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内海とうき

Author:内海とうき
2016年5月から山に登り始めた登山初心者です。

新潟県の真ん中辺りを拠点にとりあえずは難易度の低い低山を色々と登ってみたいと思っています。

モットーは「お金を掛けずに山を楽しむ」(笑)

2020年11月からキャンプも始めてみました。

どうぞよろしくお願い致します。

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2017年12月24日 護摩堂山 登山 遊歩道&三角点経由

2017年12月24日
今年も残り少なくなり天気も優れない日が多いのでもう山に行けずに終わるかなと思っていましたが、この日は久しぶりに晴れとまではいかないものの雨の降らない曇りという天気で山に行ってこれました。

この日も家を出れるのが午後からになってしまったので、あまり難易度の高い山や時間の掛かる山は行けないなという事でアクセスもしやすく難易度も低くサラッと歩いてこれる田上町の護摩堂山へと行く事にしました。

車を走らせ護摩堂山の駐車場に着いてみると、午後にしては多いかなといった台数の車が停まっていました。

もっと早い時間には満車にもなっていたようで、やはり数少ない登山チャンス日という事でみんな登りに来られたのかもしれませんね。





車の所で準備をしているとパラパラと下山してくる人もあり、入れ替わるように登山口へ。

ここから登山スタート。




この日も悪路が予想されたので長靴での登山でした。

下山してきた他の人達の足元にも目をやると同じように長靴の人が結構いましたね。
新潟県の低山では長靴での登山は結構メジャーです。





登り始めて数分の展望スペースで景色をパシャリ。

空は曇りですが、雨の降る可能性は低そうな薄曇りでした。





登山道は落ち葉の絨毯といった感じ。

上を見上げると枯れ木のシルエットも綺麗でした。





遊歩道との分岐。

今回は本道から少し迂回する遊歩道の方を歩いて登ろうと思っていたのでここからベンチの後ろの道へと進みました。




遊歩道に入ると少し山らしい道に。

路面の状況もグチャグチャにぬかるんだ所もありましたが長靴なのでなんのその♪
しかし緩んだ泥の上はにゅるんにゅるんと滑りやすくて歩きにくくちょっと怖かったですねf(^o^;)





こんな路面だったら遊歩道に入ったの間違いだったかな…なんて思いかけましたが、しばらく進むと本道と合流。

本道は頂上付近の茶屋の方の車が通る事もあり砂利敷きでしっかりしているのでぬかるみを歩いた後だと特に歩きやすく感じましたね。





と言いつつ、次の分岐路も右の遊歩道に入ります(笑)

右の道に入ると更に二手に分かれていますが、一番右の道を通りました。





こちらの遊歩道も若干ぬかるんだ所はありましたが、先ほどの所よりはマシな感じで中腹のトイレと東屋の裏からまた本道に合流となりました。

こちらの東屋に着いた所で身体もだいぶ熱くなっていたので上着を脱ぐなどしつつ小休憩を取りました。

そして今回はせっかくなのでこちらのトイレの中の写真も撮ってきてみました。
これから護摩堂山に登ろうかなと思われた方の参考になれば幸いですが、あまり見て気持ちのいい写真でもないのでどんなトイレか見たい人だけ見れるように文字クリックで写真が見れるようにします。
トイレの中
個室
山の中とは思えない、水洗トイレとなっています。
男性用便器が二つと個室が二つ、外には手洗い用の水道と、ついでに東屋の横にも水飲み用の水道もあります。
この辺が女性や登山初心者でも登りやすい要素のひとつかと思いますね。





そして東屋から今回通ってきた方の道を振り返ると、木々の奥には薄曇りの中に太陽が少し出ていました。

なかなか綺麗な景色…でしたが、日暮れの時間も近づいていたのでちょっとだけ焦りましたf(^-^;)





東屋を出発して数十メートル進むと頂上とは別の所にある三角点への分岐。

今回はこちらも右へ曲がって三角点を経由して行く事にしました。





ここからはまた山らしい細い道。

片側が斜面になりぬかるみで滑りやすいので慎重に歩を進めました。





祠の所まで来ると、ちょうど背景に夕日が来ていい感じ。

晴れてたらもっと良かったかも。





祠から少し進んだ所ではコースの奥に切り立った岩の壁やゴロゴロとした岩が転がっている所がありました。

護摩堂山はむかし”石切り場”などで石の切り出しが行われていたとの事ですが、もしかするとここでも石の切り出しがされていたのかもしれませんね。





そこから更に進むと、”く”の字に曲がった所からいよいよ急登ポイント。

写真右下には「三角点」と書かれた小さい道標があります。





前回護摩堂山に登った時は下山時にこちらの道を通ったので大体のイメージはできていましたが、やはりなかなかパンチのある登りでした。

急角度の登りに加え路面のぬかるみもあったので滑りそうで怖かった。
慎重に足場を選びながらの登りとなりました。





しかし急な所の距離は思っていたよりも短い感じで、時間にしても数分ほどで突破。
そして空が明るくなり三角点の所にある立て札も見えてきました。






三角点に到着。

それほど広くないスペースに三角点とそのコース案内が書かれた立て札があるだけです。
前回の7月に来た時は周りの草木が茂り眺望のない場所でしたが、木の葉が落ちたこの時期はちょっと眺めが良くなりますね。
枯れ木の向こうには五泉市方面の景色が広がっていました。





三角点をチェックした後は更に頂上に向かって進みます。

アップダウンのある尾根道を通りますが、こちらの道もぬかるんだ所が多く下りになる時には滑りやすそうでまた怖かった…。





しばらく進むとUの字に分かれた印象的な木がありました。

護摩堂山 三角点 案内図によると「又杉」というのかな?
この時の現地では木の左側を迂回するトレースがあったのでそちらを通りましたが、後で写真でよく見たら木の間を跨ぐ所にもトレースがありましたね。
今度行く時は木の間を通ってみよう(笑)





片側が急斜面になっている細い所も。

ここもぬかるみが凄くてちょっと怖かった。





そして分岐路となりました。

左の道へまっすぐ行くとすぐに本道と合流する場所に出ますが、右の上の方にも道がありその先に何かあるようだったので今回は右に行ってみる事にしました。





右の道を少し登ると…なんだこれは(◎_◎;)

アンテナっぽいのが上に付いてるようにも見えますが…謎のオブジェです。






謎のオブジェの裏手へとトレースが続いているようだったので辿っていくと大きな木の間をくぐる所がありました。

こんな所があったのか…。





木の間をくぐって少し下ると本道と合流になりました。

結構しっかりしたトレースがあるので割とメジャーな所だったのかな?





そして頂上へ到着となりました。

この時点で日没の時間となってしまった事もあり他に人影はなく頂上一人占めでした。





頂上から見える越後平野。

向こうには国上・弥彦・角田の西蒲三山がクッキリと見えました。
麓の辺りが霞がかっていたのが何だかいい感じでしたね。





頂上から周回コースに入り下山へ。

頂上の一段下にある「蔵屋敷跡」には倒木が横たわっていました。





更に下ると夏には綺麗な花を咲かせていた紫陽花の通り。

紫陽花の株もしっかりと冬囲いされていました。





紫陽花の通りから小道へ入った所にある祠の前からは五泉市方面の景色が開けます。

向こうには菅名岳・大蔵山。
こちらの山もいずれ挑戦したいですね。





あじさい茶屋は閉店。

しかし自分が登り始めてすぐの頃に茶屋の方の軽トラが下っていくのとすれ違ったので早い時間なら営業はしていたようですね。
確かこの時期は甘酒なんかも売っていたと思うので、また営業している時に来る事があったら寄ってみるのもいいかもしれません。





茶屋から更に二段下ると手洗い場とトイレがあります。

今回はこちらのトイレの中も一枚写真を撮ってきたので文字クリックで見れるようにします。
トイレの中
こちらのトイレは男女別になっているのでさすがに男性用の方しか撮れませんでしたが、どんなトイレなのか雰囲気だけでも伝われば幸いです。
こちらのトイレは水洗ナシのポットンタイプ。
外にある水場は手洗い専用で飲用はできません。





そして今まで行った事がありませんでしたがトイレの建物の奥の方に進むとそっちの方にも展望台などがあるようだったので今回は行ってみる事にしました。

トイレの奥には「馬場跡」という広場があり、その先に一段上へと続く階段がありました。





階段を登ると展望台に到着。

こちらにもベンチ、その奥には頂上にあるのと同じような紫陽花がモチーフの東屋などもありました。





こちらの展望台からの眺めは…結構木が多いのであまり良くはないかなといった印象でしたf(^-^;)

新潟市側が見える方は多少開けている所もありましたが。





展望台の付近を少し散策すると分岐路がありました。

どうやらここから大沢公園の方へと行けるようですね。
ここから隣の高立山や菩提寺山へと縦走できるのかな?
こちらもいずれ行ってみたいですね。





暗くなってきてしまったので下山へと歩を進めました。

「石切り場」の前を通って。





見通しが悪くなってきたので下山はヘッドライト使用。

中腹の東屋を通過。
下りは寄り道せずメインルートをまっすぐ下りました。





ふと見上げると空には月が出ていました。

なかなかいい感じ。
しかしこの頃には少し風が強くなり木の葉を揺らしてガサガサ・コンコンと物音を立てたので「もしや動物!?」と警戒し、ちょっと心細さを感じてしまいましたね。
見通しの利かない暗闇の山の中ではどこに危険が潜んでいるか分からない、無事に帰らないといけないと思うと緊張感も高まります。
人のいなくなった山の中では熊と遭遇する確率も上がるかもしれないので所々で手をパンパンと打ち鳴らしながら歩を進めました。





そんな下山の途中にはふと横に目をやると枯れ木の間からは平野部の夜景が見えていました。

こちらも春夏秋の草木が茂った時期だと見れない景色なのであまり期待はしていませんでしたが、思いがけずいいものを見れました。
やはり山は季節や時間帯によっていろんな景色があって面白いですね。





登りでも寄った、登山口から数分の展望スペースでは景色も少し開けいい景色を見れました。

写真の方は三脚などなく手持ちで撮影だったのでちょっとブレてますがf(^-^;)





そして登山口・駐車場にゴール。

スタート時は結構あった車もさすがにすっかり自分の車だけを残してガラガラになっていました。
車にザックを下ろし、駐車場奥にあるトイレの外には水道とブラシがあるので長靴を洗って帰宅準備。





そしてこの日は頂上などでゆっくり休憩を取る事が無かったので、駐車場でお湯を沸かしてあったかいコーヒーだけ飲んでから帰路へとつきました。

そんな感じで護摩堂山登山 遊歩道&三角点経由でした。


今回撮ったコースや風景の写真を動画にまとめてみました。
ブログの記事内で使わなかった写真、特にコース写真なんかはこちらに細かく入ってますのでよろしかったらご覧ください。



天気:曇り
人数:1人
コース時間まとめ
登山口 15:33
中腹トイレ・東屋 15:57~16:04
三角点 16:21
頂上付近 16:33~16:53
中腹トイレ・東屋 17:02
登山口 17:23


あわよくば年末にもどこか登れないかなと思っていましたが、天気やスケジュールの都合でこの護摩堂山が2017年の登山納めとなりました。
今年一年ブログを見に来て下さった方々、本当にありがとうございました。
来年もマイペースではありますが登山やら何やら色々とやっていこうと思いますのでまたお付き合い頂けたら嬉しいです。
それでは皆様よい年をお迎え下さい(^^)ノシ

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