実は恐ろしい『毎日新聞12月24日』メディア時評
何気なく読んでいると何でも無いが、実はとんでもなく恐ろしい事実が書いてある場合がある。
前回記事、『DNA傷つけるラドン』(2011年12月27日放射能と情報操作)で紹介した中川准教授の、『世界保健機関(WHO)によると、日本人の最大死因の肺がんの原因の3~14%が放射能被曝であり非喫煙者では呼吸による年間0・4ミリシーベルトの自然放射能の内 . . . 本文を読む
『Dr.中川のがんの時代を暮らす』DNA傷つけるラドン
(毎日新聞 2011年12月25日)
地表の下に広く存在して、大陸を支える岩石の大半は、御影石とも呼ばれる『花崗岩』です。
花崗岩は、ウランやトリウムなどの放射性物質を多く含みます。岐阜県や山口県で『自然放射線』が高いのは、花崗岩が大量にあるうえ、岩盤が露出している山岳地帯が多いためです。
日本の場合、花崗岩など大地から発生するガンマ線 . . . 本文を読む
向こう側の壁の小さな黒っぽい点を見て、『南京虫だ。』、『いや柿の種である。』と二人の男が言い争いになり双方が譲らず決着が付かない。
ところが今まで柿の種のように動かなかったこの赤褐色の虫が壁を這い回り出した。
さしもの大論争の黒白も、『南京虫』でけりが付いたと誰もが思うのですが、何と悔し紛れに『歩いても柿の種だ。』とそれでも男は頑固に言い張ったという。
『歩いても柿の種』は自分の主張の一貫性と . . . 本文を読む
『三題噺ならぬお粗末朝、韓、日、徹の3・5題話』
2011年12月17日、北朝鮮のトップであるキムジョンイル(金正日)軍事委員長(総書記)69歳が視察旅行中の鉄道列車内で心筋梗塞にて死去したという。
しかし北朝鮮の現職の最高指導者の死亡が公式に明らかにされるのは二日後の12月19日の正午である。
その間、韓国や日本などの外交・情報部は、何の情報も入手していた形跡が無い。(『まったく気が付かな . . . 本文を読む
福島第一原子力発電所事故の核心(2011/12/15)
山口栄一同志社大学教授,ケンブリッジ大学クレアホール客員フェロー
福島第一原子力発電所事故の本質を探るという目的でFUKUSHIMAプロジェクトを立ち上げたのは、2011年4月のことだった。
賛同者から寄付金を募り、それを資金に事故の検証を進め、その結果を書籍というかたちで公表するという枠組みである。
この活動の一環として、5月には . . . 本文を読む
愚樵さん、今回の『愚樵空論』【強欲】とは「強いられた欲望」のことである その4(2011-12-18)のコメントは幾ら鈍い私でも『相手に対する敵意』との、コメントの言葉の真意が久しぶりに良くわかる。
当方の『逝きし世の面影』に送られてくる不思議な理解に苦しむ愚樵さんのコメント群の真意を、今までは測りかねていたのですよ。
最初から『反米で歪んだ間違いだ。アホか』などと自分の感情を正直に書いて . . . 本文を読む
『福島第一原発 「事故収束」首相が宣言』2011年12月17日
野田佳彦首相は十六日、政府の原子力災害対策本部の会合で、東京電力福島第一原発で原子炉を安定して冷却する「冷温停止状態」を達成し、事故収束に向けた工程表「ステップ2」が完了できたとして「事故そのものは収束に至った」と宣言した。
三月十一日の事故発生から九カ月余り。記者会見した細野豪志原発事故担当相は、今後は住民の帰還に向けた対策に . . . 本文を読む
『ネット今年の漢字2010が決定! 2010年、今年の漢字は「呆」』
今年の漢字に理事長親子が逮捕され禁固刑が求刑されている悪名高き『日本漢字能力検定協会』の選んだ文字は『絆』だが、ネットが選べば間違いなく『呆』の一字である。
今年の一字が『絆』に決まったらしいが、 絆の語源は犬などをつなぐ綱で、この今年の漢字の『絆』とは、絶ち難い『いとおしい束縛』のことでしょうか。
当方の『逝きし世の面影 . . . 本文を読む
ベント配管、地震で破損か 東電社員、保安院に説明(2011年12月6日朝日新聞)
経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第一原発事故を受けて同社社員らに対して実施した聞き取り調査結果のメモを公表した。原子炉格納容器内の気体を外に逃して圧力を下げるベント(排気)を実施する際、配管が地震で壊れていたために操作が難しくなった可能性を指摘する社員がいたことがわかった。
『ベントが水素爆発 . . . 本文を読む
『一川防衛相の問責決議を可決』
12月9日自公両党は、1995年沖縄で起きたアメリカ軍兵士による12歳少女に対する集団暴行事件について『詳細には知らない』と発言した一川防衛大臣に対し、『自覚と資質が欠如している』として問責決議を提出、参議院本会議で賛成多数で可決される。
沖縄防衛局の田中聡局長は11月28日夜、報道陣との非公式懇談会の席で、米軍普天間飛行場代替施設建設の環境影響評価(アセスメ . . . 本文を読む
直近の内閣府が行った外交に関する世論調査によると米国に対して『良好』(友好的)と感じる日本人は8割を超え(82%)調査開始以降、最高の数値を記録した
対照的に中国には7割(71.4%)が『悪い』と思っているらしい。
メディアは原因として3・11での米軍のトモダチ作戦の影響と、急激に発展する中国に対する警戒感が原因していると解説している。
トモダチ作戦のために日本がアメリカへ払った高額の経費(日 . . . 本文を読む
『給食基準40ベクレル』文科相、一転容認(2011年12月7日水08:00産経記事から)
12月1日、文部科学省(森裕子副大臣)が学校給食の食材に含まれる放射性物質濃度は『1キロ当たり40ベクレル以下を目安とする』との文章を前日の11月30日に東日本の17都県の教育委員会に配布したと記者会見で発表する。
ところが翌日の12月2日には中川文科相が、『給食の基準との誤解を招いた』と前日の配布文 . . . 本文を読む
『配布済み学校健康教育課文章を否定する文科省大臣とマスコミ』
中川大臣やマスコミは嘘も休み休みに言って欲しい。
東日本地域の学校給食の文科省目安『40Bq/kg以下』は間違いだった!と12月3日の読売新聞などマスコミが言い出した。
12月1日の日本テレビ(読売系列)の報道は『間違い』で、文部科学省の説明に誤解を与える表現があったとか。
読売記事では、
文部科学省が地方の教育委員会に通知したの . . . 本文を読む
『感受性の高い子供が食べるから』学校給食の40Bq/kg以下との文科省指針の説明を行う森文部科学副大臣
『1年間なら危険な日本の暫定基準値』責任者が無責任答弁
日本国内で今、不思議な話が連続している。
日本の暫定基準値は極端に高いが、とうとう原発を管轄する枝野経済産業大臣も福島第一原発事故から8ヵ月後の11月8日の衆議院予算委員会答弁で、『万が一、一回か二回』なら直ぐには健康に影響はなく安 . . . 本文を読む
『日本が西洋覇道の鷹犬となるか、東洋王道の干城となるか』
今年は1911年の辛亥革命から丁度100年目の記念すべき年である。
欧米の番犬として『覇道を歩むか。』アジアの一員として『王道を歩むか。』との大日本帝国や日本人に対する孫文の言葉は、今の日本国に対する言葉として考えても何の違和感も無く十分当て嵌まる。
この言葉は、アメリカの原爆とソ連軍参戦での無条件降服の未来(1945年の国家破滅)に . . . 本文を読む