『国連制定の「ホロコーストの日」の1月27日』
連合国(UN)が勝利した1945年の第二次世界大戦終了から60年後の2005年に、ポーランド南部にあったナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所がソ連軍によって解放された1月27日を、国連(UN)が国際ホロコースト記念日と定めている。
日本人的な常識では『人の噂も75日』で、何があっても大抵のものは数ヶ月で、長くても数年で忘れられる。
我が国では . . . 本文を読む
『日出る勢いの中国と「日」没する日本』
日本経済は冷戦崩壊後の25年間、アメリカのグローバリズム(新自由主義)で穏やかに死につつあるが、対照的なのが冷戦崩壊後に(同じく新自由主義で)大きく躍進している中国である。
日本では1997年に消費税をたったの2%増税(3%から5%)しただけでも影響は凄まじく、97年の521兆円を最大値(ピーク)にして、デフレが進行し経済が縮小、国内総生産(GDP)の . . . 本文を読む
『輸送艦ではなく強襲揚陸艦だった「おおすみ」』
フランス海軍のミストラル級強襲揚陸艦4隻がロシア海軍向けに建造されている。ロシア海軍は、『2008年のグルジア紛争の際に、黒海艦隊の輸送能力の不足で増援部隊の揚陸に26時間を要したが、ミストラル級だと同任務を40分で遂行できる。』と揚陸能力や機動性向上に期待している。
強襲揚陸艦とは、人員や物資の輸送を目的とした艦船のうち、岸壁などの港湾設備に . . . 本文を読む
『極悪プロパガンダ』
1月16日付け毎日新聞コラム 『Dr.中川のがんの時代を暮らす』(83)では『期待大きい「がん登録制度」』と題して、『昨年12月6日、特定秘密保護法が国会で成立した日、この法律の陰に隠れて、ひっそりと成立した重要な法律がありました』と、恐怖のがん登録推進法の法案可決をマスコミとしては初めて報道している。
それにしても日本を『後進国』扱いとは東京大学の中川恵一医師の主張は . . . 本文を読む
『戊辰戦争と咸臨丸事件』
咸臨丸(620t)は徳川幕府の洋式の軍艦としては、観光丸(外輪船)に次ぐ2番艦であるが、洋式のスクリューを装備する船としては初の軍艦でオランダで建造されている。
勝海舟など日本人だけで初めて太平洋を往復したことから名を知られるが、その後はスクリューや蒸気機関を外して純帆船として使用していた。
日本の軍艦で太平洋を初めて横断したのはサン・ファン・バウティスタ号で、伊達 . . . 本文を読む
『腹立たしいし、あまりにも馬鹿馬鹿しい』
7年前の第一次安倍内閣時代に自民党総裁選挙の公約だった靖国参拝が出来なかったことが『痛恨の極み』と言っていた安倍晋三が、再度(二回目)の首相就任した1周年目の12月26日に靖国参拝を決行したのは当然であり、その意味では迷惑ではあるが想定内の出来事で『安倍の靖国参拝』自体のニュース性は低い。
今回の中国韓国の猛烈な反発は想定済みであり、安倍内閣としては . . . 本文を読む
『100年前の世界、普仏戦争の敗戦国フランスと欧州一の工業国ドイツ』
100年前の1914年6月28日、サラエボで響いた一発の銃声が引き金となって、人類は未曾有の世界大戦に突入するが、欧米列強がお互いに潰し合う全面戦争をした原因が分かっているようで良く分かっていない。
開戦当時、人々は全員が『戦争は数ヶ月以内で終わる』と信じていたのである。(通信や交通、武器の発達の結果、当時の戦争は数ヶ月の . . . 本文を読む
『二度あることは三度あるか、それとも三度目の正直か』
ヨハネ黙示録の世界の最後の日(ハルマゲドン)の1999年12月31日や、マヤ暦の最終日の2011年10月28日は大外れで世界は何事もなかったが、北欧神話ではもう一つ(三度目の正直)の『世界の終り』の日が古くから言い伝えられている。
北欧ヴァイキングの神話のラグナレクの日(世界の終わり)は2014年2月22日なので、後五十数日しかありません . . . 本文を読む