BICライターを購入しました
登山においてライターは山の上でバーナーや固形燃料に火を点けて温かい食べ物を取ったり、遭難などの緊急時には焚火で暖を取ったり(通常時の山においては焚火は基本的に禁止ですが)、木をいぶして狼煙を上げたり、暗闇で明かりを取ったりと携行しておくと何かと便利なアイテムのひとつですね。
いわゆる100円ライターと云われる使い捨てのガスライターなんかは最近だと100均で4~5本セットで100円なんてものもあり、自分もそれをいくつかザックやポケットに常備していました。
しかし100均で買ったようなライターの場合、使っていくうちにガスの出が不安定になったりして火が点かなくなったりする事がある。
万が一の時にそうなったら命に関わる場合もあるかもしれません。
そこで今回はBICのライターを購入したので紹介してみたいと思います。
BICライター、見た目は他の使い捨てライターと同じようないわゆる100円ライター。
ですが、こちらはレギュラータイプの定価で一本130円(税別)、スリムタイプの定価で一本120円(税別)、ミニタイプの定価で一本110円(税別)と、100均で売っているものと比べるとちょっとだけお高め。
しかし、登山において必要な要素をいくつも含んでいるライターです。
BICライターはフランス発のブランドライター。
1970年代に火炎調節機能付きのライターが発売されて以来、40年以上多くの人に愛用されているライター、との事ですね。
カタログ値で約3000回を明記する着火回数(レギュラータイプ)、炎の安定性、ボディの耐火性など、長年信頼されているそれらは登山においても必要な要素ではないでしょうか。
■使われているガスは無臭性のイソブタンガス
100均などで売られている使い捨てライターに使われているガスは基本的にはブタンガス(ノルマルブタン)、またはイソブタンとブタンガスの混合ガスが多いようですが、BICライターの場合はイソブタン100%。
ノルマルブタンは気化温度が約-0.5℃
イソブタンは気化温度が約-11.7℃
という事で、イソブタンの方が低い温度下でもガスが気化しやすく燃えやすいので冬山や高度が高く気温の低い山ではより信頼性がありますね。
ただし、BICライターの欠点としては残りのガス容量が見えないのでそこだけ注意が必要です。
■登山に持っていくならフリント(火打石)式
ライターの着火方法には発火石をやすりで削って飛ばす「フリント式」と、スイッチを押す事で電気の火花を発生させる「電子式」があり、BICライターでもそれぞれ商品が出ていますね。
電子式の方がスイッチをカチッと押すだけで簡単に火が点き石の減りなども気にせずに使えて便利ですが、登山の場合は2000mを越える高山や寒い場所では気圧や気温の低下によって発火できなくなることがあるようです。
フリント式やマッチなら高山や低温下でも発火できるようなのでこちらを選んでおいた方が無難ですね。
ただし、やすり部分が濡れると発火しにくくなるという欠点はあるので濡らさないように携行した方が良さそうです。
そして最近のライターでは子供が遊んで火を点けて火事になったり事故になったりといった誤使用を防ぐ為にCR(チャイルレジスタンス)機構が付いていますが、BICライターはやすり部分にカバーが付いていて少し押し込むように操作しないと着火できないようになっていました。
しかしこれは自分が操作してみた感じでは、たまにほんの少し引っ掛かるような感じはあるものの大人が普通に火を点ける操作をする分にはほとんど気にならないくらいだと思いました。
という感じで以上、BICライターの紹介でした。
山に登っていざバーナーに火を点けようとしたら点かなかったり、万が一の事故・遭難時に「使えない!」という事が無いようにしたいですね。
自分も「お金を掛けずに山を楽しむ」をモットーに安いアイテムなどから登山を始めた身ではありますが、少しずつ道具もレベルアップして高い山にも挑戦していきたいと思います(^-^)
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いわゆる100円ライターと云われる使い捨てのガスライターなんかは最近だと100均で4~5本セットで100円なんてものもあり、自分もそれをいくつかザックやポケットに常備していました。
しかし100均で買ったようなライターの場合、使っていくうちにガスの出が不安定になったりして火が点かなくなったりする事がある。
万が一の時にそうなったら命に関わる場合もあるかもしれません。
そこで今回はBICのライターを購入したので紹介してみたいと思います。
BICライター、見た目は他の使い捨てライターと同じようないわゆる100円ライター。
ですが、こちらはレギュラータイプの定価で一本130円(税別)、スリムタイプの定価で一本120円(税別)、ミニタイプの定価で一本110円(税別)と、100均で売っているものと比べるとちょっとだけお高め。
しかし、登山において必要な要素をいくつも含んでいるライターです。
BICライターはフランス発のブランドライター。
1970年代に火炎調節機能付きのライターが発売されて以来、40年以上多くの人に愛用されているライター、との事ですね。
カタログ値で約3000回を明記する着火回数(レギュラータイプ)、炎の安定性、ボディの耐火性など、長年信頼されているそれらは登山においても必要な要素ではないでしょうか。
■使われているガスは無臭性のイソブタンガス
100均などで売られている使い捨てライターに使われているガスは基本的にはブタンガス(ノルマルブタン)、またはイソブタンとブタンガスの混合ガスが多いようですが、BICライターの場合はイソブタン100%。
ノルマルブタンは気化温度が約-0.5℃
イソブタンは気化温度が約-11.7℃
という事で、イソブタンの方が低い温度下でもガスが気化しやすく燃えやすいので冬山や高度が高く気温の低い山ではより信頼性がありますね。
ただし、BICライターの欠点としては残りのガス容量が見えないのでそこだけ注意が必要です。
■登山に持っていくならフリント(火打石)式
ライターの着火方法には発火石をやすりで削って飛ばす「フリント式」と、スイッチを押す事で電気の火花を発生させる「電子式」があり、BICライターでもそれぞれ商品が出ていますね。
電子式の方がスイッチをカチッと押すだけで簡単に火が点き石の減りなども気にせずに使えて便利ですが、登山の場合は2000mを越える高山や寒い場所では気圧や気温の低下によって発火できなくなることがあるようです。
フリント式やマッチなら高山や低温下でも発火できるようなのでこちらを選んでおいた方が無難ですね。
ただし、やすり部分が濡れると発火しにくくなるという欠点はあるので濡らさないように携行した方が良さそうです。
そして最近のライターでは子供が遊んで火を点けて火事になったり事故になったりといった誤使用を防ぐ為にCR(チャイルレジスタンス)機構が付いていますが、BICライターはやすり部分にカバーが付いていて少し押し込むように操作しないと着火できないようになっていました。
しかしこれは自分が操作してみた感じでは、たまにほんの少し引っ掛かるような感じはあるものの大人が普通に火を点ける操作をする分にはほとんど気にならないくらいだと思いました。
という感じで以上、BICライターの紹介でした。
山に登っていざバーナーに火を点けようとしたら点かなかったり、万が一の事故・遭難時に「使えない!」という事が無いようにしたいですね。
自分も「お金を掛けずに山を楽しむ」をモットーに安いアイテムなどから登山を始めた身ではありますが、少しずつ道具もレベルアップして高い山にも挑戦していきたいと思います(^-^)
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