説にあて、福島第一原発事故後、化石燃料の輸入が増えたことで年間約3.6兆円の国富が流出していると指摘。電気料金値上げが「海外への生産移転を招き、対日投資拡大の障害になる」などと強調しています。
そのうえで、原子力規制委員会の適合性審査が進み次第、再稼働を進める姿勢を示しています。

しかし、この3.6兆円は資源エネルギー庁が原発事故以前の原発の発電量を前提に試算したもので、廃炉となっている福島第一原発や福島県が廃炉を求めている福島第二原発が前提に含まれている上、1.1兆円は世界的な燃料高騰と円安の影響だと政府が認めている分も含んでいます。
さらに原発事故後に進んだ省エネの効果も検討されていません。

原発事故を受けた2011年度の「白書」ではこれまでの原発推進政策を「ゼロベース」で見直すとしていましたが、政権が代わり、安倍政権のもと、完全に原発推進に「先祖返り」した内容になっています。


【出典参考】2014年6月18日付け「しんぶん赤旗」


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「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」 

またまた再度のお知らせです。「原発を考える戸田市民の会」が今週末の6月21日(土)午後2時から、スーパーオオカワ横の元法務局跡地に建てられた「新曽南多世代交流館・さくらパル」2階大会議室にて行う「ダニー・ネフセタイさん講演会」についてお知らせします。(サイト管理者)


原発問題をご一緒に学び、考えてみませんか?
<「原発を考える戸田市民の会」第4回つどい>

「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」
~「原発とめよう秩父人」代表、ダニー・ネフセタイさん講演会~

と き:2014年6月21日(土)午後2時~4時(午後1時30分開場)
ところ:さくらパル 2階大会議室
    (戸田市新曽南3-1-5 新曽南多世代交流館)

講 師:ダニー・ネフセタイさん

【ダニー・ネフセタイさんプロフィール】
「原発とめよう秩父人」代表。1957年イスラエル生まれ。1980年に来日、自称「在日秩父人」。日本人の妻と子供3人。現在、埼玉県秩父郡皆野町で木工房 『ナガリ家』を営み、注文家具を創りながら、デパートなどでグループ展など多数。イスラエル軍によるガザ地区攻撃をきっかけに、母国イスラエルに対する疑問を抱き、平和を守るために自分のできることをはじめたいと考え、各地で平和をテーマにした講演、さらに脱原発を目指した講演で活躍中。

参加協力券:500円  高校生以下無料
      (保育室ありご希望の方は事前にお申込みください)

主 催:「原発を考える戸田市民の会」

お問い合わせ:TEL・FAX048-443-3603(丸山) 090-9332-6166(高橋)
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※参加協力券をご希望の方は、電話・FAX・メールでお申込みできます。上記にお電話いただくか、FAX・メールでお申込みの方は、住所・氏名・年齢・電話番号・必要枚数を明記の上お送りください。会場受付で「参加協力券」をお渡しします。


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トリチウム高い井戸―「地下バイパス」のくみ上げ再開 

東京電力は、福島第一原発の汚染水の増加を抑制するために「地下水バイパス計画」で、海への放出基準を超える放射性物質が検出され使用を止めていた井戸のくみ上げを6月12日、再開しました。

この井戸では、5月26日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり1700ベクレル検出。その後も4回の調査で同1500~1700ベクレルと高く推移していました。これは東電が自ら定める放出基準の同1500ベクレルを超えていましたから、東電は放出をストップしていたのです。

同計画は、12本の井戸からくみ上げた水を一時貯留タンクにためて、基準値を下回れば海に放出する方針。そのため東電は、井戸の一つで基準値を超えていても、他の井戸の水と混ざり合って薄まることから、タンク内の水は全体として基準値を超えないと評価したものです。

東電は今後、井戸水の分析を週2回に増やし、全体への影響評価を続けるとしています。

同計画は汚染水増加を抑制する効果が期待される一方で、今回のような地下水そのものの汚染をはじめ、懸念材料が多いこともあり、国と東電の厳格な監視・憲章が求められています。


【出典参考】2014年6月14日付け「しんぶん赤旗」


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「原子力規制委員会」の新委員人事に批判 

このほど、9月に任期が切れる「原子力規制委員会」の2委員に関する政府の後任人事案が与党の賛成多数で承認されました。

それによると、これまで委員だった大島賢三委員と島崎邦彦委員長代理に代わって、田中知(さとる)東京大学教授と元日本地質学会会長の石渡明東北大学教授が任命されました。

しかし、この人事について様々な方面から批判が出ています。
それは、これら2委員の人事案は、電力会社や財界などの要求にしたがって、原発再稼働や推進政策を進める安倍政権の姿勢がはっきりと示されているからです。

今回退任する島崎邦彦委員長代理は、これまで原発の審査で震災前と変わらない電力会社の態度などを批判していましたが、これに対し財界や電力会社、自民党から島崎氏に対し異論が出ていたのです。
一方、これに代わって新委員となる田中氏は、電力会社や原発メーカーなどでつくる「日本原子力産業協会」の理事を2012年まで務めていた人物。「原子力ムラ」の真っただ中にいた人物で、まぎれもない原発推進派なのです。

政府は、田中氏はこの団体からは「無報酬」だから構わないと言い訳していますが、とんでもありません。この団体は、規制委が示す「新規制基準」について、「(原発の立地判断で)大事なことは活断層の有無ではない」などと批判していたのです。

また、田中氏は東京電力の関連団体から「報酬」を貰っていたことは、どう釈明するのでしょうか。
これは東電の関連団体の「東電記念財団」。2007年から2011年度まで総額約300万円の「報酬」を受けていたのです。

さらに日立製作所原子力事業部などの原発メーカーからも2006年から2010年度に総額400万円の「奨学寄付」を受け取っていたという情報もあります。

まさに原発の規制を担う委員には不適格な人物と言わざるを得ません。

民主党政権時代(2012年7月)に規制委について定めたガイドラインでは、曲がりなりにも「就任前3年間に原子力事業者や団体の役員、同じ事業者から一定額以上の報酬を受けていた人は資格に欠ける」とありました。しかし、安倍政権はこれを「考慮しない」とし、福島第一原発事故で規制当局が電力会社に癒着していた反省をなんら顧みない姿勢をとっています。安倍政権のこうした姿勢にもとづく後任人事は認める訳にはいかないでしょう。


【出典参考】2014年6月14日付け「しんぶん赤旗」


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蕨市原水協「6・9行動」38年間で500回 

蕨市原水協は、毎月6日と9日に実施してきた核廃絶を訴える「6・9行動」が、6月6日で500回を迎えたと8日に「500回記念のつどい」を開きました。

つどいでは、「6・9行動」を引っ張ってきた顧問の炭谷巴之助さんら45人が参加、思い出や今後の活動について交流。頼高英雄市長をはじめ、県原水協、県原爆被害者協議会「しらさぎ会」の代表などがあいさつしました。

市原水協の「6・9行動」は、記録に残る1976年1月の第1回から38年間、地道に取り組まれてきたもの。市原水協の杉本憲会長は、「38年間、頑張ってこられた方に敬意を表します。人道的な側面からも核兵器を禁止すべきだという世論が世界的に広がっています。核兵器を廃絶するまで引き続き頑張りたい」と語っています。


【出典参考】2014年6月11日付け「しんぶん赤旗」


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「第五福竜丸展示館」を訪ねて 

今日6月13日、私は東京・夢の島の「第五福竜丸展示館」に来ています。とある団体の親睦と研鑽を深める「平和バスツアー」に参加したからです。
今日は、この後、「東京大空襲・戦災資料センター」もまわることになっています。

同展示館は、これまでも何回か訪れていますが、今回は特別な思いがあります。それは、安倍政権の暴走政治のもと、特に憲法9条を破壊するためのクーデターとも言うべき「集団的自衛権の行使容認」が憲法解釈によって閣議決定で強行されようとしている「きな臭い」情勢のもとで、地元・東京下町の「平和施設」を訪問して、平和について考えることが今日的であるし、とりわけ今年は、第五福竜丸が被ばくした1954年3月1日のビキニ・デーから60年目にあたるからです。

同展示館のある夢の島はすっかりきれいに整備され、2020年の東京オリンピックに向け、再び整備が開始されようとしていますが、第五福竜丸がこの地に展示され、安住の地となったのは、1968年だったと思います。東京・夢の島のゴミ山の中に、第五福竜丸が放置されているのが発見されたのです。私は、当時の朝日新聞でその写真を見たのか、今でもその情景を鮮明に覚えています。
第五福竜丸は、ビキニで被ばく後、船主が転々と変わり、船名も変わって、最終的に夢の島に捨てられたのでした。
それからというもの第五福竜丸を保存しようという市民運動が広がり、この夢の島に展示館が建設されたのです。

ヒロシマ・ナガサキで行われる原水爆禁止世界大会を含むわが国の原水禁運動のきっかけとなったビキニ・デー。その8月の原水爆禁止世界大会に向けて全国を行進する「国民平和大行進」のスタート地点の一つとして5月6日には、ここ夢の島で出発式が行われるのです。
ビキニ事件が起きた1954年3月、国会では原発推進の予算が組まれ、日米両政府と「原子力ムラ」に群がる政財官の吹聴する「安全神話」のもと、原発推進政策がとられたのも、全く同じ時期でした。
そうした意味で、「原爆」と「原発」、「戦前の軍国主義」と「戦後の原発主義」、今の政治は戦前の反省なしに、全く同じことが続いているんだという感想を持ちながら、「第五福竜丸展示館」を後にしました。


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原子力規制委候補・田中知東大教授の核燃料講座に東電1億円寄付 

政府は5月27日、原子力規制委員会委員に田中知(さとる)・東大大学院教授と石渡明・東北大教授を新たに充てるなど、国会同意が必要な6機関17人の人事案を衆参両院の議員運営委員会理事会にそれぞれ提出しました。

これは9月に任期満了を迎える自信・津波担当の島崎邦彦院長代理と海外機関との調整担当だった大島賢三委員の2人の退任が固まったためです。

ところが、田中氏は原発メーカーから寄付を受け、業界団体の役員も務めた経歴もある、「原子力ムラ」の中心の日本原子力学会の元会長であり、東京電力福島第一原発の事故原因を調べる同学会の事故調査委員会委員長などを歴任した人物。原発推進派なのです。
福島第一原発事故からちょうど一年たった2012年3月15日付け「朝日新聞」に福島第一原発事故を防げなかったのは自分達技術者の責務で反省してもしきれないとしつつも、「だからといって原子力発電がだめだということではない。今回の自己という特別な問題と、原子力の安全という全体の問題は違う。エネルギー保障や産業界への貢献など、原子力はまだまだ必要な技術だ」「原子力は人類が扱える技術だと私は思っている」「絶対の安全はない。絶対の安全があると思考停止するのが一番怖い」などと書いているのです。

さらに田中知教授が担当していた東京大学の核燃料サイクルの研究推進を目的とする講座に東京電力から2011年度までの4年間、計約1億円もの寄付がわたっていたことが判明しています。

時事通信が情報公開請求で入手した資料によると、東電から2008年4月、「核燃料サイクル社会工学寄付講座」向けに2012年度までの5年間で計1億5000万円を提供するとの申し出がありました。東大は毎年度3000万円づつ受け取ることとなり、使途は田中教授を含む専攻内のメンバーで決めたということです。

しかし、福島第一原発事故があったため東電が資金提供の中止を申し入れ、2011年9月末で中止となっています。東大は同11月に提供済みの1億2000万円のうち、使用していない2036万円を返還したということです。

時事通信は田中教授に取材を申し込んでいますが、回答がないそうです。

原発再稼働に前のめりな安倍首相。NHK経営委員といい、安保法制懇といい、カネに卑しく、安倍カラーの強いお友達人事をまた行ったと見られても仕方ないでしょう。


【出典参考】2014年5月27日配信「産経新聞」、6月8日付け「しんぶん赤旗」


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6・28「NO NUKES DAY 緊急! さようなら原発 首都大行進」呼びかけ文 

6月28日(土)午後1時から、「首都圏反原発連合」「原発をなくす全国連絡会」「さようなら原発1000万人アクション」の3団体が共同して、東京・明治公園で行う「NO NUKES DAY 緊急! さようなら原発 首都大行進」の呼びかけ文をご紹介します。(サイト管理者


【呼びかけ】

自民党安倍政権は、大きな 「脱原発の世論」を無視し、民主党政権の打ち出した「原発ゼロ」を撤回、エネルギー基本計画に原発再稼働を明記。更に原子力規制委員会において、これまで厳しい指摘をしてきた地震学の島崎邦彦委員長代理を退任させ、「原子力村」の住民と交代させる人事を強行しようとしてい ます。311の福島原発事故から学ばずそれ以前の政策に戻し、そして事故被害者を置き去りにしようとしています。

今現在、稼働中の原発はゼロで電気は足りているのにも関わらず、避難計画も未整備なままに各地の原発の再稼働が画策され、 鹿児島県の川内原発が優先的に再稼働されようとしています。噴火や火砕流の危険性も高い川内原発は、絶対に稼働するべきではありません。
川内原発の再稼働を阻止する事は、今後目論まれている再稼働ラッシュ阻止の最重要焦点です。

先日「大飯原発3、4号機差止訴訟」では原告団が勝つという、画期的な司法判断がありました。原告団や弁護団の皆さんのご尽力は言うまでもなく、この勝訴は多くの人々の脱原発運動の実り、結晶です。

6月28日、「首都圏反原発連合」「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」が中心になり、川内原発を再稼働させないために、集会とデモを呼びかけます。
首都東京で「川内原発を再稼働させるな!」の意思を可視化し、声を轟かせましょう!




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6月28日に「NO NUKES DAY 緊急!さようなら原発 首都大行進」 

「首都圏反原発連合」「原発をなくす全国連絡会」「さようなら原発1000万人アクション」の3団体は、6月28日(土)、九州電力川内原発の再稼働に反対する「NO NUKES DAY 緊急!さようなら原発 首都大行進」を行うと発表しました。

3団体が統一して行う同行動は2013年6月、10月、2014年3月に続いて4回目となります。

第一部は、午後1時~、明治公園で大集会。福島や川内原発の地元代表の報告、著名人らのスピーチ、関西電力大飯原発で運転差し止めを認めさせた福井地裁判決についても報告があります。

第二部は、2時30分~、明治公園をスタートしての「大行進」。青山通り、原宿を歩きながら原発再稼働反対をアピールします。

同行動には、「脱原発世界会議」「経産省前テントひろば」「再稼働阻止全国ネットワーク」が協力します。

【登壇者】(敬称略)
アピール:内橋克人、澤地久枝、中山千夏、伴英幸
福島からの報告、川内原発現地からの報告
大飯原発裁判について:海渡雄一、鎌田慧
司 会:木内みどり
登壇者情報は決まり次第更新します。


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原子力規制委候補・田中知東大教授の核燃料講座に東電1億円寄付  

政府は5月27日、原子力規制委員会委員に田中知(さとる)・東大大学院教授と石渡明・東北大教授を新たに充てるなど、国会同意が必要な6機関17人の人事案を衆参両院の議院運営委員会理事会にそれぞれ提出しました。

これは9月に任期満了を迎える地震・津波担当の島崎邦彦院長代理と海外機関との調整担当だった大島賢三委員の2人の退任が固まったためです。

ところが、田中氏は原発メーカーから寄付を受け、業界団体の役員も務めた経歴もある、「原子力ムラ」の中心の日本原子力学会の元会長であり、東京電力福島第一原発の事故原因を調べる同学会の事故調査委員会委員長などを歴任した人物。原発推進派なのです。
福島第一原発事故からちょうど一年たった2012年3月15日付け「朝日新聞」に福島第一原発事故を防げなかったのは自分達技術者の責務で反省してもしきれないとしつつも、「だからといって原子力発電がだめだということではない。今回の自己という特別な問題と、原子力の安全という全体の問題は違う。エネルギー保障や産業界への貢献など、原子力はまだまだ必要な技術だ」「原子力は人類が扱える技術だと私は思っている」「絶対の安全はない。絶対の安全があると思考停止するのが一番怖い」などと書いているのです。

さらに田中知教授が担当していた東京大学の核燃料サイクルの研究推進を目的とする講座に東京電力から2011年度までの4年間、計約1億円もの寄付がわたっていたことが判明しています。

時事通信が情報公開請求で入手した資料によると、東電から2008年4月、「核燃料サイクル社会工学寄付講座」向けに2012年度までの5年間で計1億5000万円を提供するとの申し出がありました。東大は毎年度3000万円づつ受け取ることとなり、使途は田中教授を含む専攻内のメンバーで決めたということです。

しかし、福島第一原発事故があったため東電が資金提供の中止を申し入れ、2011年9月末で中止となっています。東大は同11月に提供済みの1億2000万円のうち、使用していない2036万円を返還したということです。

時事通信は田中教授に取材を申し込んでいますが、回答がないそうです。

原発再稼働に前のめりな安倍首相。NHK経営委員といい、安保法制懇といい、カネに卑しく、安倍カラーの強いお友達人事をまた行ったと見られても仕方ないでしょう。


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福島第一「せき」外に基準超える汚染水最大3.4トン流出か 

東京電力は6月6日、福島第一原発で2日に発覚したタンク漏えい事故で、ベータ線が高い汚染水の漏えいが最大4トン、そのうち3.4トンが「せき」外に流出していた可能性があると発表しました。

東電では、今回の漏えい事故の原因は、タンク天板の開口部から雨水が入ったからだとみています。
2月末までは当該タンクでの異常が発見されていないことから、その後最大3か月間に1秒間に1滴の漏えいが続いたと仮定して、この数値を推定しました。

「せき」の排水弁周辺ではベータ線が高線量で測定されており、東電は周辺の土を回収しています。

当該タンクの水からは、1リットル当たり7万2000ベクレルの全ベータ(「ストロンチウム90」などベータ線を出す放射性物質)が検出されていますが、これは東電が雨水を放出する際の基準としている値(同10ベクレル未満)の数千倍規模に相当する濃度だということです。

汚染水が入っているにも関わらず、東電は「雨水」として扱い、「せき」の排水弁を閉めると決めたルールの対象外としていました。


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「戦前の軍国主義」と「戦後の原発主義」―伊藤真氏の指摘 

昨日、とある会合で弁護士で法学館憲法研究所所長の伊藤真氏の講演を聞きました。テーマは「生かそう!憲法~今こそ9条を!~」というもので、安倍政権が解釈改憲でねらう「集団的自衛権の行使容認」について、大変タイムリーな講演内容でした。

その講演の中で、原発問題に関して「なるほど」と納得する話がありました。
それは、「戦前の軍国主義」と「戦後の原発主義」というくだりです。「原発主義」とは伊藤氏の造語のようですが、「戦前の軍国主義」と戦後の今まで、原発を推進してきた状況とがまったく同じであり、為政者の姿勢は何ら変わりがなく、過ちを繰り返しているという指摘でした。

つまり、「戦前の軍国主義」は、あらためて説明は必要がないと思いますが、伊藤氏はその特徴として次の4点を掲げています。
1、政官財(軍需産業)の癒着(大政翼賛体制)
2、国策としての戦争への批判を許さない→批判する者の言論を封じる
3、大本営発表の情報統制によって国民を支配→【神風神話】
4、戦争責任の所在が不明確で総括できず

これに対して「戦後の原発主義」は
1、政官財(電力会社)の癒着(原発翼賛体制)
2、国策としての原発推進への批判を許さない→批判する者を排除
3、マスコミを利用した情報統制→【安全神話】
4、事故の責任が不明確で総括できず

と、そこには同じ縮図が見えるというのです。

さあ、どうでしょうか?伊藤氏が指摘するように、安倍政権が経済的に「強い国」づくりをめざす「富国強兵」のひとつに掲げる「戦後の原発主義」は、「戦前の軍国主義」の誤りを全く反省せず、その歴史から学ぼうとせず、同じ誤りを繰り返しているといっても過言ではないと指摘しているのです。


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「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」 

再びお知らせです。「原発を考える戸田市民の会」が6月21日(土)午後2時から、スーパーオオカワ横の元法務局跡地に建てられた「新曽南多世代交流館・さくらパル」2階大会議室にて行う「ダニー・ネフセタイさん講演会」についてお知らせします。(サイト管理者)


原発問題をご一緒に学び、考えてみませんか?
<「原発を考える戸田市民の会」第4回つどい>

「とめよう原発 やめよう戦争 脱原発のすすめかた」
~「原発とめよう秩父人」代表、ダニー・ネフセタイさん講演会~

と き:2014年6月21日(土)午後2時~4時(午後1時30分開場)
ところ:さくらパル 2階大会議室
    (戸田市新曽南3-1-5 新曽南多世代交流館)

講 師:ダニー・ネフセタイさん

【ダニー・ネフセタイさんプロフィール】
「原発とめよう秩父人」代表。1957年イスラエル生まれ。1980年に来日、自称「在日秩父人」。日本人の妻と子供3人。現在、埼玉県秩父郡皆野町で木工房 『ナガリ家』を営み、注文家具を創りながら、デパートなどでグループ展など多数。イスラエル軍によるガザ地区攻撃をきっかけに、母国イスラエルに対する疑問を抱き、平和を守るために自分のできることをはじめたいと考え、各地で平和をテーマにした講演、さらに脱原発を目指した講演で活躍中。

参加協力券:500円  高校生以下無料
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来年のNPTに50人派遣―日本被団協 

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は6月4日、定期総会を開催し、2014年度運動方針と総会決議、2つの特別決議を採択しました。

あわせて、2015年4月にニューヨークで開催される「核不拡散条約(NPT)再検討会議」に50人の代表団を派遣して、国連本部前で「原爆展」を開催すると発表しました。

運動方針では、原爆被害の実相普及、原爆被害に対する国の償いの実現、原発事故被災者と連帯して原発ゼロを目指す取り組みなどを掲げました。

総会決議では、「核兵器廃絶に向かう世界の流れを確認し、生きているうちに『核なき世界』を見ることができるかもしれないという希望を持つことができました」と表明。岸田文雄外相が、極限の状況では核兵器の使用がありうるとの考えを明らかにしたことを批判しました。
そして安倍内閣が狙う「集団的自衛権行使容認」の動きに対して「憲法9条を骨抜きにする動きは絶対に認めることができません」と強調しています。

総会ではそのほか特別決議として、「被爆70年、核兵器廃絶へいま行動の時」と「『ノーモア・ヒバクシャ訴訟』の勝利をめざそう」の2つを決議しました。


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「原水爆禁止世界大会の2014年世界大会」成功めざして  

昨日もご紹介しましたが、8月に行われる原水爆禁止世界大会の2014年世界大会の成功のために参加と賛同の「呼びかけ文」をご紹介します。(サイト管理者)



<核兵器のない平和で公正な世界のために
原水爆禁止2014年世界大会への参加と賛同をよびかけます>

2014年2月14日 原水爆禁止世界大会実行委員会第73回総会


広島と長崎に原爆が投下されてから69年目の夏を迎えようとしています。私たちは「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに8月2日から9日まで広島と長崎で原水爆禁止2014年世界大会を開催します。

ことしの大会は2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議、原爆投下70年を翌年に控えています。「生きているうちに核兵器のない世界を」の被爆者の願いの実現へ、大きな役割を果たす大会にしなければなりません。核兵器のない世界を願うすべてのみなさんが大会を支持し、連帯の行動を起こし、大会に参加されるようよびかけます。

いま世界は、核兵器禁止・廃絶に向けて揺るぎなく動いています。核兵器を作ることも、持つことも、使うこともすべて禁止する条約の締結へ、交渉を開始しようと求める国々は国連加盟国の3分の2を超えます。広島、長崎への原爆投下に見られる核兵器の非人道性から、その廃絶を求める流れも強まっています。

こうした流れをつくってきたのは、被爆者をはじめ、日本と世界の「核兵器のない世界」を願う人々の声と行動です。来年ニューヨークで開かれるNPT再検討会議にむかって、人々の共同と連帯を広げて、このような世界の流れを、前回2010年再検討会議で合意した「核兵器のない世界の平和と安全」の達成に結びつけなければなりません。

核保有国およびその同盟国には、この合意を実行する上でとりわけ大きな責任があります。自国の安全を核兵器による脅しに頼ることは、武力行使や武力の威嚇を禁じた国連憲章の精神に反し、核兵器廃絶へ向かう世界の大勢にも逆行するものです。

被爆国日本が果たすべき役割は、憲法9条と「非核三原則」を守り、核兵器全面禁止・廃絶の先頭に立つことです。この立場に立って非核平和外交をおこなってこそ、アジアや世界の平和に貢献することができます。わたしたちは、この日本で、安倍政権がすすめる「戦争できる国づくり」をやめさせ、核兵器全面禁止と非核平和日本の実現をもとめる声と行動をおこさなければなりません。

原水爆禁止2014年世界大会は、それら日本と世界の人びとの非核平和の声と行動の結集の場です。大会は、人類の生存のために努力する政府や公的機関、自治体、NGO、草の根の運動の共同と連帯の場であり、現在と未来を担う広範な世代の交流の場です。また、東京電力福島第一原発事故被災者をはじめ、すべての核被害者との連帯を発展させます。

みなさんが、この世界大会を支持され、「核兵器全面禁止のアピール」署名や原爆展、まもなく静岡で開催される「3・1ビキニデー集会」や、国民平和大行進など大会成功のための草の根の諸行動にとりくみ、その成果を持ち寄って大会を成功させましょう。




【出典】日本原水協 http://www.antiatom.org/


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原水爆禁止2014年世界大会プログラム決まる 

毎年8月に広島と長崎で行われる原水爆禁止世界大会の2014年世界大会プログラムが決まりましたので、ご紹介します。(サイト管理者)



<国際会議>
8月2日(土)14:00~19:00 開会総会/全体会議(広島市文化交流会館 3階・銀河)
8月3日(日) 9:30~12:30 全体会議(広島市文化交流会館 3階・銀河)
      14:00~18:00 分科会(3会場)
8月4日(月) 9:30~11:00  閉会総会(広島市文化交流会館 3階・銀河)

<世界大会―広島>
8月4日(月)14:00~16:30 開会総会(広島県立総合体育館・グリーンアリーナ)
8月5日(火) 9:30~15:00  分科会(広島市内各会場)
8月6日(水)10:30~13:00 閉会総会(広島県立総合体育館・グリーンアリーナ)
     19:30~20:30 ヒロシマデーとうろう流し(基町河川公園)

<世界大会―長崎>
8月8日(金)13:00~16:00 国際交流フォーラ(長崎大学・中部講堂)
8月9日(土)10:30~13:00 世界大会―長崎(長崎市公会堂ホール)


【出典】日本原水協 http://www.antiatom.org/


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福島第一「井戸水」基準超え、「地下水バイパス」に暗雲 

東京電力は5月31日、福島第一原発の「地下水バイパス計画」で海への放出基準を超えたため27日にくみ上げを停止した井戸で、29日採取した地下水でも同レベルの1リットル当たり700ベクレルの「トリチウム(3重水素)」を検出したと発表しました。

この井戸は12本ある「くみ上げ用井戸」の最南端にあり、26日採取分で放出基準の同1500ベクレル未満を超えていたため作業を停止していたものです。
この井戸の上流には、昨年8月に高濃度放射能汚染水が漏洩下タンクがあり、最近では周辺の地下水の上昇傾向が見られることから、これが原因ではないかと見られています。

「地下水バイパス計画」は原子炉建屋地下などへの地下水流入による高濃度放射能汚染水の増加を抑制するために、建屋の山側で地下水をくみ上げ、海に流す計画です。これまで東電は2回放水を実施し、5月21日に約560トン、5月27日に約640トンを放出。6月2日にも3回目の放出を予定していますが、井戸からのくみ上げができないような汚染レベルの検出が継続し、「地下水バイパス計画」の前提が崩れる事態が懸念されます。


【出典参考】2014年6月1日付け「しんぶん赤旗」


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世界の核兵器17270発 

2010年5月、世界190カ国が参加して行われた「核不拡散条約(NPT)再検討会議」では、一致して「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことを宣言しました。

核兵器を持つ国は自国の核兵器を完全に廃絶し、すべての国が、核兵器のない世界を支える「枠組」をつくるために「特別の努力」をすることも決まりました。

しかし、世界の核兵器の数は現在もおよそ17270発もあるとみられています。その90%以上は今なおアメリカとロシアが保有しているのです。
確かに「冷戦」のときのピークの70000発からみれば、数は減っていますが、それでも「核兵器ゼロ」にならないのは、とりわけ核大国や日本のような核大国の同盟国が、核兵器全面禁止へと動き出そうとしないからです。

世界の核兵器の数を見てみましょう。

アメリカ (7700)
ロシア  (8500)
イギリス ( 225)
フランス ( 300)
中国   ( 250)
インド  ( 90ー110)
パキスタン(100ー120)
イスラエル( 80)
北朝鮮  (  6ー8)
合計   17270発

【出典参考】日本原水協2014年パンフより

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