『60年前の独立記念日』
国家も国民も、誰も祝うものが無い(誰もが忘れて仕舞いたい国辱的痛恨事の)不思議な独立記念日が今年もやって来た。
60年前の1952年4月28日。
この日、サンフランシスコ講和条約(付属の裏条約としての日米安保条約)が発効し、米軍全面占領下の日本国は念願の独立を名目上果たし、国際社会に復帰している。
日本の独立自体は喜ばしい話だが如何せん。時期が悪すぎた。
1945年 . . . 本文を読む
『小沢無罪』=『東京地検特捜部+マスコミの致命的な汚点』
陸山会事件で政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)に対し、東京地裁は26日午前、無罪(求刑・禁錮3年)の判決を言い渡した。
禁錮3年の犯罪容疑の『虚偽記入』の内容とは、政治資金報告書に会計責任者の小沢氏秘書石川知裕衆院議員(38)が土地代金4億円の払込日ではなくて、翌年の登記完了日を記載していた事実を指す . . . 本文を読む
『ここ数年で最も判りやすいお馬鹿ニュース』
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、野田首相へのインタビューをもとに『日本は難しい決断ができるか』と題する記事を掲載した。
記事では、首相が取り組んでいる四つの「困難な問題」として、消費税率引き上げ、原発再稼働、沖縄の米軍基地再編問題、環太平洋経済連携協定(TPP)参加を挙げた。
首相はこれらに同時に答えを出そうとしているとし、『ここ数年で最 . . . 本文を読む
『4月11日韓国総選挙』勝ったのは誰か
日本に一番近い隣国である韓国の総選挙(定数300)が4月11日行われ、李明博政権与党セヌリ党(旧ハンナラ党)が45.4%の得票率で過半数ぎりぎりの152議席を得ている。
(当選者2人が選挙後に醜聞で離党。セヌリ党の議席数は150となり、単独過半数から滑り落ちた)
旧ノムヒョン政権与党で野党第一党の民主統合党が2位の39.91%を得て改選前の80議席から . . . 本文を読む
『吉本真理教』
怪しげた似非論理をもてあそんだ挙句に悲惨な内ゲバ殺人を引き起こした極左の暴力事件を全面肯定したり、
同じ論法で、オウム真理教の地下鉄サリン事件後に主犯の麻原彰晃を『現存する宗教修行者のなかで世界でも有数の人物』と親鸞になぞらえて天まで持ち上げたり、
小泉純一郎らの悪魔の碾き臼である新自由主義の『ニセ改革』を無批判に全面的に支持したり、
誰の眼にも『限界』が明らかな大量消費・大量 . . . 本文を読む
『右傾化・硬直化した日本の圧倒的な国民世論』
通常新聞やテレビなど不特定多数を対象とするマスコミ報道とは違い、インターネットは最初から記事に対し何らかのシンパシーを感じる読者が多く集まる仕組みがある。
その為に当該ネット記事を読んだ後では『一般平均』よりも必ず賛成意見が多くなる。(反対派が少なくなる)
それなら『北朝鮮を変える日本の役割は何か』(山田厚史の「世界かわら版」)の日本版太陽政策に対 . . . 本文を読む
『吉本隆明逝く』大槻義彦のページ3月19日
評論家 吉本隆明氏が亡くなった。
朝日新聞やNHKなどは大騒ぎ。『戦後最大の思想家』と持ち上げた。
1960年代後半から、新左翼運動のカリスマとなったので、私の大学院生時代から助手の時代には多くの左翼友人たちがこの人物にかぶれていった。
しかし、私はどうしてもこの人が好きになれなかった。
どこかニヒリズムのにおいがした。『真っ当な生き方』を心がけ . . . 本文を読む
『山田厚史の「世界かわら版」』
『刻々と迫るミサイル発射』
日本から見れば、大した軍事技術でもないし、周辺国との緊張を煽るバカげたことに映るが、彼の国では『これが我が国の生きる道』である。
『発射中止を』と伝えた中ロも核保有国。『やめた方がいい』の裏に、『新たな核保有国は認めない』という身勝手さも。
『何をしでかすか分からない恐ろしい国』が一般日本人の感情。しかし北朝鮮を嫌ったり、恐れたり . . . 本文を読む