『臓器移植を増やす心算だった改正臓器移植法の全面施行で減り続ける臓器提供者』
『心停止後の移植、激減 提供まで時間、医師敬遠か』
改正臓器移植法が施行された2010年以降、脳死したドナーからの臓器提供数は、それ以前に比べ年平均6倍以上に増えた。一方、15歳未満の小児からの臓器提供は7例(うち脳死判定基準がより厳格な6歳未満は3例)にとどまり、心停止後のドナーも含めた臓器提供の全体数は10年前後の . . . 本文を読む
『脳死=人格の死』には、すべての皆さんの考え方は一致しているので、これは間違いないでしょう。
脳死判定とは、
(1)深昏睡。(2)瞳孔固定。 (3)脳幹反射の喪失。(4)平坦脳波。(5)自発呼吸の消失。の五つであるがこれ等では確かに脳の機能停止(自己の喪失)状態の判定は出来る。
しかし『機能停止=死んでいる』と言えるだろうか。?
例えば、指が動かないからといって、血流が満足に行われて指の . . . 本文を読む
『大雪山系の大量遭難』
北海道大雪山系トムラウシ山周辺での10人死亡の夏山としては史上最大の遭難事故のニュースを聞いて感じたことですが、
自分の責任で山を登るのではなく、深田久弥が選んだ百名山をいくつ登ったかという『アリバイ作り』に近いは愚かな行為で残念で成らない。
今回の遭難者は全員が60代。
参加者でルートを事前に歩いたものはいない。
山岳団体ではなく観光会社のツアー客。
登山なら必ず有 . . . 本文を読む
『世界基準の胡散臭さ』
世界で広く行われているのだから『グローバル・スタンダード 』は絶対に正しく、未だ実施していない日本は遅れている、との論が『誠』であるかの如き(置かれている条件を無視した)議論がまかり通っている。
今国会では、児童ポルノの単純所持を禁止していないのは日本だけ(日本は遅れている)なる珍論が展開されているが、日本は、イスラム諸国を除けば先進国唯一の大人のポルノ禁止国なので . . . 本文を読む
『もう一つの現実』
世界最大の企業であるGMの自主再建が躓いたのは医療保険問題だと報道されています。
全てが民間の営利医療保険に頼っているアメリカらしい話ですね。
退職者家族の医療保険を企業退職後も一生GMが面倒をみるとの労組の条件は、最初聞いた時は『なんとも無茶な』と思ったが、よく考えると労組(労働者側)の主張の方が当たり前で常識的である。
なぜなら、退職した高齢者は退職前の企業が面度 . . . 本文を読む
本当に移植医療は患者を救うのか?
と題して当ブログに晴耕雨読の早雲さんから下記の趣旨の資料をいだたきました。
『移植の延命効果は限定的』
脳死者から臓器の呈供を受けて移植してもらった人は、かなり長く、巧く行けば健康な人と同等に長生きできる、と思い込んでいる者が多いが、
実は、被移植者の平均余命は健康人に比べてかなり短いことを、全米臓器移植機構2003年8月公表の統計が示している。
移植さ . . . 本文を読む
脳死とは人体という生命の『死』と言えるのか
脳死者が『不可逆的に死につつある』との認識では、移植A法案に賛成反対にかかわらず日本人の全ての皆さんの意見は一致している。
一致していないのは脳死者の臓器移植問題です。
『脳死』移植実施のための『生死の線引き』が無くては全ては動かない。
今回、脳死者の臓器移植問題が無ければ、何ら問題は起きていません。
死の判定問題は別問題ではなく話の根幹部分です。 . . . 本文を読む
日本では100万人以が毎年死ぬが、『脳死』はこれまでの死の三兆候の心臓死に至るプロセスで、ごく稀(年間数千例)に起こる現象で、誰にでも必ず起こる話では有りません。(心臓死なら全ての人が最期にはそうなる)
この話には何とも違和感を感じざるを得ない。
『以前の死刑論議との共通点』
以前護憲派のブログで、光市事件に関して死刑問題を真剣に論じられていたのと同じ様な違和感ですね。
今では何倍にも増えて二 . . . 本文を読む
『臓器強奪法案?』
8時間の委員会審議で今までの『人の死は心臓死』を変更。『脳死は人の死』とする臓器移植法改正案A案が18日衆院で可決される。
翌19日には、海外での自衛隊の武力行使に道を開く「海賊対処」派兵新法、租税特別措置法、改定国民年金法が参議院の議決を無視して衆議院が郵政選挙の賛成多数で成立させる。
一日に衆議院が参議院議決を覆して三つも法案を成立させたのは初めての出来事です。
『各党 . . . 本文を読む