(福島第一原発事故、放射性物質の海洋汚染状況のシュミレーション)
『世界は分けてもわからない』
個々の人間の認知能力には限界があり、大きな対象をあれもこれもと総合的に全体を丸々正しく理解することは非常に困難である。
対象物(物事)を深く理解する必要がある場合には、『丸々(全体を)そのまま総合的に検証する』の正反対の、出来る限り細分化して(部分を)緻密に観察・検証する。
例えば人体を細かい部 . . . 本文を読む
『東大話法のトリック』
学識豊かで、丁寧で、語り口もスマートなのに何かおかしい。『原子力ムラ』の人たちを取材してきて、そう感じていた。
そんなモヤモヤを晴らしてくれる人がいると聞き、会いに行った。
「原発危機と『東大話法』」が話題の東京大学東洋文化研究所教授、安冨歩さん(49)。
『エクスキューズ』
<世界は、人類が地球環境と調和しつつ平和で豊かな暮らしを続けるための現実的なエネルギー源と . . . 本文を読む
『警察庁のまとめ』
3月21日、警察庁のまとめによると、3・11大震災による人的損害は死者行方不明者合計数が3・11東日本大震災以後で19000人を初めて割り、18997人になりました。
内訳が死者15854人、行方不明3143人。
3千人超の膨大な行方不明の最大原因は、大津波の引き波により多くの人々が海に持ち去られて、太平洋岸の海底の捜査活動が困難を極めている結果ですが、甚大だった岩手県宮 . . . 本文を読む
加藤周一1919年~2008年(大正8年~平成20年)
日本人を『一言』で説明すれば、『国学』の本居宣長以来『日本人とは何か』との問いを、しきりに発して倦むことがない特異な国民であるといえる。
わが国で『日本人とは何か』という問いが繰り返されるのは、実は日本人であることが、何を意味するかが、はっきりしないところが原因している。
なぜはっきりしないのか。
日本人は、例えばイギリス人にとってのフ . . . 本文を読む
日銀・白川総裁『インフレ目標、中長期的視点を重視』
日本銀行(白川方明総裁)は2月14日の金融政策決定会合で1%のインフレ目標の導入を決めた。
あわせて資金供給枠を10兆円増やし、金融緩和にも踏み切った。
白川総裁は、インフレ目標を『中長期的にみた物価や経済・金融の安定を重視した』政策と指摘。
インフレ・ターゲット政策の目標が中長期的な視点に変わりつつあると強調。デフレ脱却に向けて成長力強 . . . 本文を読む
大槻義彦のページ『民間(原発)事故調査委員会』
2月27日、東電原発事故、民間事故調査委員会(北沢委員長)の調査結果が発表されNHKのニュースなどで大きく報道されています。
ここでは主に菅政府、関係官庁の対応が幼稚で『子供のサッカー』と批判されています。しかし、この調査報告書は東電そのものの批判がほとんどありません(NHKなどの報道)。『東電はこの調査を拒否した』と報道されただけです。
肝 . . . 本文を読む