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内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

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2021年1月23日 新年初登山は雪の弥彦山 表参道コース

2021年1月23日
年末年始や1月の2週目にあった大雪でなかなか出掛けたりもできずにいましたが、その雪もようやく落ち着き天気も少し回復の予報となっていたこの日はようやく今年初の登山へ。
今年もまずは山の神様への挨拶を、という事で弥彦神社の奥宮のある弥彦山に登る事にしました。
登るコースについては久しぶりに裏参道コースなんかも行きたいなと思いましたが、いまだ山には多くの雪がありカンジキなどをまだ持たない自分には雪深くなったら進めなくなる可能性もあったのでここはやはり登る人も多く踏み跡もしっかりとしている表参道コースへと行く事にしました。

この日は午前11時半過ぎくらいに弥彦に入り、登山などで長時間駐車する際に指定されている競輪第一駐車場へ。

しかし、駐車場は雪によって狭くなっていたり、多くの参拝客などの車があったりでほぼ満車。
ごった返す駐車場内で少し足止めも食らいつつどうしようかな…と思いましたが、弥彦神社などから道を挟んで向かいにある競輪第五駐車場の方に行くと空きがあったのでそちらに駐車できました。





無事に車を停めて準備を整えたあとは、参拝客で混雑していそうな弥彦神社はまずはスルーしていつもの弓道場などがある道から登山口へ向かう。

この道の途中にあるトイレは弓道場側の階段は雪で埋まっていましたが、神社側の通路の方は除雪してあって利用する事ができました。





弥彦神社拝殿脇の林道から登山口へ向かう途中、ロープウェイの休業案内が出ていました。

1月20日~3月12日まで運休との事。
頂上・御神廟に行くには今回は文明の利器は使えず自力で登って下りてこないといけない…ゴクリ。





そして除雪してある林道を歩いてくると登山口に到着。

ここから登山スタート。



もくじ
1.表参道コース登山
2.頂上・九合目付近
3.下山へ





■表参道コース登山

登山道に入ってからはもうずっと雪の上という事で、今回は長靴履き。

滑り止めにチェーンスパイクも装着しました。





登山道は多くの人が登っているようでしっかり踏み固められていて踏み跡を外れなければあまり潜ったりはしない。

しかし、麓付近は水気が多くくっつきやすい雪質だったようで歩いているとチェーンスパイクが地面に貼りつくような感覚があり何度も長靴からすっぽ抜けました。
いやぁ、これはなかなかのストレスだった…前に使った後にはくっつきにくいようにシリコンスプレーも吹いておいたんだけどなぁ…(;´Д`)

後で考えてみたら、紐などで足首に結んでしっかり固定した方が良かったかもでしたね。





そんなこんなありながらなんとか登ってきて、一合目。

一合目の標柱は雪に埋もれなんとか「一」が出ている状態でした。





そして二合目。

こちらはもう完全に埋もれていたっぽい感じですが、誰かが掘り返して何とか頭だけ見えている感じでした。

一合目と二合目の標柱については下りの時にもう少し見えた方がいいな~と思ったのでもうちょっと雪を掘ってきました(^^ゞ





そして三合目。

こちらの標柱は完全に雪の下。
確か中央奥にある枯れ枝の右手らへんにあった気がしますが、もうそこまで行くのも手間ですねf(^-^;)





三合目を過ぎて、五合目へ続く旧道との分岐。

ここはどちらの道にも踏み跡がありましたが、旧道は秋にチャレンジした時に片側が切れ落ちた所があり危なそうと思った事があったので今回は左に曲がり本線を進みました。





旧道の分岐から少し進むと四合目に続く急階段の登り口となり少し景色が開ける。

頂上方面を望むと、お、今日は晴れてるぞ。





この急階段の手前の夏はベンチがある所ではこのところヤマガラがよくいるようで見る事ができました。

ほー、この子がヤマガラか~。
登山アプリの方でよその人の記録を見ると手乗りでエサやりをしている様子なんかも見られたりで人に慣れているようです。
…が、自分がここで立ち止まっていたら何羽かいたヤマガラみんな飛んで逃げてったんですけど~…(T_T)





まるで「なに見てんだコラァ」と言いたげな表情が撮れた(笑)






とヤマガラポイントで休憩している間にもたくさんの人が行き来していました。

ここまで登ってくる間にもほんとたくさんの人とすれ違いましたね。
さすが弥彦山、冬でも人の多い山です。
ちなみに、コースの踏み跡はほぼ一人分の幅しかなくて他の人とすれ違う時はどちらかが脇に避けないといけない状態でしたが、いい休憩になるので今回は自分が率先して道を譲りました(笑)





四合目への階段を登り始めると左手に開ける国上山と平野の景色。

おお~綺麗。
頂上からの景色に期待が膨らみます。







そして四合目。

こちらも標柱やベンチは雪の下。





五合目へ。

ここからは夏道の本線は五合目~七合目間で雪崩の危険性が高いとの事でこの時期は旧道がメインコースとなっていました。
鳥居の脇から尾根の道(人が立っている所)へと登っていきます。





こちらの旧道も、秋にチャレンジした時になかなかの急登だったと経験していましたが、冬場もやっぱりキツイ。

所々小さい休憩を入れながら少しずつ登っていきました。





そんな急登の途中で後ろを振り返って見ると、木々の向こうに景色が広がる。

おお~いいねぇ♪





更に急登は続く。

いやぁキツイ、太腿に疲労を感じます。
そういえば年明けからは悪天候にかまけて普段のウォーキングなどもサボり気味だったのでちょっと衰えたかなf(^-^;)
また歩くようにしないと。





なんとか急登をクリアすると夏道と合流。

七合目へと続く夏道の方にもわずかながら踏み跡がありました。
ここでちょうど下りてきた年配のお嬢さんも「行ってみよう」なんて言って進んで行かれましたが、お気をつけて!





そして八合目。

夏場なら右手の電柱の辺りに標柱があったはず。
そういえばいつの間にやら雪質が変わったようでこの辺りではチェーンスパイクのすっぽ抜けはあまり起こらなくなりました。
普通に歩けるって素晴らしい(笑)





更に進み、九合目の展望レストランが見えてくる。

この時期は夏場より建物がよく見えるなぁ。





九合目に到着。

夏場はロープウェイや弥彦スカイラインから登ってきた観光客なども合わさってひと気の多いここもこの時期はさすがに静かですね。





九合目からは日本海の景色が開ける。

佐渡ヶ島はあいにく見えませんでした。





頂上方面へと進み、夏場は手すりのあるコンクリ階段のところ。

こちらは手すりまですっかり雪に埋もれ坂道となっていました。
いやぁ、こんな状態の時に来たのは初めてだ。
そしてこの辺は尾根道という事で、この時は左側の陸側から冷たい風が吹いていて薄手の手袋では手が冷えて痛かった。
それと同時に耳も痛かったので、念のためにと持ってきていた夏用のネックゲイターを耳と口元を覆うように付けたら、さすがに夏用では充分とは言えないまでも結構冷えを抑えられたので持ってきていて正解でした。





最後のコンクリ階段も雪の坂道。

これをクリアすればいよいよ頂上だ。





■頂上・九合目付近

最後の階段をクリアして頂上手前の鳥居の前へ。

積雪期の弥彦山頂は裏参道コースの方から何度か来た事がありましたがその時は雪の少ない年だったのでやはりこちらもこんなに雪のあるのは初めてでしたね。





鳥居の左手には白銀の越後平野が広がっていました。

いやぁ、綺麗げら~。
この景色、登山を始める前の写真を撮るのに興味を持った頃からいつか見てみたいと思っていた景色でしたがようやく見る事ができました。
欲を言えば、もっと晴れてたら良かったなとか細かい事はいくつかありますが、まずはここまで来て見れた事がやっぱり嬉しかったですね。





多宝山と新潟市方面。






頂上の積雪は手すりを越えているので腰上くらいかな?






来た方を振り返る。

アンテナと多宝山の間には角田山も見えていました。
あっちもまた登りたい。





そして頂上・御神廟に到着となりました。

今年は初詣もまだだったのでこちらで諸々合わせての参拝となりました。
弥彦神社の作法に倣い二礼四拍手一礼で参拝。
賽銭箱は雪に埋もれていましたが、みんなその上辺りの雪の上にお賽銭を置いていました。





頂上から望む長岡市方面。






寺泊方面。






頂上手前の鳥居の所に戻って自撮りしてみたり。

この日登ってくる間は上半身は肌着・Tシャツ・パーカー・薄手の手袋くらいでも汗ばむくらいでしたが、頂上付近は冷たい風が強く吹いていたのでザックに入れてきた上着と防寒テムレスを装備しました。





御神廟を参拝し景色を楽しんだ後は少し下ってきて九合目の展望レストランの所へ。

ロープウェイ運休中とあって展望レストランも3月まで休業となっていました。
自販機は年末に来た時と同様に販売中でした。





レストランの庇の下にベンチがあったのでここを借りて休憩を取る事にしました。

ここは頂上より風は穏やかでした…が、動かずに留まっているとやはり頂上で上着を着た格好でも寒くなりましたね。
冬場の休憩中の服装はどの程度必要かまだまだ迷うところですf(^-^;)





今回の昼食兼おやつはこんな感じ。

ホットココア、あんとホイップクリームのドーナツ、バナナ。
うんまかった(*´ー`*)
弥彦山は火気厳禁なのでお湯は水筒で持ってきました。





■下山へ

休憩を終えた後は下山へと入りました。

九合目からピストンで下っていきます。





九合目から少し下ったところでまた景色が開ける。

真ん中あたりに弥彦の大鳥居があるの、分かるかな?





八合目へ下る途中。

いやぁ、下りも眺めがいい♪





八合目を過ぎて旧道との分岐。

今回はもちろん直進して旧道へ。
雪崩の危険性が無くなったらまた右の夏道ですね。





旧道の下りは高度感があってちょっと緊張感がある。

しかしこちらも正面には木々の向こうに景色が見えていたのでほんと良かった。





五合目から四合目へ続く細尾根も両サイドにいい景色。






四合目過ぎの急階段でも正面に景色が覗く。

やっぱり冬は景色の開けるポイントが多くていいね♪





急階段を下りたベンチのある所では、誰かがエサを撒いたのかヤマガラが食べに来ていました。

食べては飛び、食べては飛びなのでなかなか動きは激しかったけど、登りの時よりじっくり見れた気がします(^-^)







更に下っていく。

誰かがすり足で下りた跡がありましたが、こうなってるとステップが無くなっているのでちょっと滑りそうで怖いf(^-^;)





麓の茶屋が見えてきた。

というところまで下りてきた所で、下から何やらズルズル滑りながらも登ってくる青年が。
すれ違うところまで来たところで「上までどのくらいかかりますか?」って聞かれてちょっとびっくり。
この時点で時刻はもうすぐ16時というところになっていたので、「一時間以上かかるから上で暗くなるよ」と答えるとさすがに諦めたようで下山へと入ってくれました。
その青年、見れば服装は普段着っぽい軽装に履物はキャンバスシューズのような底の平らなもの。
ここまで登ってきたのも凄いけど、このまま登るのを見送ってたらどこかで行くも戻るも厳しくなってたんじゃないかなと思うと自分もその後あの人どうなったかなと心配になっていたと思うので、諦めてくれてありがとうという感じでしたf(^-^;)





彼はカメラを持っていたのと、少し交わした会話からロープウェイが運休だったので歩いて登れるかと思って来たようでした。

上からの景色は写真好きとしてはぜひ見てもらいたいものでしたが、さすがに装備と時間帯が悪すぎでしたね。
もしまだ興味がなくなってなければ装備などもしっかりと整えて、またはロープウェイのやっている時にいつかまた見に来てほしいものです(´ω`)





そんなこともありつつ、登山口に到着。

無事に行ってこれました。





駐車場に戻る前に弥彦神社に寄ってみたり。

神社越しに弥彦山頂方面をパシャリ。
参拝客でまだ混雑していたので、奥宮でお参りしてきたしこちらでの参拝は省略させて頂きました。





摂社末社にも行ってみたり。

こちらは人も少なく静か。
いい雰囲気(*´ω`*)





神社からお土産屋さんの方へ。

この日も緑の庇の伊藤屋さんでこんにゃく煮を食べました。
前回もだけど写真を撮る前にかじりついちゃったのでこんにゃくの写真が撮れてない(笑)





そして車を停めた競輪第五駐車場に戻り、ゴール。

いやぁ、冬の弥彦山からの景色、ほんと最高でした(^-^)
しかしながら雪上の歩きにくさと年明けからの運動不足が祟ったのか太腿や腸脛靭帯の辺りは疲労が多い感じでしたね。
今年もたくさんの山へ行けるようにまたトレーニングしていかないとです。


今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。



天気:曇り
人数:1人
コースタイムまとめ
競輪第五駐車場出発 11:52
表参道コース登山口スタート 12:13
二合目 12:38
五合目 13:04
八合目 13:29
九合目 13:35
頂上 13:50~14:13
九合目・展望レストラン付近 14:25~14:55
八合目 15:00
五合目 15:18
二合目 15:38
表参道コース登山口ゴール 16:06





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