大飯原発-活断層であることが否定できないなら直ちに停止せよ
2012/11/18 Sun. 07:06
現在、国内で唯一稼働中の関西電力・大飯原発3、4号機の敷地内に危険な活断層が存在する可能性が指摘され、原子力規制委員会の専門委員5人による現地調査の結果、全員が「活断層である可能性は否定できない」との認識を示しました。
■信州大学准教授の廣内大助氏は、「活断層ではなく地滑り」とする関西電力の主張に対して「単純にそう判断するのは難しい」と述べ、「むしろテクトニックなもの(地殻変動による断層変異)である可能性が否定できない」と分析しました。
■産業技術総合研究所主任研究員の重松紀生氏は、関西電力が示したデータを不十分と指摘し、「F-6だけでなく、破砕帯は複数あるという印象」と述べました。
■立命館大学教授の岡田篤正氏は「まだ、これを活断層だと言うことはできない」と述べつつも、地滑りの専門家を含めた分析の必要性を示しました。
■東洋大学教授の渡辺満久氏は、「原発の最重要施設の直下に活断層は存在する。見落とされたのは、(関電の)不適切な調査、ずさんな調査結果によるものだ。追加調査するなら、原子炉を停止して、すべてを調査し直すべきだ」と述べました。
■規制委員長代理の島崎邦彦氏は、旧原子力安全・保安院時代に活断層調査に問題があった点に触れながら、「非常に限られたデータで議論しているのが問題」と再調査を主張しました。
このように調査にあたった原子力規制委員会の専門家が「活断層は否定できない」立場ですから、活断層が否定できない以上、「疑わしきは停止」することが筋であり、一刻も早く運転を中止すべきです。
■「原発を考える戸田市民の会」公式ホームページ
http://genpatsutoda.web.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」併設ブログ
http://genpatsutoda.blog.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」ツイッター
http://twitter.com/genpatsutoda
■「原発を考える戸田市民の会」ツイログ
http://twilog.org/genpatsutoda
■信州大学准教授の廣内大助氏は、「活断層ではなく地滑り」とする関西電力の主張に対して「単純にそう判断するのは難しい」と述べ、「むしろテクトニックなもの(地殻変動による断層変異)である可能性が否定できない」と分析しました。
■産業技術総合研究所主任研究員の重松紀生氏は、関西電力が示したデータを不十分と指摘し、「F-6だけでなく、破砕帯は複数あるという印象」と述べました。
■立命館大学教授の岡田篤正氏は「まだ、これを活断層だと言うことはできない」と述べつつも、地滑りの専門家を含めた分析の必要性を示しました。
■東洋大学教授の渡辺満久氏は、「原発の最重要施設の直下に活断層は存在する。見落とされたのは、(関電の)不適切な調査、ずさんな調査結果によるものだ。追加調査するなら、原子炉を停止して、すべてを調査し直すべきだ」と述べました。
■規制委員長代理の島崎邦彦氏は、旧原子力安全・保安院時代に活断層調査に問題があった点に触れながら、「非常に限られたデータで議論しているのが問題」と再調査を主張しました。
このように調査にあたった原子力規制委員会の専門家が「活断層は否定できない」立場ですから、活断層が否定できない以上、「疑わしきは停止」することが筋であり、一刻も早く運転を中止すべきです。
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