人工筋肉の衝撃吸収インソール ソルボライトPRO レビュー
またひとつ靴に入れるインソールの紹介・レビューです。
登山に使うための靴に入れるインソールとしては今までのところ以前記事で紹介したソルボライトがクッション性なども含めてお気に入りでしたが、運動量が上がってくると少しばかり足の裏が暑くなる(蒸れる?)のが気になっていました。
その点が解消できるかもしれないインソールとして気になっていたものがあり、それを購入・使用してみたので紹介・レビューしてみたいと思います。
今回紹介・レビューするインソールがこちら。
「ソルボライト」と同じ三進興産株式会社の「ソルボライトPRO」。
実際に購入した商品がこちらになります。
こちらもソルボライトと同じく人工筋肉「ソルボセイン」を使用した衝撃吸収インソール、「ソルボライトPRO」。
今回は楽天市場で購入し、購入時の価格は1,421円(税込)でした。(価格は変動する事がありますので随時ご確認下さい。)
自分が使っているトレッキングシューズが26.5cmなので、26.5~27.5cm用のLサイズを購入。
サイズについては22.0~29.0cmまでの対応品があるようです。
袋から出してまずは表面。
「ソルボライト」は表面が毛足の短い起毛素材のような感じでしたが、こちらはメッシュ素材になっていて吸水性・速乾性があるモデルとの事。
形状的には、土踏まず辺りの中央付近に少しアーチ状の盛り上がりがありますが、全体的には踵もそれほど高くならずフラットな感じに思いました。
踵側はカップ状になっていてホールド性も良さそうです。
生地色は他の色の展開は無くパープルだけのようです。
メッシュ部分をアップで。
三層の立体生地によってクッション性と空気の還流効果があるようです。
吸水・速乾性があり、防汚加工もされているようですね。
裏面。
青い色の部分が人工筋肉のソルボセインで、指で押してみるとムニムニとした感触。
「ソルボライト」では赤でしたが、色の違いによる固さの違いなどは無く同じ固さかなと思います。
このソルボセインが衝撃吸収をはじめ、体圧の分散、ねじれや前後左右のズレの力を吸収してくれるとの事。
そして抗菌性にも優れ、菌の増殖も防いでくれるようですね。
その他の白い部分についてはソルボセインではないようですが、こちらもムニムニとした感触の材質でクッション性がありそう。
ソルボセインの部分についてはペタペタとしたくっつくような手触りもあり、その保護の為か透明のフィルムが付いていました。
■実使用感
靴に入れる前にまずはサイズ合わせ。
今回も元々入っていたインソールと踵側を合わせた状態で形をカットしました。
靴に入れるとこんな感じ。
紫がちょっと派手な気がしますが…山小屋などで脱いだ時に自分の靴と分かりやすいかなという気はしますね(笑)
まずインソールを靴に入れる時ですが、こちらも「ソルボライト」と同じくフィルムを剥がした裏面のソルボセインの部分がペタペタとして周りの生地に引っ掛かる感じで、位置合わせはちょっと大変でした。
しかしその分、靴の中でインソールが動く事は少なそうです。
靴の中に砂埃などが入っているとソルボセインの部分にくっついてしまったので、入れる前にはよく埃を落とした方がいいですねf(^-^;)
そして履き心地。
履いた分にはソルボセインや裏面の素材のムニムニ感は特に気にならない感じ。
純正のインソールより厚みが増した分、靴内のフィット感が上がったように思いました。
自分は山行中に膝痛が出る事がありますが、ソルボインソールを使用するようになってからは痛みが出るまでの間隔はちょっと長くなっている気はしますね、その点はこちらでも感じられました。
足の裏に当たる表面生地については、メッシュのザラザラ感がちょっと足の裏に感じますね、履き慣れるまでは少し気になるかもしれません。
ちなみに先日、休憩含めての全行程8時間以上の山行に使用してきたんですが、そのザラザラ感のせいか最後の方では足の裏が擦れてヒリヒリするような感じになってしまいました。(ちなみにその時は膝痛も出ていたので庇った歩き方になっていたせいもあるかもしれませんがf(^-^;))
片道2時間以内程度の山行の場合にはこれは起こらなかったので短距離なら問題ないかなと思いますが、長距離山行ではちょっと気を付けないといけないかもしれません。
そして期待していた蒸れについてですが、運動量が上がるとこちらでもやはりちょっと足の裏が暑く感じる事があるように思いました。
期待していたほどの蒸れの軽減効果は無かったかなという所ですかねf(^-^;)
使用後に乾かす分には乾燥は早いかなと思います。
という事で、いい点・気になった点をまとめてみると、
□いい点
・クッションは適度な硬さがあるので歩く際にはあまり気にならない。
・人工筋肉が衝撃吸収の他、体圧の分散、ねじれや前後左右のズレの力を吸収してくれる。
・膝痛が出るまでの間隔が長くなった気がする。
・形状がフラットに近い分、キャラバンC1-02s純正のインソールと比べても履き心地がそれほど変わらない。(中央アーチ部だけ気になる人は気になるかも?)
・クッションの厚さによって靴内のフィット感が上がった。
・使用後の乾燥が早い。
□気になった点
・ソルボセインがペタペタしてインソールを靴に入れるのがちょっと大変。
・ソルボセインが砂埃などを吸着する。
・インソール表面生地が運動量が上がるとちょっと暑さを感じる(蒸れる?)。
・メッシュの表面生地によって長距離の場合には足の裏が擦れて痛くなる可能性がある。
・クッション材の厚さによって、サイズピッタリの靴だと窮屈になりそう。
といったところでしょうか。
という事で、個人的にこのインソールを星5点満点で評価するなら、価格と機能も考慮したうえで、
★★★☆☆
3点、としたいと思います(^-^)
こちらも「ソルボライト」と同じくクッション性のあるインソールの割には適度な硬さもあって踏み込みや踏ん張りも結構利く感じでしたが、期待した蒸れの改善や、長距離での足裏の痛みの可能性を考えるとちょっと期待していたよりは低めの点数かな、といった感じでしたf(^-^;)
とはいえ短距離低山などの山行では特に問題は無かったので、そちらをメインにしたり、長靴登山で使用するのにもいいかなと思うのでそちらで使用していきたいと思います(^-^)
以前紹介・レビューしたソルボライト。
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登山に使うための靴に入れるインソールとしては今までのところ以前記事で紹介したソルボライトがクッション性なども含めてお気に入りでしたが、運動量が上がってくると少しばかり足の裏が暑くなる(蒸れる?)のが気になっていました。
その点が解消できるかもしれないインソールとして気になっていたものがあり、それを購入・使用してみたので紹介・レビューしてみたいと思います。
今回紹介・レビューするインソールがこちら。
「ソルボライト」と同じ三進興産株式会社の「ソルボライトPRO」。
実際に購入した商品がこちらになります。
こちらもソルボライトと同じく人工筋肉「ソルボセイン」を使用した衝撃吸収インソール、「ソルボライトPRO」。
今回は楽天市場で購入し、購入時の価格は1,421円(税込)でした。(価格は変動する事がありますので随時ご確認下さい。)
自分が使っているトレッキングシューズが26.5cmなので、26.5~27.5cm用のLサイズを購入。
サイズについては22.0~29.0cmまでの対応品があるようです。
袋から出してまずは表面。
「ソルボライト」は表面が毛足の短い起毛素材のような感じでしたが、こちらはメッシュ素材になっていて吸水性・速乾性があるモデルとの事。
形状的には、土踏まず辺りの中央付近に少しアーチ状の盛り上がりがありますが、全体的には踵もそれほど高くならずフラットな感じに思いました。
踵側はカップ状になっていてホールド性も良さそうです。
生地色は他の色の展開は無くパープルだけのようです。
メッシュ部分をアップで。
三層の立体生地によってクッション性と空気の還流効果があるようです。
吸水・速乾性があり、防汚加工もされているようですね。
裏面。
青い色の部分が人工筋肉のソルボセインで、指で押してみるとムニムニとした感触。
「ソルボライト」では赤でしたが、色の違いによる固さの違いなどは無く同じ固さかなと思います。
このソルボセインが衝撃吸収をはじめ、体圧の分散、ねじれや前後左右のズレの力を吸収してくれるとの事。
そして抗菌性にも優れ、菌の増殖も防いでくれるようですね。
その他の白い部分についてはソルボセインではないようですが、こちらもムニムニとした感触の材質でクッション性がありそう。
ソルボセインの部分についてはペタペタとしたくっつくような手触りもあり、その保護の為か透明のフィルムが付いていました。
■実使用感
靴に入れる前にまずはサイズ合わせ。
今回も元々入っていたインソールと踵側を合わせた状態で形をカットしました。
靴に入れるとこんな感じ。
紫がちょっと派手な気がしますが…山小屋などで脱いだ時に自分の靴と分かりやすいかなという気はしますね(笑)
まずインソールを靴に入れる時ですが、こちらも「ソルボライト」と同じくフィルムを剥がした裏面のソルボセインの部分がペタペタとして周りの生地に引っ掛かる感じで、位置合わせはちょっと大変でした。
しかしその分、靴の中でインソールが動く事は少なそうです。
靴の中に砂埃などが入っているとソルボセインの部分にくっついてしまったので、入れる前にはよく埃を落とした方がいいですねf(^-^;)
そして履き心地。
履いた分にはソルボセインや裏面の素材のムニムニ感は特に気にならない感じ。
純正のインソールより厚みが増した分、靴内のフィット感が上がったように思いました。
自分は山行中に膝痛が出る事がありますが、ソルボインソールを使用するようになってからは痛みが出るまでの間隔はちょっと長くなっている気はしますね、その点はこちらでも感じられました。
足の裏に当たる表面生地については、メッシュのザラザラ感がちょっと足の裏に感じますね、履き慣れるまでは少し気になるかもしれません。
ちなみに先日、休憩含めての全行程8時間以上の山行に使用してきたんですが、そのザラザラ感のせいか最後の方では足の裏が擦れてヒリヒリするような感じになってしまいました。(ちなみにその時は膝痛も出ていたので庇った歩き方になっていたせいもあるかもしれませんがf(^-^;))
片道2時間以内程度の山行の場合にはこれは起こらなかったので短距離なら問題ないかなと思いますが、長距離山行ではちょっと気を付けないといけないかもしれません。
そして期待していた蒸れについてですが、運動量が上がるとこちらでもやはりちょっと足の裏が暑く感じる事があるように思いました。
期待していたほどの蒸れの軽減効果は無かったかなという所ですかねf(^-^;)
使用後に乾かす分には乾燥は早いかなと思います。
という事で、いい点・気になった点をまとめてみると、
□いい点
・クッションは適度な硬さがあるので歩く際にはあまり気にならない。
・人工筋肉が衝撃吸収の他、体圧の分散、ねじれや前後左右のズレの力を吸収してくれる。
・膝痛が出るまでの間隔が長くなった気がする。
・形状がフラットに近い分、キャラバンC1-02s純正のインソールと比べても履き心地がそれほど変わらない。(中央アーチ部だけ気になる人は気になるかも?)
・クッションの厚さによって靴内のフィット感が上がった。
・使用後の乾燥が早い。
□気になった点
・ソルボセインがペタペタしてインソールを靴に入れるのがちょっと大変。
・ソルボセインが砂埃などを吸着する。
・インソール表面生地が運動量が上がるとちょっと暑さを感じる(蒸れる?)。
・メッシュの表面生地によって長距離の場合には足の裏が擦れて痛くなる可能性がある。
・クッション材の厚さによって、サイズピッタリの靴だと窮屈になりそう。
といったところでしょうか。
という事で、個人的にこのインソールを星5点満点で評価するなら、価格と機能も考慮したうえで、
★★★☆☆
3点、としたいと思います(^-^)
こちらも「ソルボライト」と同じくクッション性のあるインソールの割には適度な硬さもあって踏み込みや踏ん張りも結構利く感じでしたが、期待した蒸れの改善や、長距離での足裏の痛みの可能性を考えるとちょっと期待していたよりは低めの点数かな、といった感じでしたf(^-^;)
とはいえ短距離低山などの山行では特に問題は無かったので、そちらをメインにしたり、長靴登山で使用するのにもいいかなと思うのでそちらで使用していきたいと思います(^-^)
以前紹介・レビューしたソルボライト。
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